
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
SHARPが製造・販売するAQUOSシリーズ。
そんなAQUOSシリーズの新機種として「AQUOS sense2」が2018年10月に発表されました。
そこで、この記事ではAQUOS sense2とはどんなスマホなのか、そのスペックや特徴などを詳しくみていきます。
新機種のAQUOS sense2を旧機種のAQUOS senseと比較しながらチェックするので購入を検討している人は必見です!
また、AQUOS sense2はどんな人にオススメかもみていくのでぜひ、チェックしてください。
この記事を読めばAQUOS sense2の特徴はオススメポイントなどを詳しく知ることができるでしょう!
トップ画像引用元:主な特長|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
- AQUOS sense2のスペックやデザインを紹介
- 前モデルからの進化点や価格について詳しくチェック
- AQUOS sense2はどんな人にオススメかを合わせてチェック
1 AQUOS sense2のスペックを徹底紹介!
画像引用元:スペック|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
最初にAQUOS sense2のスペックについて詳しくみていきましょう。
ここでは旧機種のAQUOS senseと比較しながらチェックしていくのでぜひ、参考にしてください。
AQUOS sense2 vs AQUOS senseスペック比較表
項目/機種 | AQUOS sense2 | AQUOS sense |
---|---|---|
発売日 | 2018年11月予定 (2018年10月3日発表) | 2017年11月10日 |
SoC | Snapdragon 450 | Snapdragon 430 |
OS(発売時点) | Android 8.1(Oreo) | Android 7.1(Nougat) |
RAM容量 | 3GB | 3GB |
ストレージ(ROM) | 32GB ※512GBまでのmicroSD使用可 | 32GB ※400GBまでのmicroSD使用可 |
ディスプレイ解像度 | 1,080 x 2,160 | 1,080 x 1,920 |
ディスプレイサイズ | 5.5インチ(LCD) | 5インチ(LCD) |
バッテリー容量 | 2,700 mAh | 2,700 mAh |
アウトカメラ | 12MP f/2.0 | 13.1MP f/2.2 |
インカメラ | 8MP f/2.2 | 5MP f/2.2 |
この表からみえてくる進化のポイントを詳しくみていきましょう。
1-1 SoCは順当に進歩
画像引用元:Snapdragon 450 Mobile Platform | Qualcomm
SoCはスマホの頭脳ともいえるパーツで、全体のスペックに大きく関わってくる部分なのでしっかりチェックしておきましょう。
AQUOS sense2ではQualcomm社が開発したSnapdragon 450が採用されています。
これは、エントリーモデルからミドルレンジモデルのスマホに使用されているSoCです。
AQUOS senseでは1世代前のSnapdragon 430が使用されているため、順当進化したといえるでしょう。
両SoCのスペックを詳しく数値でみるために、有名ベンチマークソフト「AnTuTu」のスコアをチェックしていきます。
- Snapdragon 450: 約70,000
- Snapdragon 430: 約55,000
- Snapdragon 845: 約270,000
こうしてチェックしてみるとSnapdragon 450は100,000円以上のスマホに搭載されているハイエンドSoC「Snapdragon 845」には全く及ばないものの、旧機種のSnapdragon 430より性能が向上しています。
スコアの面からみてもエントリーモデル~ミドルレンジモデルに位置するスマホとして順当に進化したといえそうです。
1-2 RAM容量は変化なしでやや少なめ
AQUOS sense2のスペックをみていると気になるのがRAM容量かもしれません。
RAM容量は3GBとなっていて、AQUOS senseと全く同じ容量です。
2018年に発売されたスマホは4GB~6GBのものが多く、一部のハイエンドモデルでは8GBのRAMを搭載したものも出ています。
そのため、「3GBでは少なすぎるのではないか?」と感じるかもしれません。
RAM容量は複数のアプリを同時起動したり、バックグラウンドで稼働させたりするときのパフォーマンスに影響してきます。
もし、あなたが複数のアプリを同時に使う際のマルチタスク性能を求めている場合はRAMがボトルネックとなる可能性があるので購入を見送ったほうがいいかもしれません。
ただし、通話やメール、Web閲覧などの用途に限るのであれば問題ないといえるでしょう。
1-3 ディスプレイはやや大型化
画像引用元:ディスプレイ|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
AQUOS sense2のディスプレイは5.5インチのLCD(液晶ディスプレイ)を搭載しています。
AQUOS senseは5.0インチだったため少し大型化したことがわかるでしょう。
一方で解像度はほとんど変わらず、アスペクト比が従来の16:9から18:9に変更されただけといえます。
ディスプレイの進化に期待していた人にとっては少し残念かもしれません。
とはいえ、普段遣いに十分な解像度なので支障はないでしょう。
5インチのディスプレイでは小さいけれど主流の6インチ台は大きいと感じている人にオススメといえそうです。
1-4 バッテリー容量は変わらず
