AQUOS R compact レビュー|4インチ台の高スペック小型サイズスマホ

AQUOS R compact レビュー|4インチ台の高スペック小型サイズスマホ

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば頭金不要で通常のショップよりお得に購入できます。

2017年7月に発売されたシャープ「AQUOS R」と同等の性能を備えたコンパクトモデルとして2017年12月に「AQUOS R compact」が発売されました。

2014年に発売された「iPhone 6 plus」から始まったと言われるスマートフォンの大型化により、コンパクトモデルは現在でもマイナーな立場に置かれています。

ディスプレイサイズの主流が6インチ前後の今日において、4インチ台で登場した「AQUOS R compact」は市場の流れを一新させる革新的なスマホになりうるでしょうか、それともやがては本流に飲み込まれてしまう支流の一つに過ぎないのでしょうか。

今回は、高スペック小型スマホ「AQUOS R compact」について詳しくご紹介していきます。

画像引用元:シャープ スマートフォン・携帯電話AQUOS 公式サイト

1 AQUOS R compact スペック比較

「AQUOS R compact」と近い時期に発売され、ライバルと言えるスマホといえばソニー「Xperia XZ1 compact」でしょう。

どちらのスマホもスマートフォンの高い機能性と同時にコンパクトサイズを求めるユーザーに高く評価されていますが、デザイン性や性能について大きな差はあるのでしょうか。スペックを比較して見ます。

機種名AQUOS R compactXperia XZ1 Compact
発売日2017/12/22
(MVNO:2018/1/25)
2017/11/17
メーカーシャープソニーモバイル
OSAndroid 8.0Android 8.0
幅×高×厚(mm)66×132×9.665×129×9.3
重さ140g143g
カラーカラー
ムーンホワイト、トルマリンブラック、ダイヤモンドイエロー、アメジストパープル
ムーンリットブルー、ブラック、ウォームシルバー、ヴィーナスピンク
画面サイズ4.9インチ4.6インチ
画面比率17:916:9
解像度1,080×2,032(FHD)720×1,280(HD)
ディスプレイIGZO LCDIPS LCD
電池容量2,500mAh2,700mAh
CPUQualcomm Snapdragon 660
(SDM660)
Qualcomm Snapdragon 835
(MSM8998)
クロック2.2GHz+1.8GHz2.45GHz+1.9GHz
コア数8コア 8コア
ROM32GB32GB
RAM3GB4GB
外部メモリmicroSDXC(最大400GB)microSDXC(最大256GB)
セキュリティ指紋認証指紋認証、顔認証
指紋認証センサー正面下右側面
充電type-C 2.0、Quick Charge 3.0type-C 2.0、Quick Charge 3.0
メインカメラ1,640万画素1,920万画素
サブカメラ800万画素800万画素

1-1 AQUOS R compactのデザインについて

画像引用元:AQUOS R compact スペシャルサイト

「Xperia XZ1 Compact」はソニーらしさとも言える角ばったデザインに、現在では流行遅れとも言える太いベゼル(ディスプレイの枠)が上下にあります。

「AQUOS R compact」では多くのスマートフォンと同じように角が丸く取れ、ベゼルについても指紋認証センサーのある下部は太いものの、上部、左右ともベゼルレスを実現し、大きなディスプレイサイズを確保しています。

シャープの「フリーフォームディスプレイ」の開発により、ディスプレイのデザインの自由度が広がりました。

「AQUOS R compact」では「EDGEST fit」デザインを採用し、外側の丸みを帯びた枠のギリギリまでディスプレイを最大限広げています。

必要不可欠なサブカメラ(インカメラ)も最小限に抑え、ディスプレイ内に配置することに成功しています。

デザイン性だけでなく、画面サイズにおいても魅力を感じさせるスマホとなっています。

1-2 AQUOS R compactの指紋認証センサー

指紋認証センサーについてですが、「Xperia XZ1 Compact」では右側面に位置し、「AQUOS R compact」では正面下部に配置されています。

配置に関しては使いやすい、使いにくいといった賛否両論が飛び交い、ユーザーにより意見が別れるところでもあります。

「Xperia XZ1」の後継機である「Xperia XZ2」では背面にセンサーを配置し、他社からは近い将来ディスプレイ上にセンサーを配置したモデルが出て来ることが予想されます。

