
オンラインショップなら機種変更がお得
本記事では、Apple MusicやiTunesで曲がダウンロードできない時の原因や対処法について解説しています。
曲がダウンロードできない原因は、インターネット接続の問題やアプリの不具合、スマホ/パソコンの不具合など様々です。
1つ1つの可能性を探り、適切に対処すれば、修理になど出さなくても解決できるかもしれません。

音楽アプリはどれが一番いいのか気になりますよね。 この記事では、音楽アプリおすすめ人気ランキングを無料で聴き放題のサービス・有料の...
画像引用元:ミュージック – Apple サポート 公式サイト
Apple Musicで曲がダウンロードできない例
画像引用元:Apple Music – Apple(日本)
Apple Musicで曲がダウンロードできないとは、具体的にどういうことなのでしょうか。
実際によくあるケースを紹介します。
- 曲名がグレーアウトしている
- ダウンロードが終了しない
- アプリがフリーズする
曲名がグレーアウトしている
曲名がグレーアウト(薄い灰色の状態)しているなら、その曲はダウンロードできません。
アーティストやレーベルがApple Musicでの配信を停止した場合や、アルバムや曲がApple Musicから削除された場合などに、曲名がグレーアウトします。
新しいアルバムの一部の曲のみ先行リリースされていて、他の曲はまだ配信されていないことが理由でグレーアウトしていることもあります。
配信状況や日程を確認してみてください。
ダウンロードが終了しない
Apple Musicで曲をダウンロードする場合、通常は長くても数分ほどでダウンロードが完了します。
しかし、曲のダウンロードは始まっているのに、いつまでもダウンロードが完了しないこともあります。
この場合、もっとも可能性が高いのは通信速度の問題ですが、アプリ自体に不具合が発生している可能性も否定しきれません。
アプリがフリーズする
Apple Musicで曲をダウンロードする際にアプリがフリーズしてしまい、ダウンロードができないこともあります。
この場合はアプリ自体の不具合の可能性が高いです。
例えばアプリのバグであれば、Appleがアップデートなどで対応してくれるのを待つしかありません。
また、スマホ/パソコンが故障していることでも起こり得ます。
Apple Musicで曲がダウンロードできない原因
画像引用元:Apple Music – Apple(日本)
Apple Musicで曲がダウンロードできない原因としては、以下のようなことが考えられます。
- インターネットに接続されていない
- インターネットの通信速度が遅い
- 「ライブラリを同期」がオンになっていない
- ストレージ容量不足
- OSが最新のバージョンになっていない
- アプリの不具合
- スマホ/パソコンの不具合
- Apple Musicのシステム障害
インターネットに接続されていない
インターネットの接続が突然切れてしまったせいで曲がダウンロードできないのかもしれません。
モバイルデータ通信を利用している場合は、通信事業者のほうで障害が発生した可能性もあります。
例えばNTTドコモは2021年10月14日に大規模な通信障害を発生させてしまい、ドコモ回線を利用しているユーザーは通信しにくい状態になってしまいました。
インターネットの通信速度が遅い
インターネットの通信速度が遅いと、曲のダウンロード完了までに想定外の時間がかかってしまいます。
回線の状態が悪かったり、通信速度制限がかかっていたりすると、通信速度が遅くなってしまいます。
ただこの場合はダウンロードできていないわけでなく、単に時間がかかっているだけです。
「ライブラリを同期」がオンになっていない
Apple Musicでは「ライブラリを同期」がオンになっていないと、曲のダウンロードができません。
「ライブラリを同期」はデフォルトでオンになっていますが、誤ってオフにしてしまったのかもしれません。
ストレージ容量不足
曲をダウンロードできるだけのストレージ容量がなければ、曲をダウンロードすることはできません。
Apple Musicの曲をダウンロードするには1曲あたり10MB前後のストレージ容量が必要です。
ストレージ容量が不足している場合は、不要なデータを削除して空き容量を増やす必要があります。
OSが最新のバージョンになっていない
iPhoneは基本的に、常に最新のOSであることが推奨されています。