バッテリー容量は3,700 mAhで、AQUOS senseの2,700 mAhと比較すると大幅に増加したことがわかります。
2018/11/09 お詫び
AQUOS sense2のバッテリー容量を間違って表記しておりました。正しくは2,700mAhです。
前機種のAQUOS senseとバッテリー容量は変わりません。
1-5 カメラの性能もチェック
最後にカメラの性能についてみていきます。
アウトカメラとインカメラをそれぞれチェックしていきましょう。
アウトカメラ
AQUOS sense2のアウトカメラは12メガピクセルのシングルレンズカメラで、f/2.0になっています。
AQUOS senseは13.1メガピクセルのカメラを搭載していたため、少し性能が下がったと感じるかもしれません。
しかし、AQUOS senseはf/2.2であったことを考えるとより明るい写真を撮れるようになったといえるでしょう。
そのため、実際に写真を撮って比較してみるとほとんど変化を感じられないかもしれません。
インカメラ
AQUOS sense2のインカメラは8メガピクセルで、AQUOS senseの5メガピクセルから性能が向上しています。
なお、2018年に発売されたスマホのインカメラは7~8メガピクセルの物が多いため、標準的な性能といえるでしょう。
インカメラを頻繁に使う人でも安心して利用できそうです。
AQUOS sense2とAQUOS senseを比較しながらスペック表をチェックしていくと、基本的には順当に進歩した性能といえるでしょう。
エントリーモデルからミドルレンジモデルのスマホを探している人にとっては有力な選択肢の一つになりそうです。
docomo with対象「AQUOS sense2 SH-01L」にお得に機種変更する方法次の章ではAQUOS sense2のデザインと価格を比較しながら詳しくみていきます。
2 AQUOS sense2のデザインを比較しながらチェック!
画像引用元:デザイン|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
続いてここではAQUOS sense2のデザインをみていきます。
こちらも比較しながらチェックしていくので、どこがどのように変わったのか気になる人はぜひ、チェックしていってください!
2-1 本体サイズはやや大型化
画像引用元:デザイン|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
ディスプレイサイズが5インチから5.5インチに拡大されたことに伴い、本体サイズがやや大型化しています。
とはいえ、18:9の縦長ディスプレイを採用したことによって幅が1mm狭くなっているため持ちやすいといえるかもしれません。
詳しいサイズは次の通りです。
項目/機種 | AQUOS sense2 | AQUOS sense |
---|---|---|
高さ | 148 mm | 141 mm |
幅 | 71 mm | 72 mm |
厚さ | 8.4 mm | 8.6 mm |
質量 | 155 g | 148 g |
こうしてみてみるとほとんどサイズは変わっていないことがわかります。
「ディスプレイが大型化すると持ちにくくなるのでは?」と考えていた人でも安心してAQUOS senseを購入することができるでしょう。
なお、2018年以降にリリースされるスマホで主流になりつつあるノッチ付きディスプレイは採用していません。
2-2 前面デザインをチェック
画像引用元:デザイン|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
次に前面のデザインをみていきます。
AQUOS sense2はAQUOS senseに比べるとベゼルが狭く、ディスプレイの専有割合が増加しています。
そのため、動画などを視聴する時は高い没入感を味わえるかもしれません。
無駄なスペースを減らしたことによって、より洗練されたデザインになったと感じられる作りになっています。
2-3 背面デザインをチェック
画像引用元:デザイン|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
背面デザインはAQUOS senseから大きな変更はありません。
中央にAQUOSのロゴ、上部電源ボタン側にカメラを配置したとてもシンプルな作りです。
一見するとシンプルすぎるように感じるかもしれませんが、かえってこの方が長期間使用しても飽きにくいと言えるかもしれません。
- ディスプレイは大型化したもののサイズはほとんど変わらない
- ベゼルが狭くなったことによってより洗練された印象1
- 背面はとてもシンプルで飽きにくい
3 AQUOS sense2の価格を詳しくチェック
次にAQUOS sense2の価格について詳しくみていきます。
ここでも旧機種のAQUOS senseと比較しながらチェックしていくので購入を検討している人はぜひ、チェックしてみてください。
3-1 価格を一覧でチェック
まずはAQUOS sense2とAQUOS senseの価格を一覧でチェックしていきます。
2018年10月24日時点での詳細な価格は以下に掲載した表の通りです。
AQUOS sense2及びAQUOS senseの価格一覧表(税込み)
AQUOS sense2 | ドコモ | au |
---|---|---|
一括価格 | 31,752円 | 32,400円 |
新規実質価格 | 31,752円 | 32,400円 |
機種変更実質価格 | 31,752円 | 32,400円 |
MNP実質価格 | 31,752円 | 32,400円 |
備考 | docomo with対象スマホ | アップグレードプログラムEX利用可能 |
購入 |
AQUOS sense | ドコモ | au |
---|---|---|
