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今回は、契約手続き前に知っておきたい、au契約時の審査基準について解説します。
電気通信事業法の改正を受け、機種代金の大幅割引が見直された今日。
auでは毎月の料金を安くするキャンペーンなどで、ユーザーにお得感を提供しています。
この機会に乗り換えを考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
でも、中には審査に通らず契約できないという方もいるようです。
余計な手間と時間をかけないためにも、auの審査基準を確認しておきましょう。
- 新規契約の審査はそこまで厳しくない
- 分割払いの審査が厳しい
- 審査基準は非公開
- 審査落ちの原因は料金滞納・年収が少ないなどが考えられる
- 10万円以下のスマホを検討・一括払いで対処
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auで行われる審査は大きく分けて2種類
新しいキャリアで契約する際は、月々の支払いを滞りなく行えるかどうかの審査があります。
キャリアとしては、たとえ新しいユーザーが増えたとしても、お金を払ってもらえなかったら赤字になってしまいますよね。だからこそ、契約前に審査を行うのです。
この審査には色々なものがあるのですが、大きく分類すると、新規契約の審査と分割審査の2種類に分けられます。
スムーズなスタートに繋げるためにも、それぞれの特徴を知っておきましょう。
なお、auを含む通信会社の
審査基準は非公開となっています。
そこでこの記事では、審査に通らなかった事例をもとに、5つの傾向をまとめてみました。
auの新規契約時の審査は分割払いにすると厳しくなる
スマホを購入する際は、契約時に機種代金を一括で支払うか、24回/36回/48回払いの分割払いをするのが一般的ですよね。
このとき、たとえ同じ金額であっても、審査でつまづくことが多いのは、圧倒的に分割払いの方であると言われています。
審査時に販売業者が最も重視するポイントは、「将来的に本当にお金を払ってもらえるのか」です。
また、総額が10万円を越えると、「割賦販売法」という法律に基づき、ローン同様の厳しい基準で審査が行われることになります。
ここでは、数々のケースから審査に落ちる原因をまとめてみました。
- スマホの料金を滞納している
- 過去に金融事故を起こした
- 年収がない、もしくは極僅か
- ほかのローンが残っている
- クレジットカードの履歴がない
スマホの料金を滞納している場合
まず、過去のスマホ料金で未納分がある場合は、かなりの確率でNGになってしまいます。
他社からの乗りかえの場合も、前のキャリアと切り離して考えることはできません。
過去に滞納の履歴がある場合も要注意。
ただし、気づいたときにすぐ精算して、その後も問題なく支払えているのであれば、問題なしと判断されるケースもあるようです。
金融事故を起こした場合
料金の支払いを何ヶ月も延滞していたり、自己破産をしたりすると、金融事故として個人信用情報にトラブルの履歴が残ってしまいます。
この履歴があると、途端に審査が手厳しくなり、10万円以下の少額でも審査に落ちてしまうケースや、現在は安定した収入があっても断られてしまうことがあるようです。
年収がない、もしくは極僅かな場合
分割審査では支払い能力を問われるため、ある程度の安定した収入が必要となります。
参考までに、一般的なキャッシングやローンを組む場合、審査される最低限のラインは「前年度の年収が200万円以上」であることです。
もっとも、機種代金の総額や、家族の人数に応じた生活維持費の算出によっても変動します。
しかし、1人世帯で200万円の収入があれば、収入面は安定していると判断されやすいようです。
ほかのローンが残っている場合
ほかのローンが残っている=アウト、ではないようですが、複数のローンを組んでいる場合、または与信枠ぎりぎりまで使用している場合は、イエローカードと判断されてもおかしくはありません。
現在の毎月の支出に、分割払いの機種代金+利用料金が加わっても支払っていく余裕があるかどうか、予めクレジットカードの履歴などを見てチェックしておきましょう。
クレジットカードの履歴がない場合
個人信用情報を参考にする審査では、カードやローンの履歴がないことで、判定が厳しくなってしまうことも。
これは、「クレジットカードが十分使える状況のはずなのに使っていない=この人には何か特殊な背景があるのかも……?」という疑問に基づくものです。
そのため、クレジットカードを作ったばかりの学生さんなどは、あまり気にする必要はありません。
履歴がないのが当たり前だからです。
auの審査について分かった有力情報
非公開にされているauの審査基準。
こればかりは、auの店舗スタッフやau料金センターにいくら問い合わせても、明確な答えは返ってきません。
しかし、調査過程でスッキリする情報も得られたのでご紹介します。
実質負担額と販売価格どちらで審査される?
