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この記事では、Apple IDを変更して困ることや注意点について解説しています。
Apple IDとは、iPhoneやiPadなどのApple製品を使用するのに必要なアカウントです。
さまざまな機能・サービスと紐づけられるので、どの製品でも簡単に設定ができるというメリットがあります。
しかし、事前準備を何もせずにApple IDを変更すると、アプリなどが利用できなくなる可能性があるので注意が必要です。
Apple IDの変更を行う予定の人は、ぜひ参考にしてみてください。
- アプリの引き継ぎや課金ができなくなる可能性がある
- モバイルSuicaやWalletアプリも再設定が必要
- 最新のOSにアップデートできなくなる可能性がある
- データが消失する恐れがある
- Apple製品・サービスにログインできなくなる可能性がある
- 「探す」機能が使えなくなる可能性がある
トップ画像引用元:Apple ID – Apple サポート 公式サイト
困ること1:アプリの引き継ぎができない可能性がある
アプリの中には、アカウント登録にApple IDを利用できるものがあります。
メールアドレスやパスワードを登録しなくてよいので非常に便利ですよね。
しかし、Apple IDにログインしたままApple IDの変更をしてしまうと、変更後の新Apple IDではログインできない可能性があります。
そうなってしまったらアプリの削除を行い、再インストールを行わなければなりません。
アプリのデータの引き継ぎもできないので、またイチからやり直しになってしまいます。
アプリの引き継ぎができるよう、すべてのアプリでサインアウトしてからApple IDを変更しましょう。
課金できなくなる場合もある
アプリの引き継ぎがうまくできなかった場合、課金もできなくなってしまう場合があるので注意してください。
アプリ内で課金を行おうとすると、
- このアイテムは、他のApple IDで購入されたアプリケーションで使用するためのものです
- このApple IDでこのアイテムを購入するには、まずこのアイテムを使用するアプリケーションを購入しなければなりません
と表示される場合があります。
このような表示が出てしまった場合は、このままでは変更後のApple IDで課金ができません。
アプリを一度削除し、変更後のApple IDで再ダウンロードする必要があります。
困ること2:モバイルSuicaやWalletアプリも再設定が必要
画像引用元:Apple Pay – Apple(日本)
Apple IDを変更すると、モバイルSuicaやWalletアプリも再設定が必要になります。
変更後に再設定をしなければWalletアプリは利用できないので、買い物や乗車券の購入などができません。
変更後のApple IDでログインしたあと、忘れずにWalletアプリの再設定やSuicaアプリのログインを行ってください。
困ること3:最新のOSにアップデートできなくなる可能性がある
古いOSのバージョンのままApple IDを変更しようとすると、変更後のApple IDでアップデートができなくなる可能性があります。
最新のOSにアップデートできないと、不具合やセキュリティ対策に問題が起こってしまいます。
Apple IDを変更する前に、必ず最新のOSバージョンに更新してから変更してください。
困ること4:データが消失する可能性がある
画像引用元:Apple公式サイト
Apple製品では、Apple IDで紐づいているiTunesやiCloudにバックアップを取ることが可能です。
しかし、バックアップを取らずにApple IDを変更してしまうと、万が一データが消えてしまっても復旧ができません。
データが消えてしまっても心配ないよう、データのバックアップを取っておきましょう。
困ること5:Apple製品・サービスにログインできなくなる可能性がある
Apple IDは、さまざまなApple製品やiTunesnなどのサービスと紐づけられます。
もしApple IDに紐づいている状態で変更してしまうと正常に認識せず、旧Apple IDでのログインを求められてしまう可能性があります。
Apple IDを変更する前に、すべてのApple製品でサインアウトの作業を行ってください。
困ること6:「探す」機能が使えなくなる可能性がある
「探す」機能が使えなくなる可能性がある点にも注意が必要です。
「探す」機能とは、紐づけているApple製品ががどこにあるのか探すことができる機能です。
この機能にもApple IDが使われています。
「探す」機能をオンにしたままApple IDを変更してしまうと、オフできなくなってしまう場合があります。
万が一「探す」機能をオフにできなくなってしまうと、修理や買い取りに出すことができません。
Apple IDを変更する前に、「探す」機能をオフにするようにしてください。
アプリやサービスはすべてサインアウトしてから変更しよう
今回は、Apple IDを変更して困ることや注意点について解説してきました。
Apple IDはさまざまなApple製品と紐づけることができ、機能やサービスを利用するための重要なアカウントです。
Apple IDを変更することで、さまざまな機能・サービスに影響が出てしまう恐れがあります。
アプリやサービスなど、紐づいているものはすべてサインアウトしてからApple IDの変更を行いましょう。
- アプリの引き継ぎや課金ができなくなる可能性がある
- モバイルSuicaやWalletアプリも再設定が必要
- 最新のOSにアップデートできなくなる可能性がある
- データが消失する恐れがある
- Apple製品・サービスにログインできなくなる可能性がある
- 「探す」機能が使えなくなる可能性がある