
オンラインショップなら機種変更がお得
「auオンラインショップで審査落ちしちゃった・・・」
「何が原因なの?てか、どうしたらいいの?」
とお困りではありませんか。
最新のスマホ端末は10万円以上を超えるものが多いので、一括で支払うのはなかなか厳しいですよね。そこでこの記事では、auオンラインショップで審査落ちしたときに考えられる原因と対処法について解説します。
これから機種変更を検討されている方は、この記事を参考にしてください。
3月10日追記:
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端末価格は以下の通りです。
容量 | 価格 | スマホトクするプログラム 適用後 |
---|---|---|
64GB | 70,935円 | 38,295円 |
128GB | 82,190円 | 44,390円 |
256GB | 103,415円 | 55,775円 |
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auが審査に使う情報源は3つ
画像引用元:スマートフォン・携帯電話 | au
auが割賦契約の審査をする際に、au自体が保有している利用者の契約状況の他に、au以外の次の3社からの情報を使っています。
- 株式会社シー・アイ・シー(CIC)
- 全国銀行個人信用情報センター(全銀協)
- 株式会社日本信用情報機構(JICC)
これらは、「指定信用情報機関」と呼ばれる、個人の信用情報を管理・保管する企業です。
これら3つの企業や団体から情報を取得することについては、auが割賦契約する際に発行する「個別信用購入あっせん契約約款」に記載されています。
auがこれらの企業の情報を参照する理由は以下の2つです。
- 利用者がau以外のローンの支払いをきちんと行えているかをチェックし、利用者の信用を調査する
- 現在のローンと新たに組むものを合算し、ローン総額が利用者の収入に対して適正かどうかをチェックする
端末の分割払いは、auにとっては商品を先渡ししているわけですから、毎月きちんと支払いが行われないとauに損失が出てしまいます。ですから「この利用者はきちんと支払ってくれるのか?」ということを、過去のローンの支払い状況から判断します。
また、利用者が日々の生活に困るほどの金額のローンを組めないよう、割賦契約をする業者は利用者の債務状況を調査する義務があることも、信用情報機関を使う理由のひとつ。
3社はそれぞれ保有している情報が少し違いますので、その違いを見てみましょう。
クレカの利用状況を提供するCIC
株式会社シー・アイ・シー(CIC)は、クレジットカード発行する企業が主たる加盟会員となっている企業です。クレジットカードやローンの利用者情報を、加盟会員の求めに応じて提供しています。
銀行系のローンの利用状況を提供する全銀協
一般社団法人全国銀行協会(全銀協)が運営する全国銀行個人信用情報センターは、銀行や信用金庫、農協等の金融機関が主たる会員となっている団体です。住宅ローンやカードローン、クレジットカードなどの利用状況と返済状況を、会員企業からの求めに応じて提供しています。
消費者金融の利用状況を提供するJICC
株式会社日本信用情報機構(JICC)は、消費者金融会社が主な会員となっている企業です。利用者の照会に応じて、利用者の消費者金融の利用状況、返済状況を提供します。
信用情報が良くないと審査に落とされる
情報機関に登録されている個人情報の内容が「悪い」とauに判断されれば、分割払いの審査に落とされる可能性が高いです。
- ローンの支払いが滞ったことがある
- 支払いを滞納している
- ローンの件数や契約金額が大きすぎる
などです。
利用者が現在組んでいるローン契約、さらに支払いが終わったローン契約についてもすべてauに開示されます。滞納した履歴があれば、支払い能力が足りないとして審査に不利に働くことは間違いありません。
信用情報の掲載には期限がある
では、信用情報に傷がついた状態だと、二度と分割払いや他のローン契約を組むことはできなくなってしまうのでしょうか?