新しいスマホを買う際、まずは気になるモデルの料金チェックから始める方が大半かと思います。
しかし、auの公式サイトを見てみると、何ともわかりにくい……!機種代金はこのように記載されています。
- 毎月のお支払額 2,750円(税込)
- 実質負担金 63,250円(税込)かえトクプログラム適用時
- ※現金販売価格/支払総額:109,440円(「賦払金 2,750円×23回」+「最終回支払い金額(24回目):46,190円」)、実質年率:0%、頭金:0円、支払回数:24回、支払期間:26ヶ月
このように、モデルごとに「毎月のお支払額」「※現金販売価格/支払総額」の2つの記載があります。
しかし、金額が10万円を跨ぐ場合、果たしてどちらの価格で審査されるのでしょうか。
ちなみに、「毎月のお支払額」は、かえトクプログラム適用時の
- 24回払いを条件に、購入機種の2年後の買い取り価格を最終回支払分46,190円に設定して、割賦金額を安くする
- 13ヶ月目~25ヶ月目までに機種変更をして旧機種を回収する
という条件下での、実質の機種代金です。
auのチャットオペレーターに問い合わせてみると、このような回答が得られました。
- 審査は割引やクーポンが適用される前の販売価格で行われる
- かえトクプログラムなどのオプションを含まない料金
したがって、iPhone 11 256GBは109,440円で、割賦販売法に基づいた審査が行われるということです。
10万円のボーダーラインが気になる方は、割引やクーポン適用前の素の機種代金を忘れずにチェックしておきましょう。
iPhoneだと審査が厳しくなる?
もうひとつは、iPhoneの分割審査に関する噂です。
今ネット上では、「新型iPhoneの審査が厳しくなった」という認識が広まっています。
でも、注意してください。
この噂だけを聞くと、「iPhoneだから審査が厳しい」とも取れるのですが、実際には「多くの最新モデルの相場が10万円を越えるから与信審査が必要になった」というのが正しい理屈です。
参考までに、auの新型iPhoneの機種代金を紹介します。
モデル | 機種代金 (税込) | 発売日 |
---|---|---|
iPhone 11 256GB | 109,440円 | 2019年9月20日 |
iPhone 11 Pro 64GB | 127,440円 | |
iPhone 11 Pro 256GB | 144,720円 | |
iPhone 11 Pro 512GB | 170,640円 | |
iPhone 11 ProMax 64GB | 140,400円 | |
iPhone 11 ProMax 256GB | 159,120円 | |
iPhone 11 ProMax 512GB | 185,040円 | |
iPhone XR 128GB | 100,080円 | 2018年10月26日 |
iPhone XR 256GB | 112,320円 | |
iPhone XS 256GB | 143,280円 | 2018年9月21日 |
iPhone XS 512GB | 168,480円 | |
iPhone XS Max 64GB | 137,520円 | |
iPhone XS Max 256GB | 156,240円 | |
iPhone XS Max 512GB | 181,440円 |
※機種代金は時期によって変動する可能性があります。
iPhone X以降は、iPhone XR 64GB、iPhone XS 64GB、iPhone 11 64GB、iPhone 11 128GBを除くすべてのモデルが、10万円を突破していますよね。
Androidでこれほどの高額モデルは稀ですが、やはりAndroidであっても、機種代金が10万円を越える場合は、同様の審査を受けることになるのです。
契約時に用意する「必要書類」って何?
