
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
この記事では、カメラ性能に優れたスマホをランキング形式で紹介しています。
現在では、自分が撮影したものをSNSや動画サイトへ投稿することが当たり前になっています。
そのため、カメラ性能でスマホを選びたいという方は少なくありません。
しかし、どのスマホのカメラがどれだけ優れているのか、実際に買う前から判断するのは難しいことです。
そこで今回は、誰もが一目で性能をチェックできる客観的な指標に基づいたランキングを作成しました。
超一級品の最新・高性能カメラのスマホが欲しいという方は、ぜひともチェックしてみてください。
スマホのカメラは専門評価サイトを参考にしよう
画像引用元:OPPO Find X2 Pro camera review – DXOMARK
スマホのカメラ性能のことは、「DXOMARK」という評価サイトを確認するのが一番です。
DXOMARKは、スマートフォン・レンズ・カメラをレビューなどではなく、科学的に評価する専門サイトです。
このサイトには下記のような特徴があり、多方から信頼を得ています。
- 特定のスマホメーカーに所属していないため中立的に評価できる
- エンジニアの専任チームがテストをして評価を行っている
- 事業として評価を行っているため精度が高い
- 専門の機械が用いられている
このようにDXOMARKでは、プロたちが事業としてカメラの評価を行っています。
そのため、素人がブログやYoutubeにアップしているような「撮影してみた感想」よりも評価の精度ははるかに高いです。
またDXOMARKによる評価は、メーカーも気にするくらいの影響力があります。
HUAWEIの発表イベントでは「うちの製品は、DXOMARKでiPhoneより点数が高い」と宣言するシーンも見られたほど。
スマホのカメラ性能を比較したいなら、絶対に抑えておきたいサイトです。
【2022年】スマホのカメラ性能ランキング
そんなDXOMARKの点数を参考に、日本で発売されている・これから発売されるスマホのカメラ性能ランキングを作成しました。
上記の表で星のマークがついているものは、国内未発売です。
そのため海外ストアから購入する必要があります。
DXOMARKによるスマホカメラの性能ランキング
順位 | 機種名 | 点数 |
---|---|---|
1位 | Huawei P50 Pro★ | 144 |
2位 | Xiaomi Mi 11 Ultra ★ | 143 |
3位 | Huawei Mate 40 Pro+ ★ | 139 |
4位 | iPhone 13 Pro Max | 137 |
4位 | iPhone 13 Pro | 137 |
6位 | Huawei Mate 40 Pro ★ | 136 |
7位 | Google Pixel 6 Pro | 135 |
7位 | Vivo X70 Pro+ ★ | 135 |
9位 | Xiaomi Mi 10 Ultra ★ | 133 |
9位 | Asus Smartphone for Snapdragon Insiders★ | 133 |
11位 | Google Pixel 6 | 132 |
11位 | Huawei P40 Pro | 132 |
13位 | Oppo Find X3 Pro | 131 |
13位 | Vivo X70 Pro (Mediatek)★ | 131 |
13位 | Vivo X50 Pro+★ | 131 |
ここからは、カメラ性能で選ぶ2021年おすすめのスマホを、国内と国外に分けて順番に紹介していきます。
スマホ選びで迷っている方はぜひ参考にしてください。
スマホのカメラ性能ランキング|国内ストアで購入可能
まずは国内ストアで購入可能なスマホのカメラ性能ランキングについて紹介します。
国内ストアで簡単に手に入れたいという方はしっかりチェックしてください。
1位 iPhone 13 Pro/Pro Max
iPhone 13 Proのスペック
iPhone 13 Pro | |
---|---|
画面サイズ | 6.1インチ |
本体サイズ | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 203 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角、望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB・1TB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | グラファイト・ゴールド・ シルバー・シエラブルー・ アルパイングリーン |
詳細 | iPhone 13 Proのレビュー |
