auとソフトバンクを比較|どっちがいい?電波は?メリット・デメリット

  • 2022年9月9日
  • by.affiprecious

au GINZA456

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

大手キャリアとして携帯電話回線を長年提供してきたauとソフトバンク。

ソフトバンクはauに比べて後発ですが、今ではその差はほとんど見られません。

たとえ片方が新プランを打ち出しても、1カ月も経てばもう片方が対抗プランを出してきます。

しかし、よくよく比較すると、外見は同じでも細かな違いは見えてくるもの。

そこで、本記事ではauとソフトバンクを比較し、どちらが優れているのかを徹底検証します。

auとソフトバンク比較結果
  • 大容量プランの選択はユーザーの好み次第
  • 低容量プランはauが優勢
  • 初心者向けプランは両者共にほぼ同じ
  • 2022年6月時点での5G回線エリアはソフトバンク優勢だが、年内にはほぼ差がない状態に

トップ画像引用元:GINZA 456 Created by KDDI

auとソフトバンクの料金を比較

ソフトバンクの5G

画像引用元:SoftBank 5G | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

スマホを契約するうえでまず気になるのがプランの内容と料金です。

まずはauとソフトバンクの強力な大容量プランで比較してみましょう。

項目使い放題MAX 5G
(au)
メリハリ無制限
(ソフトバンク)
月額料金
(3GB以下)
7,238円
(5,588円)
7,238円
(5,588円)
割引込みの
月額料金
(3GB以下)
4,928円
(3,278円)
4,928円
(3,278円)
使える容量無制限無制限
テザリング容量30GB30GB
その他特典なしYouTube Premium
6か月無料
7カ月以降25%OFF

とにかく差がつきにくいキャリアですが、大容量プランの内容はほぼ同じです。

プラン料金や使えるデータ量はもちろん、テザリングの容量まで両者は同じ。

月に使うデータ量が3GB以下なら1,650円割引される点も同じですし、割引を適用した場合の料金も同じになります。

ソフトバンクはYouTubeに関する特典あり

しかし、プランに付帯する特典に目を向けると、ソフトバンクでは有料サービスのYouTube Premiumが6ヶ月間無料になります。

7ヶ月目以降も25%OFFで使えるため、動画が好きな方には嬉しい特典ですね。

一方、auの使い放題MAX 5Gにはこのような特典はありません。

よって、内容はソフトバンクの方が優れていると言えますね。


auは大容量プランの数が豊富

「使い放題MAX 5G」と「メリハリ無制限」の比較ではソフトバンクに軍配が上がるものの、auの大容量プランは1つだけではありません。

auには下記の5種類の大容量プランがあります。

プラン名月額料金提供サービス
使い放題MAX 5G
with Amazonプライム
8,008円TELASA
Amazon Prime
使い放題MAX 4G
Netflixパック(P)
使い放題MAX 5G
Netflixパック(P)
8,338円Netflixペーシックプラン
TELASA
Amazon Prime
使い放題MAX 4G
DAZNパック
使い放題MAX 5G
DAZNパック
8,338円DAZN
使い放題MAX 4G
テレビパック
使い放題MAX 5G
テレビパック
9,108円TELASA
Paravi
FODプレミアム
使い放題MAX 5G
ALL STAR テレビパック
9,988円Netflixペーシックプラン
TELASA
Apple Music
YouTube Premium

上表のプランは、無制限プランにエンタメコンテンツが付帯したものとなっています。

動画好きな方にはNetflixパックやテレビパック、スポーツ好きな方にはDAZNパックがおすすめです。

また、Amazonをよく使う方には「使い放題MAX 5G with Amazonプライム」というプランも。

上表のプランは、それぞれを単体で契約するよりも料金が安いため、auでは非常に人気です。

動画などが好きな方には、auの大容量プランは非常におすすめできますよ。

低容量帯ではauが強い

auとソフトバンクは低容量帯のプランも提供しています。

では、各キャリアのプランを比較していきましょう。

データ量auソフトバンク
1GB未満3,465円3,278円
2GB未満5,115円4,378円
3GB未満5,478円
4GB未満
5GB未満6,765円
6GB未満
7GB未満

