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いよいよ2019年夏モデルが各社で発表・発売されていますが、
- 機種変更をしたい
- これを機にガラケーからスマホへ移行したい
などと思っていても、具体的にどの機種にしたら良いか分からないという人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、auの新機種AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04を徹底比較してみます。
画像引用元:AQUOS sense2 かんたん(アクオス センスツー カンタン) | スマートフォン(Android スマホ) | au
AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04
画像引用元:TORQUE(トルク)G04 | スマートフォン(Android スマホ) | au
AQUOS sense2 かんたんは6月14日にすでに発売されていて、TORQUE G04は8月下旬の発売を予定しています。
価格はAQUOS sense2 かんたんが32,400円で、TORQUE G04は8月下旬とまだ発売日が先である影響か公式にまだ発表されていません。
しかし、スマホにおいて価格も気になるところですが、それよりも強く気になるのはやはりスペックですので、下記の表にまとめてみました。
項目 | AQUOS sense2 かんたん | TORQUE G04 |
---|---|---|
サイズ 縦・横・厚み | 約148×71×8.4mm | 約150×73×13.4mm |
重量 | 155g | 約203g |
ディスプレイ | 5.5インチ IGZO/フルHD+ | 5.0インチ TFT/フルHD |
メモリ | RAM:3GB ROM:32GB | RAM:4GB ROM:64GB |
外部 ストレージ | 最大512GB | 最大512GB |
バッテリー 容量 | 2,700mAh | 2,940mAh |
カメラ | アウト:1,200万画素 イン:800万画素 | アウト:2,400万画素 イン:800万画素 |
生体認証 | 指紋認証、顔認証 | 指紋認証 |
キャリア |
どちらもスペック的にはハイエンドモデルとはいえないので、ミドルクラスに該当しますが、特色は色濃く分かれているのが上記の表を見るだけでも分かります。
TORQUE G04は価格が高い?
スペック的にはミドルクラスと言えるAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04ですが、価格面においてはTORQUE G04の方が圧倒的に高くなる可能性が強いと考えられます。
現在、公式でTORQUE G04の発売価格は公表されていませんが、TORQUE G04の前機種であるTORQUE G03がミドルクラスのスペックでありながら7万円台でした。
そのため、後継機であるTORQUE G04は、スペックの上昇も加味しておおよそ8万円台と予想されるため、AQUOS sense2 かんたんと比較すると価格面において大きな開きがあるといえます。
徹底比較:デザインとコンセプトの違い
画像引用元:AQUOS sense2 かんたん auの特長|AQUOS:シャープ
スマホの購入に当たって一番最初に目につくのはやはり外観的特徴で、サイズやデザインというのは、実際に使用するユーザー以外にも明確に伝わるポイントです。
AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04の場合では明確な違いがあり、スマホのコンセプトが違うという点が強く出ています。
AQUOS sense2 かんたんのターゲットは、ガラケーからスマホへ移行する高齢ユーザーなどの、初めてスマホを持つユーザーになります。
対して堅牢性が一番の売りであるTORQUE G04は、工事現場や屋外でアクティブに活動するユーザーをターゲットとしていて、比較的若い層へのアプローチとなっています。
コンセプトそのものが対極な位置にある両機種ですので、デザインに関してもAQUOS sense2 かんたんは落ち着いた外観となっていて、TORQUE G04は堅牢性が一目で分かるようなものです。
そのため、購入するユーザーは自然と自分のライフスタイルや年齢を考えて手に取るものと考えられます。
サイズの決定的な違いは厚みと重量
コンセプトが対極にあるため、デザインにも大きな違いのあるAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04です。
しかし、本体のサイズ的に実はそれほど違いはなく、大きな違いは2点となります。
AQUOS sense2 かんたんと比較すると、TORQUE G04はタフネススマホに相応しく、堅牢性の高い全体的に大きなフォルムですが、縦幅と横幅の比率は僅か2mmしか違いがありません。
しかし、スマホの厚みに関しては5mm以上の差があり、重量に関していえば実に50g近い差があります。
これはコンセプトの違いからくるものですが、実際に手に持ってみると5mmの厚みと約50gの重量差は決定的です。
この辺りにもターゲットユーザーの年齢層の違いがよく表れています。
徹底比較:基本スペックの違い
画像引用元:AQUOS sense2 かんたん auの特長|AQUOS:シャープ
コンセプトそのものが違うAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04ですが、基本スペック面から比較してもやはりその違いは顕著に表れます。
最も特徴的なのは、スマホの基本スペックの中でも上位に来るであろうメモリーの部分です。
AQUOS sense2 かんたんがRAM3GB・ROM32GBに対してTORQUE G04はRAM4GB・ROM64GBです。
ストレージを表すROMに関して倍の違いがあるAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04ですが、両機種ともに外部ストレージが最大512GBなので大きな違いとは言い難いです。
ですがその反面、スマホの動作に直接関係しているRAMの面については3GBと4GBという違いになり、この違いは基本スペックとしては大きいと考えられます。
とはいえ、これはAQUOS sense2 かんたんが劣っていてTORQUE G04が優れているという単純なことではなく、ミドルクラスのスマホでいえば、AQUOS sense2 かんたんのスペックは実に平均的といえます。
実際に他の機種においても、ミドルクラスであればRAM3GBは平均的なことから、RAMの面においてはTORQUE G04が特別優秀であると考えられます。
AQUOS sense2 かんたんは通常版とどう違う?誰におすすめ?その理由次の章では、AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04を徹底的に比較していきます。
