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スマホアプリを使用していると、「アプリ内課金あり」という文言を目にすることがあります。
課金形態には買い切りやサブスクリプションなどさまざまなタイプがあるため、アプリ内課金ありがどのような課金形態を示すのか理解しにくいと感じている人もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は「アプリ内課金あり」の意味と具体的な課金方法、利用時の注意点をご紹介します。
- アプリ内のページから有料サービスの契約手続きを行う課金形態
- 簡単に有料サービスを利用できるのがメリット
- 有料アプリはアプリそのものが有料で提供されているもの
- 高額請求や詐欺アプリに注意しつつ利用することが重要

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アプリ内課金ありとは
画像引用元:Amazon Prime Video
アプリ内課金ありとは、その名の通りアプリ内でなんらかの支払いが発生するタイプの課金形態です。
多くのアプリでは、以下のような目的でアプリ内課金を実装しています。
- トライアル終了後の継続課金
- 特定のアイテム・機能の購入
- 上位サービスへのアップグレード
それぞれの目的について簡単にチェックしてきkましょう。
トライアル終了後の継続
アプリによっては、トライアルとして一定期間は無料で利用できるものの、トライアル期間が終了した後に継続利用するには課金が必要なものがあります。
継続課金用のシステムとしてアプリ内課金を採用しているケースがあり、この場合はトライアル期間終了後にアプリを起動すると決済ページが表示されるケースがほとんどです。
特定のアイテム・機能の購入
スマホゲームなどでよくあるのが、特定のアイテムを購入するための課金です。
一般のアプリで特定の機能を購入するための課金もここに含まれます。
上位サービスへのアップグレード
アプリによっては、無料プランと有料プランにわかれているものがあります。
有料プランでも料金によって利用できるサービス内容が異なるものもあり、見たことがある人もいるのではないでしょうか?
無料プランから有料プランに変更するときや、契約中のプランを上位のものに変更するときにアプリ内課金が必要です。
アプリ内課金ありと有料アプリの違いは?
「アプリ内課金」と「有料アプリ」は混同しがちな課金形態です。
しかし、それぞれ明確に意味が異なるものなので、ここで一通りチェックしておきましょう。
利用したいアプリが「アプリ内課金あり」になっている場合、勘違いしないように注意してください。
- 有料アプリ:アプリ本体が有料のもの
- アプリ内課金:ダウンロード後に料金が発生するもの
有料アプリはアプリ本体が有料で販売されているもの
有料アプリとは、アプリの使用そのものに料金が発生するタイプのものです。
スマホアプリを例にすると、Google PlayやApp Storeなどからダウンロードする時点で料金が発生し、支払わなければアプリを利用すること自体ができません。
買い切り型のゲームなど、アプリのダウンロードページに金額が表示されていれば有料アプリと判断できます。
アプリ内課金はダウンロード後に料金が発生するもの
アプリ内課金とは、前述したとおりアプリ内でなんらかの目的を果たすために料金の支払いが必要になるタイプのものです。
アプリ本体は無料で提供されているものもあります。
中には有料アプリとアプリ内課金が組み合わさった提供形態のものも存在します。
この場合は、アプリ本体を有料で購入する必要があるだけではなく、アプリ内でなんらかの機能を購入するときにも支払いが必要です。
有料アプリならアプリ内課金がないとは限らないため、アプリの提供形態や機能の詳細をしっかりチェックしてからダウンロードしましょう。
アプリ内課金ありでよくある4つのパターン
一言でアプリ内課金といっても、その目的はさまざまです。
ここでは、アプリ内課金のパターンとしてよくあるものとして、以下の4つを紹介します。
- 消費アイテム・サービスの購入
- 期間限定サービスの購入
- 買い切り型
- サブスクリプション型
それぞれのパターンについて詳しくチェックしましょう。
消費アイテム・サービスの購入
消費アイテム・サービスの購入とは、アプリ内で1回限り使うものを購入するタイプのものです。
スマホゲームにおける有料アイテムの購入や特定サービスの利用チケットの購入などがこれに該当します。
期間限定サービスの購入
期間限定サービスの購入とは、使用期間が定められたサービスの購入を指します。
動画配信サービスで使えるシーズンパスやpovoのトッピングがこれに含まれ、一度購入すると期限が切れるまでは購入したサービスを利用可能です。
買い切り型
買い切り型とは、一度購入すると永続的に購入したサービスを利用できるタイプのものを指します。
無料版で使えない機能のロックを解除したり、1日1回までのように制限がかけられている機能の制限をなくしたりするための課金がこれに該当します。
電子書籍アプリで書籍を購入するのも買い切り型のアプリ内課金です。
一度料金を支払えば永続的にサービスを利用できるため、コストパフォーマンスが良好な課金形態です。
サブスクリプション型
サブスクリプション型のアプリ内課金とは、一定期間ごとに契約が自動更新されるタイプの課金形態を指します。
動画配信サービスや音楽配信サービス、クラウドストレージサービスのように、一度契約手続きを行えば解約するまで自動更新し続けるのが特徴です。
