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auで月額のスマホ利用料金が割引されるauスマートバリューですが、乗り換えのタイミングで解約することがあるかと思います。
今回はauスマートバリューの解約方法と違約金について詳しく解説していきます。
インターネット回線だけを解約した場合、スマホだけを解約した場合などそれぞれの場合について紹介しているので、解約時に違約金が発生するのか不安な方はぜひ参考にして見てください。
- auスマートバリューは条件に適用したユーザーの月額料金が割引されるサービス
- auスマートバリューだけを解約することはほぼない
- auスマートバリューの解約自体は違約金がかからない
- スマホやインターネット回線の解約で違約金がかかる
auスマートバリューを解約する方法
画像引用元:au
毎月の通信費がお得になるauスマートバリューですが、解約が必要なケースもあります。
ここでは、auスマートバリューを解約するケースや、いざauスマートバリューを解約する時の解約方法について解説をしていきます。
auスマートバリューを解約するのはどんな時?
auスマートバリューというサービスは、単なる割引サービスなのでメリットしかありません。基本的に解約するということはないでしょう。
それでもauスマートバリューの解約が必要となるケースがあります。
では、auスマートバリューを解約する具体的なケースについて紹介していきます。
- スマホを他社に乗り換える場合
- インターネット回線を他社に乗り換える場合
- 引越しをする場合
- auスマートバリュー対象のスマホが10回線を超える場合
auスマートバリューはauのスマホと対象のインターネット回線を利用しているだけで受けられる割引サービスです。
auスマートバリューが適用されている限りは、永年一定額の割引が受けられます。
継続してauスマートバリューを適用していることにデメリットはないので、それだけを解約するということはまずありません。
なので、auスマートバリューを解約するケースというのは、auスマートバリューの適用条件から外れてしまうケースがほとんどです。
では、実際にauスマートバリューの解約が必要なケースに当たった場合、どのようにして解約を行えば良いのでしょう?
ここからは、auスマートバリューの解約方法について解説をしていきます。
auスマートバリューの解約方法
先ほど紹介した、auスマートバリューの解約が必要なケースに合わせて、それぞれの場合の解約方法について見ていきましょう。
スマホを他社に乗り換える場合
スマホをauから他社に乗り換える場合など、auのスマホの契約そのものを解約する場合には、乗り換えや解約の手続きが完了すればそれでauスマートバリューも同時に解約となります。
なので、別途auスマートバリューの解約手続きというのは必要ありません。
インターネット回線を他社に乗り換える場合
続いて、インターネット回線を他社に乗り換える場合ですが、この場合もauスマートバリューの解約手続きというのは必要ありません。
auスマートバリューで紐づいているインターネット回線の契約が終了したと同時に、auスマートバリューも自動的に解約となります。
乗り換え後もauスマートバリュー対象回線の場合
注意が必要なのは、乗り換えた後の回線もauスマートバリュー対象回線の場合です。
例えば、auひかりを利用していた人がJ:COMに乗り換える場合など、元々のインターネット回線も今後利用するインターネット回線もどちらもauスマートバリュー対象回線になっている場合です。
この場合は、インターネット回線を乗り換えても、切れ間なくauスマートバリューの割引を継続することができるようになっています。
ただし、元々のインターネット回線による割引は自動的に終了しても、新しいインターネット回線を紐づけた割引は自動的には始まりません。
乗り換えた後のインターネット回線でauスマートバリューに加入する場合には、別途申し込みが必要です。
auスマートバリューの申し込み自体は、電話やauショップで行うことができます。
引越しをする場合
引越しをする場合は、auスマートバリューを適用している住所やインターネット回線の契約が変更となるため割引が終了します。
引越しによるauスマートバリューの解約の場合も、基本的には先ほど説明したインターネット回線を乗り換える場合と手順に変わりはありません。
住所の変更やauスマートバリューに加入していたインターネット回線の契約が解約になると同時に、auスマートバリューの割引も自動的に終了となります。
