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iPhoneシリーズ販売中のアップルから忘れ物を防止するスマートタグ、AirTag(エアタグ)が発売されました。
AirTagを入手しましたので、実際に使って分かったメリットやデメリット、価格や使い方などを徹底レビューします。
- 価格は3,800円とやや高め
- 届くまでに1週間〜1ヶ月かかる(5月5日現在)
- 設定はとても簡単
- 外でも家でも紛失した物を簡単に探せる
- AirTagから音も出せる
- 紛失モードなら誰かが見つけてくれるかも
- 厚みが気になる…
AirTagの価格
画像引用元:Apple(日本)
詳しいレビューに入る前に、まずは価格をみていきましょう。
AirTagの販売価格は1個3,800円です。4個入りも発売されていて、価格は12,800円とセットの方が2,400円もお得です。
忘れ物防止のスマートタグの中でも人気のTile(タイル)が1個2,480円ですから、AirTagは少しだけお高め。
ですがAirTagはアップル純正のスマートタグなため、iPhoneとの親和性を考えるとこの価格差はそこまで気にならないでしょう。
- 1個:3,800円
- 4個セット:12,800円
- 4個セットなら1個3,200円でお得!
AirTagの発売日
AirTagの発売日は2021年4月30日で絶賛発売中です。
予約開始の4月23日21時にアップル公式サイトから申し込みをしましたが、到着したのは5月2日でした。
AirTagは無料で文字や絵文字を刻印してくれるサービスがあり、こちらに申し込むと納品が遅れます。
5月5日現在、アップル公式サイトから購入した場合の到着日は以下です。
- 刻印なし:2021/05/14〜2021/05/18
- 刻印あり:2021/06/13〜2021/06/20
刻印をしない場合でもAirTagが手元に届くのは注文してから約1週間後になります。
刻印をした場合は1ヶ月後になるため、早く欲しい方は刻印なしを選択しましょう!
注文が殺到しているのか、手元に届くのにかなり時間がかかりますね。
AirTagでできること
そもそもAirTagとはなんでしょうか?
AirTagとは「あなたの持ち物をあっという間に見つける」ものです。
AirTagを紛失しやすい鍵や財布に付けておくことで、iPhone等の機器で探すことができます。
iPhoneだけでなく、iPadやiPod touchでも利用できます!
- 忘れ物を探す
- 忘れ物の正確な位置を示す
- マップで忘れ物までの経路を表示してくれる
- AirTagから音を出す
- 紛失モードで誰かが見つけてくれる
AirTagは忘れ物をiPhoneで探すためのアイテムです。
AirTagをつけた物をなくした場合、アップルマップ上でどこにあるか表示してくれます。
また経路を示してくれたり、部屋など近い場所でなくした場合は矢印で目的物の位置まで誘導してくれます。
さらにAirTagから音を出すことも可能です。
面白い機能が紛失モード。オンにしていると紛失者の連絡先を表示させることができます。
拾ってれた人がAirTagにiPhoneやNFC対応のAndroidをかざすと、電話番号などが表示されるため、連絡してくれるかもしれません。
AirTagの設定方法・使い方
AirTagの設定方法と、使い方をみていきましょう。
AirTagはとてもシンプルな設計をしていて、本体にボタンなどはありません。
本体は電池で動いているため、充電などは不要です。電池は1年以上持ち、ボタン型電池なので交換も簡単です。
AirTagの設定方法
まずはiPhone等からAirTagをセッティングしましょう。
設定方法はとても簡単で、iPhoneの近くにAirTagを置くだけです。
- AirTagのフィイルムタブを引き抜く
- AirTagをiPhone等に近付け「接続」をタップ
- 持ち物の名前を登録
手順1:AirTagのフィイルムタブを引き抜く
AirTagを包んでいるラップをはがして、フィルムタブを引き抜くことで電池が通電します。
するとAirTagから音が鳴ります。
手順2:AirTagをiPhone等に近付け「接続」をタップ
次にAirTagをiPhoneを近づけましょう。
iPhoneが反応して「接続」が表示されるのでタップします。
手順3:持ち物の名前を登録
持ち物に名前を付けて完了です。
名前は用意されたものからも選べますし、自分で名前をつけることもできます。
完了をタップすればAirTagが持ち物に紐付けられ、「探す」App に表示されるようになります。
注意:iOS14.5へのアップデートは忘れずに!
