PCやHDDに発生した不良セクタを修復するときの注意点と復元方法を解説

不良セクタの影響でPCやHDDが動作不良を起こしたりデータの読み書きができなくなってしまった時は、物理障害が発生している可能性が高いです。自力で復旧できる可能性は低いため、できるだけ早くデータ復旧業者に相談することが大切です。
  • 2022年9月28日
  • by.bitdds

HDD 物理障害

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セクタとはHDDにおけるデータの最小単位のことであり、その中でもデータを正常に読み込めなくなったセクタを不良セクタ(バッドセクタ)といいます。

この不良セクタは発生すると領域が広がっていき、HDDの動作不良・フリーズ・読み込みのエラーなどの症状が発生する可能性が高いです。

放置してしまうと重度の物理障害を誘発し、最悪の場合2度とデータを取り出すこともできなくなってしまう可能性があります。

本記事では不良セクタが発生した時の原因や注意点、修復する手段を解説し、自分では対処できなかった時の為におすすめのデータ復旧業者を紹介していきます。

不良セクタを修復するときの注意点
  • 電源の切り替え、再起動を控える
  • 個人での作業はなるべく控える
  • 修理と修復の違いを知っておく
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不良セクタ(バッドセクタ)とは

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不良セクタ(バッドセクタ)とは、データを正常に読み込めなくなったセクタを指し、エラーの原因となります。

不良セクタはハードディスクに発生する物理障害の1つですが、不良セクタの発生が必ずしもHDDの故障を指すのではなく、動作不良や読み込みのエラーなどが発生すると故障の予兆とも捉えられます。

また、不良セクタといっても大きく2種類に分けられます。

不良セクタ(バッドセクタ)の種類
  • 論理不良セクタ(ソフト不良セクタ)
  • 物理不良セクタ(ハード不良セクタ)

論理不良セクタ(ソフト不良セクタ)

ファイルシステム上に発生している不良セクタを論理不良セクタといい、ハードディスクをフォーマットするときの摩耗によってソフトが損傷している状態を指します。

chkdskを実行することによってファイルシステム上の論理不良セクタを検出でき、chkdsk上では「〇KB:不良セクター」と表示されます。

ファイルシステム上では論理不良セクタを検出すると、論理不良セクタを含んだクラスタの情報を管理し、以後使用しないように動作します。

つまり論理不良セクタが発生していると、その中に保存されているデータが失われてしまう可能性があります。

物理不良セクタ(ハード不良セクタ)

ハードディスクに内蔵されているプラッタ(データを記録する部品)上にある物理的な不良セクタを物理不良セクタ(ハード不良セクタ)といいます。

物理不良セクタが発生する可能性は論理不良セクタに比べて低いですが、発生すると症状は重度なものである可能性が高いです。

物理不良セクタが存在すると、OSやディスクコントローラーなどがアクセスできない状態になり、データの読み書きが実行できなくなります。

この場合HDDの動作を修復することはほとんど不可能であり、他のHDDを準備してデータ移行させるかデータ復旧作業によるデータの取り出しをする必要があります。

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不良セクタが発生する原因

不良セクタが発生する主な原因として、HDDのプラッタ(データを記録する部品)に塗布されている磁性体が劣化や剥離することが挙げられます。

この現象が発生する要因として、以下の3つが挙げられます。

不良セクタが発生する原因
  • HDD(ハードディスク)の初期不良
  • HDD(ハードディスク)内部のヘッド破損・スクラッチ
  • HDDの寿命(磁性体の劣化)

HDD(ハードディスク)の初期不良

不良セクタは何らかの影響で発生するだけでなく、工場にてHDDが製造される段階から必ず存在しています。

現在のHDDの製造過程において、不良セクタを発生させずにHDDを製造することは難しく、その不良セクタの動作への影響は少ないです。

HDDを使用する段階で発生する不良セクタとは違い、すぐにトラブルに結びつくような障害ではないため、この時点では対処をする必要はありません。

HDD(ハードディスク)の磁気ヘッド・スクラッチ破損

HDDを使用する中で発生する熱や静電気、落下衝撃や水没などが原因で磁気ヘッド(データの読み書きをする部品)が破損し、プラッタ(データを記録する部品)と接触することによって不良セクタが発生します。

接触が大きければ大きいほどプラッタに「スクラッチ」という深い溝上の傷ができ、傷部分はすべて不良セクタとなってしまいます。

また、不良セクタからはデータの読み込みが出来なくなってしまうため、データ修復の難易度は高くなってしまいます。

この磁気ヘッド・スクラッチ破損による不良セクタは被害範囲が広いため、「重度物理障害」に分類されます。

磁性体の劣化(HDDの寿命)

長期間HDDを使用し続けると、プラッタ(データを記録する部品)に塗布された磁性体が経年劣化し、磁性が低下してしまうことで不良セクタとして読み込めなくなります。

磁性体が劣化してしまうとHDDの処理速度が低下し、磁気ヘッドが不良セクタを読み込もうとすることによって、ヘッド破損やスクラッチが発生する原因になります。

HDDでは不良セクタが発生した場合も予備のセクタを利用して処理を行ったり、不良セクタをスキップしながら正常な動作を維持しますが、許容量を超えてしまうと動作しなくなってしまう可能性があります。

不良セクタを修復する際の注意点

不良セクタを修復する際の注意点として、以下の3点が挙げられます。

不良セクタを修復する際の注意点
  • 電源の切り替え、再起動を控える
  • 個人での作業はなるべく控える
  • 修理と修復の違いを知っておく

電源の切り替え、再起動を控える

不良セクタが発生している状態で電源のオン・オフ切り替えや再起動を繰り返してしまうと、不良セクタが拡大する可能性があります。

これらの対処法は簡単にやってしまいがちですが、HDDにとってはとても大きい負荷がかかる動作で、内部の部品に障害が発生していると状態が悪化し、最悪の場合データが取り出せなくなってしまう可能性があります。