iPhone 13 Pro Maxのスペック
iPhone 13 Pro Max | |
---|---|
画面サイズ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:160.8mm 幅:78.1mm 厚さ:7.65mm |
重さ | 238 g |
アウトカメラ | 1,200万画素 (超広角、広角、望遠) |
インカメラ | 1,200万画素 |
ROM | 128GB・256GB・512GB・1TB |
CPU | A15 Bionic |
認証 | Face ID (顔認証) |
防水 | IP68等級 |
5G対応 | ○(Sub6波のみ) |
カラー | グラファイト・ゴールド・シルバー・シエラブルー |
詳細 | iPhone13 Pro Maxのレビュー |
Appleの最新機種であるiPhone 13 Pro・iPhone 13 Pro Maxは最高レベルのカメラ性能を誇ります。
特徴は以下の通りです。
- アウトカメラ:1,200万画素
- iPhone 12 Proシリーズよりも大型のセンサー搭載
- 「センサーシフト光学式手ぶれ補正機能」がある
画素数は1,200万画素です。高い数値ではありますが、同程度の画素数の機種は他にもたくさんありますよね。
iPhone 13 Proシリーズのカメラが優秀なのは、機能面が他の機種よりも充実しているからです。
前機種よりもカメラセンサーが大型化したiPhone 13 Pro。
被写体の光を取り込むセンサーの大きさは、写真の質に大きな影響を及ぼします。そのため、これは純粋な進化と言えるでしょう。
また、センサー自体が縦軸と横軸に動く「センサーシフト光学手ぶれ補正機能」も搭載。
そのクオリティは、一般的なデジタル補正とは一線を画しています。
さらに、暗所での撮影に強い「ナイトモード」も利用可能。
様々な撮影シーンで活躍してくれるiPhoneです。
iPhone 13 Proシリーズの価格
キャリアの販売価格は高額に見えますが、大抵は割引が適用されます。
iPhone 13 Proの価格
iPhone 13 Pro | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 142,560円 | 165,528円 | 197,208円 | 226,512円 |
いつでもカエドキプログラム | 72,600円 | 85,008円 | 100,848円 | 115,632円 | |
詳細 | |||||
au | 通常 | 143,040円 | 156,995円 | 185,015円 | 212,920円 |
スマホトクするプログラム | 77,280円 | 84,755円 | 99,935円 | 115,000円 | |
詳細 | |||||
ソフトバンク | 通常 | 144,000円 | 157,680円 | 186,480円 | 214,560円 |
新トクするサポート | 72,000円 | 78,840円 | 93,240円 | 107,280円 | |
詳細 | |||||
楽天モバイル | 通常 | 122,800円 | 134,800円 | 158,800円 | 182,800円 |
アップグレードプログラム | 61,392円 | 67,392円 | 79,392円 | 91,392円 | |
詳細 | |||||
Apple | 通常 | 144,800円 | 159,800円 | 189,800円 | 219,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
iPhone 13 Pro Maxの価格
iPhone 13 Pro Max | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|
ドコモ | 通常 | 165,528円 | 182,160円 | 213,048円 | 243,144円 |
いつでもカエドキプログラム | 85,008円 | 92,400円 | 108,768円 | 124,344円 | |
詳細 | |||||
au | 通常 | 156,995円 | 170,945円 | 198,965円 | 226,870円 |
スマホトクするプログラム | 84,755円 | 92,345円 | 107,525円 | 122,590円 | |
詳細 | |||||
ソフトバンク | 通常 | 157,680円 | 172,080円 | 200,160円 | 228,240円 |
新トクするサポート | 78,840円 | 86,040円 | 100,080円 | 114,120円 | |
詳細 | |||||
楽天モバイル | 通常 | 134,800円 | 146,800円 | 170,800円 | 194,800円 |
