
携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで月額を半分以下に抑えませんか?
本記事では、auと楽天モバイルの5Gプラン料金を比較します。
楽天モバイルは安いと評判の格安SIMですが、auには多くの割引があるため、具体的にはどちらが安いかご存じない方も多いのではないでしょうか。
本記事では割引込みの月額料金や通話料金もしっかり比較し、どちらがお得なのかを徹底解説します。また、povo2.0との比較も行いました。
- 小容量プラン:楽天モバイルの方が安い
- 大容量プラン:楽天モバイルの方が安いものの、auはエンタメサービス付帯のプランが豊富
- povo2.0との比較:3GBプランはpovo2.0の方が安い。それ以外の容量では楽天モバイルの方がおすすめ
- 通話料:楽天モバイルなら、専用アプリの利用で国内通話が24時間無料に
- 楽天モバイルはpovo2.0との併用がおすすめ
トップ画像引用元:料金プラン詳細|基本料ゼロから始めるau回線のスマホプラン【公式】povo2.0
auと楽天モバイルの小容量プランを比較!
画像引用元:他社から乗り換え(MNP)限定!iPhone SE(第3世代)発売記念キャンペーン | キャンペーン・特典 | 楽天モバイル
では、早速auと楽天モバイルの料金プランを比較していきましょう。
まずは、小容量プランを比較していきます。
月に使える データ量 | au | 楽天モバイル | 料金の差 |
---|---|---|---|
1GB未満 | 3,465円 | 0円 | 3,465円 |
1GB | 5,115円 | 1,078円 | 4,037円 |
2GB | |||
3GB | 2,178円 | 2,937円 | |
4GB | 6,765円 | 4,587円 | |
5GB | |||
6GB | |||
7GB未満 |
上表は、auと楽天モバイルの0~7GB未満までの小容量プランの料金を記載したものです。
auの1GB未満の月額料金は3,465円。1GBを超えると4GBまで5,115円となります。
そして4GBを超えると料金は最大の6,765円になり、7GBまでデータを使うことが可能です。
一方、楽天モバイルの場合は1GB未満は0円と非常にお得。
1GBを超えると料金は1,078円となり、これは3GBまで同じ料金です。
3GBを超えると、20GBまで月額料金は2,178円となります。
両者の料金の差と実際の影響
両者の料金差に着目すると、1GB未満では3,465円とかなり大きな差がついていますね。
楽天モバイルの0円という金額設定が、かなり大きな影響を与えています。
1GB超過後は、2GBまで4,037円の差に。3GB時点で差が一旦縮小するものの、4GBを超えると再び大きな差ができます。
auの割引を適用した場合の料金比較
ここまでは表を一目見てわかる通り、楽天モバイルの圧勝です。
しかし、auの強みは割引の豊富さにあります。
下記のauの割引を適用した場合の料金を比較してみましょう。
- 家族割プラス:3人以上の契約で月額1,100円割引
- auスマートバリュー:月額最大550円割引
- au PAY カードお支払い割:月額187円割引
月に使える データ量 | au | 楽天モバイル | 料金の差 |
---|---|---|---|
1GB未満 | 2,178円 | 0円 | 2,178円 |
1GB | 3,278円 | 1,078円 | 2,200円 |
2GB | |||
3GB | 2,178円 | 1,100円 | |
4GB | 4,928円 | 2,750円 | |
5GB | |||
6GB | |||
7GB未満 |
auの割引を適用した場合でも、すべての容量で楽天モバイルが安いという結果になりました。
3GBを除いてどの容量でも2,000円以上の差がついているため、小容量プランでは楽天モバイルが優れているといえますね。
auと楽天モバイルの大容量プランを徹底比較!
小容量帯では楽天モバイルが強いものの、auは大容量プランに強いキャリアです。
では、auと楽天モバイルの大容量プランを比較してみましょう。
月に使える データ量 | au | 楽天モバイル | 料金の差 |
---|---|---|---|
無制限 | 7,238円 | 3,278円 | 3,960円 |
auの「使い放題MAX 5G」は容量無制限で、月額料金は7,238円です。
一方、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」も無制限で使えます。しかも、月額料金は3,278円。
その料金差は3,960円と大きく、大容量プランでも楽天モバイルの方が安いということになりました。
auの割引ありでの料金比較
auでは小容量プランと同様に、大容量プランにも割引を適用できます。
しかも、割引効果は大容量プランの方が大きいです。
そこで、下記の割引を適用した場合の「使い放題MAX 5G」と「Rakuten UN-LIMIT VI」の料金を比較しました。
- 家族割プラス:3人以上の契約で月額1,100円割引
- auスマートバリュー:月額1,100円割引
- au PAY カードお支払い割:月額110円割引
月に使える データ量 | au | 楽天モバイル | 料金の差 |
---|---|---|---|
無制限 | 4,928円 | 3,278円 | 1,650円 |
auの「使い放題MAX 5G」の月額料金は4,928円に。割引によって2,310円も安くなりました。
しかし、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」には届かず、料金差は1,650円です。
auの割引を最大限に活用しても、楽天モバイルの方が安いという事ですね。
auの大容量プランはエンタメサービスに強い!