一括価格 | 30,456円 | 32,400円 |
新規実質価格 | 30,456円 | 32,400円 |
機種変更実質価格 | 30,456円 | 32,400円 |
MNP実質価格 | 30,456円 | 32,400円 |
備考 | docomo with対象スマホ | アップグレードプログラムEX利用可能 |
購入 |
AQUOS sense2もAQUOS senseもドコモとauからのみの販売で、ソフトバンクでの取扱はなく、SIMフリー版の販売も行われていません。
そのため、ドコモまたはauから購入する必要があります。
3-2 販売価格はほとんど変わらない
AQUOS sense2とAQUOS senseの販売価格を比較すると、両機種とも販売価格はほとんど変わらないことがわかるでしょう。
ドコモでは1,296円差で、auに至ってはまったく同じ価格で販売されています。
なお、ドコモ版はdocomo with対象スマホであるため月々サポートは適用されず、auは分離プランを導入しているため機種代金の値引きはありません。
画像引用元:docomo with | 料金・割引 | NTTドコモ
ドコモを利用する場合はdocomo withによって毎月の利用料金が1,620円(税込)値引きされるため、コストパフォーマンス重視の人はこちらも覚えておいてください。
docomo with(ドコモウィズ)の全て|対象機種の料金から見える真実3-3 これから購入する場合はAQUOS sense2がオススメ
AQUOS sense2とAQUOS senseは販売価格がほとんど変わらず、スペックはAQUOS sense2の方が優れています。
そのことを考えるとこれから新たにスマホを購入しようと考えている人はAQUOS sense2を購入することをオススメします。
性能が上がっていて価格がほとんど変わらない以上、旧世代のスマホを選ぶ理由はないといえるでしょう。
auのAQUOS sense2 SHV43に機種変更|お得に購入する完全ガイド- 販売価格はほぼ同じ
- ドコモ、au共に端末購入サポートは適用されない
- これから購入するならAQUOS sense2がオススメ!
次の章ではAQUOS sense2がどんな人にオススメかをチェックします。
4 AQUOS sense2はこんな人にオススメ!
画像引用元:主な特長|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
最後にAQUOS sense2はどんな人にオススメかをみていきましょう。
進化点をまとめてチェックしつつ確認していくので、購入を検討している人は参考にしてみてください。
4-1 AQUOS sense2の進化点まとめ
AQUOS sense2を全体モデルのAQUOS seneseと比較すると、以下の点で進化しています。
- 基本的な処理性能(RAM周り除く)
- インカメラの性能
- ディスプレイサイズと輝度
- 顔認証機能を新規搭載
こうしてみてみると順当な進歩がみられるものの、大きな違いは無いといえるかもしれません。
これを踏まえた上でどんな人にオススメかをみていきましょう!
3-2 AQUOS sense2の購入がオススメの人
- スマホの買い替えを考えていて、コストパフォーマンス重視の人
- 5インチ台のディスプレイを搭載した機種を探している人
- ハードな使い方をしない人
- キャリア(ドコモまたはau)での購入を考えている人
AQUOS sense2はコストパフォーマンス重視の人にオススメのスマホといえます。
特にその中でも、キャリア経由での購入を考えている人にとって買いといえるでしょう。
AQUOS senseシリーズはキャリア経由での発売のみになっているので購入時は十分に注意してください。
3-3 AQUOS sense2を買わなくてもいい人
- 2017年以降に販売されたミドルレンジ以上のスマホを持っている人
- すでに旧機種のAQUOS senseを利用している人
- マルチタスク性能を求める人
- MVNOで運用したい人
AQUOS sense2よりスペックは進歩しているとはいえ、大幅に進歩しているわけではありません。
そのため、2017年以降に販売されたミドルレンジ以上のスマホ(AQUOS senseを含む)を持っている人が購入してもその差をほとんど実感できないかもしれません。
特にRAM容量が3GBで据え置きになっているためマルチタスク性能に不安が残ります。
スマホにある程度の処理性能を求めている場合はAQUOS sense2の購入を見送り、次の世代のスマホの購入を検討することをオススメします。
また、SIMフリー板の販売が行われないためMVNOで運用したい人にとってもあまり向いていません。
4 AQUOS sense2のAQUOS senseからの進化点まとめ
画像引用元:主な特長|AQUOS sense2 SHV43|製品ラインアップ|AQUOS:シャープ
この記事では新機種「AQUOS sense2」を旧機種のAQUOS senseと比較し、どこがどのように進化したのかをチェックしていきました。
その結果、スペックや搭載している機能にある程度の進化がみられたものの、大幅な進化は無いことがわかったかもしれません。
とはいえ、古いスマホを使っている人やコストパフォーマンス重視でスマホを選びたい人にとっては有力な選択肢の一つになりそうなスマホでした。
特にドコモで運用したい場合はdocomo withの対象であるため、月々の利用料金を抑えることができます。
あなたがスマホに求めることは何か、どんな使い方をしたいかを吟味した上で選ぶなら満足でき、楽しいスマホライフを送れることでしょう。
購入を検討している人はぜひ、今回みてきたポイントをしっかり押さえておくことをオススメします!
AQUOS sense2のスペックと価格は!?AQUOS senseとの違いは何?