長らく更新していないなどOSがあまりに古いと、それが原因で曲がダウンロードできないこともないわけではありません。
アプリの不具合
Apple Musicのアプリに不具合が起きていることが原因である可能性も。
アプリのバグなどはユーザーの手では解決できません。
スマホ/パソコンの不具合
スマホ/パソコンに不具合が発生しているせいで曲がダウンロードできないこともあります。
この場合も、普通はユーザーの手でどうにかできる問題ではありません。
Apple Musicのシステム障害
そもそもApple Musicのシステムに障害が発生しているのかもしれません。
その場合はApple公式サイトのシステム状況から状況を確認できます。
ユーザー側でできることは特になく、復旧を待つしかありません。
Apple Musicで曲がダウンロードできない時の対処法
画像引用元:Apple Music – Apple(日本)
曲がダウンロードできない原因を整理したところで、実際にそれらにどう対処したら良いのかを見ていきましょう。
- インターネット接続と速度を確認する
- 「ライブラリを同期」をオンにする
- OSを最新のバージョンへアップデートする
- スマホ/パソコンのストレージ容量を確保する
- アプリを開き直す
- スマホ/パソコンを再起動する
- Apple Musicのシステムが正常か確認する
- 曲を再度ダウンロードする
インターネット接続と速度を確認する
まずはインターネットにちゃんと接続されているのかを確認しましょう。
接続されていることが確認できたら、通信速度も測ってみてください。
通信速度はインターネット回線の速度テスト | Fast.comなどのサイトにアクセスすれば測れます。
曲のダウンロードであれば、通常は1Mbpsもあれば問題ないはずです。
接続や速度が明らかに不調なら、通信事業者に問い合わせましょう。
「ライブラリを同期」をオンにする
Apple Musicで曲をダウンロードするには、「ライブラリを同期」という設定をオンにする必要があります。
設定をオンにすることで、曲のダウンロードやApple Musicを利用している他の端末とクラウドでデータを同期することが可能です。
「ライブラリを同期」はデフォルトでオンになっているものですが、念のために確認しておきましょう。
「ライブラリを同期」をオンにする方法は、以下の通りです。
- 設定アプリを開く
- ミュージックを選択
- 「ライブラリを同期」をオン
- ミュージックを開く
- メニューから「ミュージック」→「環境設定」を選択
- 「ライブラリを同期」にチェック
OSを最新のバージョンへアップデートする
iPhoneは最新OSであることが推奨されています。
最新でないならアップデートすることで問題が解決するかもしれません。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 「アップデート」をタップ
スマホ/パソコンのストレージの空き容量を確保する
ストレージの空き容量を確認し、曲がダウンロードできないほどいっぱいいっぱいになっている場合は、いらないデータを削除するなどして空き容量を確保しましょう。
- 「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップ
- 「iPhoneストレージ」をタップ
アプリを開き直す
一応ダメ元でも、アプリを開き直すことはやっておきましょう。
なぜかこれだけで解決してしまう可能性もゼロではありません。
スマホ/パソコンを再起動する
困ったらとりあえず再起動というのは、スマホ/パソコンにおける合言葉のようなものです。
再起動しただけで解決する場合もあります。
曲を再度ダウンロードする
ダウンロードできなかった曲をライブラリから削除し、再度ダウンロードを試みることで、今度は無事にダウンロードできることもあります。
削除した曲をライブラリへ追加し直す方法は、以下の通りです。
- ダウンロードしたい曲を開く
- 「…」を選択
- 「ライブラリから削除」をタップ
- もう一度ライブラリへ追加したい曲を開く
- 「+」ボタンでライブラリに曲を追加
この後、ダウンロードしたい曲の「雲マーク」を押してダウンロードしてみましょう。
「雲マーク」の表示が消えたら、曲を正常にダウンロードできています。
Apple Musicのシステムが正常か確認する
