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2019年6月1日より、ドコモの新料金プラン「ギガホ」「ギガライト」がスタートします。
また2019年5月13日には、auが2019年6月1日から提供を開始する3種類の新料金プランを発表しました。
両キャリアとも、「新料金プランでは通信料金が最大4割安くなる」と宣言していますが、やはり他キャリアと比べてみないと不安ですよね。
そこで今回はドコモ・au・ソフトバンクの通信料金にスポットを当て、すべてのデータ容量帯での料金を比較!
各容量帯でどのキャリアが最も安いのかを、徹底的に調べていきます。
忙しい方は結論だけでも↓
- 1GB未満のプランでは、すべてのキャリアが同じ料金で1,980円
- 最大容量プランでは、ソフトバンクが最安。auは高いものの、プラン内容が充実
- 1GB以上7GB以下のプランでは、総合的にドコモが最安になる
トップ画像引用元:これからはシンプル2択。ギガホ、ギガライト | 料金・割引 | NTTドコモ
ドコモ・au・ソフトバンクの通信料金を比較!
画像引用元:ウルトラギガモンスター+(プラス) | モバイル | ソフトバンク
携帯電話の通信料金は、以下の2要素から成り立っています。
- データプランの料金
- 通話プラン(基本プラン)の料金
各キャリアの特色が色濃く出るのはデータプランです。よって、まずはデータプランについて比較してみましょう。
各キャリアのデータプランを比較してみた!
データプランにおいて最も重要な点は、月に使えるデータ量です。
そこで今回は、以下3つのデータ容量に分けて、ドコモ・au・ソフトバンクの料金を比較しました。
- 1GB未満のプラン料金(最安料金)
- 最も容量が多いプランの料金(最高料金)
- 1GB以上7GB以下のプラン料金
なお、ここから紹介する料金は2年契約以外の割引は適用していない価格を用いており、すべて税抜です。
割引サービスを利用した場合の料金については、★こちら★でシミュレーションしています。あわせて確認してみてください。
また、ドコモとauの料金プランは、2019年6月1日から提供開始となる新料金プランを採用しています。
1GB未満のプランの料金比較
キャリア名 | プラン名 | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | ギガライト (1GB未満) | 2,980円 |
au | 新auピタットプラン (1GB未満) | 2,980円 |
ソフトバンク | ミニモンスター (1GB未満) | 2,480円 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
1GB未満のプランでは、ソフトバンクが最も安くなります。
ドコモとauは同料金で並ぶ結果となりました。
最大容量プランの料金比較
キャリア名 | プラン名 | 使えるデータ量 | 月額料金 | 特筆事項 |
---|---|---|---|---|
ドコモ | ギガホ | 30GB | 6,980円 | 30GBを使い切っても最大1Mbpsで通信 |
au | auデータMAXプラン | 無制限 | 8,980円 | 5G時代を見据えたデータ無制限のプラン |
ソフトバンク | ウルトラギガ モンスター+ | 50GB | 5,980円 | YouTubeやLINEなどの通信でデータが消費されない「SNS放題」 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
最大容量プランでも、ソフトバンクが最安です。
使えるデータ量が50GBと多い上に、動画やSNSで通信し放題の「SNS放題」というサービスまで付いてきます。
反対に、最も料金が高いのは新料金プランのauです。ただ、使えるデータ量が無制限という非常に強い魅力も持っています。
1GB以上7GB以下のプランの料金比較
使えるデータ量 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
2GB未満 | - | - | 4,480円 |
3GB未満 | 3,980円 | - | - |
4GB未満 | - | 4,480円 | - |
5GB未満 | 4,980円 | - | 5,980円 |
7GB未満 | 5,980円 | 5,980円 | - |
7GB定額 | - | 5,480円 | - |
5GB~50GB | - | - | 6,980円 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
料金アップの閾値が各キャリアで異なるため、上の表では縦軸をデータ容量としています。
総合的に見ると、ドコモとauが最も安く、ソフトバンクだけが高めという結果になりました。
インターネットへの接続料金について
スマホの契約プランにはデータプランのほか、以下の「インターネット接続料金」が含まれます。
- ドコモ:プランに内包
- au:プランに内包
- ソフトバンク:ウェブ使用料(月額300円)
インターネット接続料金は、以前はすべてのキャリアにあったものです。しかし、2019年6月1日からはソフトバンクだけに発生する料金となります。
つまり、ソフトバンクのみ、上の表で紹介したデータプラン料金とは別に、さらに300円が加算されることになる、ということです。
ドコモとauの新料金プランでは、はじめからインターネット接続料金は料金プランの一部に含まれているため、追加料金は発生しません。
大手キャリアの通話プランを比較!