料金では楽天モバイルよりも高いauですが、auの大容量プランは「使い放題MAX 5G」だけではありません。
auにはデータ無制限に加え、エンタメサービスが付帯したプランも豊富にあります。
プラン名 | 月額料金 | 提供サービス |
---|---|---|
使い放題MAX 5G with Amazonプライム | 8,008円 | TELASA Amazon Prime |
使い放題MAX 5G DAZNパック | 8,338円 | DAZN |
使い放題MAX 5G Netflixパック(P) | 8,338円 | Netflixペーシックプラン TELASA Amazon Prime |
使い放題MAX 5G テレビパック | 9,108円 | TELASA Paravi FODプレミアム |
使い放題MAX 5G ALL STAR テレビパック | 9,988円 | Netflixペーシックプラン TELASA Apple Music YouTube Premium |
2022年5月現在、「使い放題MAX 5G」には上表の5つのプランがあります。
「TELASA」や「Netflix」といった動画配信サービスをはじめ、「Amazon Prime」や「YouTube Premium」なども対象です。
そして、これらのサービスの月額料金はプラン料金に含まれているため、単独で契約するよりもお得になります。
もちろん、上表の5つのプランにはauの割引を適用することも可能です。
動画や音楽などが好きな方で割引が適用できる場合は、auのプランもかなりお得ですよ。
auと楽天モバイルの通話料金を比較!
画像引用元:Rakuten Link | オプションサービス | 楽天モバイル
スマホでの通話が多い方は、通話料金もプランを選ぶ際に重視したいポイントですよね。
両者の通話料金は以下のとおりです。
項目 | au | 楽天モバイル |
---|---|---|
通常 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
1回5分以内の 国内通話無料 (有料オプション) | 月額880円 | - |
1回10分以内の 国内通話無料 (有料オプション) | - | 月額1,100円 |
国内通話 24時間かけ放題 (有料オプション) | 月額1,980円 | - |
auも楽天モバイルも、通話料は30秒で22円です。
auには1回5分以内の国内通話が無料になる有料オプションがあります。月額料金は880円です。
一方、楽天モバイルでは、1回10分以内の国内通話が無料になる有料オプションを月額1,100円で提供しています。
しかし、auには国内通話24時間かけ放題のオプションも。上表を見る限りでは、auのサービスの方が充実していると言えそうです。
楽天モバイルなら専用アプリを使えばすべて無料に!
楽天モバイルには、「Rakuten Link」という専用の通話アプリがあります。このアプリから電話をかければ、国内通話料金がなんと無料に。
アプリの使い方は通常の通話アプリとほぼ同じです。面倒な設定も必要ありません。
普段からスマホの通話アプリを使っている方なら、違和感なく「Rakuten Link」を使えるはずです。
つまり、「Rakuten Link」経由で電話をかける事さえ忘れなければ、楽天モバイルでは国内通話が24時間無料になるということです。
一方、auは月額1,980円の有料オプションを適用してはじめて通話料が無料になります。
これらのことを考慮すると、通話料においても楽天モバイルの方が優れていると言えますね。
povo2.0と楽天モバイルを比較
画像引用元:povo2.0始動!! 基本料ゼロから始めるオールトッピングプラン|povo2.0
povo2.0は、auが2021年に提供を開始した格安プランです。
ただし、手続きはオンラインが基本。
万人向けというよりは、デジタルネイティブ世代をターゲットにしたプランですね。
このpovo2.0と楽天モバイルでは、どちらの方が安いのでしょうか。
月に使える データ量 | povo2.0 | 楽天モバイル | 料金の差 |
---|---|---|---|
3GB | 990円 | 1,078円 | 88円 |
20GB | 2,700円 | 2,178円 | 522円 |
無制限 | ‐ | 3,278円 | ‐ |
povo2.0は「データトッピング」という機能によって、月間データ容量を自分で調整することができます。
今回は楽天モバイルと平等に比較するため、30日間で3GB/20GB使える「トッピング」をピックアップしました。
さて、povo2.0の3GBトッピングは楽天モバイルよりも安くなりますが、20GBトッピングではpovo2.0の方が高くなります。
また、楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は3,278円で無制限まで使えるため、使い勝手は楽天モバイルの方が上ですね。
