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2016年に日本におけるApple Payのサービスが開始され、Suicaに対応したことによってiPhoneでSuicaを利用している人も多いかもしれません。
Apple PayでSuicaを利用する場合、Apple Pay上で新規発行する方法と既存のカードを取り込む方法の2種類があります。
既存のカードをApple Payに取り込んで使っている場合、「再びカードタイプのSuicaに戻すことはできるのだろうか?」と思うことがあるかもしれません。
そこでこの記事では、一度Apple Payに取り込んだSuicaをカードに戻せるのかどうかをチェックしていきます。
Apple PayでSuicaを使っている人は、ぜひチェックしておいてください!
トップ画像引用元:Apple PayのSuica:JR東日本
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一度Apple Payに取り込んだSuicaは元に戻せない
画像引用元:Apple Pay – Apple(日本)
結論からみると、一度SuicaカードをApple Payに取り込んだ場合、再びカードタイプのものに戻すことはできません。
Suicaの切り替え手続きは、カードからApple Payへの一方通行だと覚えておきましょう。
カードタイプのSuicaを使いたい場合は新規発行しよう
画像引用元:購入方法|Suica:JR東日本
現在Apple PayのSuicaを使っていて、何らかの事情でカードタイプのものを使わなければならない場合は新規発行する必要があります。
発行はJR東日本の駅で行えるので、最寄りの駅で発行しましょう。
Apple Payに登録したSuicaが不要の場合は払い戻しできる
カードタイプのSuicaが必要になった場合、Apple Payに登録したSuicaを使わなくなるかもしれません。
その場合は払い戻しできるので忘れずに手続きしましょう。
詳しい払い戻し手順については後述します。
カードタイプのSuicaが必要になる可能性がある場合はApple Payに取り込まないようにしよう
画像引用元:Apple Pay – Apple(日本)
Apple PayでSuicaを利用する場合、Apple Payアプリ上で新規発行することができます。
したがって、今後カードタイプのSuicaが必要になる可能性が考えられる場合はApple Pay上で新規発行し、カードはそのまま保有しておくのがオススメです。
Apple Payに取り込んだSuicaは永久に利用不可となる
Apple Payアプリを利用する際に新規発行せず、既存のカードを取り込んだ場合は取り込み元のカードは利用不可になります。
Apple Payアプリからカードにデータを移すことはできないので注意しましょう。
これについてはJR東日本の公式サイト上でもアナウンスされているので、あわせて確認してください。
デポジットは残高に充当される
Suicaカード購入時に、JR東日本に預けたデポジット(500円)はApple Payに取り込んだ際に残高に充当されます。
そのため、取り込み済みのカードをJR東日本に返却してもデポジットは返金されないので注意してください。
なお、Apple Payに取り込んだSuicaカードは返却する必要がなく、自分で処分するようにアナウンスされています。
Apple Pay上で発行すればカードタイプとの併用も可能
画像引用元:Apple PayのSuica:JR東日本>Apple PayのSuicaをはじめる
Apple PayにSuicaを登録する際には、新規発行を選べば2枚所有しているのと同じ状態になり、使い分けることができます。
業務用とプライベート用でSuicaを使い分けたい場合などにも便利なので、なるべく新規発行を選ぶのがオススメです。
次の章では、カードタイプのSuicaを購入し、Apple PayのSuicaを払い戻す方法について紹介します。
どうしてもカードに戻したい場合は参考にしてください。
すでに取り込み済みの場合は新たにSuicaカードを購入してApple PayのSuicaを払い戻そう
前述の通り、一旦Apple Payに取り込んだSuicaカードは元に戻すことができません。
そのため、この状態でSuicaカードが必要になった場合は新たに購入する必要があります。
Apple PayのSuicaを払い戻してカードタイプのものにする場合の手順を一覧でまとめると次の通りです。
- JR東日本の駅でSuicaカードを新規発行する
- Suicaカードに必要金額をチャージする
- Apple Payに登録しているSuicaを払い戻す
それぞれの手順について詳しくみていきましょう。
新しいSuicaカードを購入する
最初にJR東日本の駅に行き、新たなSuicaを購入してください。
基本的にSuicaサービスエリア内の駅に設置されている自動券売機で購入できます。
なお、購入と同時にチャージもできるので必要分をチャージしておくのがいいでしょう。
Apple PayのSuicaを払い戻す
画像引用元:Apple Pay – Apple(日本)
カードタイプのSuicaを購入したら、続いてApple Payに登録しているSuicaを払い戻しましょう。
払い戻しの手順は次の通りです。
Suicaアプリを起動する
最初にSuicaアプリを起動しましょう。
