
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
auでは「iPhoneXS」「iPhoneXS Max」「iPhone XR」の取り扱い開始に合わせて、新しいキャンペーン「iPhoneギガトクキャンペーン」が発表されました。
ギガトクキャンペーンでは、
- フラットプラン20/30
- フラットプラン25 Netflixパック
の2種類の大容量プランがお得な料金で利用することのできるキャンペーンとなっています。
気になる料金や適用条件、そしてお得な使い方について紹介いたします。
トップ画像引用元:iPhone ギガトクキャンペーン | au
1 auのiPhoneギガトクキャンペーンとは
iPhoneギガトクキャンペーンはauから提供されている、大容量プランの月額料金から最大1年間1,020円引きされるお得なキャンペーンです。
「ひとりでも20ギガで月々3,480円〜」の謳い文句で打ち出されたキャンペーンです。
これは、家族4人以上で1年目が1台あたり3,480円〜となるソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」に対抗しているように見えます。
このようにauでも大容量プランを格安で使えるようになったわけですが、実際にどのくらいお得なのでしょうか?
では最初に、ギガトクキャンペーンの割引額や適用条件について詳しく見ていきましょう。
1-1 auのiPhoneギガトクキャンペーンの割引額
ギガトクキャンペーンの割引額は申し込み時の料金プランによって異なります。
割引額は以下の通りです。
8月から新しく始まったNetflixパックも対象となっており、1年目の料金を安くすることができるようになっています。
さらに今回から最大1年間1,000円引きとなる「スマホ応援割」と合わせれば、
となります。
1-2 auのiPhoneギガトクキャンペーンの適用条件
上記の割引が適用されるための条件について見ていきましょう。
まず、
- 対象機種を新規・MNP・機種変更で購入し、
- 「auフラットプラン」に加入する
の2つが条件となります。
ただし、この場合の「auフラットプラン」は、20/30GBでもNetflixパックでも構いません。
また、通話プランに関しても指定はなく、シンプル・スーパーカケホ・カケホのいずれであっても割引が適用されます。
元々、シンプルプランはスマホを新規・MNP・機種変更で購入されると適用される「スマホ応援割」の対象外プランでした。
しかし、今回のiPhoneギガトクキャンペーンの提供開始に伴って、シンプルプランも「スマホ応援割」の対象となりました。
通話が少なく、ギガを多く使いたいという人にはかなりお得にスマホを持つことができるようになったのです。
次に対象機種ですが、これは最新モデルから2017年モデルを含めた現行で販売されているiPhoneが対象となっています。
- iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
- iPhone X
- iPhone8、iPhone8 Plus
iPhoneXSやiPhone XS Maxを分割で購入する人には、月額料金にかかる本体代金の内訳が高くなりがちなので通信費を削減できるのは嬉しいところです。
また、コスパにこだわる人も旧型の安くなったiPhone8が対象となっていることで安く大容量プランでiPhoneを持つことができます。
1-3 auの料金プランの種類
iPhoneギガトクキャンペーンの割引額や適用条件について見てきましたが、ここでauの料金プランの種類について確認しておきましょう。
auでは2017年7月から「新料金プラン」と呼ばれる、端末補助なしとなる端末代金と回線料金の分離型プランを先駆けて提供し、月額料金は大幅に下がりました。
その新料金プランが「auピタットプラン」と「auフラットプラン」の2種類の料金プランになります。
それぞれの料金プランの特徴について紹介いたしましょう。
auピタットプラン
「auピタットプラン」は従量制の料金プランとなっており、月間の使用したデータ容量によって料金が変動するのが特徴です。
月間1GB未満であれば1,980円となる格安SIMに匹敵する低料金のプランとなっています。
auフラットプラン20/30
ピタットプランに対して、「auフラットプラン」は20GBと30GBの定額制プランです。従来の定額プランに比べて、低料金で大容量のプランが利用できるようになりました。
そして、2018年8月には新たなバリエーションとして「auフラットプラン25 Netflixパック」が登場しています。
