Apple PayにPASMOやnanacoは設定できない!Suicaはできるのになんで?

  • 2019年7月11日
  • by.pnatsu

アップルペイ

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iPhone 7以降のモデルでは、日本国内では主流となっている電子マネーの規格であるFeliCaに対応しました。

そのため、日本国内でもSuicaなどの電子マネーやクレジットカードを登録して、リアル店舗でもモバイル決済が使えるようになりました。

しかし、電子マネーの種類は大変多く、全ての電子マネーがApple Payに対応しているわけではありません。

電子マネーを長く使ってきた方の中には、これまで使ってきた電子マネーをApple Payでも使いたいとお考えの方も多いのではないでしょうか。

ここでは、電子マネーの中でも比較的利用者の多いPASMOやnanacoが、Apple Payに登録できるのかを調査していきます。

PASMOやnanacoをApple Payで使いたいとお考えの方や、Apple Payをこれから使いたいとお考えの方は是非参考にしてください。

スマホ決済|今さら聞けないApple Pay・NFC・FeliCa・おサイフケータイの違い

Apple PayにPASMOやnanacoは設定できないのか

PASMOやnanacoをこれまで使ってきた方の場合には、Apple Payに登録することで使い勝手が向上するため、是非登録したいとお考えでしょう。

早速ですが、PASMOやnanacoのApple Payへの登録可否は以下の通りとなります。

Apple Payへの登録可否
  • PASMO:登録不可
  • nanaco:登録不可

現状では、PASMOもnanacoもApple Payに登録することができません

最初から残念な結果をお伝えすることになってしまいましたが、なぜそのような状況なのか不思議に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

次の項目では、電子マネーの規格について触れながら、PASMOやnanacoがApple Payに登録できない理由を探っていきます。

電子マネーの規格Suicaとの違いは何か

電子マネー読み取り端末
電子マネーはかざして決済が完了することから、何かしらのデータをやりとりする機能が必要となりますが、それがNFCと呼ばれる通信技術になります。

まずは、NFCという通信技術がどのようなものなのかを見ていきたいと思います。

電子マネーに採用されている通信技術NFC

電子マネーの通信技術に採用されているNFCですが、NFCはいくつかの規格が存在しており、主なものは以下のようなものがあります。

NFCの種類
  • Type-A
  • Type-B
  • Type-F(FeliCa)

NFCとは近距離無線技術の一種で、通信可能距離は10cm程度となっていて、電子マネーのほかにも端末同士の認識等に使われています。

身近なところだと、スマホやデジタルカメラにも搭載されていて、端末同士を近づけるだけで認証が完了するというような使われ方がされています。

電子マネーに話を戻しますが、Type-AやType-Bは主に海外の電子マネーの規格として広く採用されています。

それに対して、日本国内の電子マネーの通信技術として主に採用されているのは、Type-Fとして分類されている「FeliCa」です。

Type-F(FeliCa)はソニーのが開発した技術で、現状では日本国内の電子マネー以外にはほとんど使われておりません。

人気の電子マネーの規格は何か

日本国内でも多くの電子マネーが存在しており、生活パターンによりお得度も変わってくることから、ユーザーごとにお気に入りの電子マネーは変化します。

日本国内の電子マネーの通信技術として、FeliCaが広く採用されているということですが、具体的に各電子マネーの規格を見てみると以下のようになります。

日本国内の電子マネーの規格
  • Suica:FeliCa
  • PASMO:FeliCa
  • nanaco:FeliCa
  • 楽天Edy:FeliCa

それに対して、Apple Payへの対応状況という観点から見てみると結果は以下の通りとなっています。

Apple Payへの対応状況
  • Suica:対応
  • PASMO:非対応
  • nanaco:非対応
  • 楽天Edy:非対応

同じ通信規格を採用していても、結果的にApple Payに登録できるのはSuicaのみということになっています。

次の章では、「なぜApple Payでで使える電子マネーはSuicaだけなのか」についてお伝えします。

Apple Payの使い方・設定方法|Apple Watch連携とSuicaチャージの手順

Suicaが使えるのはiPhone普及率の影響か

SuicaだけがApple Payで利用できる理由について探るうえで、iPhoneの普及率が重要な要素で、大きな影響を与えていると考えられています。

iPhoneの普及率

iPhone
スマートフォンはOSの違いにより、AndroidとiOSと搭載したiPhoneの2種類に大別されますが、日本国内と世界各国では普及率に違いが見られます。

iPhoneの普及率
  • 日本国内:5割
  • 世界各国:2割

国によりばらつきは見られるものの、諸外国では2割程度の普及率となっているのに対して、日本での普及率は5割と大変高い結果になっています。

日本国内でiPhoneを販売しているのは、ドコモ・au・ソフトバンクであることから販売競争が行われてきた結果であるという説があります。

また、最近では格安スマホを扱うMVNOでもiPhoneの旧モデルを販売している状況もあり、日本国内でのiPhone普及率に影響を与えていると考えられます。

Apple社の戦略的な要素が強い

先ほどの項目でもお伝えしましたが、日本国内でのiPhoneの普及率は他の国に比較するととても高いことがわかります。

電子マネーの規格の部分に話を戻すと、電子マネーの規格には、Type-A・Type-B・Type-F(FeliCa)の3つがあります。

Type-AとType-Bは、世界的に広く電子マネーの通信技術として採用されており、iPhoneシリーズとしてもType-AとType-Bへの対応が先駆けて行われてきました。