このように指紋認証センサーの位置の選択肢が広がり、やがてその中から主流となるものが定着していくと考えられます。

「AQUOS R compact」と「Xperia XZ1 Compact」の指紋認証センサーの違いで見逃せないのが、「AQUOS R compact」では指を置くだけで指紋認証と画面ロック解除が行われますが「Xperia XZ1 Compact」ではボタンを押し込む必要があります。

小さな違いと見る方もいるかもしれませんが、スマートフォンを手にする度に行われる頻度の高い動作であることを考えると、よりスムーズに行える「AQUOS R compact」の方が優れていると言えるでしょう。

「Xperia XZ1 Compact」の指紋認証センサーは電源キーと画面ロックキーが一体となったボタンに搭載されていますが、「AQUOS R compact」では正面に位置しているためiPhoneなどと同じくホームキーにセンサーが搭載されています。

また、こちらはナビゲーションキーとしても設定が可能となっています。

センサー部を左から右へなぞると「戻るキー」として使用でき、右から左へなぞると「履歴キー」としても使用できます。

本来、画面下部に配置され、表示された情報を一部隠しているナビゲーションキーを非表示にできますので、画面を無駄なく使用できます。

コンパクトながら画面を最大限広くしようとするシャープの努力が見て取れます。

1-3 AQUOS R compactの解像度の高さ

画像引用元:AQUOS R compact スペシャルサイト

「AQUOS R compact」は「Xperia XZ1 Compact」とは違い、フルハイビジョン画質のディスプレイを搭載しています。

さらに画面比率は17:9とこれまで一般的だった16:9よりも縦に高くなり、その分、表示する情報量が多くなり、現在の映像コンテンツに合わせた比率となっています。

「AQUOS R compact」ではベゼルレスのディスプレイにより、4.9インチの画面サイズを確保しています。

「iPhone 8」が4.7インチなので、わずかですがそれよりも大きくなります。

コンパクトサイズを好むユーザーでも画面サイズを犠牲にしたくないのが本音でしょうから、この点は大きな魅力です。

さらに注目すべきは「ハイスピードIGZO」搭載のディスプレイを採用している点です。

従来の60Hz駆動に比べ、倍の120Hz駆動を可能にし、動きの激しい動画やWebサイトの画面スクロールでも残像が残らず、滑らかな操作感を実現しています。

目にとってもストレスが軽減され、疲れにくいという調査(シャープ調べ)がありますので、大画面で見やすい大型スマートフォンと比べて画面が小さいコンパクトスマートフォンを使用するユーザーにとってはうれしい性能と言えるでしょう。

また、ディスプレイ上にのぞき見を防止する「ベールビュー」が搭載されています。

これは従来のシャープ製スマートフォンに搭載されながら、「AQUOS R」では見送られた機能でしたが、ユーザーからの要望があった為か、「AQUOS R compact」で復活しました。

細かい点ではありますが、ユーザーへの気配りがされています。

小さいスマホでおすすめの8機種|4インチ台の小型モデル【2018年版】

次の章ではAQUOS R compactを購入できる通信事業者を紹介します。

1-4 シャープ独自のAI「エモパー」

画像引用元:公式エモパー情報サイト エモパーク

「AQUOS R compact」にはシャープが従来のスマホから搭載し続けている独自開発の人工知能「エモパー」のバージョン7.1(購入時7.0)が搭載されています。

「エモパー」とは「エモーショナル パートナー(Emotional Partner)」の略で、iPhoneの「Siri」とは違い、ユーザーから話しかける前に「スケジュール」や「天気」「ニュース」などの情報を提供してくれます。

さらに、ユーザーのライフスタイルを学習し、知りたい情報を先回りして探してくれたりもします。

基本的には「エモパー」から話しかけてくる内容を聞けば良いだけですので、よくあるこちらから話しかけて応答するような、人工知能を備えたデバイスに比べ、気楽に利用が出来るのが特徴です。

「AQUOS R compact」に搭載されたバージョン7.1では、従来のバージョンよりも豊富なジャンルからニュースが提供できるようになったり、「Siri」と同じように「〜について教えて」と話しかけることにより検索も可能になっています。

ソフトバンクで販売されているオプション品のロボクル(卓上ホルダ)を使用すると、スマホ本体を充電する状態でホルダが回転し、サブカメラ(インカメラ)で人の顔を検知して話しかけてくれます。

