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スマホ用の有名ベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」を使えば、簡単にスペックの比較ができます。
スマホを選ぶときにスペックを重要視したいという人も多いのではないでしょうか。
客観的にスマホのスペックを調べるためには、ベンチマークを実行してスコアを比較するのが最適です。
スマホのスペックを気にする人は、ぜひAnTuTu Benchmarkを使用してみてください。
また、公開されているスコアを参考にしてスマホを選ぶのもおすすめです。
- スマホの総合的なスペックを調べるアプリ
- 現在はGoogle Playでダウンロードできない
- 開発元のサイトからダウンロードする必要あり
- 最新ハイエンドスマホはスコア500,000超え
トップ画像引用元:Global Top 10 Best Performing Android Phones, June 2020
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スマホのベンチマークアプリ「AnTuTu Benchmark」とは
画像引用元:Global Top 10 Best Performing Android Phones, June 2020
最初に「AnTuTu Benchmarkとはどのようなアプリなのか」についてご紹介します。
アプリそのものについて知りたい人は、最初にチェックしておくことをおすすめします。
スマホのスペックを調べるのに役立つ理由や、アプリの安全性について見ていきましょう。
- スマホの性能を総合的に測定するベンチマークツール
- ハードウェア性能などが評価できる
- スペックに関する疑問があるときに活用できる
AnTuTu Benchmarkとは何か
AnTuTu Benchmarkとは、スマホに搭載されているCPU、GPU、RAMの性能を総合的に測定するベンチマークツールです。
これらのハードウェアはスマホのスペックを決める主要なものなので、AnTuTu Benchmarkのスコアはそのスマホのスペックを示したものといえるでしょう。
スマホのベンチマークソフトウェアとしてポピュラーなもので、多くのスマホのスペックを示すために使われています。
AnTuTu Benchmarkでできること
AnTuTu Benchmarkでできることは、主に下記の3つです。
最もよく使われるのは、ハードウェア性能を評価するためのベンチマーク機能です。
- ハードウェア性能の評価
- ディスプレイ性能やタップ精度のテスト
- 搭載しているパーツ類のチェック
ほかにも、ストレステストで負荷をかけて安定動作するかどうかを判断するために使われることがあります。
3Dゲームをプレイするのに十分な性能を備えているか、特定のスマホのマルチタスク性能はどうなのかなど、スペックに関する疑問があるときに活用できるアプリです。
AnTuTuの使い方|スマホの性能を測ってみよう
実際にAnTuTu Benchmarkを使用して、スマホのベンチマークを行う手順について紹介します。
ここではアプリをダウンロードしてから実行するまでを細かく見ていきましょう。
手持ちのスマホのスコアを知りたいと思っている人や、ベンチマークに興味がある人はぜひチェックしてみてください。
AnTuTu Benchmarkのダウンロード方法
AnTuTu Benchmarkをダウンロードする手順は下記の通りです。
2020年7月20日時点でGoogle Playで配信されていないため、これから紹介する手順で公式サイトから直接ダウンロードする必要があります。
- AnTuTu Benchmarkの公式サイトにPCでアクセスする
- AnTuTu Benchmark本体と3Dベンチマークをダウンロードする
それぞれの手順について詳しくチェックしていきましょう!
手順1:AnTuTu Benchmarkの公式サイトにPCでアクセスする
画像引用元:AnTuTu Benchmark – Know Your Android Better
最初にAnTuTu Benchmarkの公式サイトトップページにPCでアクセスしてください。
スマホでアクセスしてダウンロードしようとするとなぜかダウンロードできないため、この作業はPCで行いましょう。
手順2:AnTuTu Benchmark本体と3Dベンチマークをダウンロードする
画像引用元:AnTuTu Benchmark – Know Your Android Better
続いて
- AnTuTu Benchmark本体
- 3Dベンチマークソフト
の両方をダウンロードしてください。
上記の画像を参考に、緑の「Download」とその横にある「Download 3D」をクリックしてダウンロードします。
AnTuTu Benchmarkのインストール
ダウンロードしたapkファイルをスマホに転送してインストールする手順は、下記のとおりです。
スマホで直接ダウンロードできず多少手間がかかるので、インストール方法をしっかり覚えておきましょう。
- スマホをPCにUSBケーブルで接続する
- USB経由でファイル転送できるようにする
- ダウンロードしたapkファイルをスマホにコピペする
- ファイルエクスプローラでて転送先のフォルダを開く
- apkファイルをタップしてインストールする
手順1:スマホをPCにUSBケーブルで接続する
最初に、ダウンロードに使用したPCとスマホをUSBケーブルで接続してください。
接続するケーブルは通常、PC側がUSB-Aでスマホ側がUSB-Cになっているものです。
また、充電専用ケーブルは使用できないので注意してください。
手順2:USB経由でファイル転送できるようにする
USBケーブルでPCとスマホを接続すると上記のポップアップが表示されます。
ここで「許可」をタップするとPCがスマホを認識し、ファイルを操作できるようになります。
手順3:ダウンロードしたapkファイルをスマホにコピペする
続いてダウンロード先のフォルダから2つのapkファイルをコピーし、スマホ内にあるフォルダにペーストします。
あとでスマホでフォルダにアクセスしなければならないため、「AnTuTu」などとわかりやすい名前を付けておきましょう。
転送が完了したら、スマホの接続を外して次に進みます。
手順4:ファイルエクスプローラで転送先のフォルダを開く
続いてファイルエクスプローラで転送先のフォルダを開きましょう。
上記のように転送した2つのapkファイルがあればOKです。
ファイルエクスプローラをダウンロードしていない人は、以下のアプリがおすすめです。
手順5:apkファイルをタップしてインストールする
続いてapkファイルをタップし、指示にしたがってインストールしてください。
AnTuTu Benchmark本体と3Dベンチマークツールの両方をインストールする必要があります。
無事にインストールできたら、実際にベンチマークを実行してみましょう!