今回紹介するiPhoneギガトクキャンペーンの目玉になるプランになるので、詳しく見てみましょう。
auフラットプラン25 Netflixパック
「auフラットプラン25 Netflixパック」は、従来のフラットプラン20に+1,000円で
この3つが使えるようになります。
それぞれ別に契約をすると、
と1,000円を軽く超える計算になります。
Netflixとビデオパスの動画配信サービスが使い放題な上に、データ容量も多く使えるようになるお得な料金プランとなっています。
Netflixは、世界最大手の動画配信サービスで、映画やドラマなどが見放題です。
スマホはもちろん、登録したアカウントはパソコンやタブレットからでも利用が可能です。
auの『iPhoneギガトクキャンペーン』はなぜお得?最大割引金額を調査
- Netflixを元々利用している人
- Netflixをこれから利用したい人
- 20GBでは容量が少し足りないと感じているような人
次の章では、「auのiPhoneギガトクキャンペーン適用時の月額料金」について詳しく紹介します。
2 auのiPhoneギガトクキャンペーン適用時の月額料金
画像引用元:iPhoneギガトクキャンペーン|au
それではiPhoneギガトクキャンペーンを適用した時の月額料金について見ていきましょう。
今回は通話に関しては従量制のシンプルプランで比較をします。
スーパーカケホであれば+500円、カケホであれば+1,500円が目安となります。
それぞれのデータプランでの料金は以下の表の通りになります。
内訳/プラン | フラット20 | フラット30 | Netflixパック |
---|---|---|---|
基本料金 | 6,000円 | 8,000円 | 7,000円 |
スマートバリュー | −1,000円 | −1,000円 | −1,000円 |
スマホ応援割 | −1,000円 | −1,000円 | −1,000円 |
ギガトク | −520円 | −520円 | −1,020円 |
合計金額 | 3,480円 | 5,480円 | 3,980円 |
iPhoneギガトクキャンペーンを適用すれば、最安の料金プランで20GBが3,480円で利用できます。
外で動画を見たり、ゲームをしたりする人など、データ通信をよく使う人も満足できる容量と料金でしょう。
何よりも注目すべきが、8月28日から始まった新プラン「auフラットプラン25 Netflixパック」です。
月間25GBまで利用することができ、Netflixのベーシックプランやauの動画サービスビデオパスも込みになった料金プランが、4,000円以下で利用することができます。
iPhoneギガトクキャンペーンにより、大容量のフラットプランがお得に使えるようになりましたが、auにはもうひとつピタットプランがあります。
ピタットプランと比較してどのような場合にiPhoneギガトクキャンペーンの適用がお得になるのでしょうか。
ここからは同じauのプランで比較をしていきましょう。
2-1 auピタットプランとの比較
auピタットプランの料金は以下の通りです。
ピタットプランでは、1年目が1,000円引きになるスマホ応援割の適用が、シンプルでは適用されないので通話に関してスーパーカケホの料金としています。
料金 | 〜1GB | 〜2GB | 〜3GB | 〜5GB | 〜20GB |
---|---|---|---|---|---|
基本料金 | 3,480円 | 4,480円 | 5,480円 | 6,480円 | 7,480円 |
スマートバリュー | −500円 | −500円 | −1,000円 | −1,000円 | −1,000円 |
スマホ応援割 | −1,000円 | −1,000円 | −1,000円 | −1,000円 | −1,000円 |
合計金額 | 1,980円 | 2,980円 | 3,480円 | 4,480円 | 5,480円 |
スマホ応援割の適用条件のため1年目はスーパーカケホの方が安くなるので、この料金表がピタットプランの最安値となります。
ピタットプランとフラットプランを比較するときにポイントとなるのが、毎月3GB以上使うかどうかです。
というのも、通話プランが同じであればピタットプランの3〜5GB利用時とフラットプラン20がほぼ同額になるからです。
しかし、今回のiPhoneギガトクキャンペーンの開始で話が変わりました。
- フラットプランは通話がシンプルでもスマホ応援割が適用
- ギガトクキャンペーンにより1年目の割引額が520円または1,020円増える
ようになっています。
