
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
この記事では、ドコモの人気格安SIM「ahamo(アハモ)」の開通手続き・設定方法を解説しています。
現在Androidスマホを使っているユーザーは、ahamoを利用する前にAPN設定も必要です。
また、SIM到着後に必要な作業や、圏外のまま繋がらない場合の対処法などもまとめています。
より簡単な電話での開通方法なども紹介しているため、ぜひ参考にしてください。
- ahamoで開通手続きする方法は3種類
- 電話での開通なら数分で完了
- AndroidスマホはAPN設定が必要
- 商品出荷日から15日を過ぎると通知なく自動的に開通
※ahamoでは、一部ご利用できないサービスがあります。※ahamoはお申込みからサポートまで、オンラインにて受付するプランです。ドコモショップなどでのサポートをご希望の場合は、「ahamoWebお申込みサポート(※2)」(税込3,300円) をご利⽤ください。なお、お申込み時の端末操作はお客さまご⾃⾝で実施頂きます。また、端末初期設定およびデータ移⾏などは本サポートの範囲外となります。端末初期設定およびデータ移⾏の補助をご希望のお客さまは「初期設定サポート(有料)(※3)」を別途お申込みください。※2お客さまのご要望に基づき、ahamo専⽤サイトからのお申込みの補助を⾏うものです。※3お客さまのご要望に基づき、ahamoアプリおよび専⽤サイトからのお⼿続き補助を⾏うものです。※サイトメンテナンス中など、受付できない場合がございます。※月額料金は機種代金別途です。
ahamoで開通手続きする前の準備
画像引用元:ahamo
ahamoを利用するために不可欠なことは、開通手続きです。
これはドコモユーザーの人でも、これまでの回線からahamoの回線に切り替えて使うために必要です。
ただ開通手続きまでの準備は、各々の状況によって変わってきます。
ドコモの料金プラン変更(機種変更あり)
ドコモユーザーの人がahamo契約+機種を購入した場合、以下の手順となります。
- 商品到着後の確認
- データの移行
- SIMカードの取り付け
ドコモの料金プラン変更(機種変更なし)
ドコモユーザーの人がahamo契約だけした場合は、特に大きな準備はありません。
SIMカードは、現在使っているものをそのまま利用できます。
ただし、開通手続きは改めて必要になるため注意してください。
また契約状況によっては、新しいSIMカードが送られてくることもあります。
その場合は案内に従って、スマホのSIMカードを新しいものに入れ替えてください。
ahamoへMNP・新規契約(スマホのセット購入あり)
ドコモユーザー以外の人がahamo契約+機種を購入した場合、以下の手順となります。
- 商品到着後の確認
- データの移行
- SIMカードの取り付け
- APN設定
データ移行は、旧機種から新機種へ移行したいデータがあれば行いましょう。
なお、仮にデータ移行を行わなくてもahamoの利用には問題ありません。
APN設定
Androidスマホでahamoを利用する場合は、APN設定が必要です。
なお、iPhoneでは必要ありません。
設定方法は後述します。
ahamoへMNP・新規契約(SIMのみ購入)
ドコモユーザー以外の人がahamoの契約だけをした場合(スマホを購入しなかった場合)、以下の手順となります。
- SIMカードの取り付け
- APN設定
APN設定
SIMのみの場合でも、Androidスマホでahamoを利用する際はAPN設定が必要です。
iPhoneの方は、この手順は飛ばしても問題ありません。
設定方法は後述します。
ahamoで開通手続きする方法
画像引用元:ahamo | アハモ
スマホに新しいSIMカードをセットしたら、開通手続きを行いましょう。
ahamoで開通手続きする方法は3種類あります。
順番にみてみましょう。
- 公式サイトから開通する
- 公式アプリから開通する
- 電話で開通する
①公式サイトから開通する
公式サイトから開通する方法は以下の通りです。
アプリからの開通とほぼ同じのため、どちらでも大丈夫です。
- ahamo公式サイトにアクセス
- 「ログイン」をタップ
- 「配送状況・開通へ」をタップ
(ドコモからのプラン変更の場合は「開通(利用開始の手続き)へ」をタップ)
- 「受付番号」「連絡先電話番号」「暗証番号」を入力して「ログイン」をタップ
