
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
この記事では、カメラ性能に優れたスマホをランキング形式で紹介しています。
SNSや動画サイトへ写真が投稿することが当たり前になった現在、スマホ選びでカメラ性能重視の人が増えています。
しかし、どのスマホのカメラがどれだけ優れているのか、買う前に判断するのは難しいところです。
そこで今回は、誰もが一目で性能をチェックできる客観的な指標に基づいたランキングを作成しました。
超一級品の最新・高性能カメラのスマホが欲しいという方は、ぜひともチェックしてみてください。
スマホのカメラは専門評価サイトを参考にしよう
画像引用元:DXOMARK – Quality Testing, Scores and Reviews
スマホのカメラ性能を比較する際は、海外サイトの「DXOMARK」をチェックするのが一番です。
DXOMARKは、スマートフォン・レンズ・カメラを、主観的なレビューではなく科学的に評価する専門サイトです。
DXOMARKのカメラ評価には下記のような特徴があり、多方から信頼を得ています。
- 特定のスマホメーカーに所属していないため中立的に評価できる
- エンジニアの専任チームがテストをして評価を行っている
- 事業として評価を行っているため精度が高い
- 専門の機械が用いられている
このようにDXOMARKでは、プロたちが事業としてカメラの評価を行っています。
指標に基づきカメラ性能のスコアを出しているので、スマホ関係のブログに多い「撮影してみた感想」よりも精度の高い評価を下します。
また、DXOMARKによる評価は、主要なスマホメーカーも気にするくらいの影響力があります。
以前HUAWEIの発表イベントでは「うちの製品は、DXOMARKでiPhoneより点数が高い」と宣言するシーンも見られたほど。
※2023年現在、HUAWEI製スマホは国内販売されていません。
スマホのカメラ性能を比較したいなら、絶対に抑えておきたいサイトです。
【2023年】スマホのカメラ性能ランキング
今回は、カメラ性能の指標として有力な「DXOMARK」の点数を参考に、2023年最新のカメラ性能ランキングを作成しました。
なお、以下の表で星のマークがついているものは、国内未発売モデルです。
国内販売のないモデルは海外ストアから購入できますが、技適対応の確認やHUAWEI製品はGoogleサービスが利用できないなど、玄人向けになるので注意しましょう。
DXOMARKによるスマホカメラの性能ランキング
順位 | モデル | カメラ性能スコア |
---|---|---|
1位 | Honor Magic5 Pro★ | 152 |
2位 | Huawei Mate 50 Pro★ | 149 |
3位 | Google Pixel 7 Pro | 147 |
Honor Magic4 Ultimate★ | ||
5位 | iPhone 14 Pro Max | 146 |
iPhone 14 Pro | ||
7位 | Huawei P50 Pro★ | 143 |
8位 | iPhone 13 Pro | 141 |
iPhone 13 Pro Max | ||
Xiaomi Mi 11 Ultra★ | ||
11位 | Google Pixel 7 | 140 |
Galaxy S23 Ultra | ||
Vivo X90 Pro+★ | ||
14位 | Huawei Mate 40 Pro+★ | 139 |
15位 | Vivo X80 Pro★ | 137 |
16位 | Vivo X90 Pro★ | 136 |
Xiaomi 13 Pro★ | ||
Xiaomi 12S Ultra★ | ||
19位 | Huawei Mate 40 Pro★ | 135 |
Galaxy S22 Ultra |
データ引用元:Smartphone Ranking | DXOMARK
次章から、上記のカメラ性能を元に2023年おすすめのスマホを、国内と国外に分けて順番に紹介していきます。
カメラ性能でスマホを選びたい方は、ぜひおすすめスマホを検討してください。
スマホのカメラ性能ランキング|国内ストアで購入可能
画像引用元:Google Pixel 7 Pro
それでは、国内ストアで購入可能なスマホのカメラ性能ランキングを見ていきましょう。
国内でカメラ性能のいいスマホを簡単に手に入れたい方は、以下5機種がおすすめです。
1位:Google Pixel 7 Pro
画像引用元:Google Pixel 7 Pro – Google ストア
Google Pixel 7 Pro | |
---|---|
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:162.9mm 幅:76.6mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 212g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 望遠:4,800万画素 |
