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日本時間3月26日にアップルが発表会を開催しました。大方の予想通り、新製品でなく4つの新サービス提供することを発表しました。
発表会の前にiMac、iPad、AirPodsと立て続けにアップデートしたので商品は9月(新型iPhone?)の発表会までおあずけですね。
期待されていたAirPowerが発表されなかったのは残念ですが…。
アップルから登場したのは大きく分けて以下の4つのサービス。
- Apple TV+:Apple TVのアプリからアップルオリジナル作品が定額で楽しめる
- Apple Card:Appleが発行するApple Pay専用のクレジットカード&物理カード
- Apple Arcade:Appleオリジナルのゲームが定額で楽しめる
- Apple News+:定額でニュースや雑誌が読める
アップルの招待状に記載された「It’s Showtime」という言葉通り、基本的にはエンタメのサブスクリプションが中心です。
ここからは紹介された新サービスを1つずつ詳しくみていきましょう。
- サブスクと略されることが多く、サービスなどを一定期間利用し、定額の代金を払うシステムのことです。今回のアップルの発表はほぼサブスクサービスであることがわかります。
トップ画像および、この記事の画像引用元:Apple
Apple TV+
まず最初に紹介するのはApple TV+です。
なぜApple TV+を最初に紹介するかというと、日本でも利用できるようになるからです!
Apple TVはご存知の通りアマゾンのFire TV Stick同様にテレビに接続して動画を楽しむデバイス。
Apple TV+は少し違います。
Apple TV+は月額料金を支払うことでアップル独自のオリジナル番組や映画を楽しめるサブスクリプションです。
AmazonプライムビデオやNetflixをイメージするとわかりやすいかもしれません。
Apple TV+のオリジナルの番組はどんなの?
Netflixなどでもオリジナル作品を製作し、人気を博しています。
実際に公開された映画はどの配信サービスでも配信していて重複していたりするので独自メリットは薄いですが…
オリジナルの充実度がユーザーにとってそのサービスを契約するかどうか判断する鍵になります。
アップルのオリジナル作品には多くのクリエイターが参加を表明しています。
有名どころは以下。
- スティーブン・スピルバーグ(バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ)
- J・J・エイブラムス(スター・ウォーズ/フォースの覚醒)
- ソフィア・コッポラ(マリー・アントアネット)
- M・ナイト・シャマラン(シックス・センス)
- ロン・ハワード(ダ・ヴィンチ・コード)
そうそうたる監督人ですね。
シャマランファンとしてはどんな作品が登場するのか気になります。
これら人気クリエイターがアップルApple TV+のためにどんなオリジナル作品を発表するのか、考えただけでワクワクしますね。
Apple TV+はApple TVアプリから視聴できる
Apple TV+はApple TVアプリをダウンロードすることで視聴が可能です。
この対応の素晴らしいポイントは以下のデバイスでもダウンロードできる点。
- iPhone
- iPad
- Mac
- サムスンやLG、ソニーなどのスマートTV
- Roku
- Amazon Fire TV
アップル製品でダウンロードできるのは当然ですが、なんと他社のデバイスでもダウンロードが可能です。
アップルTV持ってないよ!という方も視聴できるのは最大のメリットですね。
おかげで間口が広いストリーミングサービスになりそうです。
Apple TV Channelsも登場!
同時にApple TV Channelsもリリースすることがアナウンスされました。
Apple TV ChannelsはApple TVアプリのコンテンツのひとつです。
これはApple TVアプリを介してアメリカのケーブルTVやiTunesの映画、Huluなどのストリーミングサービスを視聴でき、Apple TVアプリ内で管理できるというもの。
様々なストリーミングサービスを整理するのに役立ちますね。ただし、Apple TV Channelsは日本に来る可能性、低そうです。
Apple TV+はいつから視聴できるの?月額料金は?
Apple TV+は今秋に100カ国以上でサービスを開始します。
日本も含まれています!