また、下記の場合には乗り換えのケースと同様にauスマートバリューの割引を継続することができます。
- 引越し先でも同じ会社のインターネット回線を利用する
- 別のauスマートバリュー対象のインターネット回線を利用する
その場合は、住所変更の手続きと同時に新住所でのauスマートバリューの加入を行います。これなら、割引が途切れることなく続けられます。
auスマートバリュー対象のスマホが10回線を超える場合
これは紹介してきた中でも、唯一auスマートバリューだけを解約するケースになりますが、かなりのレアケースでしょう。
auスマートバリューには、割引を適用できる回線数が最大10回線と上限が決められています。
これを超えて、新しくauスマートバリューに回線を追加する場合には、既存回線でauスマートバリューの解約が必要になります。
回線数上限により解約が必要な事例
例えば、複数台持ちをしているなど家族で既に9台auで契約をしていて、auスマートバリューに加入している状態で、離れて住む50歳以上の両親がauに乗り換えてauスマートバリューに加入するというようなケースがこれに当たります。
この場合には、2回線追加することで、11回線となるので上限の10回線を超えてしまいます。
新しくauに入った2台がauスマートバリューに加入するには、既存回線のうち1回線でauスマートバリューの解約を行う必要があります。
このようなケースでは、auスマートバリューを解約するにはauショップで行う必要があります。
特に料金がかかる手続きではなく、契約者本人の来店で解約を行うことができます。
auスマートバリューを解約すると違約金がかかる?
auスマートバリューの解約方法について紹介をしてきましたが、気になるのは解約によってかかる違約金です。
ただ、これについては安心してください。
単にauスマートバリューを解約するだけでは違約金がかかることはありません。
違約金がかかるのは、スマホやインターネット回線の契約を解約する場合です。
これらを解約するとなると、非常に高額の違約金がかかってしまうので注意が必要です。
auスマートバリューの解約で違約金を発生させないポイント
auスマートバリューの解約自体では、違約金は発生しませんが、それに伴うスマホやインターネット回線の解約には多額の違約金がかかるケースがあります。
auスマートバリューを解約しても、違約金を発生させないためのポイントについて見ていきましょう。
- auスマートバリューの解約では違約金が発生することはない
- スマホ・インターネット回線の解約で違約金が発生する可能性がある
- 更新月での解約が大事
- 乗り換え時は他社の違約金還元も上手に活用
auスマートバリューの解約で違約金がかかってしまう場合
まず、auスマートバリューの解約で違約金がかかってしまうケースについて紹介します。
auスマートバリューの解約で違約金がかかるのは、スマホ側で違約金がかかる場合かインターネット回線側で違約金がかかる場合かのいずれかになります。
スマホで違約金がかかる場合
auのスマホ契約では2年契約になっていることがほとんどで、スマホに関しては2年契約の契約期間内に解約をすると9,500円の違約金が発生します。
自動更新契約になるので、2年毎に設定されている3ヶ月間の更新月以外に解約をした場合には、高額の違約金が発生してしまう仕組みです。
インターネット回線で違約金がかかる場合
インターネット回線の解約でかかる違約金も、仕組みはスマホをほとんど変わらず契約期間によって違約金が発生する仕組みです。
ただ、インターネット回線は利用している回線によって、契約期間や工事費の支払い方法などが大きく異なります。
スマホと違って回線撤去料など、さらに費用がかかる場合もあります。
インターネット回線の解約の際には契約内容や契約期間を確認しておいたほうが安心でしょう。
スマホとインターネット回線をまとめて乗り換える時
このように、スマホもインターネット回線も契約期間によって違約金がかかってしまうということがわかりました。
それぞれ更新月の解約であれば違約金はかかりませんが、スマホとインターネット回線をまとめて乗り換える場合には注意が必要です。
ドコモやソフトバンクでも、インターネット回線とのセット割があり、スマホと同時にインターネット回線も乗り換えるというケースが多くなっています。
その場合には、スマホもインターネット回線も同時に解約することになりますが、更新月が揃っているということはあまりなく、ほとんどの場合でどちらかの違約金がかかってしまいます。
auスマートバリューの解約で違約金をかからなくする方法
違約金のかからない更新期間が短かったり、スマホとインターネット回線の契約期間が揃うことが少なかったりと、auスマートバリューの解約で違約金が全くかからないというのは難しそうです。