インカメラ | 1,080万画素 |
ストレージ | 128GB/256GB |
CPU | Google Tensor G2 |
認証 | 指紋・顔 |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | 〇 |
カラー | オブシディアン スノー ヘーゼル |
Google Pixel 7 Proは、カメラ性能に定評のあるPixelシリーズの最新モデルです。
国内で購入できるスマホの中で、DXOMARKの評価が最も高い1台となっています。
メインの広角カメラは約5,000万画素の有効画素数を持ち、光学式手ブレ補正も搭載。
さらに超広角と望遠レンズを備え、標準的なハイスペックスマホのレンズ構成を採用しています。
Pixel 6 Proから最も進化したのは望遠レンズで、超解像ズームは最大30倍とかなり遠くの被写体にも寄せられます。
高倍率のズームでもノイズが少なく、遠くの被写体を撮ることが多い人に特におすすめです。
なお、無劣化の光学ズームは最大5倍と、ズームにはかなり強い機種と言えるでしょう。
Google Pixel 7 Proの価格
キャリア | 価格 | 割引適用時※ | 詳細 |
---|---|---|---|
公式ストア | 128GB:124,300円 256GB:139,700円 | - | - |
au | 128GB:134,900円 | 128GB:52,060円~ | |
ソフトバンク | 128GB:131,760円 256GB:146,160円 | 128GB:65,880円 256GB:73,080円 |
最新モデルとしては価格は安めですが、それでも10万円超えの1台です。
auとソフトバンクから購入する方は、キャリアの施策を利用して少しでも安く手に入れましょう。
2位:iPhone 14 Pro/Pro Max
画像引用元:iPhone 14 Pro
iPhone 14 Proのスペック
iPhone 14 Proのスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:147.5mm 幅:71.5mm 厚さ:7.85mm |
重さ | 206 g |
アウトカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB 1TB |
CPU | A16 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
カラー | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
iPhone 14 Pro Maxのスペック
iPhone 14 Pro Maxのスペック | |
---|---|
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:160.7mm 幅:77.6mm 厚さ:7.85mm |
重さ | 240 g |
アウトカメラ | 広角:4,800万画素 超広角:1,200万画素 望遠:1,200万画素 |
インカメラ | 1,200万画素 |
ストレージ | 128GB 256GB 512GB 1TB |
CPU | A16 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○ |
カラー | スペースブラック シルバー ゴールド ディープパープル |
Appleの最新機種であるiPhone 14 Pro・iPhone 14 Pro Maxは、最高レベルのカメラ性能を誇ります。
特徴は以下の通りです。
- メインカメラ(広角):4,800万画素
- 超広角・望遠カメラ:1,200万画素
- ポートレートが前ボケできるようになった
- 4,800万画素はProRAWで撮影が必要
iPhone 14 Pro/Pro Maxでは、メインカメラである広角カメラが4,800万画素に強化されました。
通常撮影では依然として1,200万画素となりますが、ProRAW撮影で4,800万画素が利用できます。
超広角カメラと望遠カメラの画素数は1,200万画素で、iPhone 13 Pro/Pro Maxと同等です。
しかし、ポートレートの前ボケ対応やナイトモードがより鮮明になるなど、細かな進化で使い勝手が上がっています。
iPhoneでたっぷり写真を撮るなら、iPhone 14 Pro/Pro Max一択と言っていいでしょう。
iPhone 14 Proシリーズの価格
キャリアの販売価格は高額に見えますが、2年後に端末返却OKならが実質価格は約半額となります。
iPhone 14 Proの価格
iPhone 14 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 174,130円 | 198,880円 | 238,480円 | 275,220円 |
いつでもカエドキプログラム | 87,370円 | 99,880円 | 120,400円 | 139,260円 | |
詳細 | |||||
au | 通常 | 175,860円 | 201,925円 | 238,555円 | 275,415円 |
