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「iPhone 11 Pro」は、2019年9月に発売された現行のiPhoneシリーズの中で最も高いスペックを誇る機種です。
今年もスマホの話題には欠かせない存在感を放っています。
一方、AQUOS zero2は2020年1月以降に発売予定の機種です。
AQUOS zeroシリーズは、大画面と超軽量を両立したハイエンドモデルとなっています。
このページでは、iPhone 11 ProとAQUOS zero2を徹底的に比較し、その違いを分析しながら、どちらが買いかに迫ります。
画像引用元:AQUOS zero2 SH-01M | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
AQUOS zero2とiPhone 11 Proの発売日&価格
画像引用元:2019-20 docomo collection特集 | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
はじめに、両機種の発売日と価格を整理します。価格表示は税込です。
- 発売日:2019年9月20日
- Apple Store価格:117,480円
- ドコモ価格:126,720 円
- au価格:127,440円
- ソフトバンク価格:127,200円
※価格は最安値である「64GBモデル」の価格
- 発売日:2019年1月以降予定
- ドコモ価格:未定
- au価格:未定
- ソフトバンク価格:未定
AQUOS zero2は発売までまだ期間があり、金額については一切情報が出ていません。
去年のAQUOS zeroを参考に考える
画像引用元:AQUOS zero | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
AQUOS zero2は、今年春に発売したAQUOS zeroの後継機に当たります。
そこで、AQUOS zeroの価格から、zero2の値段を予測してみました。
- 発売日:2019年4月9日
- ソフトバンク価格(発売当初): 99,840円
- ソフトバンク価格(現在):77,280円
現在は値下がりしていますが、発売当初は10万円に迫る価格でした。
今回もこれに近いものになると考えるのが妥当でしょう。
高額ではありますが、iPhone 11 Proよりは安いですね。
iPhone 11 ProとAQUOS zero2のスペック
それでは、iPhone 11 ProとAQUOS zero2のスペックを並べて見てみましょう。
iPhone 11 ProとAQUOS zero2のスペック比較
項目 | iPhone 11 Pro | AQUOS zero2 |
---|---|---|
OS | iOS 13 | Android 10 |
SoC(≒SoC) | A13 Bionic | Snapdragon 855 |
本体サイズ | 約144.0×71.4×8.1mm | 約158×74×8.8mm |
重量 | 約188g | 約143g |
ディスプレイ | 5.8インチ 有機EL 2,436×1,125 ピクセル | 6.4インチ 有機EL 2,340×1,080 ピクセル |
メモリ(RAM) | 4GB | 8GB |
内部ストレージ(ROM) | 64 or 256 or 512GB | 256GB |
外部ストレージ | 非対応 | 非対応 |
アウトカメラ | 広角:約1,200万画素(F値1.8) 超広角:約1,200万画素(F値2.4) 望遠:約1,200万(F値2.0) | 広角:約1,220万画素(F値1.7) 超広角:約2,010万画素(F値2.4) |
インカメラ | 約1,200万画素(F値2.2) | 約800万画素 |
生体認証 | 顔認証 | 指紋認証 顔認証 |
防水・防塵 | IP68 | IP68 |
バッテリー容量 | 3,046mAh | 3,130mAh |
おサイフ ケータイ | 対応 | 対応 |
テレビ | ワンセグ フルセグ | 非対応 |
Apple Store価格 | 117,480円 (64GB) | なし |
ドコモ価格 | 126,720 円 (64GB) | 未定 |
au価格 | 127,440円 (64GB) | 未定 |
ソフトバンク価格 | 127,200円 (64GB) | 未定 |
次の章から、両機種のスペックを項目ごとに比較していきます。
処理能力の高さはiPhone 11 Pro
画像引用元:iPhone 11 Pro – Apple(日本)
スマホのスペックとして最も注目すべきは処理能力です。
ここが高ければ、あらゆる操作が軽くて快適になります。
iPhone 11 ProとAQUOS zero2はOSが違うので単純比較は難しいですが、スマホの総合的な処理能力を示すAnTuTuベンチマークスコアは、次のような結果となりました。
- iPhone 11 Pro:約45万点
- AQUOS zero2:約36~42万点(予想)
AQUOS zero2は発売前なので予想です。もちろん当てずっぽうで書いているわけではありません。
AQUOS zero2はSoC(≒CPU)にSnapdragon 855を搭載するとのことなので、スコアは恐らくこのくらいの範囲に収まるはずです。
数字の幅が大きいのは、最近実施されたベンチマークスコア計測アプリのアップデートにより、機種ごとに数字が異なりやすくなったためです。
いずれにせよ、処理能力はiPhone 11 Proに軍配が上がるでしょう。
特に重たい3Dゲームなどをプレイする方には、iPhone 11 Proのほうがおすすめです。
AQUOS zero2は大画面なのに超軽い!