そこで、ここからは違約金を発生させないためのポイントについて見ていきましょう。
- スマホを2年契約Nのプランに変更する
- 他社の違約金還元を利用する
スマホを2年契約Nのプランに変更する
2019年10月からスマホの契約方式が大きく変更されています。特に2年契約の内容が大きく見直されることになりました。
auでは、2年契約Nという新しい2年契約を導入しました。2年契約Nでは、2年契約を解約した場合の違約金が1,000円に変更されています。
ただ自動でこの2年契約Nに切り替わる訳ではなく、専用プランへの申し込みが必要となっています。それまでは従来通りの9,500円の違約金が発生する契約です。
auユーザーはいつでもこの2年契約Nのプランに変更することができ、変更の翌月には2年契約Nが適用されます。
スマホをauから乗り換えるなら、事前にこの2年契約Nへ変更しておいたほうが良いでしょう。
インターネット回線は他社の違約金還元を利用する
インターネット回線はほとんどの事業者で違約金還元キャンペーンを実施しています。
もちろん還元額に上限はありますが、よほどのことがない限りは違約金分のキャッシュバックが受けられます。
auスマートバリューをお得に使って、さらにお得に乗り換えるためにはインターネット回線の契約内容を確認して、解約した場合にどれだけの費用がかかるか事前に確認しておきましょう。
解約前にauスマートバリューについておさらい
画像引用元:auスマートバリュー | 料金・割引:スマートフォン・携帯電話 | au
auスマートバリューは、auユーザーなら大半が加入しているというお得な割引サービスです。
解約を検討する前に、auスマートバリューがどのような割引サービスなのか確認をしていきましょう。
- スマホ月額料金が割引される
- 対象のインターネット回線に加入していることが必須
auスマートバリューでスマホ月額料金から割引
auスマートバリューとは、対象のインターネット回線を利用することでauスマホの料金が安くなるセット割のサービスです。
スマホの料金プランに応じて最大1,000円の割引を受けることができ、同一世帯で最大10回線まで適用されます。
つまり、家族でauにまとめることでお得に利用することのできるサービスとなっています。
auスマートバリューの割引額金額
auの料金プランと、それに応じた割引額は以下の通りです。
料金プラン | 割引金額 |
---|---|
新auピタットプラン (1GBまで) | なし |
新auピタットプラン (1GB〜7GB) | 500円 |
auデータMAXプランPro | 1,000円 |
auデータMAXプランNetflixパック | 1,000円 |
auフラットプラン25 NetflixパックN | 1,000円 |
auフラットプラン20N | 1,000円 |
auフラットプラン7プラスN | 1,000円 |
auピタットプランN(s)(2GBまで) | 500円 |
auピタットプランN(s)(2GB〜20GB) | 1,000円 |
契約するプランによって、500円か1,000円の割引が受けられる仕組みになっています。
毎月の基本料金が安いピタットプランでは500円の割引が受けられ、ギガ数が多く使えるフラットプランでは1,000円の割引が受けられます。
さらにauでは「家族割プラス」という割引がスタートしており、auスマートバリューを含めて家族でauにまとめることで、ますますお得に利用することができるようになりました。
家族割プラスの割引は、家族で対象プランに加入している回線が2回線あればそれぞれ500円の割引、3回線以上あればそれぞれ1,000円の割引が受けられます。
参考までに、auスマートバリューと家族割プラスを適用した場合の料金をまとめると以下のようになります。
料金プラン | 基本料金 | 家族割 プラス | auスマートバリュー |
---|---|---|---|
auデータMAXプラン Netflixパック | 7,880円 | -500円 or -1,000円 | -1,000円 |
auデータMAXプランPro | 8,980円 | -1,000円 | |
auフラットプラン7 プラスN | 5,480円 | -1,000円 | |
新auピタットプランN (4〜7GB) | 5,980円 | -500円 | |
新auピタットプランN (1〜4GB) | 4,480円 | -500円 | |
新auピタットプランN (〜1GB) | 2,980円 | なし |
auスマートバリューの適用条件は?