スマホトクするプログラム | 78,700円 | 91,925円 | 110,555円 | 129,415円 | |
詳細 | |||||
ソフトバンク | 通常 | 175,680円 | 201,600円 | 238,320円 | 275,040円 |
新トクするサポート(※) | 87,840円 | 100,800円 | 119,160円 | 137,520円 | |
詳細 | |||||
楽天モバイル | 通常 | 150,900円 | 165,900円 | 195,900円 | 225,900円 |
アップグレードプログラム | 75,432円 | 82,944円 | 97,944円 | 112,944円 | |
詳細 | |||||
Apple | 通常 | 149,800円 | 164,800円 | 194,800円 | 224,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
iPhone 14 Pro Maxの価格
iPhone 14 Pro Max | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 201,850円 | 220,330円 | 257,070円 | 289,300円 |
いつでもカエドキプログラム | 101,890円 | 111,250円 | 129,990円 | 144,940円 | |
詳細 | |||||
au | 通常 | 201,925円 | 220,355円 | 257,100円 | 293,845円 |
スマホトクするプログラム | 91,925円 | 101,355円 | 120,100円 | 138,845円 | |
詳細 | |||||
ソフトバンク | 通常 | 201,600円 | 220,320円 | 257,040円 | 281,520円 |
新トクするサポート(※) | 100,800円 | 110,160円 | 128,520円 | 140,760円 | |
詳細 | |||||
楽天モバイル | 通常 | 165,900円 | 180,900円 | 210,900円 | 240,900円 |
アップグレードプログラム | 83,944円 | 90,432円 | 105,432円 | 120,432円 | |
詳細 | |||||
Apple | 通常 | 164,800円 | 179,800円 | 209,800円 | 239,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
また、キャリアはiPhone対象のキャンペーンが豊富なので、購入する際は最新キャンペーンを必ず確認しましょう。
3位:iPhone 13 Pro/Pro Max
iPhone 13 Proのスペック
iPhone 13 Pro | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 203 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角、望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB・1TB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | グラファイト・ゴールド・ シルバー・シエラブルー・ アルパイングリーン |
詳細 | iPhone 13 Proのレビュー |
iPhone 13 Pro Maxのスペック
iPhone 13 Pro Max | |
---|---|
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:160.8mm 幅:78.1mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 238 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角、望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB・1TB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | グラファイト・ゴールド・シルバー・シエラブルー |
詳細 | iPhone13 Pro Maxのレビュー |
iPhone 14 Pro/Pro Maxの登場で型落ちになったiPhone 13 Pro・iPhone 13 Pro Maxも、依然としてカメラ性能で高い評価を得ています。
特徴は以下の通りです。
- アウトカメラ:1,200万画素
- iPhone 12 Proシリーズよりも大型のセンサー搭載
- 「センサーシフト光学式手ぶれ補正機能」がある
画素数は3つのレンズ全て1,200万画素と、iPhone 14 Pro/Pro MaxやハイエンドAndroidスマホと比較すると画素数は控えめです