それに引き換えType-F(FeliCa)は、日本以外ではほとんど採用されていないことから、グローバルモデルを扱うメーカーが対応するという可能性は低いというのがこれまでの見方でした。

これが一転して、iPhone 7にType-F(FeliCa)が対応したということは、iPhoneユーザーの比率の高い日本の市場を囲い込むという戦略的な要素が強いのではないかと予想されます。

なぜSuicaだけが使えるのか

電子マネーのカード

Suicaが採用された理由
  • 国内での圧倒的シェア

モバイルSuicaはユーザー数が多く、日本国内の公共機関発行の電子マネーとしては圧倒的なシェアとなっています。

Suicaを発行しているJR東日本としてもiPhone初で唯一の電子マネーとなることで、ユーザーの囲い込みにつながります。

そして、Appleとしても日本国内で圧倒的シェアの電子マネーを利用可能にすることで、利用者の囲い込みにつながります。

JR東日本とAppleの双方にメリットがあることから、今回のApple PayのType-F(FeliCa)へのSuica対応が実現したと言ってもよいでしょう。

そこには、電子マネーの運営がJR東日本という巨大企業であったことも、今回の交渉に影響を与えたという見方もあります。

PASMOやnanacoはいつから使えるのか

Type-F(FeliCa)に対応したSuicaがApple Payに対応していることから、技術的な面ではPASMOやnanacoもApple Payに対応することは可能なはずです。

では、いつからPASMOやnanacoはApple Payで使えるのかということが気になるところです。

Apple Payへの対応予定
  • PASMO:未定
  • nanaco:未定

現状では、PASMOやnanacoはApple Payに登録できない状況であり、今後対応する予定すらアナウンスされていない状況です。

あるとすれば、AppleがSuica以外の電子マネーに対応することによるメリットを模索するタイミングや、PASMOやnanacoが個別に交渉をして合意した場合となります。

可能性的にはゼロではないものの、近い将来使えるようになるという期待はできないというのが現状です。

次の章では、「Apple PayにPASMOをnanacoは設定できない!Suicaはできるのになんで?」のまとめをお伝えします。

おサイフケータイからApple Payに乗り換えてわかったApple Payのいいところ・不便なところ

「Apple PayにPASMOをnanacoは設定できない!Suicaはできるのになんで?」のまとめ

ここまで、電子マネーであるPASMOやnanacoがApple Payに登録できるのか、そしてその理由などについてお伝えしてきましたが、まとめると以下のようになります。

Apple Payへの登録可否
  • PASMO:登録不可
  • nanaco:登録不可
NFCの種類
  • Type-A
  • Type-B
  • Type-F(FeliCa)
日本国内の電子マネーの規格
  • Suica:FeliCa
  • PASMO:FeliCa
  • nanaco:FeliCa
  • 楽天Edy:FeliCa
Apple Payへの対応状況
  • Suica:対応
  • PASMO:非対応
  • nanaco:非対応
  • 楽天Edy:非対応
iPhoneの普及率
  • 日本国内:5割
  • 世界各国:2割
Suicaが採用された理由
  • 国内での圧倒的シェア
Apple Payへの対応予定
  • PASMO:未定
  • nanaco:未定

PASMOやnanacoなど日本国内で普及している電子マネーの多くは、Type-F(FeliCa)と呼ばれるNFCの規格に対応しています。

そのなかでもSuicaだけがApple Payで使える理由としては、国内で圧倒的なシェアを誇っていたことで、Apple側が市場の囲い込みのため採用したとの見方が濃厚です。

他の電子マネーも今後使えるようになる可能性はあるものの、具体的にいつからという予定などはアナウンスされていません。

少し残念ですが、Suica以外の電子マネーをApple Payで使うことはもう少し我慢する必要がありそうです。

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pnatsu
pnatsu
pnatsuと申します。 iPhone好きで、便利機能やアプリの情報を集めることが好きです。 趣味や経験を活かして、スマホ関連全般の記事を主に作成しています。 みなさんの快適なスマホライフのお役に立てる情報をお届けすることが最大のミッションです。

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