auのピタットプラン 5Gは使った分だけ料金を支払う従量課金制プラン。

データは7GB未満まで使うことができ、およそ3GBごとに料金が加算されます。

一方、ソフトバンクのミニフィットプラン+は、使えるデータ量が3GB未満までです。

容量によってはソフトバンクが安いケースもありますが、総合的に見ればauの方が優れていると言えるでしょう。

スマホ初心者向けプランで比較

auとソフトバンクでは、入学などを機にスマホデビューする方を対象としたプランも提供しています。

では、両者の初心者向けプランを比較してみましょう。

項目スマホスタート
プラン(フラット)
(au)
スマホデビュー
プラン
(ソフトバンク)
月額料金2,178円2,178円
割引込みの
月額料金
990円990円
使える容量5GB(13ヶ月目まで)
3GB(14ヶ月目以降)
5GB(13ヶ月目まで)
3GB(14ヶ月目以降)
その他1回5分以内の
国内通話無料
1回5分以内の
国内通話無料

上表はauとソフトバンクのスマホ初心者向けプランですが、まるで双子であるかのように内容は同じです。

元の月額料金が同じならば、割引適用時の料金も同じ。

使えるデータ量から通話オプションまですべて同じであるため、このプランでは優劣をつけることができません。

これからスマホデビューを考えている方は、のちにプラン変更することになる大容量・低容量プランの内容で、どちらにするか決めることになりますね。

通話料金は両者共に同じ

スマホの料金では通話料金も重要な項目の1つです。

通話料はauとソフトバンク共に22円/30秒となります。

では、両者の通話オプションを確認していきましょう。

通話オプション内容auソフトバンク
1回5分の
国内通話無料
880円880円
国内通話
24時間無料
1,980円1,980円
その他機能お留守番サービスEX
割り込み通話
三者通話サービス
迷惑電話撃退サービス
留守番電話プラス
割込通話
グループ通話
一定額ストップサービス