もし、何らかの理由でアンインストールしている場合は再度インストールしてください。
管理画面にアクセスする
Suicaアプリを起動すると「Suica管理」と書かれているメニューが表示されるのでそちらにアクセスしてください。
払い戻したいSuicaを選択する
次に払い戻しするSuicaを選択します。
複数のSuicaを登録している場合は手続きするSuicaを間違えないようにしてください。
もし、間違えて手続きすると取り消すことはできません。
注意事項をチェックし、払い戻し額を確認する
手続きを進めると払い戻しに関する注意事項が表示されるのでしっかり読んでください。
その後、注意事項に同意すると払い戻し額が表示されます。
払い戻し額は、SF残高から手数料(220円)を差し引いた額になるので、合っているかきちんと確認しましょう。
なお、定期券がついている場合は定期券の払い戻し額+SF残高-220円です。
振込先金融機関を登録する
払い戻し額を確認したら振込先の金融機関を入力しましょう。
表示される指示に従って口座情報を入力してください。
確定する
全ての入力が完了したら確認し、手続きを完了させてください。
完了後2週間~1ヶ月で払戻金額が指定した金融機関に振り込まれるので、確認しましょう。
この手続きが完了すると、カードタイプのSuicaのみを保有している状態になるので、今後はそちらを利用してください。
払い戻し時の注意事項
次に、Apple PayのSuicaを払い戻す際の注意事項をみていきましょう。
実際に手続きする前にしっかり確認しておいてください。
Apple PayのSuica残高をそのまま移すことはできない
Apple Payからカードタイプに切り替えることはできないというルールにより、残っているSF残高をカードタイプのSuicaに移行させることは不可能です。
また、払い戻しには手数料がかかるので、できるだけ残高を使い切ってから払い戻し操作を行って削除するのがオススメといえるでしょう。
Apple Payからカードに切り替える場合は、新規発行したSuicaカードにチャージしてApple PayのSuicaを払い戻すと覚えておいてください。
なお、払い戻し金額をそのままカードタイプのSuicaにチャージすることもできません。
複数枚のSuicaを払い戻す際は1枚ごとに手数料がかかる
Apple Payに複数のSuicaを登録している場合、全て払い戻す場合でも1枚ごとに手数料がかかります。
そのため、不要になったSuicaの残高は全て使い切ってから払い戻し手続きをするのが最もお得です
用途ごとに使い分けたい場合など、カードタイプのSuicaに切り替えたい理由によっては、Apple Pay上で複数のSuicaを使い分ける方が便利な場合もあるので確認してみてください。
回線を解約していると手続きが大変になる
Apple Payに登録したSuicaの払い戻し手続きをする前に回線を解約してしまうと、アプリ上から払い戻しできず、PCから払い戻し手続きをしなければなりません。
こうなると少し手間が増えてしまうので、解約を予定している場合は解約する前にSuicaの払い戻し手続きを行いましょう。
次の章では、今回紹介したポイントをまとめて振り返ります。
Apple Payに取り込んだSuicaをカードに戻す方法まとめ
今回は「Apple Payに取り込んだSuicaをカードタイプのものに戻すことはできるのか」をテーマにしてみていきました。
カードとして発行したSuicaを一度Apple Payに取り込んでしまうと再び戻すことはできません。
そのため、Apple Payに取り込む際にはよく考えるようにしてください。
それでも、どうしてもカードタイプのものを利用しなければならなかったときのために、覚えておきたいポイントは次の通りです。
Suicaカードを新規発行してApple PayのSuicaを払い戻すのが唯一の方法
SuicaをApple Payに取り込んだ後にカードが必要になった場合、新規発行するしかないので駅にいって発行してください。
それに伴ってApple PayのSuicaが不要になる場合は、別途アプリ上から払い戻し手続きをしましょう。
ただし、払い戻しした金額が振り込まれるまでには時間がかかるので注意が必要です。
Apple Payにカードを取り込まないのが最もオススメ
後でカードタイプのSuicaが必要になる可能性がある場合、Apple Payにカードを取り込まずに、新規発行するのが最もオススメといえるでしょう。
そうすることによって、Apple PayのSuicaとSuicaカードの2つを保有でき、後でカードが必要になった場合でもすぐに使えます。
ただし、Suicaは最後の利用日から10年間利用しないと失効するので注意しましょう。
やっぱりカードは不要だと思った場合は、失効していない限りJR東日本の駅の窓口で払い戻しできます。
このように、一旦Apple PayにSuicaを取り込んでしまうと二度と元に戻すことはできません。
新規発行して払い戻しするなどの手間がかかるので、メリット・デメリットをよく考えてから取り込むようにしましょう。
また、iPhoneの回線を解約する場合などは払い戻してカードタイプを利用するのが一番ですが、単純に使い分けたい場合は、Apple Pay内で複数のSuicaを保有することもできるのでこちらも検討してみてください。
Apple PayでSuicaを利用するのは便利ですが、カードタイプに戻すことはできないなどのデメリットもあるので、あらかじめしっかりチェックしておくことをオススメします。