しかし、「センサーシフト光学手ぶれ補正機能」や「ナイトモード」など機能が充実し、簡単にハイクオリティな写真が撮影できます。
iPhone 13 Proシリーズの価格
iPhone 13 ProシリーズはキャリアやAppleの新品販売が無くなったため、これから購入する場合は中古ショップをチェックしましょう。
iPhone 13 Proの中古価格(2023年3月12日時点)
容量 | イオシス | にこスマ | エコたん |
---|---|---|---|
128GB | 102,800円 〜127,800円 | 入荷待ち | 132,800円 〜144,800円 |
256GB | 104,800円 〜134,800円 | 129,800円 〜147,800円 |
|
512GB | 124,800円 〜182,800円 | 154,800円 | |
1TB | 144,800円 〜159,800円 | 入荷待ち | |
詳細 | ショップを見る | ショップを見る | ショップを見る |
iPhone 13 Pro Maxの価格(2023年3月12日時点)
容量 | イオシス | にこスマ | エコたん |
---|---|---|---|
128GB | 109,800円 〜157,800円 | 144,000円 〜152,000円 | 149,800円 |
256GB | 124,800円 〜144,800円 | 入荷待ち | 147,800円 〜159,800円 |
512GB | 139,800円 〜184,800円 | 192,500円 | 161,800円 〜178,800円 |
1TB | 139,800円 〜164,800円 | 入荷待ち | 171,800円 〜181,800円 |
詳細 | ショップを見る | ショップを見る | ショップを見る |
4位:Google Pixel 7
画像引用元:Google Pixel 7
Google Pixel 7のスペック | |
---|---|
ディスプレイ | 6.3インチ |
本体サイズ | 高さ:154.9 mm 幅:74.8 mm 厚さ:8.7 mm |
重さ | 197 g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,080万画素 |
バッテリー | 4,355 mAh(標準) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Google Tensor G2 |
OS | Android 13 |
認証 | 指紋 顔 |
カラー | Lemongrass・Snow・Obsidian |
詳細 | Google Pixel 7の評価レビュー |
2022年10月13日に発売されたGoogle Pixelシリーズ最新モデルです。
レンズ構成は広角+超広角のデュアルレンズで、望遠レンズはありません。
メインである広角カメラの有効画素数は、Google Pixel 7 Proと同じ5,000万画素です。
望遠レンズはなく、超解像ズームの倍率も8倍と、遠景の撮影はGoogle Pixel 7 Proに軍配があがあります。
しかし、望遠での撮影をしないのであれば、Google Pixel 7で十分すぎるカメラ性能と考えていいでしょう。
Google Pixel 7の価格
Google Pixel 7の価格は以下の通りです。
Pixel 7の価格 | 割引適用時※ | 詳細 | |
---|---|---|---|
Googleストア | 128GB:82,500円 256GB:97,900円 | - | 公式サイトを見る |
au | 128GB:87,310円 | 23,310円~ | |
ソフトバンク | 128GB:88,560円 256GB:102,960円 | 128GB:44,280円 256GB:51,480円 |
Google Storeでは8万円台からですが、キャリアの購入プログラム利用で実質価格が大幅に安くなります。
auやソフトバンクで購入する際は、2年後の買い替えを視野に入れておくといいでしょう。
5位:Galaxy S22 Uttra
Galaxy S22 Ultra |
|
---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 1 |
5G対応 | ○ |
画面サイズ | 6.8インチ |
本体サイズ | 高さ:163.3mm 幅:77.9mm 厚さ:8.9mm |
重さ | 229g |
アウトカメラ | 広角:1億800万画素 超広角:1,200万画素 望遠(10倍光学):1,000万画素 望遠(3倍光学):1,000万画素 |
インカメラ | 4,000万画素 |
メモリ | 12GB |
ストレージ | 256GB |
バッテリー容量 | 5,000mAh |
SIMカード | nanoSIM |
カラー | バーガンディ・ファントムブラック |
詳細 | Galaxy S22 Ultra 評価レビュー |
Galaxy S22 Ultraは、2022年4月に発売されたハイエンドGalaxyです。
レンズ構成は広角+超広角+望遠2枚のクアッドレンズを搭載しています。