月額料金はまだ未定で、今秋に発表するとのこと。
Apple TV+の月額料金はNetflixやHuluなどの価格(1,000円)と変わらないのではないかと予想します。
そしてApple TV+は専用のサイトもアップル公式WEB内に登場しました。
アップルのサイトではメールアドレスを登録すればApple TV+の最新情報が受け取れるので、いち早く情報をゲットしたい人は利用するのもアリですね。
【Fire TV/Apple TV/Chromecast】比較!種類や価格、サービスの違いApple Card
今回の発表会の中で、最も気になったのがApple Cardです。
アップルがアップルユーザーのために生み出したのがApple Cardです。
Apple CardはiPhoneから発行することができ、Apple Pay加盟店で利用することができます。
さらに実際の物理カードを作成することも可能です。
物理カードのブランドはMastercardで、こちらは加盟店なら通常のクレジットカードと同様に使えます。
Apple CardはiPhoneで登録、操作可能!
Apple Cardの特徴はiPhoneで登録、操作ができるということ。
さらに発行はiPhoneから数分で完了するというから驚きです。
クレジットカードは基本的にカードごとにそれぞれのサイトにログインし残高や支払い明細を確認します。
ところがApple Cardはそういったサイトにアクセスする必要もなく、iPhone単体で様々な操作や明細が確認できます。
- 買い物した場所や金額が一目でわかる
- 今月の支払い金額がいくらかわかる
- 分割払いも管理できる
- iMessageを使って、住所変更などの手続きもできる
例えば、コンビニで買い物した場合、iPhone単体ですぐに履歴が確認できます。
通常のカードならサイトやアプリにログインして明細を確認して…など手間がかかりますがApple Cardなら一瞬で確認できますね。
家計簿のように月々の支払いを確認できるのも嬉しいところ。
クレジットカードって今いくら使ってるんだっけ?ということが多いですから、iPhone利用者にとってApple Cardは相性抜群です。
ただし、Apple Pay専用ということはお忘れなく。
Apple Card還元率は2%、Apple Storeでの買い物は3%!
Apple Cardは通常のクレジットカードと同様にポイントが還元されます。
ポイント還元とはクレジットカードを利用すれば買った金額の〇〇%がポイント帰ってくるよ!というもの。
Apple Card還元率は2%です。
この2%はクレジットを利用している人なら分かると思うのですが、トップクラスの還元率です。
さらにApple Storeで買い物すればその還元率はなんと3%!これ、かなり高い還元率です。
アップル製品は割引がないことで有名ですから、家電量販店でもほぼ定価。
しかも家電量販店独自のポイントも他の家電に比べて低く設定されている(1%など)ことが多いのでApple Cardで買い物する方が特になる可能性が高いです。
例えばiMacで16万円ほどのモデルを買うと、4,800円ほどがポイントで戻ってきます。これはかなりお得ですね。
ポイントはApple Cashとして戻ってくる
還元されたポイントはApple Cashとしてすぐに戻ってきます。
戻ってきたポイントはiPhone上で確認でき、さらにApple PayやApple Cardの支払いに充てることができます。
Apple Cardの何がいいって、色々なサイトやアプリを回ることなく全てがiPhoneから簡単に状況把握できるところです。
Apple Cardには物理カードもある!
先ほど少し触れましたが、Apple Cardには物理カードも存在します。
素材はチタン製でカード番号やセキュリティーコードなど一切ないシンプルなもの。
物理カードの良さは、とにかくデザインがかっこいい!それに尽きるでしょう。
注意が必要なのは物理カードの方は還元率が1%というところ。
ただし、かっこいい。
そしてカードブランドはMastercardですから、使える場所も多いです。
お得というよりは、所有欲を掻き立てられるカードですね。
Apple Cardはいつから利用できるの?
Apple Cardはアメリカのみ提供で、時期は今年の夏とのこと。
Apple Pay自体も日本では導入が少し遅れましたから、Apple Cardもいずれ日本にやってくると信じて待ちましょう。
次の章ではアップルの新サービスであるApple ArcadeとApple News+を紹介します。
Apple PayをApple Watchで使う方法|設定・連携とSuicaチャージの手順Apple Arcade
次に紹介するのはApple Arcadeです。
Apple Arcadeはアーケード(ビデオゲーム装置)というネーミングから当然ゲームに関するサービスです。
噛み砕いてて説明すると、
月々〇〇円支払ったら、好きなだけゲームできるよ!という定額サービスです。
Apple Arcadeってどこが凄いの?
