
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
この記事では、auで機種変更した時のデータ移行方法について解説します。
auのサービスを中心に解説していますので、auで機種変更するのが初めての方は、是非とも参考にしてみてください。
- iPhone同士なら「クイックスタート」が便利
- それ以外なら「データお預かり」が便利
- 無料で1GBまでバックアップできる
- 月548円で50Gまでバックアップできる
iPhoneからiPhoneにデータ移行する手順
画像引用元:クイックスタートを使って新しい iPhone、iPad、iPod touch にデータを転送する – Apple サポート
iPhoneからiPhoneへのデータ移行は、iPhoneの標準機能「クイックスタート」を使って行えます。
クイックスタートは、iPhone同士を近づけるだけでデータ移行できる機能で、iOS 12.4以降のiPhoneで利用できます。
iOS 12.4は、2013年に発売されたiPhone 5sから対応しています。
そのため現在のiPhoneユーザーであれば、ほとんど全員がクイックスタートを使えます。
- メール
- リマインダー
- 連絡先
- Safari
- カレンダー
- メモ
- Wallet
- 書類とデータ
- キーチェーン
- iPhoneを探す
- 写真
- パスワード情報
クイックスタート前に準備すること
クイックスタートを利用するには、以下の状態である必要があります。
- 新しいiPhoneが工場出荷時
- 旧iPhoneのBluetoothがオン
まずクイックスタートを使うには、新しいiPhoneが工場出荷時状態でなければいけません。
すでに起動して初期設定を終えてしまっている場合は、iPhoneの「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」からリセットしましょう。
バックアップは特に必要ありませんが、バックアップしても構いません。どちらでも任意のほうを選びましょう。
また旧iPhoneのBluetoothがオンでないといけません。
「設定」>「Bluetooth」でオン・オフを確認し、オフになっているならオンにします。
クイックスタートの手順
以下、クイックスタートの大まかな手順です。
- iPhone同士を近づける
- 新しいiPhoneの画面を点ける
- 画面の指示に従って両iPhoneを操作する
- 完了
これから実際にクイックスタートを行った時の様子を紹介しますが、詳細な手順は、iOSアップデートなどによって常に変化する可能性のあるものです。
実行する際は、必ず実際の画面の指示に従ってください。
- 新しいiPhoneの電源を入れる
- 言語を選択
- 国または地域を選択
- クイックスタートの案内が自動で表示される
- 旧iPhoneにもクイックスタートの案内が自動で表示されるので「続ける」をタップ
- 旧iPhoneのカメラが自動で起動して「新しいiPhoneをカメラに向けてください 円の中にパターンを配置します」と表示される
- 新しいiPhoneには「ほかのiPhoneを待機中…」と表示される
- 青いモヤモヤを円に収めたら新しいiPhoneでパスコードを求められるので入力する
- Touch ID・Face IDなどの案内が出てくるので任意の選択をする
- 「データを転送」で任意の選択をする
- 利用規約に「同意する」をタップ
- 両iPhoneを近くに置いたままデータの転送が完了するまで待機
「手動で設定」はタップしないでください。
旧iPhoneの円の中に、新しいiPhoneに表示されている青いモヤモヤが収まるように重ねてください。
今回はまずクイックスタートを優先して進めたいので「あとで設定」を選択しました。
今回は「iPhoneから転送」を選択しました。これを選択すると、旧iPhoneにダウンロードしているアプリが新しいiPhoneにもダウンロードされます。
AndroidからAndroidにデータ移行する手順
AndroidからAndroidへのデータ移行では、一般的なストレージサービスなどの他、auの「データお預かり」アプリもおすすめです。
ここではそのデータお預かりアプリを使った手順を解説します。
データお預かりアプリでは、auサーバーにデータをバックアップしてデータ移行ができます。
1GBまでは無料で、auスマートパスおよびauスマートパスプレミアム会員なら50GBまで利用可能です!