これで本体を手に取ることなく「エモパー」を楽しむことができます。

1-5 処理速度がやや不満

「Xperia XZ1 Compact」はディスプレイこそフルHDではありませんが、現行機種としてトップクラスの処理能力を持つ「Snapdragon 835」を搭載し、ハイエンドモデルとして高画質のゲームもなども快適に楽しむことが可能となっています。

片や「AQUOS R compact」では、フルHDや「IGZO LCD」といった目を引く仕様が備わっているにも関わらず、「Xperia XZ1 Compact」とは違いミドルレンジモデルとしての立場に甘んじているのは、その処理速度の違いが大きく関係しています。

WEBサイトを見る、動画を視聴する、といった使用においては両機種の処理速度の違いは気にするほどではないでしょうが、3Dグラフィックの多いゲームアプリなどを頻繁に使用するようなユーザーにとって「AQUOS R compact」は性能としてやや難があるといえます。

2 AQUOS R compactは購入できる通信事業者が多いのがメリット

画像引用元:シャープ スマートフォン・携帯電話AQUOS 公式サイト

先ほど比較した「Xperia XZ1 Compact」はドコモでのみ購入が可能ですが、「AQUOS R compact」はドコモ以外の大手キャリアのソフトバンク、auに加え、SIMフリー版も発売し、格安スマホ事業者(MVNO)でも購入が可能です。

各キャリアでの本体代金の比較をしてみます。

2-1 AQUOS R compact | ソフトバンク版


画像引用元:AQUOS R compact | ソフトバンク

内容機種変更新規契約のりかえ(MNP)
機種代金(総額)1,590円×48ヶ月
(76,320円)
1,590円×48ヶ月
(76,320円)
1,590円×48ヶ月
(76,320円)
月月割(総額)▲1,100円×48ヶ月
(-52,800円)
▲1,100円×48ヶ月
(-52,800円)
▲1,250円×48ヶ月
(-60,000円)
実質負担金(総額)490円×48ヶ月
(23,520円)
490円×48ヶ月
(23,520円)
340円×48ヶ月
(16,320円)
25ヶ月目に機種変更する場合
(半額サポート for Android適用)
490円×24ヶ月
(11,760円)
490円×24ヶ月
(11,760円)
340円×24ヶ月
(8,160円)

ソフトバンク版「AQUOS R compact」の本体価格は76,320円(税込)です。乗り換え(MNP)による購入の場合には割引額が最も高くなります。

長期でソフトバンクを利用する方には「半額サポート for Android」への加入がオススメです。

25ヶ月目にソフトバンクへスマホを返却し、機種変更をすれば25ヶ月目以降のスマホ代金の負担が免除され、本体代金の支払いが実質半額で済みます。

他社からのりかえ(MNP)、さらに「半額サポート for Android」へ加入すると、スマホ代金の実質負担額は本体価格の10分の1に近い8,160円(税込)まで割引されお得に購入することが可能となっています。

ソフトバンク版のカラーバリエーションは、ムーンホワイト・トルマリンブラック・ダイヤモンドイエロー・アメジストパープルの4色です。

ソフトバンク 2018 AQUOS R compactに最安値で機種変更する方法

2-2 AQUOS R compact | au版

画像引用元:AQUOS R compact | au

2017年からの新プラン(auピタットプラン)の場合

内容機種変更新規契約のりかえ(MNP)
機種代金(総額)1,125円×48ヶ月
(54,000円)
1,125円×48ヶ月
(54,000円)
1,125円×48ヶ月
(54,000円)
毎月割(総額)

実質負担金(総額)1,125円×48ヶ月
(54,000円)
1,125円×48ヶ月
(54,000円)
1,125円×48ヶ月
(54,000円)
25ヶ月目に機種変更する場合(アップグレードプログラムEX)1,125円×24ヶ月
(27,000円)
1,125円×24ヶ月
(27,000円)
1,125円×24ヶ月
(27,000円)