アップグレードプログラム | 67,392円 | 73,392円 | 85,392円 | 97,392円 | |
詳細 | |||||
Apple | 通常 | 159,800円 | 174,800円 | 204,800円 | 234,800円 |
詳細 | Apple公式サイトを見る |
購入前に、iPhone 13シリーズに使える割引キャンペーンなどを確認してくださいね。
2位 Google Pixel 6 Pro
画像引用元:Google Pixel 6 Pro | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Pixel 6 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.7インチ |
本体サイズ | 高さ:163.9 mm 幅:75.9 mm 厚さ:8.9 mm |
重さ | 210 g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 望遠:4,800万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 1,110万画素 |
バッテリー | 4905 mAh(最小) |
RAM | 12GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Google Tensor |
OS | Android 12 |
認証 | 指紋 |
カラー | Cloudy White・Sorta Sunny・Stormy Black |
Google Pixel 6 Proは、カメラ性能に定評のあるPixelシリーズの最高峰モデルです。
メインの広角カメラは約5,000万画素の有効画素数を持ち、光学式手ブレ補正も搭載。
さらに超広角と望遠レンズを備えるなど、ハイスペックスマホのようなレンズ構成となっています。
最大ズームは20倍まで。スマホでここまでズームすると、さすがにノイズが目立ちそうなものですが、Google Pixel 6 Proならそんなことはありません。
ノイズがまったく生じないわけではありませんが、普通に使えるレベルです。
無劣化の光学ズームは4倍まで可能。ズームにはかなり強い機種と言えますね。
カメラセンサーの性能は、Pixel 5の約2倍です。夜景モードでも細部までクリアに撮影できます。
Google Pixel 6 Proの価格
販売場所 | 機種代金 | 購入プログラム適用時 |
---|---|---|
Google Store | 128GB:74,800円 256GB:85,800円 | - |
ソフトバンク | 128GB:85,680円 256GB:199,360円 | 128GB:42,840円 256GB:49,680円 |
とても高価な機種です。なるべく割引を適用して、少しでも安く手に入れたいですね。
3位 Google Pixel 6
画像引用元:Google Pixel 6 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
Pixel 6 | |
---|---|
ディスプレイ | 6.4インチ |
本体サイズ | 高さ:158.6 mm 幅:74.8 mm 厚さ:8.9 mm |
重さ | 207 g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 4,524 mAh(最小) |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB/256GB |
CPU | Google Tensor |
OS | Android 12 |
認証 | 指紋 |
カラー | Sorta Seafoam・Kinda Coral・Stormy Black |
詳細 | Pixel 6 レビュー |
2021年10月に発売された5G対応スマホです。
レンズ構成は広角+超広角のデュアルレンズ。
メインである広角カメラの有効画素数は、Google Pixel 6 Proと同じ5,000万画素です。
望遠レンズはありません。しかし、最大ズーム倍率もGoogle Pixel 6 Proと同じく20倍です。
ただ、さすがに画質まではGoogle Pixel 6 Proと同レベルではありません。
モーションモード
Google Pixel 6には、新しい撮影機能として「モーションモード」が搭載されています。
ただ写真を撮影するだけで、長時間露光のような流し撮り風の写真が作成できるモードです。
例えば走行中の電車を撮影すれば、疾走感ある写真に仕上げることができます。
Google Pixel 6の価格
Google Pixel 6の価格は以下の通りです。