フラットプラン20(シンプル)の1年目の料金が、ピタットプラン(2〜3GB利用時)(スーパーカケホ)に並ぶようになったのです。
つまり、通話をほとんどしない人であれば、毎月のデータ通信量が2GBを超える場合、料金の変わらないフラットプランを選択した方が良いということになるでしょう。
これまでと比べてもフラットプランの優位性が上がったように思われます。
2-2 他社の料金プランとの比較
auのピタットプランと比較をしても、フラットプランがこれまで以上にお得になったということがわかりました。
他社の料金プランと比較するとどうでしょうか、次は他社の料金プランとの比較をしていきましょう。
ソフトバンクとの比較
ソフトバンクの大容量プランと比較するなら、やはり9月6日から開始された「ウルトラギガモンスター+」でしょう。
今回、auに続いてソフトバンクでも端末代金と通信量の分離プランの提供がスタートしました。
「ウルトラギガモンスター+」は、月のデータ容量が50GBまで利用できる上に、一部の動画やSNSアプリがカウントフリーで利用できるということで注目を浴びています。
auの料金プランは1回線だけでも家族複数回線で契約しても料金に変わりはありません。
しかし、ソフトバンクのプランは、「みんな家族割+」により家族割の加入人数により金額が変わってきます。
詳しい料金は以下の通りです。
料金 | 1人 | 2人 | 3人 | 4人以上 |
---|---|---|---|---|
基本料金 | 7,480円 | |||
1年おトク割 | −1,000円 | |||
おうち割光セット | −1,000円 | |||
みんな家族割+ | なし | −500円 | −1,500円 | −2,000円 |
合計金額 | 5,480円 | 4,980円 | 3,980円 | 3,480円 |
通話に関しては、auのシンプルに該当する従量制のプランになっています。
「ウルトラギガモンスター+」の最大の強みは月間50GBの大容量通信にYouTubeなどギガ数の消費が大きいアプリがカウントフリーで利用できるところです。
なので、従来の20GBのプランでは足りないほどデータ通信を利用するヘビーユーザーには非常に嬉しいプランとなっています。
家族4人以上で契約すれば、auフラットプラン20と同じ料金で「ウルトラギガモンスター+」を利用することができます。
家族まとめてソフトバンクで利用するなら、あまりデータ通信を利用しないという人でも、従来の料金プランよりお得に利用することができるでしょう。
しかし、「みんな家族割+」が適用できない1人での契約だと5,480円となり、auフラットプラン30と同じ金額でやや割高になってしまいます。
20GBあれば十分という人にはギガトクキャンペーンで安くなったauフラットプランの方がお得に利用できるのではないでしょうか。
ソフトバンクのウルトラギガモンスター+の全て|新料金プランの真実
ドコモとの比較
ドコモでは1回線で契約する場合と家族で複数回線で契約する場合とで料金プランが変わってきます。
ドコモのプランでは決まったデータ通信量を家族で分け合って使う「シェアパック」があり、家族まとめて契約することでお得に利用することができます。
ドコモの料金プランでは以下の基本料金がかかります。
プラン | 料金 |
---|---|
シンプル | 980円 |
カケホライト | 1,700円 |
カケホ | 2,700円 |
次に以下の通信量がかかります。
シェアパック | 基本料金 | ドコモ光セット割 | 合計金額 |
---|---|---|---|
ウルトラデータLパック(20GB) | 6,000円 | −1,400円 | 4,600円 |
ウルトラデータLLパック(30GB) | 8,000円 | −1,600円 | 6,400円 |
ウルトラシェアパック30 | 13,500円 | −2,500円 | 11,000円 |
ウルトラシェアパック50 | 16,000円 | −2,900円 | 13,100円 |
ウルトラシェアパック100 | 25,000円 | −3,500円 | 21,500円 |
なので、1回線で20GB利用する場合は、
- 980円(シンプル
- +300円(spモード使用量)
- +6,000円(ウルトラデータLパック)
- -1,400円(ドコモ光セット割)
=5,880円となり、auやソフトバンクの料金と比べてもやや割高な印象があります。
家族複数回線で利用する場合、家族4人で1人あたり20GB以上利用する場合、
- 3,920円(シンプル×4)
- +1,200円(spモード使用量×4)
- 1,500円(シェア回線使用料×3)
- +25,000円(ウルトラシェアパック100)
