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auの料金プランの「auフラットプラン」。
2019年6月1日からはauフラットプラン7プラスという新しいプランの受付も開始しました。
大容量のデータを定額で使えることが特徴ですが、「本当にお得なの?」「説明を読んだけど全然わからない!」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、auフラットプランのメリット・デメリットや誰がどう使えばお得になるのかについて解説します。
トップ画像引用元:au – Google Search
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auフラットプランとは
画像引用元:auフラットプラン7プラス | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
auフラットプランは、auを申し込むときに選択できる2種類のコースのうちのひとつです。料金が定額(フラット)なことが特徴です。
ピタットプランとの違い
画像引用元:新auピタットプラン | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
auでは、フラットプランの他に選択できるプランがもう1種類あります。そのプランは「ピタットプラン」です。
フラットプランは料金が定額ですが、ピタットプランはデータ量に応じて利用料が段階的に上がっていきます。
つまり、ピタットプランの場合、使うデータ量が少なければ、料金は最低料金のままで加算されません。
ですから、ピタットプランは使用データ量が少ないユーザ向けで、フラットプランは逆に大容量のデータを使うユーザ向けだと言えるでしょう。
4GB以上使うならフラットプランがお得
フラットプランは大容量のデータを使うユーザー向けだと述べました。
では、フラットプランを選ぶべきなのは具体的に何GB使うユーザーなのでしょうか?
実は、毎月の利用量が4GB以上であれば、フラットプランにしたほうがお得です。実際に料金を比較してみましょう。
項目 | 新auピタットプラン | auフラットプラン7プラス |
---|---|---|
5GB使ったときの料金 | 4,480円 | 3,480円 |
差額 | - | ▲1,000円 |
※どちらも2年契約あり・auスマートバリュー/家族割プラスの割引ありで計算
ご覧のとおり、フラットプランのほうが1,000円安くついていることがわかります。
フラットプランは大容量のデータを使うユーザー向けだと述べましたが、実は、その境目は4GBと結構低いラインになっています。
auフラットプランの料金を決める3要素
auフラットプランの料金は、次の3つの要素から算出されます。
- 基本データ容量
- 通話定額プラン
- 2年縛りの有無
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
①基本データ容量は3種類
auフラットプランは、3種類のデータ容量があります。
- 7GB・・・auフラットプラン7プラス
- 20GB・・・auフラットプラン20
- 25GB・・・auフラットプラン25 Netflixパック
ご覧のとおり、容量が25GBのプランは動画配信サービスのNetflixを利用できます。
ちなみに、この「7GB・20GB・25GB」というのは、高速データ通信が行える容量です。
例えば、auフラットプラン20を契約しているとしたら、月末まで20GBのデータ容量分の高速通信が行えるというもの。
20GBといえば、YouTubeの標準画質の動画を毎日2時間見てやっと消費できるくらいの大容量の通信量です。多くの方はこの20GBのプランで間に合うでしょう。
②通話プランはオプションに
通話プランは新しくなりオプションサービスとなりました。
これまでのカケホに当たるのが「通話定額」、スーパーカケホに当たるのが「通話定額ライト」です。
オプションになったことで何が違うかというと、選ばなくてもよいということです。
その場合は20円/30秒の通話料となります。
- 国内通話が24時間かけ放題・・・通話定額
- 1回5分以内の国内通話が24時間かけ放題・・・通話定額ライト
5分以内の通話が多いという方は「通話定額ライト」を選択するとよいでしょう。5分以上の通話が多い方は、「通話定額」を選択します。
それぞれの料金体系は以下のようになっています。
通話プラン | 料金 |
---|---|
通話定額 | 1,700円 |
通話定額ライト | 700円※ |
※5分を超えた場合は20円/30秒
通話定額ライトが最も合理的
たった700円で5分以内の通話が全て無料になると考えれば、「通話定額ライト」がおすすめです。
というのも、通信量からみた我が国の音声通信利用状況【平成 24 年度】によると、1通話あたりの平均通信時間は2分21 秒となっています。
ですから、5分以内の国内通話が無料となる「通話定額ライト」にしておけば、多くの人が得をするはずです。
長電話するならこのご時世LINEなどのアプリで無料でできますからね。
次の章では、auフラットプランの料金を決める3つ目の要素「2年縛りの有無」について解説します。
③2年縛りの有無