項目 | 機種代金 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
Google Store | 128GB:74,800円 256GB:85,800円 | - | 公式サイトを見る |
au | 128GB:82,695円 256GB:取扱なし | 128GB:43,815円 256GB:取扱なし | |
ソフトバンク | 128GB:85,680円 256GB:99,360円 | 128GB:42,840円 256GB:49,680円 |
Google Storeでは7万円台から購入可能です。
キャリアでは、割引プログラムを利用すれば4万円台で購入できます。
4位 HUAWEI P40 Pro
画像引用元:HUAWEI P40 Pro 5G | HUAWEI Global
HUAWEI P40 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.58インチ |
本体サイズ | 高さ:約158.2mm 幅:72.6mm 厚さ:8.95mm |
重さ | 約209g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約4,000万画素 望遠:約1,200万画素 |
インカメラ | 約3,200万画素 |
バッテリー | 4,200mAh |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
CPU | HUAWEI Kirin 990 5G |
OS | EMUI 10.1 |
認証 | 指紋 顔 |
カラー | シルバーフロスト ブラック |
HUAWEI P40 Proは、国内ストアで購入可能なものに限定すると、DXOMARKのランキングで4位です。
現在は「HUAWEI P40 Pro 5G」という名称で、5Gモデルとして販売されています。
カメラの特徴は以下の通りです。
- 広角+超広角+望遠の3種類
- 広角レンズの画素数が5,000万画素
- 50倍ズーム可能など機能も充実
広角レンズの画素数に関しては、5,000万画素と高い数値を誇っています。
また手振れ補正やボケの演出、さらに望遠レンズでは50倍ズームが可能と、機能的にも十分ですね。
カメラという観点では非常におすすめですが、懸念点も存在します。
現在HUAWEI製品はGoogleからAndroidライセンスを剥奪されているということです。
そのため現在はHUAWEIスマホは「正式なAndroid」ではありません。
この影響により、通常の使用にも多大な影響が出ています。
例えば、Google Playに対応していないので、Google Playからアプリを一切ダウンロードできません。
その代わりに、HUAWEI独自の「AppGallery」から対応アプリをダウンロードできます。
しかし、AppGalleryからインストールできるアプリは限られています。
HUAWEIスマホ購入の際には覚えておきましょう。
ただ、スペックがハイレベルなのは間違いありません。
HUAWEI P40 Proの価格
HUAWEI P40 Proは、HUAWEI公式ショップより購入可能です。
今のところ、キャリアが取り扱う予定はありません。
項目 | 機種代金 | 購入 |
---|---|---|
HUAWEI | 119,680円 | HUAWEI公式ショップ![]() |
5位 OPPO Find X3 Pro
画像引用元:OPPO Find X3 Pro | オウガ・ジャパン
OPPO Find X3 Proのスペック | |
---|---|
本体サイズ | 縦: 約163.6mm 横: 約74.0mm 厚さ: 約8.26mm |
重量 | 約193g |
メモリ(RAM) | 12GB |
ストレージ(ROM) | 256GB |
ディスプレイ | 約6.7インチ 3216 x 1440 (QHD+) |
アウトカメラ | 広角:約5000万画素 超広角:約5000万画素 望遠:約1300万画素 顕微鏡:約300万画素 |
インカメラ | 約3200万画素 |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 888 |
バッテリー | 4500mAh |
生体認証 | ディスプレイ指紋認証 顔認証 |
詳細 | OPPO Find X3 Proレビュー |
気になるカメラの特徴は、以下の通りです。
- 10億色の撮影・保存・表示が可能
- 60倍の顕微鏡モード搭載
メインカメラで10億色の撮影・保存・表示ができる、世界初のスマートフォンです。
4眼カメラに加え、60倍の顕微鏡モードも搭載している珍しい機種でもあります。
肉眼では捉えられないミクロの世界を写すことができるため、好奇心をくすぐられる人が多いのではないでしょうか。