iPhoneの場合はダウンロードが簡単
iOS用のAnTuTu BenchmarkアプリはApp Storeからリリースされています。
そのため、通常のアプリと同様にダウンロード可能です。
ダウンロードすると、上記のようなアイコンがホーム画面に出現します。
AnTuTu Benchmarkでテストをする方法
続いて、実際にAnTuTu Benchmarkを実行する手順についてみていきます。
基本的に迷うポイントはなく、たったの2ステップで完了します。
念のため、簡単に確認しておきましょう。
- AnTuTu Benchmarkを起動する
- 「テスト」ボタンをタップする
手順1:AnTuTu Benchmarkを起動する
インストールが完了したらドロワーを開き、アプリ一覧からAnTuTu Benchmarkを起動してください。
ドロワーに表示されていない場合はインストールに失敗しています。
その場合は再度インストールしてみてください。
手順2:「テスト」ボタンをタップする
アプリを起動したら大きく「テスト」と書かれているボタンが表示されます。
このボタンをタップしてベンチマークを実行してください。
ベンチマークが完了するまでにはしばらくかかるので、スタートしたら完了するまで放置しましょう。
完了したらスコアが表示されるので、スペックを判断するときの参考にしてください。
AnTuTu Benchmarkの結果|CPUによる違い
AnTuTu Benchmarkでは、CPU・GPU・RAMなどの性能を総合的にテストします。
スマホにおいてこれらのハードウェアはSoCと呼ばれるチップに一元化して搭載されています。
そのため、SoCによってスコアが大きく異なるのが特徴です。
そこで、ここでは実機のスコアをチェックしつつ、SoC別(デバイス別)のスコアをみていきましょう。
AnTuTu Benchmarkで実機スコアをチェック!
まず最初に、実機スコアをみていきましょう。
今回ベンチマークに使用したスマホとスコアは、下記の6つです。
- Galaxy Note 10+: 385,094
- Galaxy Note 8: 223,422
- iPhone XR: 400,278
- iPod touch(第7世代): 187,143
- Galaxy Note 4: 測定不可
- ZenFone 3: 測定不可
なおGalaxy Note 4とZenFone 3は、GPUベンチマーク中にクラッシュして完走できませんでした。
そのため、正常に実行できた4デバイスをピックアップしてチェックします。
またAnTuTuは「AndroidデバイスとiOSの間でスコアを比較するのは不適切」と発表しています。
それぞれのOSを搭載したデバイス同士で性能を比較しましょう。
Galaxy Note 10+
Galaxy Note 10+は2019年8月に発売されたスマホで、Exynos 9825を搭載しています。
当時のハイエンドスマホなのでスペックも高く、400,000近くのスコアになっています。
2020年に発売されたハイエンドスマホと比較すると、やや性能は劣ります。
ですが依然として、ゲームから日常利用まで幅広く使えるスペックを備えていることがわかるでしょう。
Galaxy Note 8
Galaxy Note 8は2017年のスマホで、搭載しているSoCはExynos 8895です。
当時のハイエンドスマホですが、Galaxy Note 10+と比較するとGPU性能とRAM性能が大幅に劣っていることがわかるでしょう。
両者を比較すると順当進化しているといえるかもしれませんが、GPU性能は大幅に向上したことがわかります。
ベンチマークを使用すると、ハードウェアの性能が数値で分かるので比較しやすくなるのがメリットです。
iPhone XR
iPhone XRは2018年に発売されたiPhoneで、当時のハイエンドスマホです。
したがってスコアも400,000近くになっており、2020年時点においても十分な性能を備えていることが分かるでしょう。
CPU、GPUともにスコアが高く、今後しばらくはスペックの面で問題が発生する可能性は低いといえます。
iPod Touch(第7世代)
iPod Touch(第7世代)はA10 FusionというSoCを搭載しており、これはiPhone 7と同等です。
旧世代のチップを搭載している分スコアが低く、同じチップを搭載したiPhone 7(スコア約215,000)よりも低くなっています。
これはiPod Touchに搭載されているSoCがアンダークロックされていることによるもので、ベンチマークアプリの不具合などではありません。
iPod Touchの購入を検討している人は、iPhone 7より若干性能が下がっていることを覚えておきましょう。
Galaxy Note 4 & ZenFone 3
上記の2デバイスは、いずれもGPUのベンチマークを実行しているときにクラッシュして完走できませんでした。
5回実行してもすべてクラッシュしたため、AnTuTu Benchmarkは古いスマホでは正常に動作しないようです。
ZenFone 3に至っては実行中に電源ごとダウンするためまともにベンチマークを実行するのは難しそうです。
その他のデバイスのスコアをチェック!