次は通話プランを比較してみましょう。
通話プランの内容は、各キャリアで共通です。
- 家族間のみ通話し放題、それ以外は30分20円
- 国内通話5分以内が通話し放題
- 国内通話がすべて無料
では、各キャリアの通話プランの料金を比較してみましょう。
キャリア名 | 家族間 通話無料 | 5分以内の 通話し放題 | 国内通話 無料 |
---|---|---|---|
ドコモ | 0円 | 700円 | 1,700円 |
au | 0円 | 700円 | 1,700円 |
ソフトバンク | 1,200円 | 1,700円 | 2,700円 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
通話プランの料金はドコモとauが圧倒的に安く、ソフトバンクはかなり高めの料金設定となっています。
データ+通話プランの料金を比較
ここからは、これまで別々に見てきたプラン料金を合算して比較してみましょう。
今回はインターネット接続料金もプラスします。そのため、下の表に記載されている金額が(2年契約以外の割引を適用していない)最終的な通信料金です。
また、通話プランには、最も安い家族間無料通話のプランを選択します。
では、3つのデータ容量帯に分けて、各キャリアの料金を比較していきましょう。
1GB未満のプランの料金比較
キャリア名 | プラン名 | 月額料金 |
---|---|---|
ドコモ | ギガライト (1GB未満) +オプションなし | 2,980円 |
au | 新auピタットプラン (1GB未満) +オプションなし | 2,980円 |
ソフトバンク | ミニモンスター (1GB未満) +通話基本プラン +ウェブ使用料 | 3,980円 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
1GB未満のプランでは、ドコモとauが同じ金額で並ぶという結果に。対するソフトバンクは少々割高です。
最大容量プランの料金比較
キャリア名 | プラン名 | 使えるデータ量 | 月額料金 | 特筆事項 |
---|---|---|---|---|
ドコモ | ギガホ +オプションなし | 30GB | 6,980円 | 30GBを使い切っても最大1Mbpsで通信 |
au | auデータMAXプラン +オプションなし | 無制限 | 8,980円 | 5G時代を見据えたデータ無制限のプラン |
ソフトバンク | ウルトラギガ モンスター+ +通話基本プラン +ウェブ使用料 | 50GB | 7,480円 | YouTubeやLINEなどの通信でデータが消費されない「SNS放題」 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
データプラン単体では非常に強かったソフトバンクですが、通話プランの料金も加味すると、ドコモの方が安くなります。
auはドコモより2,000円ほど高いのですが、データ無制限という強みはやはり魅力的ですよね。
1GB以上7GB以下のプランの料金比較
使えるデータ量 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
2GB未満 | - | - | 5,980円 |
3GB未満 | 3,980円 | - | - |
4GB未満 | - | 4,480円 | - |
5GB未満 | 4,980円 | - | 7,480円 |
7GB未満 | 5,980円 | 5,980円 | - |
7GB定額 | - | 5,480円 | - |
5GB~50GB | - | - | 8,480円 |
※2年定期契約(自動更新・解約金あり)の場合
1GB以上7GB以下の容量帯では、ドコモとauが安く、ソフトバンクが高めという結果になりました。
ドコモとauの新料金プランは通話プランが安く、それがそのまま差に繋がっていますね。
次のページでは割引サービスを加味した料金をを比較します。