実は、そういったことはありません。
そもそも、各クレジット業者によって審査基準は異なりますし、滞納した履歴があってもその後きちんと支払いが済んでいれば、審査に通るところも多いです。
さらに、各信用情報機関に保管される情報には期限があります。ですから、支払いを滞納した過去があったとしても、各信用情報機関の保管期限を過ぎれば履歴はきれいに元通りになります。
信用情報に傷がない、きれいな状態になれば、ローンを組むことはたやすいでしょう。
ちなみに、各信用情報団体の情報の保管期限は
- 契約終了後5年間
- 延滞している間は延滞継続中
- 延滞解消から1年間
となっています。
完済していない状態だと信用情報機関に永遠に掲載されますので、ご注意ください。
自分の情報を開示請求できる
各信用情報機関に登録されている自分の個人情報については、1,000円程度支払って申請すればWEB上で開示してもらうことができます。つまり、自分の情報が現在、信用情報機関にどのように登録されているのかを確認できます。
もしも自分の信用情報が気になる方は、信用情報の開示請求をするとよいでしょう。
ここまでをまとめると、以下となります。
- auは3社の信用情報機関から利用者の情報を取得している
- ローンを滞納した履歴があれば、審査に不利に働く
- 信用情報機関のWEB上で、自分の情報がどのように登録されているかを見られる
次の章では、auオンラインショップで審査落ちする原因について解説します。
auオンラインショップで審査落ちする原因
画像引用元:au Online Shop
分割払いを断る場合についてauの約款には以下のように記載されています。
(1)その申込みをした者が分割支払金の支払いを現に怠り、又は怠るおそれがあるとき。
(2)その申込みを承諾することにより、その申込みをした者に係る個別信用購入あっせん契約等(その申込みをした者と当社との間で締結する個別信用購入あっせん契約及び個品割賦販売契約並びにOCTとの間で締結する個別信用購入あっせん契約及び個品割賦販売契約であって、当社が別に定めるものをいいます。以下同じとします。)の総数が当社が定める基準を超えるとき。
(3)その申込みをした者が指定サービスに関する料金その他の債務の支払いを現に怠り、又は怠るおそれがあるとき。
(4)当社の業務遂行上支障があるとき。
(5)その他当社が不適当と判断したとき。
ここで上げられたauが分割払いを断る主な理由をまとめると、以下となります。
- 分割払いを延滞した事実がある
- auとの分割払い契約数が基準を超えている
- auの指定サービスやau以外のローンを延滞した事実がある
- 分割払いやauの指定サービスの支払いを怠る恐れがある
- auの業務遂行上支障がある、またはauが不適当であると判断した
それぞれの原因について詳しく見ていきましょう。
原因①:分割払いを延滞した事実がある
auとのこれまでの契約のなかで、機種代金を延滞した事実がある場合、auは分割払いを許可しないことがあります。
機種交換しようとしている現在はきちんと支払いしていても、過去に滞納していた履歴はauの記録に残っています。
延滞が数回程度ですぐに支払った場合はそれほど問題になりませんが、毎回支払いが遅れていたり、料金が支払われないことで強制解約の通知が届いたりした場合は、審査が通りにくくなります。
分割払い金を延滞した時の対処法
未払いの料金がある場合は、未払い金額をすべて支払ってしまうようにましょう。未払いの料金を支払うことで、審査に通る可能性があります。