高画質が売りのAQUOS sense2 かんたん
ディスプレイそのものに関してはAQUOS sense2 かんたんに軍配が上がります。
比較すると、AQUOS sense2 かんたんは5.5インチのIGZO液晶に対して、TORQUE G04は5.0インチTFT液晶となっています。
サイズは0.5インチの差があり、IGZO液晶とTFT液晶では規格が違うために明確な差というものが分かりにくいですが、注目するのはAQUOS sense2 かんたんがフルHD+でTORQUE G04がフルHDという点です。
これは純粋に画質の良さを表す表記で、コンセプトが高齢ユーザー向けであるAQUOS sense2 かんたんが、より大きな画面で高画質であるというのは納得です。
バッテリー容量は同等
これまででも明確な違いのあるAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04ですが、バッテリー面においてはそれほど大きな違いはありません。
これはコンセプトそのものには大きな違いのある両機種ながら、その使用頻度や目的を考えると、同クラスの使用量になるものと考えられます。
AQUOS sense2 かんたんは高齢ユーザーや初心者をターゲットとしているため、ゲームや動画などのバッテリー消費の高い使用は高くないと想定され、2,700mAhとなったのでしょう。
また、TORQUE G04に関しては想定されているユーザーが現場や屋外でアクティブに動くユーザーですので、ゲームや動画というよりも仕事やアウトドアな趣味なため、バッテリー容量は2,940mAhとなっています。
数字で比較するとAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04で240mAhの違いが出てきますが、両機種ともに少なすぎるという事はなく、ミドルクラスとしては比較的平均値のバッテリー容量です。
徹底比較:機能面での違い
画像引用元:手ブレと暗所に強いカメラ | TORQUE® G04 | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ
AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04はコンセプトが大きく違うので、機能面でも大きな違いがあります。
AQUOS sense2 かんたんは、高齢ユーザーや初心者がターゲットというだけあり代表的な機能である「かんたんモード」や学習用アプリである「auかんたんガイド」を搭載しています。
その他にも、大きなアイコンで使いたい機能がひと目で分かる「かんたんホーム」など、AQUOS sense2 かんたんは徹頭徹尾「分かりやすさ」が売りの機能が多くなっています。
対して、TORQUE G04の最大の売りはやはりスマホ自体の「堅牢性」で、防水・防塵・耐衝撃性能はAQUOS sense2 かんたんと比較すらできないほどの差があります。
セキュリティ面である生体認証機能については、AQUOS sense2 かんたんが指紋認証の他に顔認証も付いているため優秀です。
カメラの性能の差は倍近く
今やスマホの機能の中でも特に重要な位置にあるカメラ性能。
こちらに関しては、メインのアウトカメラでAQUOS sense2 かんたんが1,200万画素、TORQUE G04が2,400万画素と倍の差があります。
これもコンセプトの違いからくるターゲットユーザーの違いと考えられますが、実際には1,200万画素と2,400万画素の違いは、紙などに出力しない限り明確には分かりません。
これは自撮りなどをする際のインカメラが、両機種とも800万画素であるという事や、TORQUE G04が仕事での使用も視野に入っているための数値であると考えられます。
もちろん、低いよりも高い方が優れていると考えてしまいがちですが、カメラ性能の差については、ターゲットユーザーの使用環境を考えるとそれほど気にしなくてもよいともいえます。
逆のターゲットユーザーが購入した場合
画像引用元:卓越した操作性 | TORQUE® G04 | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ
コンセプトからデザイン、機能やスペックにおいて明確な違いのあるAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04ですが、お互い逆のターゲットユーザーが購入した場合はどうでしょうか。
AQUOS sense2 かんたんのターゲットユーザーがTORQUE G04を購入した場合、メリットとしては高い堅牢性による落下などによる破損の防止に繋がります。
しかし、デメリットとしてはやはりそのサイズやデザインで、200gを超える重量に関していえば、長時間持っているだけでも疲れてしまいます。
対して、TORQUE G04のターゲットユーザーがAQUOS sense2 かんたんを購入した場合は、前述のパターンよりもデメリットが強く出ます。
「堅牢性」という点において、AQUOS sense2 かんたんも曲げ強度を高くしたアルミボディを採用していますが、TORQUE G04と比較するとやはり数段下がってしまいます。
このため、AQUOS sense2 かんたんのターゲットユーザーがTORQUE G04を購入するのは問題ありませんが、逆のパターンで購入するのはおすすめできません。
明確コンセプトのもとニーズに合った機種を購入すべし
auの2019年夏モデルとして発表された新機種AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04を徹底比較して紹介してきましたが、如何でしたでしょうか。
簡単に振り返ってみましょう。
- 高齢ユーザーや初心者でも分かりやすいAQUOS sense2 かんたん、堅牢性の高いタフネスさが売りのTORQUE G04
- 大画面高画質を選ぶならAQUOS sense2 かんたん、処理能力やカメラ性能で選ぶのならTORQUE G04がおすすめ
- 逆のターゲットユーザーが購入した場合でもTORQUE G04はおすすめ
- コンセプトが明確なため、ニーズに合った機種を購入するのが最もお得
AQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04は明確にコンセプトが違うため、そのターゲットユーザーも大きく異なっています。
そのため、購入をする場合は自分がどちらのターゲットユーザーに該当するかを考えた上での購入が、最も賢い購入方法といえます。
もちろん、購入する際の最終的なポイントは人それぞれにはなってきますが、今回紹介したAQUOS sense2 かんたんとTORQUE G04のように、明確なコンセプトがある機種はできるだけそれに沿った方がお得です。
auのTORQUE G04に機種変更|お得に購入する完全ガイド