AnTuTuでは毎月スコアトップ10のスマホを公開しており、その結果によると最近のハイエンドスマホのスコアは500,000を超えています。
ゲームをハードにプレイしたり重いアプリを連続使用したりする場合は、500,000が1つの目安になるでしょう。
下記に主なスコアをまとめてみました。
SoC | スコア | 主なデバイス |
---|---|---|
Snapdragon 865 | 約570,000 | Find X2 |
Snapdragon 855 | 約450,000 | Pixel 4 |
Snapdragon 845 | 約320,000 | Galaxy Note 9 |
Snapdragon 675 | 約210,000 | TCL PLEX |
Snapdragon 665 | 約170,000 | moto G8 |
Snapdragon 660 | 約160,000 | ZenFone 4 |
Snapdragon 439 | 約90,000 | Redmi 8 |
Snapdragon 430 | 約70,000 | AQUOS sense lite |
Exynos 990 | 約515,000 | Galaxy S20+ |
Exynos 9825 | 約380,000 | Galaxy note 10+ |
Kirin 990 | 約380,000 | Mate 30 |
Kirin 980 | 約360,000 | Mate 20X |
A13 Bionic | 約560,000 | iPhone 11 |
A12 Bionic | 約460,000 | iPhone XS |
この中で1番優秀なのはSnapdragon 865で、スコアは約570,000点です。
なおすでに使っているスマホのスコアをチェックしている場合は、400,000を超えていれば今後数年問題なく使えるスペックを備えています。
200,000前後あれば実用性の面で問題なく、このあたりに位置しているのはSnapdragon 600シリーズです。
エントリーモデルは100,000以下になることも多く、400シリーズのSnapdragonを使用しているスマホがこれに該当します。
ですがエントリーモデルのスマホでも、ブラウジング・電話・メール・メッセージアプリの利用であれば問題ないので、ぜひ参考にしてみてください。
ちなみにミドルレンジ以下のスマホは、GPU性能が低い傾向にあります。
AnTuTu Benchmarkのスコアを参考にしよう!
今回はAnTuTu Benchmarkのインストール方法や実行方法、スコアの見方などを詳しく紹介しました。
AnTuTu Benchmarkは、スマホのスペックを客観的に調べるのに有用なアプリです。
手持ちのスマホのスペックを確認したり、スコアを参考にして購入するスマホを決めたりできます。
AnTuTu Benchmarkを利用するための手順を簡単にまとめると以下の通りです。
- PCで公式サイトにアクセスする
- AnTuTu Benchmark本体と3Dベンチマークをダウンロードする
- PCとスマホをUSBで接続し、ファイル転送できる状態にする
- apkファイルをスマホに転送する
- スマホでapkファイルからアプリをインストールする
- AnTuTu Benchmarkを起動する
- 「テスト」ボタンをタップして実行する
- 完走したらスコアをチェックする
結果として表示されたスコアをチェックする場合は、以下の基準を参考にしてください。
- ハイエンド: 400,000以上
- ミドルレンジ: 200,000~400,000
- ローエンド: 200,000未満
長く使いたい人はハイエンドを、コストパフォーマンスを重視する人はミドルレンジを購入するのがいいでしょう。
ローエンドを購入すると短期間でスペック不足に陥る可能性も高いため、メールや電話、メッセージアプリなどの基本的なアプリに限る人におすすめです。
用途と必要なスペックを考慮し、スコアを参考にしてスマホを購入することをおすすめします。
AnTuTu Benchmarkをうまく活用すれば、満足できるスマホ選びに役立てられるでしょう!