ただし、未払いの料金を支払っていても審査に通らない場合は「数年待つ」しかありません。というのも、auのシステムに記録されている以上記録は消されることはありませんので、きちんと支払いを履行した実績を積み重ねていく他、信用を取り戻す方法はないからです。
分割払い金を延滞した時の対処法をまとめると、以下となります。
- auで分割払い料金を滞納したことがあると、審査に不利
- 対処法は「未払金を支払う」
- 未払金を支払っても審査に通らない場合は「1年以上きちんと支払う実績を重ねる」
原因②:auとの割賦契約数が多すぎる
auや沖縄セルラー電話(au沖縄)との割賦契約数があまりにも多い場合は、分割払いを許可されません。
auの約款の中では、次のように表現されています。
(2)その申込みを承諾することにより、その申込みをした者に係る個別信用購入あっせん契約等(その申込みをした者と当社との間で締結する個別信用購入あっせん契約及び個品割賦販売契約並びにOCTとの間で締結する個別信用購入あっせん契約及び個品割賦販売契約であって、当社が別に定めるものをいいます。以下同じとします。)の総数が当社が定める基準を超えるとき。
これは恐らく、auが個人に対して背負わせるローンの総額が大きくなりすぎるからだと思われます。
ただし、実際にその契約数がいくつまでなら良いのか、残額が少なくなれば許可されるのか、といった基準については明記されておりません。
auとの割賦契約数が多すぎる時の対処法
端末の割賦契約数が原因で分割払いを断られた可能性が高い場合は、ひとつの契約が契約満了するまで待ちましょう。つまり、割賦契約数を減らすことで審査に通る可能性があります。
割賦契約数が多すぎる場合の対処法をまとめると、以下となります。
- auとの割賦契約数が多いと、審査に通らない可能性がある
- 対処法は、割賦契約の満了日まで待ち、割賦契約数を減らすこと
原因③:通信料金やローンを滞納した事がある
auの通信契約やau以外のローンを延滞した事実がある場合は、分割払いを許可されないことがあります。
これまでにauとの通信契約を滞納したことがあれば、その記録はもちろんauに保管されています。また、au以外のローンを滞納した事実は、信用情報機関への情報開示請求でauが把握できるようになっています。
- 現在と過去に契約したクレジット・ローン契約
- 支払い状況
- 滞納履歴
- 債務整理等の金融事故の履歴
などです。
大事なのは、ただ単純に「滞納した履歴がある」よりも「滞納した回数が多い」ことだったり「金融事故を起こした」ことがあったりすると審査にさらに不利に働くということです。
「過去2年以内に3回以上支払いが遅れたことがある」というのがひとつの目安です。
つまり、支払いを滞納すればするほど、新しいローンの契約の審査に不利に働きます。
通信料金やローンを滞納した事がある時の対処法
現在未納分がある場合は、まずは料金を支払いましょう。過去の未納分がある場合にも、今支払うことで、審査に通る可能性があります。
ただし、債務整理中の方は、分割払いの審査に通ることはありません。ですから、債務整理を終えてから再度審査を行う必要があります。
しかし、債務整理の対象に携帯電話の分割払いが含まれていた場合は、債務整理の後でも審査に通ることはありません。
通信料金とローンを滞納した事がある時の対処法をまとめると、以下となります。
- auの通信料金や、au以外のローンで滞納があると審査に通りにくい
- 対処法は、「未納分を支払うこと」と「債務整理を終えること」
次の章でも引き続き分割払い審査に落ちる原因について解説します。

この記事では、auオンラインショップで機種変更する流れを手順画像付きで解説します。 最近はどのキャリアも、感染拡大防止の観点からオ...