- 「切り替え(開通)」をタップ
- 開通情報を確認して問題なければ「開通する」をタップして完了
公式アプリから開通する
公式アプリから開通する方法は、下記の通りです。
公式サイトからの場合とほぼ同じのため、どちらか好きな方から行ってください。
- ahamo公式アプリを起動
- 「規約に同意して利用を開始」をタップ
- 「配送状況・開通へ」をタップ
(ドコモからのプラン変更の場合は「開通(利用開始の手続き)へ」をタップ)
- 「受付番号」「連絡先電話番号」「暗証番号」を入力して「ログイン」をタップ
- 「切り替え(開通)」をタップ
- 開通情報を確認して問題なければ「開通する」をタップして完了
電話で開通する
スマホから「1580(局番無し)」の切り替え専用ダイヤルに発信することでも行えます。
利用するスマホ以外から掛けても意味がないので注意してください。
通話料は無料で、24時間いつでもガイダンスが応答してくれます。
- 「ネットワーク暗証番号(数字4桁)」と「新しいSIMカードを挿入したスマホ」を準備
- 利用するスマホの電源をオン
- 利用するスマホから「1580」へ発信
- 音声ガイダンスに従い「ネットワーク暗証番号」を入力し「#」を押下
- 「開通いたします」というガイダンスを聞き問題なければ「1」を押下
- 「SIMカードを開通いたしました」というガイダンスが流れたら手続き完了
- 利用するスマホを再起動
ahamoのAPN設定の方法
Androidスマホでahamoを利用する場合は、ahamoの通信サービスを利用するための「APN設定」が必要です(自動で通信可能となる一部の端末では不要)。
iPhoneの場合は自動設定されるため手動で行う必要はありません。
細かな手順は機種によって異なりますが、大抵は「設定」から行えます。
今回はAndroid 11が搭載されているPixel 3で試しました。
- 「設定」をタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」をタップ
- 「詳細設定」をタップ
- 「アクセスポイント名」をタップ
- 右上の「︙」をタップ
- 「新しいAPN」をタップ
- 「名前」は任意のものを、「APN」は「spmode.ne.jp」と入力
- 右上の「︙」をタップ
- 「保存」をタップ
- APN一覧から今回保存したAPNにチェックを入れて完了
ahamoで開通できない時の対処法
画像引用元:ahamo
ahamoで開通手続きをしたのに圏外になってしまう場合、以下の方法を試してみてください。
ただし、どれも絶対に解決することを保証するものではありません。
- 一度機内モードをオンにしてから戻す
- 通話モードでVoLTEをオンにし再起動する
- 優先ネットワークを変更してから戻す
- ネットワーク設定のリセットを行う
- iPhoneなら構成プロファイルを削除する
- 「購入履歴」から開通手続きを試す
圏外の原因を特定するのは非常に難しいものです。
ユーザー側の問題ではなく、もしかしたら通信障害が起こっているのかもしれません。
これらを試してみても解決しないのであれば、公式に直接問い合わせてみましょう。
また操作方法は、OSのバージョンや機種によって異なります。
もちろんahamo対応機種を使っていることが大前提です。
一度機内モードをオンにしてから戻す
iPhoneでもAndroidスマホでも「機内モード」という通信を一時的にオフにする機能があります。
一度機内モードをオンにしてからオフに戻すだけで、ネットワークが再構築され解決するかもしれません。
iPhoneでは「設定」>「機内モード」でオンにできます。
Androidスマホでは「設定」>「ネットワークとインターネット」>「機内モード」でオンにできます。
通話モードでVoLTEをオンにして再起動
通話モードでVoLTEをオンにしてから再起動すると解決することもあります。
iPhoneでは「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「音声通話とデータ」>「VoLTE」でオンにできます。
Androidスマホを使っている方は、「設定」>「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「4G回線による通話」でオンに切り替えてください。
ただ、すでにオンになっているケースがほとんどかもしれません。
