Android OS(スマホ)で省エネ&携帯型Webサーバーを自作

  • 2015年8月27日
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Android OS(スマホ)で省エネ&携帯型Webサーバーを自作

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数月前に、アンドロイドタブレットを省エネサーバとして使う記事を書きましたが、あの方法は問題がいくつかあります。

 1. タブレットのモデルによって、Linuxをインストールできない場合がある
 2. サーバとしてPC用のLinuxを使うので、タブレットのタッチ機能に対応していない。つまりUSBのキーボードがないと設定できない。

ということで、Linuxが入ってるタブレットを省エネサーバとして使用するのには有効ですが、さすがに汎用性は低いサーバだと思います。

それに加えて、元々のタブレットの特長である可搬性が生かせないのも残念。

とても微妙です。

上記のことについて、よく考えて、新しいアイデアが出た 🙂

繰り返しになりますが、プロダクションウェブサーバとしてはLinuxを使用した方がいい。でも、開発サーバーレベルであれば、もしかして、アンドロイドでもいいんじゃない?

簡単にいえば、持ち歩きやすい開発環境サーバを作成するのはどうでしょう?

これは微妙じゃ無いです。

準備

とりあえず、必要なものを考えてみました。

1.ハードウェア(タブレットやスマホ)
 私の場合には、サムスン「SC-05d」

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2.WiFi(スマホのシェアリング機能)
3.SSHコネクション(必須ではない)

 私は「sftp/ssh daemon」とういうモジュールをダウンロードしましたが、「ssh server」モジュールの種類は多くあるので、お好なのを。

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4.Webサーバー!
 私は、「KSWEB」にしました。

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私のスマホのバージョンが「2.82」と結構古いので、Google Playで配信されているKSWEBの新しいバージョンとはメニューが少し違っています。

KSWEBとは?

ちなみに、KSWEBはどんなもの?
簡単に言えば、AL(N)MP!
A = Android OS
L(N) = LightHttpd及びNginx – ウェブサーバの種類
M = MySql – データベース
P = PHP – ウェブ言語インタプリタ

Web開発のフルパッケージ!これさえあれば、何もいらない(はず)。

まずは「Hello World」(お約束)

では、準備ができたので、先にsshを確認しよう。
Terminal→ssh ip address→connection でOK!

試しにphpコンフィグファイルを開いてみましょう。

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設定といえば「vi」と「shell」がお約束。でも慣れていない人もいて、直接パソコンとスマホを繋げて、パソコンのGUIエディターでコンフィグをいじる人が多いとおもいます。

しかし、このKSWEはヒューマンデバイスを前提に設計されているのでBの設定インタフェースも中々の優れもの。

ブラウザで「ip address:9000」

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このインタフェースを使ったらパソコンのエディターとかを使用しなくてもphpとmysqlの設定が簡単にできます。素晴らしい!
次のステップに、デフォルト設定を確認しましょう。
ブラウザで「ip address:8080」

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デフォルトページが出てきました!予定の通り。
おそらくこれで十分そうなので「index.php」ソースファイルをドキュメント・ディレクトリーに置いてみましょう。

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これをブラウザでアクセスすると…

来た!!!よし、完了!

終わりに

最後に、スマホのウェブサーバを使うシチュエーションについて考えたいと思います。
プロダクションウェブサーバとして、アンドロイドOSを使うのは多分やめたほうがいい。(いないか。)

急に、スリープモードになっったり、WiFiが消えてしまう可能性が高く、脆弱性の面でも不安が残ります。
特にスマホ用のOSはスマホ的な扱い方の為に設計されていますからね。

しかし、遅くてバーチャルマシンを立てておく余裕がないローエンドのWindowsパソコンでも、バーチャルマシンの代わりにスマホを使用することで、旅行先でも出張中でも開発できます。

「スマホしかない」とういう場合でも、phpコーディング結果がチェックできます。

なんと言っても、プレゼンテーションできるサーバーと考えたら活用方法は広がります。新しいスマホはほとんどがHDMIコネクトに対応しているので、パソコンがなくても、開発中の非公開サイトを見せることができます。

持ち歩きやすいサーバは、普通のサーバより機能が少なくても、便利なケースって多いと思うのです 😉

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