画像引用元:AQUOS zero2 SH-01M | スマートフォン | 製品 | NTTドコモ
次は本体の大きさや重さに注目しましょう。
普段使いする上で、一番気になる部分だと思います。
iPhone 11 ProとAQUOS zero2のサイズなど比較
項目 | iPhone 11 Pro | AQUOS zero2 |
---|---|---|
本体サイズ | 約144.0×71.4×8.1mm | 約158×74×8.8mm |
重量 | 約188g | 約143g |
ディスプレイ | 5.8インチ 有機EL 2,436×1,125 ピクセル | 6.4インチ 有機EL 2,340×1,080 ピクセル |
iPhone 11 Proのディスプレイが5.8インチなのに対し、AQUOS zero2は6.4インチです。
しかし、重量はAQUOS zero2のほうが45gも軽いという結果に。
実は、この軽さこそAQUOS zero2の最大のウリなのです。
軽量かつ高強度なマグネシウム合金フレームを採用することで実現したという、他にはない個性と言えます。
一度AQUOS zero2に慣れると、iPhone 11 Proは「重い!」と感じてしまうかもしれません。
また、より大画面を求める方にもAQUOS zero2はおすすめです。
カメラの総合力はiPhone 11 Proか
画像引用元:iPhone 11 Pro – Apple(日本)
次にカメラ性能ですが、iPhone 11 Proのほうがトータルで勝っていると言えます。
iPhone 11 ProとAQUOS zero2のカメラ比較
項目 | iPhone 11 Pro | AQUOS zero2 |
---|---|---|
アウトカメラ | 広角:約1,200万画素(F値1.8) 超広角:約1,200万画素(F値2.4) 望遠:約1,200万(F値2.0) | 広角:約1,220万画素(F値1.7) 超広角:約2,010万画素(F値2.4) |
インカメラ | 約1,200万画素(F値2.2) | 約800万画素 |
iPhone 11 Proは広角(標準)+超広角+望遠のトリプルレンズカメラです。
一方、AQUOS zero2には望遠カメラがありません。
ズーム撮影にもこだわりたい方は、iPhone 11 Proを選んだほうが無難でしょう。
しかし、ズーム撮影をしないのであれば、広角&超広角カメラの画素数・F値が上回っているAQUOS zero2のほうがいいかもしれません。
F値が小さいカメラほど多くの光を取り込むことができ、明るくキレイな撮影が行なえます。
ただし、自撮りに使うインカメラは、iPhone 11 Proのほうが高スペックです。
ソフトバンクでAQUOS zero2をお得に購入する方法|価格はいかに次の章では、iPhone 11 ProとAQUOS zero2の共有点を紹介します。
その他は指紋認証の有無以外は似ている
その他のスペックでは、iPhone 11 ProとAQUOS zero2は似通っています。
- 有機ELディスプレイ
- microSDカード非対応
- ワンセグ・フルセグに非対応
- ほぼ同量と言えるバッテリー容量
- 優れた防水・防塵性能
- おサイフケータイ対応
ただ、顔認証だけでなく指紋認証にも対応している点はAQUOS zero2のほうが優秀です。
あとはAQUOS zero2の価格次第ですね。
旧モデルのAQUOS zeroと同じ10万円以下なら、コスパはかなり高いと言えます。
iPhone 11 Proは高スペックなのは確かですが、それでも高いと言わざるを得ません。
もしROM(内蔵ストレージ)をAQUOS zero2と同じ256GBに揃えようとしたら、135,080円(税込・Apple Store価格)にもなってしまいます。
また、microSDに対応していないため、最安の64GBモデルだと容量不足が心配です。
全体的なスペックはiPhone 11 Proが優勢
画像引用元:iPhone 11 Pro – Apple(日本)
以上、iPhone 11 Pro VS AQUOS zero2でした。
- どちらもハイエンドモデルで共通点も多い
- 総合力ではiPhone 11 Pro
- AQUOS zero2は大画面と唯一無二の軽さが武器
- AQUOS zero2の価格がzero並なら高コスパ
ディスプレイの大きさと本体の軽さ以外では、iPhone 11 Proが全体的に優勢という結果になりました。
AQUOS zero2のスペックも非常に優れてはいるのですが、iPhone 11 Proはそれ以上だったと言えます。
ただ、6.4 インチディスプレイながら143gという軽さについては、唯一無二の個性です。
そのため、AQUOS zero2を買うかどうかは、軽さにどこまで惚れ込むかにかかっています。
OSの違いには注意
iPhoneシリーズとAndroidスマホとではOSが根本的に違います。
- iPhoneシリーズ:iOS
- Androidスマホ:Android
OSが異なれば、当然ながら操作方法もガラッと変わります。
また、データを正常に移行できないアプリも少なくありません。
そのため、iPhoneからAndroid、AndroidからiPhoneへの安易な乗り換えには注意したほうがいいです。
もちろん乗り換えをしている方はたくさんいます。
OSの乗り換えによる影響を承知の上で行うのであれば、それ自体は何も悪いことではありません。
iPhoneからAndroidへデータ移行|乗り換え前にやるべきことと注意点