- -3,500円(ドコモ光セット割)
=28,120円となり、1回線あたりだと7,030円で25GB利用することができます。
ここまでの比較だと、大容量プランはauとソフトバンクに軍配が上がります。
ドコモ「スマホのりかえサポート」キャンペーンの適用条件と注意点次の章では、「auのiPhoneギガトクキャンペーンのメリットとデメリット」について詳しく紹介します。
3 auのiPhoneギガトクキャンペーンのメリットとデメリット
iPhoneギガトクキャンペーンにより、大容量プランがお得に利用できるようになることがわかりました。
それではここからはメリットとデメリットについて見ていきましょう。
3-1 iPhoneギガトクキャンペーンのメリット
iPhoneギガトクキャンペーンの最大のメリットは大容量プランをこれまで以上に安く利用することができることです。では、それによりどのような効果があるのでしょうか。
容量を気にせずに使うことができるようになる
iPhoneギガトクキャンペーンを適用することで、ピタットプランのギガ数をあまり利用していない料金と同じ水準で20GB利用することができるようになりました。
これにより、今まで容量を気にしながら使っていた人や従来のプランであまりデータを使うことができなかった人も気軽に20GBのフラットプランを利用できるようになります。
そういった人からすると、20GB使えるようになることでほとんどデータ通信の使用量を気にする必要なく思う存分使うことができるようになるでしょう。
Netflixと合わせてお得に
iPhoneギガトクキャンペーンではNetflixパックのプランに限り、割引額が高くなっています。
iPhoneギガトクキャンペーンを適用すると、月額料金はフラットプラン20と比較しても500円しか変わりません。
Netflixが月額800円であることを考えると、格安でNetflixを利用できることがわかります。
現在Netflixを利用している人や、Netflixに興味があったという人にとってiPhoneギガトクキャンペーンはNetflixをお得に利用できるチャンスと言えるでしょう。
3-2 iPhoneギガトクキャンペーンのデメリット
確かにiPhoneギガトクキャンペーンは、通常よりお得に大容量プランが使えるお得なキャンペーンとなっています.
しかし、注意しなくてはならないポイントがいくつかあるので確認しておきましょう。
端末購入が必須
iPhoneギガトクキャンペーンの適用は端末を購入した場合に限られます。単にフラットプランにプラン変更しただけで受けられる訳ではないので注意が必要です。
購入端末はiPhone限定
購入する端末は冒頭に記したように、2017年モデル以降のiPhoneに限られます。
Androidスマホの場合はiPhoneギガトクキャンペーンの適用は受けられません。
iPhoneユーザーにとって嬉しいキャンペーンではありますが、Androidユーザーは蚊帳の外のような印象も受けるキャンペーン内容となっています。
ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」では機種の制限がないのでAndroidでも同じ料金で利用することができます。
また、iPhoneギガトクキャンペーンの最大のデメリットは機種によって金額が変わってしまうというところでしょう。
割引は1年目だけ
iPhoneギガトクキャンペーン適用の金額は1年目だけの金額です。
2年目以降は通常の料金になります。通常の金額に戻るだけなのですが、1年目の割引が多くなるほど2年目からの金額が高くなったように感じてしまいます。
同じ1年目の割引となるスマホ応援割も含めると、
- フラットプラン20/30で1,520円
- フラットプラン25 Netflixパックで2,020円
が1年目と2年目の差額になります。
つまり2年目から、差額分が上がってしまったように感じてしまいます。
安いと思って契約したら2年目から高くなってびっくりした、なんてことが起こらないようにしっかり契約時に通常料金も確認しておきましょう。
4 大容量プランをこれまでよりもお得に
動画配信サービスやSNSの発達により、これまで以上にスマホでデータ通信を使う機会が多くなりました。
それに合わせて各社で大容量プランがお得に使えるプランやキャンペーンを打ち出してきています。
- 1回線でもお得に利用可能
- 動画配信で大人気のNetflixがセットで安く利用可能
新型iPhoneが発売されたタイミングでのキャンペーンなので、auでiPhoneの購入を考えている人はぜひこのiPhoneギガトクキャンペーンを利用を検討してみてください。