メインカメラは1億800万画素と圧倒的な有効画素数です。
※2023年4月以降に発売見込みのGalaxy S23 Ultraは2億画素
従来モデルより大きなイメージセンサーを搭載し、「Nightgraphy」で夜間でも鮮明に撮影できます。
暗い場所でもポートレート撮影できるので、風景から人物まで色々撮りたい方におすすめの1台です。
Galaxy S22 Ultraの価格
Galaxy S22 Ultraの価格は以下の通りです。
項目 | 価格 | 割引適用時 | 詳細 |
---|---|---|---|
ドコモ | 256GB: 197,670円 512GB: 236,500円 | 256GB: 99,990円 512GB: 119,020円 | |
au | 256GB: 197,650円 512GB: 225,120円 1TB: 236,940円 | 256GB: 90,910円 512GB: 104,940円 1TB: 121,500円 |
※ ドコモはいつでもカエドキプログラム、auはスマホトクするプログラムの場合
Galaxyシリーズの最上位モデルということもあり、通常価格は20万円弱と高額です。
購入する際は、キャリアの購入プログラム利用を積極的に検討しましょう。
ただ、間も無くGalaxy S23 Ultraが発売される見込みです。
メインカメラの画素数重視でカメラを選びたい方は、新機種の発売を待った方がいいでしょう。
スマホのカメラ性能ランキング|海外ストアで購入可能
画像引用元:HONOR Magic 5 Pro, Ultra-HD Triple Camera – HONOR Global
次に、海外ストアで購入可能なスマホのカメラ性能ランキングについて紹介します。
ここで紹介するスマホは海外モデルのため、キャリア販売や日本の公式ストアでの販売がありません。
海外ストアでの購入はもちろん、Amazon等で並行輸入品が購入できるケースもあります。
いずれにせよ、海外モデルは元々の販売国によっては技適マーク未取得というケースもあるので、購入する際は十分注意してください。
1位:Honor Magic5 Pro
画像引用元:HONOR Magic 5 Pro, Ultra-HD Triple Camera – HONOR Global
Honor Magic5 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.81インチ |
本体サイズ | 高さ:約162.9mm 幅:76.7mm 厚さ:8.77mm |
重さ | 約219g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約5,000万画素 望遠:約5,000万画素 |
インカメラ | 約1,200万画素 +3D Depth |
バッテリー | 5,100mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen2 |
OS | MagicOS 7.1 (Android13ベース) |
認証 | 顔認証 |
Honor Magic5 Proは、2023年3月12日時点でDXOMARKで1位にランクインした最高峰のカメラ性能を誇ります。
Honorシリーズは元々HUAWEIのサブブランドでしたが、米国の制裁後に独立したブランドとして分離しました。
そのため、HUAWEI製品とは異なりグローバル版ならGoogle PlayストアなどのGoogleサービスが利用可能です。
※中国版はGMS非対応な模様
カメラは広角・超広角・望遠のトリプルカメラで、全て5,000万画素と高解像度です。
イメージセンサーも1/1.12インチと大型で、さらに光学式手ぶれ補正も搭載されているので、どんなシーンでも最高の写真が撮れるでしょう。
また、インカメラも1,200万画素+3D Depthで、自撮りでポートレート撮影が簡単にできます。
グローバルモデルが1,199ユーロ(約17万3,000円)からと高価なモデルですが、カメラ性能重視でスマホを選ぶなら検討する価値は高いと言えるでしょう。
2位:Huawei Mate 50 Pro
Huawei Mate 50 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.74インチ |
本体サイズ | 高さ:約162.1mm 幅:75.5mm 厚さ:8.5mm |
重さ | 約209g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約1,300万画素 望遠:約6,400万画素 |
インカメラ | 約1,300万画素 +3D Depth |
バッテリー | 4,700mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB/512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8+ Gen1 4G |
OS | EMUI 13 |
認証 | 顔認証 |
Huawei Mate 50 Proは、2022年9月に発売されたMateシリーズの最新モデルです。