Apple Arcadeの凄いのはApple Arcadeでしか遊ぶことのできないオリジナルゲームが100本以上登場するところです。
これからタイトルも増えていくと予想されますから、通常のアプリよりもリッチなゲームが開発される可能性も十分あります。
- 広告なし
- アプリ内課金なし
- いつでもどこでも、オフラインでプレイできる
- 家族が6人までプランを共有できる
アプリ内課金がないので子供でも安心してゲームを楽しめますね。
有名ゲーム制作者も参加!ファイナルファンタジーのあの人も!
Apple Arcadeの為に数々の有名ゲーム制作者が参加を表明しています。
大人気RPGファイナルファンタジーシリーズの坂口博信氏がアップルの発表会に登場していました。
これからも有名ゲームクリエーターが続々と参加するのではないでしょうか。
Apple Arcadeの対応端末は?
Apple ArcadeはモバイルであるiPhoneは当然のこと、MacなどのPC、Apple TVなどのテレビまでデバイスを選ばず遊ぶことができます。
これにより、移動中にiPhoneで途中まで遊んでいたゲームを、家に帰ったらテレビで続きをプレイするといったことが可能に。
Apple Arcadeはいつから遊べるの?月額料金は?
アップルの発表会では提供時期は今秋とし、世界150以上の国と地域で利用できるとのこと。
日本も入っています!
月額料金はまだ未定。こちらもアップルに公式WEBに専用ページがありますので、秋に登場するでしょう!
Apple News+
4つ目にご紹介するのがApple News+です。
Apple News+はもともとあったApple Newsがパワーアップしたもので、簡単に説明すると月額料金を支払えば好きなだけ雑誌や新聞が読めるよ!というもの。
Apple News自体は以前から存在したサービスですが日本は非対応なため、あまり知られていません。
今回のApple News+も日本対応は未定です。
Apple News+ってどこが凄いの?
Apple News+は300以上の雑誌購読をさらに追加しました。
例えば以下のような雑誌が月額料金を支払えば好きなだけ読むことができます。
- Rolling Stone
- Entertainment Weekly
- People
- Vogue
- ELLE
- InStyle
- National Geographic Magazine
- Wall Street Journal
日本人にはピンとこない名前も並んでいますが、VogueやELLEは有名ですね。
Apple News+はいつから利用できるの?月額料金は?
Apple News+は最初にアメリカとカナダで発表会直後から開始されます。
今秋にイギリス、ヨーロッパ、オーストラリアとサービスを拡大していく予定とのこと。
気になる月額料金はアメリカで9.99ドル、カナダでは12.99ドル。1ヶ月の無料トライアルがついてくるそうです。
気になる日本でのApple News+の提供は?
残念ながらApple News+の日本での提供は触れられませんでした。
もしも月額1,000円で人気雑誌が読み放題になれば、利用者は多くなると思うのですが…。
定額で雑誌や漫画を読めるサービスは多くありますが、アップルが提供することでiPhoneでの使いやすさは他のサービスを超えてくるでしょう。
日本対応を願うばかりです。
Appleイベントまとめ|新サービスはApple TV+やApple Arcadeなど4つ!をおさらい
では最後にアップルが発表した新サービスをまとめましょう。
- Apple TV+:日本でも秋からサービス開始!月額料金は未定
- Apple Card:日本の開始時期は未定
- Apple Arcade:日本でも秋からサービス開始!月額料金は未定
- Apple News+:日本の開始時期は未定
今回のアップルの発表会はサービス中心のものでした。
やはり気になるのは日本でも開始が予定されているApple TV+、Apple Arcadeでしょうか。
Apple TV+はNetflixやHuluに迫れるか、Apple ArcadeはGoogleが最近発表したSTADIAとどっちが楽しめるのか、アップルが本格的にゲームと映像のサブスクに乗り出したことで、さらに市場が拡大しそうですね。
サービス開始を首を長くして待ちましょう!
とにかく、チタン製Apple Cardは使わなくても欲しいです!