また、故障しているにもかかわらず通電し続けるのも不良セクタの拡大につながるので、異変を感じたらなるべく接続している部分を取り外してから対処するようにしましょう。

個人での作業はなるべく控える

不良セクタによって障害が発生している場合には、物理障害が発生している可能性が高くなるため、個人の復旧作業で修復できる可能性は限りなく低いです。

もし安価に済ませようと復元ソフトを利用しむやみに作業し、誤った方法で対処してしまうとデータ復旧業者であっても2度とデータの取り出しができなくなってしまう可能性があります。

軽度の論理障害であれば個人での対処も可能ですが、論理障害と物理障害の判断は業者での診断でなければ難しいのでなるべく個人での復旧は控え、データ復旧業者で症状の診断を行うことをおすすめします。

修理と修復の違いを知っておく

物理障害が発生した際に、パソコンやHDDが故障したから修理業者に依頼をしてしまう場合がありますが、修理業者で修復できるのは機器の動作のみであり、データはすべて削除されてしまいます。

HDDに保存しているデータが重要な場合には修理業者ではなくデータ復旧業者でデータを修復する必要があります。

誤って修理業者でデータを削除してしまっては、データ復旧業者であってもデータの取り出しができなくなってしまう可能性が高いため、確実にデータが取り出したい方はまず最初にデータ復旧業者に依頼するようにしましょう。

不良セクタ(バッドセクタ)の修復方法

この修復方法はあくまで論理不良セクタの修復方法ですので、物理不良セクタが発生している可能性があるときは作業を行わないでください。

症状が判断できない時はデータ復旧業者で症状診断を受けてみるのも1つの手段です。

不良セクタが発生してしまった際の修復方法として以下の3つが挙げられます。

不良セクタの修復方法
  • Windowsのエラーチェックを使用する
  • SFCを実行してディスクをスキャンする
  • 専門業者に依頼する

Windowsのエラーチェックを使用する

Windowsに初期搭載されているHDD内の不良セクタを自動で修復することができる機能として「エラーチェック」というオプションがあります。

エラーチェックでは、不良セクタの修復が可能ですが、機器全体のスキャンをする必要があります。

この機器のスキャンは機器やデータ自体に大きな負荷を与える作業で、失敗してしまうとHDDに保存していたデータが消失してしまうリスクが存在します。

エラーチェックで不良セクタの修復を行う際にはあくまで自己責任で対処するようにしてください。

エラーチェックの操作手順
  1. サーバー内の「PC」を選択しチェックしたいHDDを右クリックする
  2. プロパティを選択し、「ツール」タブを選択する
  3. ドライブのエラーチェック欄からチェックを選択する
  4. 「不良セクターをスキャンし、回復する」にチェックを入れ、「開始」を選択する
  5. スキャンが開始し、再起動が欲求されるため再起動する。

注意として、再起動を繰り返してしまうとハードディスク内部の部品に負荷がかかってしまい、データが消失したり取り出せなくなってしまう可能性があります。

エラーチェックを試す場合には再起動は一度きりにし、失敗した場合には個人での復旧はあきらめ、データ復旧業者に依頼するようにしましょう。

SFCを実行してディスクをスキャンする

SFC(System Files Checker)とは、Windowsのユーティリティでコンピュータ上のファイルに関する問題をチェックできます。

SFCでのスキャン方法
  1. 最新プログラムをインストールした状態で再起動する
  2. 「コマンドプロント」を開き右クリックし、「管理者として実行」を選択
  3. 「sfc / scannow」と入力し、Enterキーを押す。
  4. スキャンが開始され、不良セクタを検出できる

スキャン後の不良セクタの修復は、「MiniTool Partition Wizard」などの有料のデータ復元ソフトを利用して修復することができる場合があります。

データ復元ソフトを利用する場合には、ディスク上に不良セクタが存在すると復元の際にデータが消失してしまう可能性がありますので注意が必要です。

専門業者に依頼する

データ復旧業者に依頼することが不良セクタが発生している状態でデータを取り出す上では一番確実な手段です。

データ復旧業者では症状の診断を行い、論理障害と物理障害それぞれに合わせた復旧作業を行っていくので誤った作業によってデータが取り出せなくなってしまう心配はありません。

また、専門の技術者や復旧設備、データの復旧実績などから、多数の症状・機器に柔軟に対応することができます。

ただし注意点として、復旧業者によって技術力に差があるため、技術力が低い業者では物理障害に対応できない等のトラブルが発生する可能性があります。

専門業者にデータ復旧を依頼する場合には、症状に合ったデータ復旧業者を選択する必要があります。

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不良セクタ修復に関するまとめ

今回は、不良セクタが発生した時の原因や注意点、修復する手段を解説し、自分では対処できなかった時の為におすすめのデータ復旧業者を紹介してきました。

不良セクタが発生しているときは物理障害が発生している可能性があるため、自力での修復はほとんど不可能になります。

やみくもに自力で修復作業をした結果、誤った対処をしてしまってHDDのデータがすべて消えてしまっては本末転倒です。

なるべくHDDをそのままの状態で保管し、確実にデータを取り出したい方はデータ復旧業者に依頼することをおすすめします。

不良セクタ(バッドセクタ)の修復方法まとめ
  • Windowsのエラーチェックを使用する
  • SFC(System Files Checker)を実行してディスクをスキャンする
  • 専門業者に依頼する
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