カメラは5,000万画素の広角+1,300万画素の超広角+6,400万画素の望遠と、全体的に高画質なカメラを搭載しています。
しかも、メインカメラのF値が1.4〜4.0の間で10段階調節できる独自機能があります。
物理的に絞りを変更できるので、食事中の写真はボケなしで、風景写真は遠景をぼかすなど、シーンに応じて好きなF値に調整できます。
また、木漏れ日の光の筋など、F値が合わないとうまく表現できないシーンもMate 50 Proなら簡単に撮影できるでしょう。
スマホカメラのAIに不満を感じていたマニュアル操作派の人には、Mate 50 Proがピッタリなスマホになるかもしれません。
なお、Huawei Mate 50 Proは256GBモデルが1,299ユーロ(約186,900円)、512GBモデルが1,399ユーロ(約201,300円)と、高いカメラ性能に見合った高価な1台となっています。
3位:Honor Magic4 Ultimate
画像引用元:HONOR Magic4 Ultimate – 8P Wide Camera | HONOR Global
Honor Magic5 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.81インチ |
本体サイズ | 高さ:約162.9mm 幅:76.7mm 厚さ:8.77mm |
重さ | 約219g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約5,000万画素 望遠:約5,000万画素 |
インカメラ | 約1,200万画素 +3D Depth |
バッテリー | 5,100mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 8 Gen2 |
OS | MagicOS 7.1 (Android13ベース) |
認証 | 顔認証 |
Honor Magic4 Ultimateは、2022年3月発売のフラグシップモデルです。
Honor Magic5 Proが発表されて1型落ちとなりましたが、2023年3月現在でもGoogle Pixel 7 Proと一緒に3位タイと、依然として高評価を受けています。
広角5,000万画素・超広角6,400万画素・望遠6,400万画素と、全てのレンズが高解像度です。
上記に加えて撮影補助の5,000万画素スペクトルカメラとToFセンサーが搭載され、スマホカメラとしては異例の5レンズカメラとなっています。
なお、Honor Magic4 Ultimateは、グローバルサイトでも中国版の販売しか確認できませんでした。
価格は7,999元(約156,300円)と高価な1台ですが、Honorシリーズの中国版はGMSが利用できないので、購入の際は十分注意してください。
4位:Huawei P50 Pro
画像引用元: HUAWEI P50 Pro Specifications – HUAWEI Global
HUAWEI P50 Pro | |
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ディスプレイ | 6.6インチ |
本体サイズ | 高さ:約158.8mm 幅:72.8mm 厚さ:8.5mm |
重さ | 約195g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約1,300万画素 望遠:約6,400万画素 モノクロ:約4,000万画素 |
インカメラ | 約1,300万画素 |
バッテリー | 4,360mAh |
RAM | 8GB/12GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 4G |
OS | HarmonyOS 2.0 |
認証 | 指紋 |
HUAWEI P50 Proは、2021年7月発売の高性能カメラ搭載モデルで、巨大な2つのカメラユニットが搭載されています。
上側は、5,000万画素の広角+1,300万画素の超広角+4,000万画素のモノクロのトリプルレンズ構成。
そして下側は、6,400万画素のペリスコープ式望遠レンズ+LEDライトを搭載しています。
望遠レンズは3.5倍と10倍の光学ズームに対応し、デジタルズームも合わせれば、最大100倍までズームできます。
価格は2022年後半から徐々に安くなり、海外Amazonで590ユーロ(約84,800円)前後で販売されています。
5位:Xiaomi Mi 11 Ultra
画像引用元:Mi 11 Ultra
Xiaomi Mi 11 Ultra | |
---|---|
ディスプレイ | 6.81インチ |
本体サイズ | 高さ:164.3mm 幅:74.6 厚さ:8.38mm |
重さ | 234g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:4,800万画素 望遠:4,800万画素 |
インカメラ | 2,000万画素 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon888 |