カメラ性能以外でも、省電力で滑らかな操作が可能、10分で40%の充電が可能、画像内の文字翻訳が可能、最高等級IPX8・IP6Xの防水防塵など、魅力がたくさんあります。
OPPO Find X3 Proの価格
現状購入可能なキャリアはauです。
今後、MVNOや量販店、オンラインショップなどでも取り扱いが始まる予定です。
項目 | 機種代金 | 割引適用後※ | 購入 |
---|---|---|---|
au | 122,095円 | 67,735円 |
スマホのカメラ性能ランキング|海外ストアで購入可能
次に、海外ストアで購入可能なスマホのカメラ性能ランキングについて紹介します。
ここで紹介するスマホは、もちろんキャリア販売や日本の公式ストアでの販売がありません。
そのため入手するのは、先ほどのランキングのものよりも難しいです。
しかしカメラ性能はどれも非常に高いので、カメラ性能を重視したい人におすすめです。
1位 Huawei P50 Pro
画像引用元: HUAWEI P50 Pro Specifications – HUAWEI Global
HUAWEI P50 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.6インチ |
本体サイズ | 高さ:約158.8mm 幅:72.8mm 厚さ:8.5mm |
重さ | 約195g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約1,300万画素 望遠:約6,400万画素 モノクロ:約4,000万画素 |
インカメラ | 約1,300万画素 |
バッテリー | 4,360mAh |
RAM | 8GB/12GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB |
CPU | Qualcomm Snapdragon 888 4G |
OS | HarmonyOS 2.0 |
認証 | 指紋 |
2022年2月現在、全スマホのなかでも最高峰のカメラ性能を誇るのがこのHuawei P50 Proです。
巨大なカメラに違和感を覚える方は多いと思います。しかし、その感覚も最初だけでしょう。
何度か見ているうちに、「ちょっと大きいカメラ」という程度の印象に変わってくるはずです。
なお、カメラが2つあるように見えますが、実は1つの円のなかに複数のレンズが搭載されています。
上側は、5,000万画素の広角+1,300万画素の超広角+4,000万画素のモノクロのトリプルレンズ構成。
そして下側は、6,400万画素のペリスコープ式望遠レンズ+LEDライトを搭載しています。
望遠レンズは3.5倍と10倍の光学ズームに対応。倍率はワンタップで切り替え可能です。
デジタルズームも合わせれば、最大100倍までのズーム撮影に対応しています。
このように、Huawei P50 Proのカメラ機能は非常に優秀です。しかし、本機種は5Gに対応していません。購入する際は注意してくださいね。
Huawei P50 Proは、中国では約110,000円ほどで販売されているようです。
2位 Xiaomi Mi 11 Ultra
画像引用元:Mi 11 Ultra
Xiaomi Mi 11 Ultra | |
---|---|
ディスプレイ | 6.81インチ |
本体サイズ | 高さ:164.3mm 幅:74.6 厚さ:8.38mm |
重さ | 234g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:4,800万画素 望遠:4,800万画素 |
インカメラ | 2,000万画素 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon888 |
OS | MIUI 12 |
カラー | セラミックブラック セラミックホワイト |
Xiaomi Mi 10 ProはDOXMARKのカメラ評価で2位にランクインしています。
現行のスマホではトップのカメラを有する機種といえるでしょう。
カメラの特徴は下記の通りです。
- サムスン製「ISOCELL GN2」搭載
- 画素数は5,000万程度
- 120倍までズーム可能
広角には競合他社であるサムスン製の「ISOCELL GN2」というセンサーを搭載しています。
これは高級コンデジに搭載されているものに匹敵する大型センサーで、非常に繊細な写真が撮影可能です。
また、画素数はすべて5,000万画素程度となっており、まさに最強のスマホカメラとなっています。
またズームも120倍まで可能で、これもまたトップクラスです。
参考価格は、12GB/256GBで144,883円です。
3位 HUAWEI Mate 40 Pro +
画像引用元:HUAWEI Mate 40 Pro +