新規契約の申し込みに必要なものは以下のとおりです。
- 印鑑
- 本人の確認書類
- 支払い手続きに必要なクレジットカードやキャッシュカード
- 必要な費用
本人確認書類は、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートや障がい者手帳があれば確実です。
健康保険証や住民基本台帳カードの場合、クレジットカード以外の支払い方法では別途、補助書類が必要となります。
auでスマホを買いたい!分割審査を乗り越える策
画像引用元:iPhone 11 新型デュアルカメラ搭載|au
最後に、分割審査を乗り越えられそうにない場合の策をまとめてみました。
専業主婦・主夫でも工夫次第ではクリアできる
専業主婦など収入がない場合や、短期間のアルバイトがメインで安定した収入を得られていない場合も、審査に通らないケースがほとんどです。
このような場合は、家族に契約者になってもらいましょう。
なかには契約時の担当者に、「夫婦の収入を合算していいですよね」と一言ことわってから記入する方もいらっしゃるそうです。
必ずしもよい返答があるとは言いきれませんが、さりげなく了解が取れれば問題ないでしょう。
10万円を下回るスマホを検討する
画像引用元:AQUOS zero2 SHV47 auの特長|AQUOS:シャープ
厳しい審査を回避するために、10万円以下のモデルを選ぶというのもひとつの方法です。
モデル | 機種代金 (税込) | 発売日 |
---|---|---|
iPhone 11 64GB | 90,720円 | 2019年9月20日 |
iPhone 11 128GB | 96,480円 | |
iPhone XR 64GB | 77,040円 | 2018年10月26日 |
iPhone XS 64GB | 79,920円 | 2018年9月21日 |
iPhone 8 64GB | 58,320円 | 2017年9月22日 |
AQUOS R3 SHV44 | 99,360円 | 2019年5月25日 |
BASIO4 | 41,760円 | 2020年2月7日 |
AQUOS zero2 SHV47 | 82,100円 | 2020年1月31日 |
AQUOS sense3 plus サウンド SHV46 | 39,660円 | 2019年12月12日 |
Galaxy A20 SCV46 | 22,000円 | 2019年10月25日 |
Xperia 8 SOV42 | 44,645円 | |
Xperia 5 SOV41 | 81,400円 | |
HUAWEI P30 lite Premium HWV33 | 32,400円 | 2019年8月8日 |
たとえばiPhoneなら、iPhone 11 64GB・128GB、さらに手頃な価格になったiPhone XR 64GBや、セキュア認証とTouch IDを備えたiPhone 8 64GBも10万円以下で購入できます。
Androidは10万円以下のモデルが約8割を占めており、1月31日に発売されたばかりのAQUOS zero2 SHV47や、縦長でスタイリッシュなXperia 5 SOV41も狙い目です。
そのほかにもたくさんのモデルが存在するので、お気に入りの機種をぜひ探してみてくださいね。
一括払いにする
分割払いが不可となると一括払いしかありませんが、嬉しいことに、一括払いの審査は分割審査よりハードルが低く設定されています。
- 現在、クレジットカードが利用できる状態か
- 勤務先と一般的な年収を記載できるか
auは、最新機種の割引や新規・乗りかえの方向けのキャンペーンも豊富です。
ぜひとも有効活用して、機種代金の減額につなげてみてはいかがでしょうか。
- au Online Shop お得割(機種代金)
- Netflixプランでタブレット割
- auの学割
- auでおトクにスマホデビュー
- 初スマホ安心サポート
- 初スマホ割(3G)
- 初スマホ割(4G LTEケータイ)
- ケータイとりかえ割
- auケータイデビュー割 ほか
auの分割審査に通るか事前に確認する方法
ここで改めて整理してみます。
冒頭でお伝えしたとおり、通信会社の審査基準は非公開であるため、前もって合否を確認する方法はありません。
しかし、支払い能力の審査では、それらに必要な過去の携帯電話料金、ローン、クレジットカードの未納・滞納の情報がキャリア側に共有されます。
それを踏まえた上での自己判断は、ある程度可能です。
以下のポイントを参考にしてみてください。
- 個人信用情報にトラブルの履歴がなく安定した収入がある→〇
- 多重ローン、与信枠ギリギリまで使用している→△
- 無収入、現在進行形で料金停滞がある→×
auの審査にかかる時間
新規契約の審査と分割審査は、店舗で購入しても、auオンラインショップで購入しても同じく発生するものです。
審査のスピードは、店舗での手続きの方が早く、問題がなければ即日利用開始まで進められます。
とはいえ、auオンラインショップでの審査も数十分程度です。審査の通過後は、郵送を待つことになります。
auオンラインショップからの手続きがおすすめ
店舗で手続きした方がスピーディではありますが、店内での順番待ちやスタッフによる説明の時間なども加味すると、auオンラインショップから手続きした方が結果的には時短になります。
しかも、わざわざ店舗まで出向いても、審査に通るとは限りません。
仮に、審査がNGだった場合は、店舗側での手続きが別途必要になるため、さらに待ち時間が発生します。
よって、auオンラインショップ経由での手続きがおすすめです。
auの機種変更では審査がない?