auスマートパスの新規加入受付は2020年に終了していますが、auスマートプレミアムには月額548円で今からでも加入できます。
- アドレス帳
- 写真
- 動画
- カレンダー
- auメール/Eメール
- SMS
- +メッセージ
- パスワード情報
データお預かりアプリをダウンロードしたら、まずは旧スマホでバックアップを取って、次に新しいスマホでそれを復元することになります。
これから、その時の操作の様子を順番に紹介します。
実行時には必ず実際の画面の指示に従って行ってください。
旧スマホでのデータお預かり操作
この章の説明に使う画像引用元:データお預かりアプリでデータ移行・バックアップ(Androidスマートフォン/タブレット) | データ移行(バックアップ・復元)の方法 | au
- 「データお預かり」アプリをタップ
- 「同意してはじめる」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対してすべて「許可」をタップ
- au IDログインが完了するので「OK」をタップ
- 「預ける」をタップ
- 預けるデータにチェックを入れて「預ける」をタップ
- 以下はWi-Fiに接続してない場合に表示される
- 保存中なので待機
- 「完了」をタップして完了
新しいスマホでのデータお預かり操作
この章の説明に使う画像引用元:データお預かりアプリでデータ移行・バックアップ(Androidスマートフォン/タブレット) | データ移行(バックアップ・復元)の方法 | au
- 「データお預かり」アプリをタップ
- 同意してはじめる」をタップ
- 「次へ」をタップ
- 各データに対するアクセス権に対してすべて「許可」をタップ
- au IDログインが完了するので「OK」をタップ
- 「戻す」をタップ
- 戻したいデータにチェックを入れて「戻す」をタップ
- 以下はWi-Fiに接続してない場合に表示される
- 保存中なので待機
- 「完了」をタップして完了
完了後、サーバー上のデータを引き続き預けるか確認画面が表示されます。
「ごみ箱に移動させる」か「引き続き続ける」か任意のほうを選択でOKです。
AndroidからiPhoneにデータ移行する手順
AndroidからiPhoneにデータ移行する場合もauの「データお預かり」アプリが便利です。
データお預かりの利用手順は、「AndroidからAndroidにデータ移行する手順」で解説しておりますので、ご参照ください。
AndroidとiPhoneの差はありますが、基本的な操作は変わりません。
iPhoneからAndroidにデータ移行する手順
iPhoneからAndroidにデータ移行する場合もauの「データお預かり」アプリが便利です。
データお預かりの利用手順は、「AndroidからAndroidにデータ移行する手順」で解説しておりますので、ご参照ください。
こちらもAndroidとiPhoneの差があるものの、基本的な操作は同じです。
データ移行に便利なauのサービス
画像引用元:【au Online Shop】 au製品の通販 オンラインショップ
auでは、データ移行に役立つ独自の便利サービスをいくつか提供しています。
- データお預かり
- 遠隔操作サポート
- 使い方サポート
データお預かり
すでに紹介しているものです。
データお預かりアプリを通じてauサーバーにデータをバックアップできます。
バックアップできる容量は、auスマートパスおよびauスマートパスプレミアム会員は50GBまで、非会員の方は1GBまでです。
auスマートパスの新規加入受付は2020年10月1日に終了していますが、すでに会員の方なら継続して利用できます!