HUAWEI MATE 40 Pro + | |
---|---|
ディスプレイ | 6.76インチ |
本体サイズ | 高さ:162.9mm 幅:75.5mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 230g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:2,000万画素 望遠:1,200万画素(光学3倍) 800万画素(光学10倍) TOFカメラ |
インカメラ | 1,300万画素 |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CUP | 1 x Cortex-A77@3.13 GHz 3 x Cortex-A77@2.54 GHz 4 x Cortex-A55@2.05 GHz |
OS | EMUI 11.0 |
カラー | セラミックブラック・セラミックホワイト |
続いて3位にランクインしたのが、HUAWEI Mate 40 Pro +です。
カメラの特徴は次の通りです。
- カメラの配置が独特
- 5眼構成
- 距離情報も画像化できる
HUAWEI Mate 40 Pro+のカメラは、画像の通り円状に並んでおり、独特なデザインとなっています。
また、カメラの構成自体も他のスマホとは異なり、なんと5つのレンズが搭載されています。
5,000万画素の広角に加えて、超広角1つと望遠が2つ、さらにToFカメラというものがついています。
ToFカメラで赤外線を使用することにより、距離情報を画像化することが可能となります。
暗闇でも被写体をはっきり撮影することも可能です。
参考価格は約18万円〜です。
4位 HUAWEI Mate 40 Pro
画像引用元:HUAWEI Mate40 Pro
HUAWEI MATE 40 Pro | |
---|---|
ディスプレイ | 6.76インチ |
サイズ | 高さ:162.9mm 幅:75.5mm 厚み:9.1mm |
重さ | 212g |
アウトカメラ | 広角:5,000万画素 超広角:2,000万画素 望遠:1,200万画素 |
インカメラ | 1,300万画素 |
RAM | 8GB |
ROM | 256GB |
CPU | 1 x Cortex-A77@3.13 GHz 3 x Cortex-A77@2.54 GHz 4 x Cortex-A55@2.05 GHz |
OS | EMUI 11.0 |
カラー | ミスティックシルバー・ホワイト・ブラック オリーブグリーン サンフラワーイエロー |
HUAWEI Mate 40 ProがHUAWEI Mate 40 Pro +に続いて4位にランクインしています。
カメラの特徴を確認してみましょう。
- 4眼構成
- カメラスペックはPro +より劣る
- 画質は非常に良い
Pro +では5眼構成でしたが、こちらはToFカメラがなくなり4眼構成です。
そのためカメラのスペックとしては、やはりPro +よりは劣ってしまいます。
しかしそれでも画質は非常に良く、自動補正などによって見栄えのある写真を撮影可能です。
出費をできるだけ抑えたい方には、こちらをおすすめします。
参考価格は、約13万円〜です。
5位 Vivo X70 Pro +
画像引用元:vivo X70 Pro Plus |vivo India
Vivo X70 Pro + | |
---|---|
ディスプレイ | 6.56インチ |
本体サイズ | 高さ:約158.3mm 幅:73.21mm 厚さ:7.99mm |
重さ | 約185g |
アウトカメラ | 広角:約5,000万画素 超広角:約1,200万画素 望遠:約800万画素 ポートレート:約1,200万画素 |
インカメラ | 約3,200万画素 |
バッテリー | 4,450mAh |
RAM | 8GB/12GB |
ROM | 128GB/256GB/512GB |
CPU | Exynos 1080 |
OS | Origin OS 1.0 |
認証 | 指紋・顔 |
端末背面を占有している巨大なカメラが印象的な機種です。
画像処理用のチップ「V1」を搭載しています。
総合的なカメラ性能は他の機種よりも優秀で、特に夜間撮影と手ブレ補正能力はハイレベルです。iPhone 13 Proで撮影した画像と比較しても、クオリティの差が一目でわかるほど。
V1のような特定の処理に特化したチップは、製造できるメーカーが限られています。そのため、このチップを搭載していることこそが、この機種の強みとも言えるでしょう。
参考価格は約10万円~。
スマホのカメラ性能を見極めるポイント
画像引用元:OPPO A5 2020|LINEモバイル
ここまで、カメラ性能に優れたスマホを11機種紹介してきました。