従来のプラン(LTEプラン)の場合

内容機種変更新規契約のりかえ(MNP)
機種代金(総額)2,250円×24ヶ月
(54,000円)
2,250円×24ヶ月
(54,000円)
2,250円×24ヶ月
(54,000円)
毎月割(総額)▲801円×24ヶ月
(-19,224円)
▲801円×24ヶ月
(-19,224円)
▲801円×24ヶ月
(-19,224円)
実質負担金(総額)1,449円×24ヶ月
(34,776円)
1,449円×24ヶ月
(34,776円)
1,449円×24ヶ月
(34,776円)
「毎月割」+スマートパス加入 実質負担金(総額)1,125円×24ヶ月
(27,000円)
1,125円×24ヶ月
(27,000円)
1,125円×24ヶ月
(27,000円)

au版「AQUOS R compact SHV41」の本体価格は54,000円(税込)です。

ソフトバンクに比べ本体代金が抑えられていて一見安く感じますが、割引適用後の実質負担額の総額はauの方が若干高くなります。

料金プランが新プランと従来からのプランと大きく分けて2種類ありますが、機種変更にしても、のりかえ(MNP)にしても金額は同一となります。

現在使用しているスマホによっては「下取りプログラム」の対象になる場合がありますので、使用しているスマホを下取りに出すことで負担額に充当することも可能です。

auのカラーバリエーションは、ムーンホワイト・メタルブラック・ローズピンクの3色で、ソフトバンクに比べるとバリエーションが若干少なくなっています。

au 2018 |AQUOS R compact SHV41を最安値で購入・機種変更する方法

次の章では、AQUOS R compactのSIMフリー版について紹介します。

2-3 AQUOS R compact | SIMフリー版

画像引用元:楽天モバイル | AQUOS R compact

SIMフリー版の「AQUOS R compact SH-M06」は大手キャリアよりもカラーバリエーションが少なく、ホワイトとシルバーブラックの2色のみです。

スペック等に関しては全く同じですので、格安スマホ(MVNO)で毎月の利用料を安く抑えながらコンパクトで高機能なスマホを使用することが可能になります。

楽天モバイル

楽天モバイルでは、通話SIMと本体のセットでキャンペーン価格として49,800円(税込53,784円)で販売されてます。

分割では2,241円(税込)×24回で楽天カードによる支払いの場合は分割手数料がかかりません。

楽天モバイルおすすめ最新スマホランキング【2018春夏モデル】

DMMモバイル

DMMモバイルでは一括支払いの場合、64,800円(税込69,984円)で販売され、分割の場合は3,444円(税込)×24回で総額82,656円(税込)となります。

IIJmio

IIJmioでは一括支払いの場合、59,800円(税込64,584円)となり、分割の場合は2,700円(税込)×24回で総額64,800円(税込)となります。

BIGLOBEモバイル

BIGLOBEモバイルでは、本体の購入方法は24回の分割払いのみとなっています。

3,078円(税込)×24回で総額73,872円(税込)となりますが、現在新規申し込み特典として毎月450円の割引が実施されています。

割引適用後は2,592円(税込)×24回で総額62,208円(税込)となります。

ただし、24ヶ月以内に解約を行う場合は、特典の利用月に応じた解除料が発生しますので注意が必要です。

3 AQUOS R compactは希少なコンパクトスマートフォン

「AQUOS R compact」のポイントを簡単にまとめてみました。

AQUOS R compactを選ぶべきポイント
  • コンパクトスマートフォンの中でも高スペック
  • コンパクトなのに画面が大きい
  • IGZOディスプレイで目が疲れにくい
  • 人工知能「エモパー」搭載

現在販売されているコンパクトスマートフォンの中でも高スペックなレベルに位置し、多くの人にとって持ちやすいコンパクトサイズながら、ベゼルレスにより画面が大きく確保されています。

「IGZO」ディスプレイを搭載し、目の疲れを軽減させたり、従来からある人工知能「エモパー」によりシャープ独自の携帯電話の楽しみ方を提供し、何年も使用するデバイスとして飽きさせない工夫がされています。

処理速度についてはライバルである「Xperia XZ1 Compact」よりも劣る点が見られましたが、高度な処理速度を必要としなければ、十分な性能を備えたスマホと言えるでしょう。

SIMフリー版も提供されている点は、月々の支払額を抑えたいユーザーにとっては嬉しいメリットとなっています。

現在、高性能コンパクトスマートフォンは希少なスマホとなっており選択肢も限られていますが、「AQUOS R compact」を良い例として今後の展開にも期待されているモデルといえます。

mineo(マイネオ)おすすめ最新スマホランキング【2018夏モデル】

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば頭金不要で通常のショップよりお得に購入できます。

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