続いて、auスマートバリューの適用条件について見ていきましょう。
auスマートバリューの割引を受けるためには、次の2つの条件を満たす必要があります。
- 対象のインターネット回線に加入していること
- 固定回線の契約者とauスマホの契約者が同一性・同一住所であること
それぞれの条件について詳しく解説をしていきます。
auスマートバリュー対象のインターネット回線に加入していること
auスマートバリューは自宅のインターネット回線とauスマホをセットで契約することで、毎月のスマホの料金から割引を受けられるお得なサービスです。
auでは自社のインターネット回線であるauひかりとauのスマホをセットで契約をすることで、割引割引と受けることができます。
この割引サービスがauスマートバリューです。
auスマートバリューでは、auひかりだけでなく他の提携会社のインターネット回線も対象となっています。
光回線はもちろん、ケーブルテレビ回線も対象となっており、他社のセット割に比べて対象回線が豊富なのがauスマートバリューの特徴です。
対象のインターネット回線は以下の通りです。
種類 | 回線 |
---|---|
au回線 | auひかり、auスマートポート(ルーター) |
フレッツ系 | So-net光、BIGLOBE光、エディオン光など |
電力会社系 | コミュファ光、eo光、Pikara光、MEGA EGG、BBIQ |
CATV | J:COM、その他地域のCATV事業者 |
ただ、auスマートバリューが適用されるためにはインターネットの契約だけでなく、固定電話サービスへの加入が必要になります。
auひかりなら月額500円で固定電話を利用するができます。
ほとんど同じ金額ですが、インターネット回線によって金額が異なるので事前に確認しておきましょう。
インターネット回線の契約者とauスマホの契約者が同一姓・同一住所であること
注意しなくてはならないのは、インターネット回線の契約住所とauスマホの契約住所が同一住所でなくてはならない、という点です。
つまり、離れたところに住む家族は、インターネット回線の契約住所とauスマホの契約住所が相違するためauスマートバリューが原則として適用されません。
唯一例外的に適用されるのは、離れて住む家族が50歳以上である場合です。
50歳以上の家族に関しては、例外的に同一住所でなくてもauスマートバリューの割引を受けることができます。
auスマートバリューは申し込みが必須
auスマートバリューで割引を受けるためには、別途申し込みが必要です。
auユーザーが対象のインターネット回線を契約したり、その逆で対象のインターネット回線を契約している人がauの契約をしたからといって自動で割引が適用される訳ではありません。
au側にauスマートバリューの申し込みをすることで、翌月から割引が適用されます。
auスマホとauスマートバリュー対象インターネット回線を利用している場合には、ちゃんと割引が適用されるように申し込みをしましょう。
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auスマートバリューはスマホとインターネット回線がセットでお得になるサービスですが、スマホとインターネット回線という組み合わせ的に解約時には高額の違約金が発生する場合があります。
- auスマートバリューは条件に適用したユーザーの月額料金が割引されるサービス
- auスマートバリューだけを解約することはほぼない
- auスマートバリューの解約自体は違約金がかからない
- スマホやインターネット回線の解約で違約金がかかる
せっかく、auスマートバリューで安くなっても、解約する時にそれ以上の違約金を払っていたら元も子もありません。
そんな損をしないためにも、auスマートバリューを解約しても違約金がかからないポイントを押さえて最後までお得にauスマートバリューを活用しましょう。
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