プランの価格を決める3つ目の要素に、2年縛りの有無があります。縛りの形態には次の3種類がありますが、最も料金プランが安くなるのは「2年契約あり」としたときです。
- 2年契約あり
- 2年契約あり・自動更新なし
- 2年契約なし
2年契約あり
画像引用元:2年契約-au
- 契約解除料が発生する期間:契約から23ヶ月間、契約から27~47ヶ月間・・と自動的に更新される
- プランの料金:最も安い
「2年契約あり」は、契約期間を2年毎に自動更新するというものです。
解約時に契約解除料がかかってしまう期間が最も長く、利用者側にとっては最も解約しづらい契約方法です。
解約しづらい反面、他の2つの契約パターンと比べて最も安い利用料金が適用されます。
制約はバネ、リスクが高い方がその分のゲインが大きいということです。
ちなみに、2019年3月から、2年契約の更新期間が2ヶ月から3ヶ月に変更となりました。
これまでは、25~26ヶ月目が契約解除料のかからない更新月でしたが、現在は24~26ヶ月目に期間が前倒しされています。
更新月が長くなったので、利用者は以前と比べると契約を拘束される期間が短くなりました。
2年契約あり・自動更新なし
画像引用元:2年契約(自動更新なし)-au
- 契約解除料が発生する期間:契約から24ヶ月
- プランの料金:月+300円
「2年契約あり・自動更新なし」というのは、2年の契約を満了したら契約期間の更新は行わないというもの。
つまり、2年以内の解約は契約解除料9,500円がかかりますが、3年目以降はいつ解約してもお金はかかりません。
この「2年契約あり・自動更新なし」を選択すると、「2年契約あり」のときの料金に月+300円が加算されます。
注意したいのは、実は「この自動更新なし」がお得になるのは31ヶ月目までに解約する方のみということです。
32ヶ月以上契約すると、2年縛りのときに支払う契約解除料9,500円よりもそれまでの支払いが上回ってしまうので、高くついてしまいます。
2年契約なし
- 契約解除料が発生する期間:契約から3ヶ月
- プランの料金:月+1,500円
最後に、2年契約なしというものもあります。これは、契約して4ヶ月目以降は、いつ解約しても契約解除料がかからないというものです。
利用者が解約しやすく自由度が高い半面、「2年契約あり」のときの料金よりも月1,500円高くなります。結構高くなるので、これを選ぶ方は多くないでしょう。
auフラットプランの料金詳細
auフラットプランは「基本データ容量」・「通話オプション」・「2年縛りの有無」で月額料金が決まることはおわかりいただけたと思います。
では、実際にどれくらいの料金がかかるのか、詳細を見ていきましょう。
データ量ごとにご紹介します。
7GB:auフラットプラン7プラス
2年契約有無 | 料金 |
---|---|
2年契約あり | ★5,480円 |
2年契約なし | 6,980円 |
※★は最も安い料金
20GB:auフラットプラン20
項目 | シンプル | スーパーカケホ | カケホ |
---|---|---|---|
2年契約あり | ★6,000円 | 6,500円 | 7,500円 |
2年契約・自動更新なし | 6,300円 | 6,800円 | 7,800円 |
2年契約なし | 7,500円 | 8,000円 | 9,000円 |
※★は最も安い料金
25GB:auフラットプラン25 Netflixパック
項目 | シンプル | スーパーカケホ | カケホ |
---|---|---|---|
2年契約あり | ★7,150円 | 7,650円 | 8,650円 |
2年契約・自動更新なし | 7,450円 | 7,950円 | 8,950円 |
2年契約なし | 8,650円 | 9,150円 | 10,150円 |
※★は最も安い料金
auフラットプランに適用される割引
auフラットプランには、先述したプランの料金から3種類の割引が適用されます。その割引の内容について詳しく見ていきましょう。
割引①スマホ応援割
画像引用元:スマホ応援割 | キャンペーン | au
スマホ応援割が適用されるのは「auフラットプラン20」と「auフラットプラン25 Netflixパック」のみです。
新しいフラットプランである「auフラットプラン7プラス」は対象外です。
- 割引額:1,000円/月
- 割引期間:12ヶ月
- 条件:機種変更、新規契約時に指定プランへ加入すること。SIMのみの契約でも適用。
スマホ応援割は、機種変更や新規契約時に対象のプランに加入したときに適用される割引です。
携帯電話の購入を含まない新規契約でも対象となります。加入の翌月から1年間毎月1,000円が利用料金から割引されます。
対象外となるのは、これまでに「スマホ応援割」と「ビッグニュースキャンペーン」を適用されたことがある方です。
つまり、ほとんどの方がこの割引の対象となり、1年目は月1,000円安く使えます。
割引②auスマートバリュー
画像引用元:auスマートバリュー | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
auスマートバリューは「auフラットプラン7プラス」と「auフラットプラン20」と「auフラットプラン25 Netflixパック」全てに適用されます。
- 割引額:1,000円/月
- 割引期間:指定の契約がある限り永久
- 条件:auひかりやauスマートポート、auのWi-Fiルーターをスマホや携帯と併用すること