これらのスマホであれば、基本的にどれを選んでも満足できるのではないでしょうか。
この章では、スマホのカメラ性能をチェックするときに確認したいポイントを紹介します。
- チップによる処理能力
- ピクセル数と解像度(dpi)
- F値(絞り値)
- AI補正の有無
- 搭載しているレンズの種類
チップによる処理能力
大まかなスペックならば、そのスマホに搭載されたチップを確認することで判断できます。
チップとはスマホの脳に当たる、その機種の「処理能力」に大きく関わる部分のこと。
そしてカメラ性能で一番重要なのは、処理能力です。
- 「iPhone 11には最新のA13 Bionicが搭載されているからカメラ性能も高い」
- 「iPhone 7に搭載されているのはA10 Fusionだからカメラ性能は普通」
- 「Xperia 1 IIにはSnapdragon 865が搭載されているからカメラ性能も高い」
- 「Xperia 8に搭載されているのはSnapdragon 630だからカメラ性能は普通」
上の例のように、搭載されているチップが違う場合は処理能力がはっきりと異なります。
そのため、チップを見るだけでカメラ性能の良し悪しも簡単に比較できます。
ピクセル数と解像度(dpi)
ピクセル数とは、画像をいくつのピクセルで表現するかを表した数値です。
スペック表に20MPと書かれていた場合は20,000,000ピクセルを示しています。
つまり、20,000,000個のピクセル(点)で表現しているということです。
また、このピクセルは画素と同じ意味で、1ピクセル=1画素となります。
この数値が高くなればなるほど高精細な画像になるので、カメラ性能をチェックする際は一通り見てみましょう。
解像度はdpiという単位で表されます。
これは「dots per inch」の略で、1インチ(25.4mm)を何個のピクセルで表すかを示しているものです。
この数値も高ければ高精細であることを示しているため、画質にこだわりたい方はよくチェックしましょう。
F値はどのくらいか
F値は「絞り値」とも呼ばれ、レンズに入る光を調整するための穴のサイズを示しています。
F値が小さければ多くの光が入ってピントが合う範囲が狭まり、ポートレート機能のような背景がボケた写真を撮影できます。
一眼レフのような質感を求めている方におすすめです。
逆にF値を大きくすれば光が少ししか入らないので、肉眼に近い状態の写真が撮影できます。
AI補正の有無
スマホによってはAI補正を搭載しており、適切なシーンや設定を自動で選択してくれます。
そのため、自分で複雑な設定をする必要がなく、利用状況を学習して最適な設定を行ってくれます。
より簡単に美しい写真を撮りたい場合は、AI補正機能を搭載しているものを選びましょう。
ただしAIに関しては他のスペックと違い、客観的な指標がないため、スマホ同士を比較するのは困難です。
搭載しているレンズの種類
シーンに応じてレンズを使い分けるのも、より美しい写真を撮るためには大切なポイントです。
最近のスマホには複数のカメラが搭載されていることが多いです。
どのようなカメラが搭載されているかをチェックしましょう。
例えばトリプルレンズだと、一番流行っているのは広角+超広角+望遠の構成です。
しかし「ズーム撮影はほとんどしない」方にとっては、望遠レンズの有無はあまり気にならない要素になります。
普段、自分がどういった撮影をするのか意識することで、より最適な選択ができるでしょう。
スマホのカメラ性能は事前にしっかりチェック!
画像引用元:HUAWEI P30, Leicaファーウェイジャパン
以上、スマホのカメラ性能ランキングでした。
スマホのスペック、特にカメラ性能は「それぞれに特徴がある」「好みによる」といった結論で済まされることも多いもの。
確かにそのとおりではあるのですが、DXOMARKのような評価専門サイトでは、細かな「優劣」も確認できます。
とことん追求したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、いくつかのチェックポイントを抑えておけば、自身でも大まかにカメラ性能を判断できるようになります。
- チップによる処理能力
- ピクセル数と解像度(dpi)
- F値(絞り値)
- AI補正の有無
- 搭載しているレンズの種類
これらのポイントをチェックするとカメラの性能が見えてきます。
カタログに掲載されているスペック表で詳しくチェックしてみましょう。
なお、一番重要なのはチップによる処理能力です。
チップはスマホの脳に当たる部分なので、ここのスペックが低いと、他ではもう挽回できないと言っても過言ではありません。
ただし今回紹介したスマホは、すべて高性能なチップを搭載しています。
SNSに写真をよく投稿する人や、ブログを運営している人はしっかりチェックして最適なスマホを選んでくださいね!