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Appleは「システム状況」のWebサイトで、サービス全般に障害が発生していないかユーザーが確認できるようにしています。
iPhoneやiPad、MacなどのApple製品は、端末間で自動的にデータが同期して、何かと便利に使えますよね。
ただ、長く利用しているとうまく同期しなかったり、いつも通りに使えないということもあるでしょう。
そんな時にシステム状況をチェックすれば、Apple側のトラブルか端末側のトラブルかすぐ確認できます。
Appleのアプリ・サービスをよく利用する方は、システム状況でサービス障害・メンテナンス状況の確認方法をぜひ押さえておきましょう!
- Appleのサービス稼働状況が一目でわかるサービス
- スマホ・PCの両方から見られる
- 確認できるサービスの数は53種類
- システム状況で問題なければ端末を疑おう
Appleのシステム状況とは
トップ画像引用元:iCloud Drive を設定する – Apple サポート
Appleのシステム状況は、App StoreやiCloud、Apple Musicなど、Appleが提供しているサービスの稼働状況を一覧表示してくれるサポートサービスです。
各サービスを利用したくても接続できないとき、iPhoneの設定や接続状況が悪いのかサービスが停止しているのかわかりませんよね。
そんな時は、システム状況をチェックすれば各サービスが稼働中か停止中かがすぐわかります。
例えば、次のようなトラブルが起こったら、Appleのサービス障害やメンテナンス中の可能性があります。
- App Storeに接続できない時
- カレンダーや連絡先などiCloudに同期している内容が表示されない時
- Apple IDでログインしているWebサイト・アプリが使えない時
- ミュージックアプリで音楽が再生できない時
- キーチェーンにID・パスワードを保存しているのに自動入力できない時
- iCloudバックアップができなかったと通知が表示された時
- Siriを使っても答えが返ってこない時
またシステム状況は、一般ユーザー向けのサービスの稼働状況とは別に、アプリ開発者向けにAPIなどの稼働状況も表示してくれています。
XcodeからApp Storeに接続できない時やビルド中にエラーになる時は、念のため開発者向けのシステム状況をチェックするといいでしょう。
Appleのシステム状況で確認できること
Appleのシステム状況を開くと、様々なサービスの稼働状況がチェックできます。
その数はなんと53個で、それぞれの状況がリアルタイムで更新されていきます。
実際にどんなサービスがあるのか、例をいくつか挙げてみます。
- App Store
- Apple ID
- Apple Music
- Apple Pay
- FaceTime
- Game Center
- iCloud Drive
- iCloudメール
- iMessage
- iTunes Store
- Siri
- 探す(「iPhoneを探す」等)
- 写真 など
このようなアプリ・サービスが利用可能なら、サービス名の横に「緑の●」が表示されます。
それ以外の色(赤や黄)が表示される場合は、サーバーが停止していたりメンテナンス中だったりと、現在利用できないことを表します。
Appleのシステム状況の使い方
続いてAppleのシステム状況を確認する流れについてです。
Appleのシステム状況は、スマホとパソコンでは表示が少し異なります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スマホでAppleのシステム状況を確認する流れ
スマホのシステム状況は、正常に稼働しているサービスとトラブルがあるサービスに別れて表示されます。
全サービスを一覧表示するわけではないので、サービス障害やメンテナンス情報をピンポイントでみつけられますね。
- Appleのシステム状況にアクセス
- 「現在発生している問題」をタップして確認
1 Appleのシステム状況にアクセス
まずはAppleのシステム状況にアクセスします。
Appleユーザーの方は、このページをブックマークしておくと便利かもしれません。
2 「現在発生している問題」をタップして確認
「すべてのサービスは正常に稼働中です」となっていれば、その時点でサービス障害やメンテナンスはありません。
一方Appleのサービスで何かしらのサービス障害が発生していると、正常稼働しているサービスとは別枠で表示されます。
また直近でメンテナンスやトラブルがあった場合は、解決済みのものも別枠で表示されるので、内容はよく読むようにしましょう。
パソコンでAppleのシステム状況を確認する流れ
パソコンでシステム状況にアクセスすると、すべてのサービスが一覧で表示されます。
ぱっと見てサービス障害やメンテナンスがあるか分かるので便利ですね。
- Appleのシステム状況にアクセス
