
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
本記事では、auメールの持ち運びサービスについて解説します。
auを運営するKDDIは2021年12月15日、auからpovoやUQモバイル、他社に乗り換え後も引き続きauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)を使えるサービスを2021年12月20日から提供すると発表しました。
それはいつから、いくらで利用できるのでしょうか。
- 2021年12月20日から
- 月額330円
- au解約後31日以内に要申込み
- 申込みは専用サイトで可能
トップ画像引用元:auメール持ち運び | サービス・機能 | au
auメール持ち運びの開始日はいつ?
auメール持ち運びサービスの提供開始日は2021年12月20日です。
au解約後31日以内にサービスに申込むことで、povoやUQモバイル、他社に乗り換え後もauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)を引き続き使えます。
迷惑メールフィルターなどの機能も利用可能です。
auメール持ち運びの料金
auメール持ち運びサービスの料金は、月額330円です。
au解約後も月額330円でauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)を使い続けられるというわけですね。
auメール持ち運びのメリット
auメール持ち運びのメリットは、au解約後もauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)を使い続けられることです。
これにより、au解約前にauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)で登録したサービスの登録情報を変更するといった手間がかからなくなります。
auのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)が使えなくなることを気にしてauから乗り換えられなかった人にとっては、待ち焦がれたサービスではないでしょうか。
元々キャリアメールの存在は、ユーザーに対する実質的な縛りになっていることが問題視されていました。
キャリアメールの消失がネックとなり、格安ブランドや格安SIM(MVNO)に乗り換えられず、メインブランドの高い料金を支払い続けるしかなかったユーザーがたくさんいたのです。
それを重く受け止めていた総務省は、2021年6月にキャリアメールの持ち運びサービスの提供を各社に呼びかけました。
その結果、KDDIだけでなくNTTドコモとソフトバンクも従うことになったという経緯があります。
auメール持ち運びのデメリット
auメール持ち運びのデメリットは、月額330円かかることです。
「月額」ですから、auのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)を使い続けたい間は、ずっと支払い続ける必要があります。注意しましょう。
またau解約後から31日以内に申込む必要があることや、解約したau携帯電話サービスとひも付いた「au ID」を保持していなければならないことにも注意してください。
auメール持ち運びの申込み方法
auメール持ち運びの申込みは、専用サイトから行えます。
2021年12月20日以降に以下の専用サイトへアクセスし、案内に従って手続きしましょう。
auからおすすめの乗り換え先
最後に、auからの乗り換え先としておすすめの通信サービスを紹介します。
これまでauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)の存在が実質的な縛りとなっていた人も、これからより安い通信サービスを選べるようになりました。
- povo
- UQモバイル
- ワイモバイル
- LINEMO
- ahamo
- 楽天モバイル
povo
画像引用元:povo2.0始動!! 基本料ゼロから始めるオールトッピングプラン|povo2.0
povoは、auと同じKDDIが運営するオンライン専用サービスです。
基本料金0円で、必要なデータ量をトッピング(追加購入)して使うという少し変わったサービスですが、トッピングの料金が非常に安いため、auから乗り換えると大幅な節約になります。
対応エリアはauと同じです。
- データ使い放題(24時間):330円
- データ追加1GB(7日間):390円
- データ追加3GB(30日間):990円
- データ追加20GB(30日間):2,700円
- データ追加60GB(90日間):6,490円
- データ追加150GB(180日間):11,800円
UQモバイル
画像引用元:【公式】UQ mobile・UQ WiMAX|UQコミュニケーションズ
UQモバイルもauと同じKDDIが運営するサービスです。
povoよりは高いのですが、オンライン専用ではなく実店舗でのサービスも受けられます。
対応エリアはこちらもauと同じです。
- 3GBプラン:1,628円
- 15GBプラン:2,728円
- 25GBプラン:3,828円
ワイモバイル
画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)
ワイモバイルは、ソフトバンクが運営するサービスです。
ワイモバイルユーザーになると、月額508円のYahoo!プレミアム会員に無料でなれる特典が付いてきます。
- 3GBプラン:1,980円
- 15GBプラン:2,980円
- 25GBプラン:4,158円
LINEMO
画像引用元:オンライン専用ブランド“LINEMO”、3月17日にサービス開始 | プレスリリース | ニュース | 企業・IR | ソフトバンク
LINEMOは、ソフトバンクが運営するオンライン専用サービスです。
料金的にはpovoのほうがお得ですが、povoの「トッピング」という特殊な形にいまいち馴染めない気がする場合は有力な選択肢になります。
- 3GBプラン:990円
- 20GBプラン:2,728円
ahamo
画像引用元:ahamo
ahamoは、NTTドコモが運営するオンライン専用サービスです。
ahamoのプランは月額2,970円の20GBプランひとつだけで、国内通話は1回5分まで無料です。
楽天モバイル
画像引用元:楽天モバイル、新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT VI」を発表
楽天モバイルは、楽天モバイルが運営するサービスです。
プランは、毎月使った分に応じて支払う「Rakuten UN-LIMIT VI」ひとつで、1GB以下の月はなんと0円になります。
3,278円で無制限に使えるというのも破格です。
- ~1GBの月:0円
- 1~3GBの月:1,078円
- 3~20GBの月:2,178円
- 20GB~の月:3,278円
月額330円でauメール縛りから開放される!
以上、auメールの持ち運びサービスについてでした。
- 2021年12月20日から
- 月額330円
- au解約後31日以内に要申込み
- 申込みは専用サイトで可能
auメールの持ち運びサービスは2021年12月20日から専用サイトにて申込みできます。
手続きするタイミングは、au解約後31日以内です。忘れないようにしましょう。
このサービスを利用すれば、今後はau以外の通信サービスでも、引き続きauのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)が使えるようになります。
月額料金は330円。有料ではありますが、auのキャリアメール(@au.com/@ezweb.ne.jp)による縛りからは開放されます。
このauメールの持ち運びサービスを利用してauから乗り換える人が増えることは間違いないでしょう。