機種変更の場合も審査は行われます。
しかし、多くの方は「無かった」と錯覚するくらい、スムーズに感じているようです。
キャリア側としては、これまで料金を支払ってくれていた人が契約済みの回線を継続するわけですから、特に支払い状況にトラブルがなければ、厳しい審査は必要ないと考えているのでしょう。
また、機種代金を一括払いする場合は、毎月の利用料金に大幅な加重が発生しないため、さらに審査のハードルが下がります。
例として、契約者の家族などの代理人が機種変更をする場合は、以下の4点が求められますが、一括払いの審査では「契約者の本人確認書類/コピー可」を必要としません。
- au電話機本体
- 代理人の本人確認書類/原本
- 契約者の本人確認書類/コピー可(分割支払いで購入する場合のみ)
- 委任状
「委任状でサインは貰っているし、機種代金は全額払ってもらえるから、会社の負担はない」といったところでしょうか。
一方で、auの委任状では、代理人が分割払いの手続きをするにあたり、「個別信用購入あっせん契約/個品割賦販売契約に関して、信用情報機関へ基礎特定信用情報が通知されることを承諾します。」という文言への同意を求められます。
このことから、機種変更においても分割払いに対するチェックは厳しく行われていると言えるでしょう。
仮にこの先支払いが滞れば、その情報はキャリア間で共有され、二度と利用できない支払い方法になるであろうことが伺えます。
auの審査基準が今後変更される可能性
ところで、今後キャリアの審査基準は変更される可能性はないのでしょうか。
ネット上ではさまざまな意見が飛びかっています。
auの審査に関するネットの意見
- 他社と比べてauの審査基準が厳しくなった
- 短期解約があると審査に通らない
- 解約新規が審査基準に追加されたのか
「審査基準は非公開」「総額が10万円を越えると割賦販売法で審査が厳しくなる」、この2点を念頭に置きつつ、諸説をチェックしたいと思います。
他社と比べてauの審査基準が厳しくなった
「ソフトバンクよりもauの方が審査が厳しい」「auの方がドコモよりハードルが低い」といったキャリアを比較する声も度々聞かれますよね。
新規契約の審査も分割審査も法律に基づいて行われているため、審査の強弱はほぼ変わりがないと考えられます。
しかし一方で、次のような具体的な違いも挙げられているのです。
- au…契約期間から4回の支払い実績ができる前に解約すると、短期解約ブラックリスト入り。解約日から121日以降で短期解約ブラック解除。
- ドコモ…3ヶ月以内の解約で、短期解約ブラックリスト入り。解約日から121日以降で短期解約ブラック解除。
- ソフトバンク…3ヶ月以内の解約で、短期解約ブラックリスト入り。解約日から121日以降で短期解約ブラック解除。
ブラックリスト入りの基準となる日数などは、キャリアごとに個別で設定されているという見方が強いようです。
あくまで噂なので、どこまで正しいのか、真偽のほどは不明ですが……。
短期解約があると審査に通らない
現在のキャリアで「ブラックリスト入りになる」と言われているのが「短期解約」です。
これは、MNPの乗り換え特典などを目的に、解約を早める行為のことを指します。
auに関しては、「122日間、契約を維持せずに解約」=「4回の支払い実績ができる前に解約」すると、一時的に短期解約ブラックリストに載り、次の契約ができなくなるという報告があります。
確かに、すぐに解約してしまうユーザーの信用度は決して高くはないでしょう。
しかし、MNPの恩恵は電気通信事業法の改正によって縮小傾向にあります。
よって、今後はブラックリスト入りするユーザーは減少していくことでしょう。
解約新規が審査基準に追加されたのか
解約新規は、前月15日~翌月5日の間で、契約する回線と同一名義の解約がある状態で、特価やキャッシュバックが不可になる、というauショップの「縛り」です。
こちらもMNPの乗り換え特典目当てで契約解約を繰り返す行為とされており、この行動履歴があると審査に通らないと言われています。
また、「過去120日間に2回線以上の解約があるかどうか」=「前回の契約から60日経過しているかどうか」が判断基準になっているという噂も。
とはいえ、ケースバイケースなので、審査に通る通らないは正直なところ分かっていないのが現状です。
auの分割審査は手厳しい!ある程度覚悟しておこう
繰り返しになりますが、携帯電話の審査基準は非公開となっています。
ただ、10万円以上の分割払いに関しては、法律の関係で厳しい審査が入るようです。
また、短期間に契約と解約を繰り返している方も、注意した方が良いでしょう。
なお、分割払いの審査結果にあまり自信がない方や、審査に落ちてしまった方は、一括払いに切れかえれば、問題なく購入できるかもしれません。
- 新規契約の審査はそこまで厳しくない
- 分割払いの審査が厳しい
- 審査基準は非公開
- 審査落ちの原因は料金滞納・年収が少ないなどが考えられる
- 10万円以下のスマホを検討・一括払いで対処
これまでの支払い実績や現在の経済状況に問題がなければ、難なく話が進むはずです!
新しいスマホで、気持ちのよいスタートを切れるとよいですね。