- 確認したいサービス名や機能名を探す
- サービス/機能名のアイコンの色をチェック
- サービスが停止中の場合はサービス名をクリック
1 Appleのシステム状況にアクセス
まずはAppleのシステム状況にアクセスします。
システム状況へは、Appleの公式サイトから飛ぶことができます。
2 確認したいサービス名や機能名を探す
サービスや機能が一覧で出てくるので、そこから目当ての名前を探します。
アルファベット&50音順で並んでいるので、見つけやすいですね。
3 サービス名/機能名のアイコンが何色かチェック
自分の確認したいサービスや機能のアイコンが何色かを確認しましょう。
サービス名の左にあるアイコンが緑色なら、現在問題なく稼働しているということです。
4 サービスが停止中の場合はサービス名をクリック
アイコンが黄色や赤系の場合は、現在利用できない状態です。
サービス名をクリックすると詳細が表示されるので、復旧見込みの時間をチェックしましょう。
なおアイコンが緑色でも、直近でトラブルがあったサービス名は詳細が確認できるようになっています。
システム状況は稼働中なのにアプリ等が使えない時の対処法
最後に、Appleのシステム状況では稼働中になっているアプリやサービスが利用できない場合の対処法を見ていきましょう。
システム状況で稼働中になっていれば、スマホやパソコンなどの端末側に問題があると考えられます。
システム状況で問題ないのに使えないなら、次のポイントをチェックしましょう。
- Wi-Fiや4Gなどネットにつながっているか
- iOSやアプリが最新にアップデートされているか
- 日時・時刻がずれていないか
Wi-Fiや4Gなどネットにつながっているか確認する
App Store等のAppleのアプリで「接続できません」と表示されてしまうときは、ネットにつながっているかいま一度確認しましょう。
確認方法は簡単で、SafariなどWebブラウザでネットにつながっていればOKですね。
もしネットに繋がらない状態なら、次のポイントをチェックして解消しましょう。
- 機内モードON→OFFで再接続してみる
- スマホ料金やネット料金の未納がないか確認してみる
- スマホが速度制限を受けていないか確認してみる
- 端末の再起動をしてみる
ちょっとしたトラブルでネットに繋がらないだけなら、上記のポイントをチェックすれば大抵は直るので試してみてくださいね。
iOSやアプリが最新にアップデートされているか確認する
Appleが提供するサービスや各種アプリと端末のOSは、基本的に最新バージョンで利用するようにしましょう。
Appleは毎年新しいiPhoneを発売し、その度にOSをメジャーバージョンアップさせています。
それに伴い各種サービスも最新OSに対応させ、古いバージョンのOS・アプリが対応から外れることがあります。
幸い最新のiOSやmacOSは、かなり古い端末でも対応しているので積極的にアップデートを試してみてくださいね!
日時・時刻がずれていないか確認する
スマホの時刻を変更している方は、日時を自動設定にしてみましょう。
自動設定にする手順は、以下の通りです。
- 「設定」から「一般」をタップする
- 「日付と時刻」をタップする
- 「自動設定」をオンにする
また時間帯(タイムゾーン)をApple IDとは別の国に設定している方も、アカウント設定で「お住まいの国」の時間帯に変更してみましょう。
現在Apple IDのアカウント設定でお住まいの国の変更が停止されているので、もしかすると不正アクセス対策の一環で時間帯・時刻が異なるとアクセスできないのかもしれません。
特に過去の日時に設定している端末は、Appleのサービスから弾かれることが多いように感じます。
何かしらの理由があって時刻を調整している方も、原因の切り分けのために時刻を自動設定にしてみてくださいね。
Appleのシステム状況はトラブルの時にチェックしよう!
Appleがユーザー向けに公開しているシステム状況について解説しました。
Appleのサービスやアプリが利用できない時にシステム状況をチェックすれば、トラブルの原因の切り分けに便利です。
- App Storeに接続できない時
- カレンダーや連絡先などiCloudに同期している内容が表示されない時
- Apple IDでログインしているWebサイト・アプリが使えない時
- ミュージックアプリで音楽が再生できない時
- キーチェーンにID・パスワードを保存しているのに自動入力できない時
- iCloudバックアップができなかったと通知が表示された時
- Siriを使っても答えが返ってこない時
Appleのシステム状況が稼働中の表示なら、トラブルの原因は端末側にあると判断できますね。
- Wi-Fiや4Gなどネットにつながっているか
- iOSやアプリが最新にアップデートされているか
- 日時・時刻がずれていないか
App StoreやiCloudなど、Appleのサービス・アプリがうまく使えない時は、システム状況を確認してスムーズに原因を特定してくださいね。