原因④:支払いを怠る恐れがある
延滞した経歴がなくても、利用者が、分割金を支払うだけの余裕資金が乏しいときは審査落ちの原因となってしまいます。
これは、単純に「年収が低いからダメ」というわけではありません。
例えば一人暮らしの人と家族持ちの人では、家族持ちの人の方が日々の生活費が高く、自由に使えるお金は少なくなります。ですから、同じ収入であっても、家族持ちの人の方がやや審査に不利になる、ということが起こり得ます。
また、現在組んでいるローンの件数や支払い金額によっても、余裕資金が変動することはお分かりいただけるのではないでしょうか。
このように、分割払いを行う業者は、利用者が無理なく支払っていける「支払い可能見込み額」の調査を義務付けられており、支払い可能見込み額が少ない利用者は分割払いを許可されないことがあります。
支払い可能見込み額の算定
支払い可能見込み額は、一般的に次の式で表されます。
支払い可能見込み額=年収―生活維持費(※)-ローンの支払い予定総額
(※)生活維持費は次のとおり
世帯人数 | 1人世帯 | 2人世帯 | 3人世帯 | 4人世帯 |
---|---|---|---|---|
住宅ローン/賃貸支払いなし | 90万円 | 136万円 | 169万円 | 200万円 |
住宅ローン/賃貸支払いあり | 116万円 | 177万円 | 209万円 | 240万円 |
例えば、年収400万円の独身の方が賃貸で暮らしていて自動車ローンを月々3万円支払っている場合は、支払い見込み額は以下のようになります。
しかし、年収400万円で世帯の人数が4人の場合は、
と、支払い可能見込み額は約半分となってしまいます。
ですから、同じ年収であっても世帯数が多いほど、また債務が多いほど支払い可能見込み額の値は小さくなります。
支払い見込み額調査は10万円以上の場合
この「利用者が無理なく支払っていける金額」を調査する支払い見込み額調査ですが、この調査の実施が法律上義務付けられているのは10万円以上の端末を購入する場合のみです。
経済産業省のページでは、以下のように記載があります。
家電や携帯電話など、店頭販売であって、比較的少額(10万円以下)の生活に必要な耐久消費財に係る個別クレジット契約については、延滞していないこと等を確認することを条件に、支払可能見込額調査を行いません。
引用:早わかり改正割賦販売法(METI/経済産業省)
このように、10万円以下の場合では、現在契約しているローン金額や年収などの調査は行われません。
ですから、10万円以下の端末を分割払いする際は、現在の契約状況に問題が無ければ審査に通る可能性が高いと言えるでしょう。
支払い見込み額が少ないとされた場合の対処法
支払い見込み額が少ないことが原因で審査に通らない場合の対処法は「頭金を入れるか安い端末に変更するなどし、金額を10万円以下にする」です。
年収や債務の調査が行われるのは、端末代金が10万円以上となった場合となっています。ですから、このほかに問題がない場合、端末代金を10万円以下にすることで簡易的な審査となり、審査が通りやすくなるでしょう。
支払い見込み額が少ないとされた場合の対処法についてまとめると、以下となります。
- 支払い可能見込み額が小さいと、分割払いを許可されないことがある
- 支払い見込み額調査は10万円以上の場合のみ
- 対処法は、頭金を入れたり安い端末に変更したりして金額を10万円以下に抑えること
原因:auが不適当であると判断した
最後に、auが不適当であると判断したものは、分割払いを許可されません。
- 新規加入→短期解約を繰り返している
- 契約をしてすぐ他社に乗り換える
などです。
携帯電話会社は、長期で契約してくれることを見越して端末を値引きして販売しています。ですから、契約して短期で解約されてしまうと、手間暇だけかかって利益はほとんどなくなってしまいます。
従って、短期解約を繰り返していると、キャリアと契約できなくなる可能性があります。
auが不適当であると判断した時の対処法
auの短期解約を繰り返したことが原因で審査に落ちる場合、auのブラックリストに載ってしまっている状態です。
ですから、auと契約することは非常に難しいため、他のキャリアを選択するしかないでしょう。
auが不適当であると判断された場合について、まとめると以下となります。
- 短期解約を繰り返すことが審査落ちの原因となる場合がある
- この理由で審査に通らない場合は、auと契約することは難しい
店頭なら一括払いも可能
追記:auオンラインショップでも一括払いを選択できるようになりました。
auオンラインショップでは分割払いしか選択できませんが、auショップでは一括購入が可能です。分割払いの審査に落ちてしまった場合、手っ取り早く手に入れるには現金かクレジットカードを使って一括購入するのが最もかんたんです。
分割払いと違ってまとまったお金を用意しておく必要がありますので、少し懐が寂しくなりますが、1番かんたんに購入できますのでおすすめです。