曲をダウンロードできない原因がApple Musicのシステム障害であれば、ユーザーとしてはどうすることもできません。
Apple公式サイトのシステム状況にアクセスし、「Apple Music」が利用可能な状態か確認してみましょう。
利用可能な状態でないと表示されていたら、復旧を待つ他ありません。
Apple Musicで曲をダウンロードする正しい方法
ここまで、Apple Musicで曲がダウンロードできない時の原因と対処法を見てきました。
しかし中には、そもそもダウンロードする方法を間違えていて、他人にやってもらったら普通にできたという人もいます(というより結構多いです)。
そこで極めて初歩的なことではありますが、Apple Musicで曲をダウンロードする方法を紹介します。
- ダウンロードしたいアルバムを開く
- 「+」ボタンでライブラリにアルバムを追加
- 「↓」ボタンでダウンロード
- チェックマークが出たらダウンロード完了
曲を常に自動でダウンロードしたい場合
上記の手順では、曲をライブラリに追加してから手動でダウンロードを行いました。
しかし、いちいちライブラリに追加してから手動でダウンロードをするのは面倒という人もいることでしょう。
その場合、曲を常に自動でダウンロードする設定にもできます。
スマホで自動ダウンロードを設定する手順
- 「設定」を開く
- 「ミュージック」を選択
- 「自動的にダウンロード」をオンにする
パソコンで自動ダウンロードを設定する手順
- メニューから「ミュージック」を開く
- 「環境設定」を選択
- 「自動ダウンロード」にチェック
ダウンロード状況を確認する方法
アルバムやプレイリストなどたくさんの曲を一度にダウンロードするとなると、完了までに時間がかかる可能性があります。
Apple Musicではそのような時に、曲のダウンロード状況を確認することができます。
スマホでダウンロード状況を確認する手順
- 「ライブラリ」を開く
- 「ダウンロード済み」を選択
- 「ダウンロード中」をタップ
- ダウンロード中の曲が表示されればOK
パソコンでダウンロード状況を確認する手順
- 画面左下の「○項目をダウンロード中」で確認
- 「iマーク」を選択すると詳細な情報が表示される
iTunesで曲がダウンロードできない場合の原因
画像引用元:iTunes – Apple(日本)
パソコン用のソフトiTunesで曲がダウンロードできない原因としては、以下のようなことが考えられます。
- インターネットに接続されていない
- 回線の調子が悪い
- iTunesの不具合
- パソコンの不具合
まずはきちんとインターネットに接続されているのかや、十分な通信速度が出ているかを確認してください。
通信速度はインターネット回線の速度テスト | Fast.comにアクセスすると測れます。
1Mbpsも出ていれば曲のダウンロードに関しては問題ないと言えるでしょう。
接続や速度に問題が生じているなら通信事業者に問い合わせです。
接続や速度には問題がないのであれば、iTunes自体の不具合か、ひょっとしたらパソコンに不具合が発生しているのかもしれません。
iTunesの不具合であれば、iTunesのアップデートや再ダウンロードで直る可能性もあります。
それでも解決しないならAppleサポートに問い合わせてみましょう。
パソコンに不具合がある場合、その原因は個別に診断しないことにはわかりません。
自己判断やネット上の情報に頼りすぎて取り返しのつかないことになっては大変なので、パソコンのメーカーなど然るべきところに問い合わせ、必要なら修理などしてもらいましょう。
インターネット接続や正しい手順を確認しよう
画像引用元:Apple Music – Apple(日本)
以上、Apple MusicやiTunesで曲がダウンロードできない時の原因や対処法についてでした。
ユーザーのうっかりミスからApple Musicのシステム障害など、本当に様々なことが曲をダウンロードできない原因として考えられます。
今一度正しいダウンロード方法を確認し、自分でできる範囲の対処法を試しつつ、それでも解決できない場合は素直にAppleサポートやスマホ/パソコンのメーカーなどを頼りましょう。
無理に自分で直そうなどと考えて余計に深刻な事態になってしまっては大変ですからね。
インターネット接続や通信速度に問題がある場合は通信事業者に問い合わせです。