一定期間ごとに契約更新が必要なサービスでも、自動更新されない場合は期間限定サービスの購入(都度課金)に該当します。
アプリ内課金の決済方法
次に、アプリ内課金の決済方法について簡単にチェックしてみましょう。
基本的な手順はAndroidデバイスもiOSデバイスもほぼ同じですが、それぞれ紹介します。
Androidデバイスの場合
Androidデバイスの場合は、最初にアプリ内で有料課金の手続きを行います。
手続きを進める方法はアプリによって異なるため、アプリ内の表示を確認してください。
購入する有料サービスを契約すると上記の決済ウィンドウが表示されるので、内容を確認して確定ボタンをタップしてください。
タップ後に認証を求められた場合は、生体認証や認証用コードを使用して手続きを進めます。
iOSデバイスの場合
iOSデバイスでアプリ内課金を使用する方法も基本は同じで、アプリから購入・契約する有料サービスを選択します。
iOSデバイスではApp Storeの課金プラットフォームを使用しているため、決済ウィンドウは上記のようにAndroidデバイスとは多少異なります。
決済時に認証が求められるため、Touch IDやFace IDを使用して決済を通してください。
いずれのデバイスでも、基本的に決済手続きが完了すればすぐに有料サービスを利用できるようになります。
「アプリ内課金あり」の注意点
画像引用元:継続課金一覧 – Google Play
アプリ内課金ありのサービスでは、有料サービスを簡単な手続きで利用できるのがメリットです。
しかし、利用するときにはいくつか注意しておきたいポイントがあります。
今回は、特に注意したいポイントとして以下の5つをご紹介します。
- 予想以上にコストがかさむことがある
- サブスクリプション型は解約忘れのリスクがある
- 解約手続きが複雑なケースがある
- デバイスの設定によって利用できなかったり上限があったりするケースがある
- 詐欺アプリに課金するリスクがある
予期せぬ高額請求やトラブルを防ぐためにも、これらの注意点をしっかり意識しておきましょう。
予想以上にコストがかさむことがある
都度課金型のアプリ内課金を利用する場合は、1回あたりの金額は少なくても課金を繰り返すことで思わぬ高額請求につながる可能性があります。
意図しない高額請求を避けるためにも、どれだけアプリ内課金を利用したか、合計課金額がいくらになっているかを忘れずにチェックしましょう。
サブスクリプション型は解約忘れのリスクがある
サブスクリプション型のサービスを利用しているときは、解約忘れに注意しましょう。
サービスの解約を忘れると、使用していないのに料金が発生するという状況に陥ります。
使わなくなったサービスはすぐに解約するなど、余計なコストを支払わないように注意してください。
解約手続きが複雑なケースがある
アプリ内から契約するのは簡単でも、解約をストアから行わなければならず手続きが複雑になるサービスもあります。
このようなサービスでは、解約するときはGoogle Play/App Storeにアクセスして継続課金一覧から解約しなければなりません。
やり方が複雑で迷いやすく、解約忘れにつながるポイントなので注意してください。
デバイスの設定によって利用できなかったり上限があったりするケースがある
iOSデバイスを使用している場合は、スクリーンタイムが有効になっていると、設定内容によってはアプリ内課金を利用できません。
もし、アプリ内課金を利用したときにエラーが発生した場合は、以下の手順でスクリーンタイムを解除してから試してみてください。
- 設定アプリを起動する
- 「スクリーンタイム」をタップする
- 「スクリーンタイム・パスコードを変更」をタップする
- 再度「スクリーンタイム・パスコードを変更」をタップする
- パスコードを入力する
- 「スクリーンタイムをオフにする」をタップする
スクリーンタイムを解除したらアプリ内課金を利用できるようになります。
問題なく手続きを進められるか確認してください。
なお、Androidの場合はGoogle Playで予算を定められます。
予算を定めるとオーバーしたときに通知を受けられますが、決済自体は可能です。
詐欺アプリに課金するリスクがある
アプリの中には正規のものだけではなく、詐欺アプリが存在する可能性があります。
詐欺アプリもアプリ内課金システムを実装していることがあり、万が一課金してしまうと危険です。
アプリ内課金を利用する場合は信頼できる提供元のアプリだけに限ることをおすすめします。
もし、詐欺アプリに引っかかってしまった場合はGoogle PlayやApp Storeのサポート窓口に問い合わせてみましょう。
アプリ内課金をうまく活用して有料サービスを便利に使おう!
画像引用元:Prime Reading
アプリ内課金は、有料サービスを簡単な手続きで使用できるようにする便利なサービスです。
しかし、アプリ内課金は有料アプリと混同しがちなサービスです。
アプリ内課金の特徴は以下の通りなので、正しく理解しておきましょう。
- アプリ内のページから有料サービスの契約手続きを行う課金形態
- 簡単に有料サービスを利用できるのがメリット
- 有料アプリはアプリそのものが有料で提供されているもの
- 高額請求や詐欺アプリに注意しつつ利用することが重要
スマホゲームや電子書籍、音楽・動画配信サービスなどさまざまなサービスが存在します。
スマホでエンタメを楽しんだり便利なサービスを活用したりするのに役立つので、使いたいサービスがあればぜひ利用してみてください。