3GBであればpovo2.0、それ以外であれば楽天モバイルの方が優れていると言えるでしょう。
通話料金の比較
povo2.0と楽天モバイルの通話料金は以下のとおりです。
項目 | povo2.0 | 楽天モバイル |
---|---|---|
通常 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
1回5分以内の 国内通話無料 (有料オプション) | 月額550円 | - |
1回10分以内の 国内通話無料 (有料オプション) | - | 月額1,100円 |
国内通話 24時間かけ放題 (有料オプション) | 月額1,650円 | 専用アプリで無料 |
povo2.0はauよりも安いものの、やはり楽天モバイルの「Rakuten Link」による国内通話24時間無料は非常に強力ですね。
通話料に関しても、楽天モバイルの方がpovo2.0よりも優れていると言えるでしょう。
楽天モバイルは他社SIMとの併用がおすすめ
ここまでプラン料金と通話料金でauを圧倒してきた楽天モバイル。
まるで完全無欠のごとき実力を発揮していますが、実は弱点もあるのです。
それは、4G LTE回線の電波がそこまで強くないということ。
筆者も楽天モバイルを利用していますが、建物の中でアンテナピクトが4本立つことは珍しいくらいです。
屋外に出れば、ドコモ・au・ソフトバンクとそれほど変わらず使えます。が、建物の中では違いを感じる事が多いです。
併用するならpovo2.0!
楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」はデータ無制限ですが、電波が届かないエリアではパートナー回線であるau回線に切り替わります。
そのため、楽天回線エリア外であっても、スマホが全く使えないという事態には陥りません。ただし、パートナー回線のデータ容量は月間5GBまでです。
データを無制限で使いたい方には、かなり少ないデータ量ですよね。
そこでおすすめなのが、SIMの併用です。
たとえ楽天モバイル回線が使えなくなったとしても、SIMを併用していれば即座に回線を切替えることができます。
しかし、SIMを併用すれば、当然ながら両方の携帯電話会社の料金が発生します。
いくら楽天モバイルの料金が安いとはいえ、もう一方のプラン料金が上乗せされるとなると、併用するSIMは慎重に吟味したいですよね。
そんなときにこそ一押しなのがpovo2.0です。
povo2.0が併用に最適な理由
povo2.0の基本情報 | |
---|---|
月額料金 | 0円 |
国内通話料 | 22円/30秒 |
データトッピング | データ使い放題(24時間):330円/回 データ追加1GB(7日間):390円/回 データ追加3GB(30日間):990円/回 データ追加20GB(30日間):2,700円/回 データ追加60GB(90日間):6,490円/回 データ追加 150GB(180日間):12,980円/回 |
通話トッピング | 5分以内通話かけ放題:550円/月 通話かけ放題:1,650円/月 |
ネットワーク | auの4G・5G |
海外 | 提供予定 |
手続き方法 | オンラインのみ |
新規契約事務手数料 | 無料 |
機種変更手数料 |
povo2.0がSIM併用に最適である理由は、基本料金が0円だからです。
povo2.0はそのままでは通話しかできないため、基本的にはデータトッピングでデータ量を購入することになります。
しかし、メインは楽天モバイル、サブはpovo2.0という位置付けにすれば、povo2.0は基本的にデータトッピングなしでも構いません。
トッピングはpovo2.0アプリから簡単に追加できるため、楽天モバイル回線が使えない時に初めてデータを購入すればいいということですね。
そうすることで、他社のSIMを併用するよりもかなり安く運用できます。
楽天モバイルの契約を考えている方は、ぜひpovo2.0の併用も視野に入れてみてください。
楽天モバイルは併用がおすすめ!
本記事では、auと楽天モバイルの料金を徹底比較しました。
- 小容量プラン:楽天モバイルの方が安い
- 大容量プラン:楽天モバイルの方が安いものの、auはエンタメサービス付帯のプランが豊富
- povo2.0との比較:3GBプランはpovo2.0の方が安い。それ以外の容量では楽天モバイルの方がおすすめ
- 通話料:楽天モバイルなら、専用アプリの利用で国内通話が24時間無料に
- 楽天モバイルはpovo2.0との併用がおすすめ
料金では無敵に近い楽天モバイルですが、大手3キャリアに比べると回線の繋がりにくさが弱点となっています。
しかし、基本料金0円のpovo2.0と併用すれば、たとえ楽天モバイル回線が使えなくなっても安心です。
スマホを賢く運用するためにも、楽天モバイルを使う際はぜひpovo2.0も併用してみてください。