OS | MIUI 12 |
カラー | セラミックブラック セラミックホワイト |
Xiaomi Mi 11 Ultraは、DOXMARKのカメラ評価でiPhone 13 Pro/Pro Maxと同じ8位タイにランクインしています。
カメラの特徴は下記の通りです。
- サムスン製「ISOCELL GN2」搭載
- 画素数は5,000万程度
- 120倍までズーム可能
広角には競合他社であるサムスン製の「ISOCELL GN2」というセンサーを搭載しています。
これは高級コンデジに搭載されているものに匹敵する大型センサーで、非常に繊細な写真が撮影可能です。
また、画素数はすべて5,000万画素程度となっており、高解像度の写真を多く撮影したい方にぴったりな1台となっています。
2世代前のモデルなので、Xiaomiグローバルサイトでは掲載終了しています。
価格は発売当初は約145,000円と高額でしたが、2023年3月時点でEXPANSYSで86,354円〜とお手頃価格になりました。
スマホのカメラ性能を見極めるポイント
画像引用元:Samsung Galaxy S23 Ultra(ギャラクシーS23ウルトラ) | Galaxy公式(日本)
ここまで、カメラ性能に優れたスマホを10機種紹介しました。
紹介したスマホから選べば、普段の撮影で困ることも画質に不満を感じることもないはずです。
とはいえ、自分でスペックを比較・吟味したい人も多いですよね。
スマホをカメラ性能で選ぶ際は、以下の5つのポイントをチェックしましょう。
- チップによる処理能力
- ピクセル数と解像度(dpi)
- F値(絞り値)
- AI補正の有無
- 搭載しているレンズの種類
チップによる処理能力
大まかなスペックならば、そのスマホに搭載されたチップ(SoC)を確認することで判断できます。
チップとはスマホの脳に当たる、その機種の「処理能力」に大きく関わる部分のこと。
スマホのカメラで撮影する際も、このチップで画像処理が行われるため、否応なく処理能力が重要になります。
- 「iPhone 14 Proには最新のA16 Bionicが搭載されているからカメラ性能も高い」
- 「Xperia 1 IVにはSnapdragon 8 Gen 1が搭載されているからカメラ性能も高い」
- 「Xperia 8に搭載されているのはSnapdragon 630だからカメラ性能は普通」
上の例のように、搭載されているチップが違う場合はカメラ性能も大きく異なります。
エントリーモデルの中にも、画素数が高いカメラを搭載して「写真がキレイ」を売りにしているモデルもあります。
しかし、高性能モデルと比べると全く品質が違うので、写真にこだわるならスマホ自体のスペックは妥協しない方がいいでしょう。
ピクセル数と解像度(dpi)
ピクセル数とは、画像をいくつのピクセルで表現するかを表した数値です。
スペック表に20MPと書かれていた場合は20,000,000ピクセルを示しています。
つまり、20,000,000個のピクセル(点)で表現しているということです。
また、このピクセルは画素と同じ意味で、1ピクセル=1画素となります。
この数値が高くなればなるほど高精細な画像になるので、カメラ性能をチェックする際は一通り見てみましょう。
解像度はdpiという単位で表されます。
これは「dots per inch」の略で、1インチ(25.4mm)を何個のピクセルで表すかを示しているものです。
この数値も高ければ高精細であることを示しているため、画質にこだわりたい方はよくチェックしましょう。
F値はどのくらいか
F値は「絞り値」とも呼ばれ、レンズに入る光を調整するための穴のサイズを示しています。
F値が小さければ多くの光が入ってピントが合う範囲が狭まり、ポートレート機能のような背景がボケた写真を撮影できます。
一眼レフのような質感を求めている方におすすめです。
逆にF値を大きくすれば光が少ししか入らないので、肉眼に近い状態の写真が撮影できます。
AI補正の有無
スマホによってはAI補正を搭載しており、適切なシーンや設定を自動で選択してくれます。
そのため、自分で複雑な設定をする必要がなく、利用状況を学習して最適な設定を行ってくれます。
より簡単に美しい写真を撮りたい場合は、AI補正機能を搭載しているものを選びましょう。
ただし、AIに関しては他のスペックと違い客観的な指標がないため、スマホ同士を比較するのは困難です。
搭載しているレンズの種類
シーンに応じてレンズを使い分けるのも、より美しい写真を撮るためには大切なポイントです。
最近のスマホは、基本的に複数のカメラが搭載されています。
広角+超広角+望遠のトリプルレンズが主流ですが、中には広角+望遠×2や広角+超広角+マクロなど、特殊な組み合わせもあります。
接写したい人にとって望遠は不要ですが、マクロレンズがあれば嬉しいですよね。
「よく撮影する被写体とスマホのレンズ構成が合っているか」というポイントもしっかりチェックしておきましょう。
スマホのカメラ性能でよくある質問
最後に、スマホのカメラ性能に関してよくある質問に回答します。
- カメラが一眼レフ並みのスマホは?