注意点としてAirTagはiOS14.5以降に対応しています。
必ずOSを最新にアップデートしておきましょう。
AirTagの使い方
AirTagの使い方はとても簡単です。
主に使用する3つの機能を簡単に紹介します。
- 家の中で紛失した物を探す方法
- 外で紛失した物を探す方法
- AirTagで音を鳴らす方法
家の中で紛失した物を探す方法
AirTagで物を探す場合、すべてiPhone等の「探す」アプリから行います。
上の「探す」アプリをタップしましょう。
アプリを開いたら「持ち物を探す」をタップしましょう。
今回は鍵を探してみます。鍵を選択した後に上の写真の「探す」をタップします。
紛失した物までの距離が表示されます。5m圏内にあることが分かります。
iPhoneを持ってウロウロすると、紛失した物に反応して正しい方向を示してくれます。
宝探しに近い感じですね。
ナビゲーションの通りに進み、無事に発見しました!
「正確な位置情報」にチェックを
iPhone側の設定の中に「正確な位置情報」という項目があります。
この項目にチェックを入れていないと、この機能が使えません。
オフになっていることが多いので、機能が使えない!!とお困りの方はここをチェックしてみてください。
外で紛失した物を探す方法
画像引用元:AirTag で鍵や財布などを探す – Apple サポート
AirTagは当然、外で紛失した物も探せます。
こちらも「探す」アプリから確認ができます。
紛失した物がどこにあるかを、上の写真のようにマップで示してくれます。
AirTagで音を鳴らす方法
AirTagから音を鳴らすことも出来ます。
「探す」アプリを開いて探したい物を選択して「サウンドを再生」をタップするだけです。
リンリンリリンと甲高い音がなります。
AirTagのメリット
画像引用元:AirTag – Apple(日本)
AirTagを実際に使用してみて感じたメリットをいくつあげてみました。
購入の参考になれば幸いです。
- iPhoneとの相性がいい
- 電池交換できる
- デザインがおしゃれ
AirTagのメリットはなんと言ってもiPhoneとの相性が良いことでしょう。
AirTagの隣にiPhoneを置くだけで設定は終わってしまいます。
また電池交換も自分で出来るため、長く愛用できるのもポイント高し。
デザインもシンプルでありながら洗練されていて、とてもおしゃれです。
刻印(無料)すれば自分だけのAirTagを作成することができ、愛着も湧きます。
AirTagのデメリット
画像引用元:AirTag – Apple(日本)
- 厚みがある
- 取り付けが困難なものも
- 傷がつきそう
AirTagの最大のデメリットは厚みでしょう。
AirTagのサイズは直径31.9mmで厚みは8mm、重量は11gです。
サイズは500円玉サイズなので気になりませんが、厚みがあるため財布などに入れるとかさばります。
またAirTag自体は剥き出しの状態なので、ケースがないと傷がつきそうですね。
というわけでケースを購入してみました。
購入したケースはアップル公式ストアで販売しているBelkin製のものです。
ケースをつけると厚みがさらに増してしまいます…。
ひとまずキーケースに付けてみました。
かさばったため、キーケースのポケット内にしまうことにしました。
AirTagをそのまま放り込む場合は問題ありませんが、カバンや財布など設置するものによってケースを変える必要があります。
AirTagはiPhone持ちなら1つは欲しい忘れ物防止アイテム!
AirTagを実際に利用し、使い方や気になる箇所をレビューしました。
AirTagは忘れ物を探すという点に置いては間違いなく優れたアイテムなので、購入して損はないでしょう。
厚みがもう少しだけ薄ければ満点なのですが…。
3,000円台と比較的購入しやすい価格帯なので、気になる方は1つ購入してみては?
- 価格は3,800円とやや高め
- 届くまでに1週間〜1ヶ月かかる
- 設定はとても簡単
- 外でも家でも紛失した物を簡単に探せる
- AirTagから音も出せる
- 紛失モードなら誰かが見つけてくれるかも
- 厚みが気になる…