優先ネットワークを変更してから戻す
優先ネットワークを変更してから戻すことで解決することもあります。
「5G」「4G」「3G」といった選択肢がありますので、一度どれかに変更してから元に戻してみてください。
iPhoneでは「設定」>「モバイル通信」>「通信のオプション」>「音声通話とデータ」で変更できます。
Androidスマホでは「設定」>「ネットワークとインターネット」>「モバイルネットワーク」>「優先ネットワークの種類」で変更できます。
ネットワーク設定のリセット
ネットワーク設定をリセットすることで解決する可能性もあります。
iPhoneでは「設定」>「一般」>「ネットワーク設定をリセット」、Androidスマホでは「設定」>「システム」>「詳細設定」>「リセットオプション」>「Wi-Fi、モバイル、Bluetoothをリセット」からリセットできます。
リセット後は再度APNなどを設定する必要があります。
iPhoneなら構成プロファイルを削除
iPhoneの場合、前の通信サービスの構成プロファイルが残っていることが、上手く繋がらない原因になっているのかもしれません。
「設定」>「一般」>「プロファイル」から確認してみましょう。
上の画像では「LinksMate用iOS構成プロファイル」がインストールされていることがわかります。
タップすると「プロファイルを削除」ボタンが出てきます。
上記を削除することで圏外が解決することがあります。
「購入履歴」から開通手続きを試す
「DR-AL05-C23-200-18」というエラーが表示され開通できない場合があります。
こちらに関してはドコモオンラインショップの「購入履歴」から開通手続きを試してください、というahamo公式の案内が出ています。
その際の細かな質問はドコモのチャットサポートを利用するとよいでしょう。
ahamoで初期設定する方法
ahamoの開通手続きとAPN設定が終わったら、発信テスト用番号が用意されていますので、一度テストを行うとよいと思います。
発信テスト用番号は「111(通話料無料)」です。無事に繋がれば開通は完了しています。
続いてスマホの初期設定を行いましょう。
- Googleアカウントの設定
- ahamoで必要になるアプリをインストール
Googleアカウントの設定
ahamoではキャリアメールが有料になります。
そのため、別途メールアドレスを用意するといいでしょう。
Gmailなどの無料で使えるフリーアドレスがおすすめです。
Googleアカウントは「アプリフォルダ」>「設定」 >「アカウント」からも設定可能です。
ahamoで必要になるアプリをインストール
ここまで済ませればスマホを使うことができますが、ahamoを使うにあたって必要となる公式アプリも入れておきましょう。
dアカウント発行やdポイントクラブの入会、オンライン発行dポイントカード番号の登録は、今のところahamoの必須事項になっています。
次の4つはいずれも無料アプリです。
- d払い
- dポイントクラブ
- dアカウント
- ahamoアプリ
特に「ahamoアプリ」は、毎月のデータ使用量や支払金額を簡単に確認できるアプリです。
ahamoのボーダーラインである20GBまであとどれくらいなのかを確認するのにも役立ちます。
20GBを使い切ってしまった後も、アプリからすぐにチャージ可。
ほかにも各種サービスの追加や変更ができます。
ahamoの開通は電話でも簡単にできる!
この記事では、ahamoの開通手続き・初期設定の方法や開通できない時の対処法を紹介しました。
開通手続きは3種類あり、おすすめは切り替え専用ダイヤルへ電話する方法です。
ガイダンスによる案内であるため、オペレーターへ繋がるまで待つ必要もなくスムーズに完了できます。
また余談ですが、開通手続きはahamoからの商品出荷日から15日を過ぎると、スマホを受け取ったかどうかに関わらず自動的に行われます。
いずれにしても利用するためには初期設定などが必要です。
ahamo公式サイトや公式アプリには「チャットサポート(9:00~20:00年中無休)」もあるので、分からないことがあったら利用してみましょう!
- ahamoで開通手続きする方法は3種類
- 電話での開通なら数分で完了
- AndroidスマホはAPN設定が必要
- 通信が切り替わらない場合はネットワークリセットや再起動がおすすめ
- 商品出荷日から15日を過ぎると通知なく自動的に開通