- 動画撮影におすすめのスマホは?
- simフリーでカメラ性能が高いスマホは?
- ミドルレンジでカメラ性能が高いスマホは?
- ハイエンドでカメラ性能が高いスマホは?
- 一番画質が良いスマホは?
カメラが一眼レフ並みのスマホは?
絞りが10段階調整できるHuawei Mate 50 Proが最も一眼レフに近い感覚で使えるでしょう。
とはいえ、スマホの撮影でマニュアル設定不要という方は、今回紹介した10機種から選べばOKです。
動画撮影におすすめのスマホは?
iPhone 14 Pro/Pro Maxがおすすめです。
動画撮影の最高画質は4Kまで対応し、さらにProRes撮影やシネマティックモード、アクションモードなど便利な動画撮影機能が豊富です。
特に、歩きながら撮影する場合など、アクションモードによる手ぶれ補正が強力すぎて、今後他のスマホに買い換えられなくなるかもしれません。
SIMフリーでカメラ性能が高いスマホは?
Google Pixel 7 ProおよびiPhone 14 Pro/Pro Maxを選びましょう。
いずれもキャリアを通さず国内の公式オンラインショップで購入できます。
ミドルレンジでカメラ性能が高いスマホは?
Google Pixel 7がおすすめです。
Google Pixel 7は望遠レンズ非搭載ですが、Proモデルと同じチップ「GoogleTensor G2」を搭載し、画像処理もピカイチの1台です。
ハイエンドでカメラ性能が高いスマホは?
iPhone 14 Pro/Pro Maxを選びましょう。
カメラ性能だけでなく全体的なスペック重視なら、最新iPhoneを選ぶのが1番です。
AnTuTuベンチマーク総合で約100万スコアを叩き出し、処理能力で困ることはまずないでしょう。
一番画質が良いスマホは?
単純に高い解像度で撮影したいなら、Galaxy S22 Ultraの1億800万画素が1番高画質と言えます。
なお、2023年4月以降にGalaxy S23 Ultraが登場する見込みです。
Galaxy S23 UltraはDXOMARKでGoogle Pixel 7と同じ11位タイの評価ですが、メインカメラが約2億画素と超高画質です。
画質重視で選ぶなら、今しばらく様子見しておいた方がいいかもしれません。
スマホのカメラ性能は事前にしっかりチェック!
画像引用元:HONOR Magic 5 Pro, Ultra-HD Triple Camera – HONOR Global
以上、スマホのカメラ性能ランキングでした。
記事の中では国内販売の有無で分けて紹介しましたが、おすすめモデルをまとめると次の通りです。
スマホのカメラ性能は「それぞれに特徴がある」「好みによる」といった結論で済まされることも多いもの。
確かにそのとおりではあるのですが、DXOMARKのような評価専門サイトでは、細かな「優劣」も確認できます。
とことん追求したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、いくつかのチェックポイントを抑えておけば、自身でも大まかにカメラ性能を判断できるようになります。
- チップによる処理能力
- ピクセル数と解像度(dpi)
- F値(絞り値)
- AI補正の有無
- 搭載しているレンズの種類
これらのポイントをチェックするとカメラの性能が見えてきます。
カタログに掲載されているスペック表で詳しくチェックしてみましょう。
SNSに写真をよく投稿する人や、ブログを運営している人はしっかりチェックして最適なスマホを選んでくださいね!