auスマートパスプレミアム会員には月額548円でなれます。
遠隔操作サポート
遠隔操作サポートは、オペレーターの方に、遠隔で自分のスマホを操作してもらうことができるサービスです。
各種設定や操作方法を案内してもらえますので、スマホが初めてで何もわからないという方には特におすすめです。
遠隔操作サポートを受けるには、以下のいずれかのサービスに加入している必要があります。
- auスマートパス(月額409円)
- auスマートパスプレミアム(月額548円)
- 故障紛失サポート(月額418円~726円)
- 使い方サポート(月額649円)
- auスマートサポート(月額418円)
使い方サポート
auの使い方サポートは、月額649円のサービスです。
スマホやタブレット、周辺機器の使い方などについて、アプリで専門のアドバイザーの案内を受けることができます。
基本的な設定方法はもちろん、トラブル回避策なども幅広く案内してもらえるので、スマホに慣れないうちは加入しておくと良いのではないでしょうか。
加入申し込みはMy auから行えます。
auのスマホでデータ移行する際の注意点
画像引用元:au
最後に、データ移行の注意点について紹介します。
auに限らないスマホ全般の基本事項も含めて見ていきましょう。
- 必ず公式の最新の案内に従うこと
- 他社アプリのデータ移行は別途必要
- auのサービスは基本有料
必ず公式の最新の案内に従うこと
データ移行だけに限りませんが、重要な作業を行う際は必ず公式の最新の案内に従ってください。
詳細な手順は、予告なく常に変化する可能性があります。
本サイトbitWaveでは、できる限り最新かつ信用できる情報を紹介するよう努めています。
しかしながら、公式以外の第三者のサイトやブログ、YouTubeなどの情報というのは、どうしても公式より遅れてしまうものです。
そして、公式の案内を無視して何か問題があったら、もうどこからもサポートを受けられなくなってしまうかもしれません。
データや契約に関わる重要な内容については、第三者の情報はあくまで参考程度に留めましょう。
他社アプリのデータ移行は別途必要
この記事ではiPhoneのクイックスタートや、auのデータお預かりアプリを紹介してきました。
しかし、これらの方法で移行できるデータは、連絡先や写真といった基本データだけです。
- メール
- リマインダー
- 連絡先
- Safari
- カレンダー
- メモ
- Wallet
- 書類とデータ
- キーチェーン
- iPhoneを探す
- 写真
- パスワード情報
- アドレス帳
- 写真
- 動画
- カレンダー
- auメール/Eメール
- SMS
- +メッセージ
- パスワード情報
それでは、自分が使っているアプリのデータはどのように移行すれば良いのでしょうか?
アプリのデータ移行方法はアプリごとに異なります。
そのアプリを提供している企業の公式では、データ移行の方法を詳しく解説しているはずです。そちらの案内をご確認ください。
データ移行したいアプリが複数ある場合は、そのアプリの数だけ公式の案内をひとつひとつ調べなければいけません。
例えば「マクドナルド」アプリならマクドナルドのサイトを、「モスバーガー」アプリならモスフードサービスのサイトを見て、データ移行方法を確認しましょう。
面倒ではありますが、データ移行とはそういうものです。
ただ、最近のアプリはデータ移行がしやすい構成になっています。有名なアプリであれば、特に迷わず移行できるのではないでしょうか。
auのサービスは基本有料
ここまで紹介してきたように、auではデータ移行に役立つ便利なサービスを提供しています。
しかし、それらは基本的には有料です。
それ自体は問題ではないのですが、多少なりともお金がかかってしまうのはちょっとだけ残念ですよね。
ただ、本当に些細なことであれば、auショップなどで無料で対応してもらえるかもしれません。
困ったら一度、auショップやMy auアプリのお問い合わせ機能を使ってみましょう。
My auアプリで無料で問い合わせる方法
My auアプリでは無料で問い合わせすることができます。
気軽に問い合わせしてみましょう。
- My auアプリを起動
- 画面右下の「サポート」アイコンをタップ
- メッセージで問い合わせをタップ
- 「メッセージでご相談」ボタンをタップ
- お問い合わせ内容を入力し「送信」をタップ
- 回答を待つ
auの「データお預かり」アプリが便利!
以上、auで機種変更した時のデータ移行方法についてでした。
- iPhone同士なら「クイックスタート」が便利
- それ以外なら「データお預かり」が便利
- 無料で1GBまでバックアップできる
- 月額548円で50GBまでバックアップできる
auではデータ移行に役立つ「データお預かり」「遠隔操作サポート」「使い方サポート」のようなサービスを提供しています。
特にデータお預かりは、iPhoneからAndroidや、AndroidからiPhoneへのデータ移行にも対応しているのでおすすめです。
ただiPhone同士であれば、auのサービスよりクイックスタートというiPhoneの標準機能を使ったほうが早いです。
それぞれの詳細な手順については、必ず公式の最新の案内に従ってください。
この他にも困ったことがあったら、auショップやMy auアプリの問い合わせ機能を利用するのもおすすめです。
せっかくauユーザーなのですから、auのサービスは積極的に使っていきましょう!
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