上表のとおり、通話オプションの内容はほぼ同じです。

付帯するサービスまでほとんど同じですので、両者の差はほぼ無いといっていいでしょう。

auとソフトバンクの電波の比較

電波

今やスマホは携帯電話というよりも、「どこでもネットに接続できるネット端末」と言った方がしっくりきますよね。

それゆえに、キャリアが展開している回線エリアは、スマホの使い勝手に直結する重要な要素の1つです。

しかし、auもソフトバンクも4G LTE回線はすでに全国展開しており、使えない地域はごくわずかしかありません。

厳密に比較すれば違いはあるものの、基本的には両者にそこまでの差はないと考えて良いでしょう。


auとソフトバンクの5G回線エリア

次は、auとソフトバンクの5G回線エリアを比較していきます。

まずはauの5Gエリアです。

下記画像引用元:エリアマップ | エリア:スマートフォン | au

au

これは2022年3月時点のau5Gエリアです。

ピンクやオレンジ色が5Gエリアとなりますが、都心は充実しているものの、その他の地域ではまだまだといった印象ですね。

au

そして上の画像は2022年秋以降に予定されているauの5Gエリアです。

このとおりにいけば、2022年秋以降は多くの地域で5Gが利用できるようになるでしょう。

次に、ソフトバンクの5Gエリアです。

下記画像引用元:サービスエリアマップ | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク

ソフトバンク

ソフトバンクの5Gエリアは、2022年6月時点で最も広い地域をカバーしています。

上の画像を見ても、都心はもちろん、都市周辺の多くの地域で5Gが使えるようになっていますね。

ソフトバンク

そしてこちらが2022年夏以降に予定されている5Gエリアです。

2022年6月時点ですでにエリアが広いため、そこまでの差は見られません。

2022年6月時点で比較すれば、5Gエリアはソフトバンクの方が優勢ですが、2022年年末時点ではそこまでの差は無くなると予想されます。

5Gで使う電波も両者ほぼ同じ

高速通信が最大のメリットである5G。

しかし、現在は4G LTE回線を5Gに転用した電波も登場しています。

この転用した5Gは通信速度が4G LTEと同じであるため、巷では「なんちゃって5G」と言われていますね。

ではauとソフトバンクはどの電波を使っているのかというと、両者共に転用5Gが主流となります。

ソフトバンクが2022年6月時点で広大な5Gエリアを提供しているのは、この転用5Gのおかげです。

また、auは2022年に5Gエリアを一気に拡大する予定ですが、これも転用5Gを多用するために実現できる事。

高速通信が出来る「Sub6」や「ミリ波」が提供されている5Gエリアはごくわずかです。

au・ソフトバンク共に、通信速度よりもまずはエリア拡大を重視しているようですね。

au・ソフトバンクのそれぞれのメリット

ここでは、これまでの比較で判明したauとソフトバンクのメリットをまとめました。

まずは、auのメリットから見ていきましょう。

auのメリット

auのメリット
  • 大容量プランの種類が豊富で、動画コンテンツなどに強い
  • 低容量プランではソフトバンクよりも使い勝手が上
  • 2022年に5G回線エリアが一気に拡大する予定

auは、キャリアで唯一複数の大容量プランを提供しています。

動画コンテンツなどが付帯した大容量プランは人気が高く、それぞれを契約するよりも料金はお得です。

これは他のキャリアにはないauの強みですので、特定の方にとってはauが最適解となるでしょう。

また、低容量プランではソフトバンクよりも使い勝手が上です。

さらに、auでは2022年に5Gエリアを一気に拡大する予定となっています。

ソフトバンクのメリット

ソフトバンクのメリット
  • 大容量プランにYouTubeの特典が付く
  • 5G回線エリアが広い

ソフトバンクの大容量プランは、YouTube Premiumが6ヶ月間無料になります。

無料期間が終了しても割引価格で利用できるため、YouTube好きな方にはピッタリのプランだと言えますね。

また、2022年6月時点では、5Gエリアの広さはソフトバンクがNo.1です。

2022年夏以降も順次エリアは拡大されていくため、いち早く5Gを使ってみたい方にはおすすめのキャリアと言えますね。

ほとんどの地域が転用5Gであるものの、また5Gユーザー自体が少ない事もあり、5Gエリアでは快適に通信できているようです。

au・ソフトバンクのそれぞれのデメリット

次に、auとソフトバンクのデメリットについて見ていきましょう。

auのデメリット
  • 2022年6月時点では5G回線エリアが狭い

auは転用5Gを提供しているものの、2022年6月時点では5Gエリアはそれほど広くはありません。

しかし、数か月後にはエリアが大きく拡張されるため、そこまで大きなデメリットではないといえるでしょう。

ソフトバンクのデメリット
  • 低容量プランが3GB未満まで

逆に、ソフトバンクがauに劣っている点は低容量プランです。

ソフトバンクのミニフィットプラン+は3GB未満までしか使えないため、7GB未満まで使えるauに比べて使い勝手は悪いです。

それほどデータを使わない方であれば、ソフトバンクよりもauの方が向いていると言えますね。

auとソフトバンクに大きな差はなし

本記事では、auとソフトバンクの比較を行いました。

auとソフトバンク比較結果
  • 大容量プランの選択はユーザーの好み次第
  • 低容量プランはauが優勢
  • 初心者向けプランは両者共にほぼ同じ
  • 2022年6月時点での5G回線エリアはソフトバンク優勢だが、年内にはほぼ差がない状態に

auとソフトバンクを事細かに比較しましたが、両者にそこまで大きな差はありません。

明確に優劣をつけられるのは小容量プランくらいで、あとはほぼ同じ内容です。

大容量プランの優劣については、ユーザーの好みによる所が大きいのではないでしょうか。

また、2022年6月現在の5G回線エリアは、ソフトバンクの方が優勢ではありますが、2022年年内にはほぼ同じ規模になることでしょう。

本記事を参考に、自分の好みにあったキャリアを選んでくださいね。

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この記事を書いた人
ライター歴3年の青森県出身。趣味で始めたFXが軌道に乗ったのを機に退職し、いろんなことにチャレンジ中。 最近では趣味のガンプラも仕事の1つに加えてやりたい放題の人生を満喫している。トレーダー兼モデラー兼ライターという日本に3人くらいしかいない肩書の人間。 iPhoneよりiPadが好き。