auスマートバリューとは、自宅の光回線をauひかりにしたり、宅内無線のauスマートポートなどを利用したりしているときに適用される割引です。
スマートバリューmineは、auのWi-Fiルーターを利用しているときに適用されます。
上記のサービスを利用している限り、利用料金から永久的に月1,000円が割引されます。
ただし、Wi-Fiルーターや宅内の光回線についての契約が必須なので、対象となる方は限られるでしょう。
割引③家族割プラス
画像引用元:家族割プラス | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
家族割プラスは2019年10月から適用となる割引で、同じ「家族割プラス」グループに加入している家族の人数に応じて料金を割引するサービスです。
適用できるフラットプランは「auフラットプラン7プラス」のみです。
- 割引額:500円/月(2回線) or 1,000円/月(3回線)
- 割引期間:条件を満たしていれば永久
- 条件:同一住所にお住まいの家族であること。対象の料金プランに加入すること
- 条件の例外:auスマートバリューに加入している場合、離れて暮らす家族(50歳以上)も割引対象
中々複雑で他のフラットプランには適用されませんが、カウントの対象にはなります。
つまり、auフラットプラン20/auフラットプラン25 Netflixパックが2人いて、1人がauフラットプラン7プラスの場合、この1人は1,000円の割引を受けることができます。
新auピタットプランとauデータMAXプラン(2019年夏受付開始予定)も対象となるようです。
続いて、auフラットプランのメリットとデメリットについて解説します。
auフラットプランのメリット
- 最低でも7GBまで高速通信できるので、速度制限を気にすることなく使える
- 定額なので、スマホの使いすぎて料金がかさむことがない
それぞれについて詳しく見ていきます。
速度制限を気にすることなく使える
auフラットプラン20ならば毎月20GBまで通信できますので、速度制限を気にすることなく動画やゲームをたっぷり楽しめます。
月20GBを消費する目安は、YouTubeの標準画質の動画を毎日2時間見ることです(動画によって見られる時間は変動します)。
使いすぎても料金が高くならない
auフラットプランは定額料金ですので、スマホを使いすぎて料金がかさむ・・といった心配がありません。
規定の通信料を超えた場合は通信制限がかかり遅くなります。翌月1日に高速通信が復活します。
また、データチャージすることによって高速通信できる容量を増やすことができます。
auフラットプランのデメリット
- 毎月割が消えてしまうので、既存のauユーザーは契約期間中に入ると損してしまう
- あまりデータを使わないとき、損しているような気持ちになる
- 割引が限定的
それぞれについて詳しく見ていきます。
毎月割が消える
auフラットプランは、新しく携帯を買ったときに利用料金が24ヶ月間割引される「毎月割」が適用されません。
つまり、毎月割が適用されている期間にauフラットプランに変更してしまうと、割引分が消えて高くついてしまいます。
ですから、既存のauユーザーがフラットプランに変更するのは、毎月割が終わったあとがベスト。
毎月割の適用期間中にauフラットプランに変更するとデメリットが大きいです。
データを使わないとき損に感じる
定額で高速通信できる反面、規定のデータ量に達しなかった場合は「少しもったいない」という気持ちが芽生えやすいでしょう。
というのも、4GB以上使っていればフラットプランの方がピタットプランに比べて料金が安くつくものの、月4GB未満しか使わない方はピタットプランの方が安くなるからです。
かといって、段階的に料金が上がるピタットプランにしたほうがいいのかとうと、そちらのほうが高くつく場合も・・というジレンマが出てしまいます。
これは、auがそのように価格設定しているからなので、ユーザー側としてはどうしようもありません。
割引が限定的
3つ目のデメリットは、割引が限定的なことです。
ほとんどの方に適用される「スマホ応援割」の月々1,000円割引は適用期間が1年間だけ。
さらに、「auスマートバリュー」は、auひかりやWi-Fiルーターを契約していないと適用されません。
多くの方は合計▲12,000円(スマホ応援割 ▲1,000円×12ヶ月)しか割引を受けられず、コストを下げるのは難しいでしょう。
誰がどう使うのがお得なのか
これまでのことをまとめますと、auフラットプランを使うのがお得なのは次のような方です。
- 月4GB以上使う方
- auユーザーで毎月割が終わっている方
- auひかりやauのWi-Fiルーターを契約している方
auフラットプランは月4GB以上使う方におすすめです。
auは定額制の「フラットプラン」と段階的に料金が上がる「ピタットプラン」の2種類からプランを選択しますが、4GB以上使ったときの料金を比較すると「フラットプラン」のほうが安くつくからです。
また、auユーザーの方は、毎月割の適用期間が過ぎている方であればおすすめです。
毎月割の適用期間中にフラットプランに移行してしまうと、毎月割が消えてしまって高くついてしまいます。
最後に、auひかりやauのWi-Fiルーターを契約している方は、永年で▲1,000円/月の割引が適用されますので最も安く契約できます。
それをまとめると上記した方におすすめとなります。