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2018年6月、平成もあと1年ほどで終わろうかというころまでずっとガラケーで済ましていた私にも、とうとう仕事の事情でスマホが必要になりました。
それもちょっと、初心者からすると高性能なものが。
そういうわけで、スマホ初心者の筆者がいきなり購入することになったZenFone 5を、約1年ちょっと使ってみた感想を書きたいと思います。
トップ画像引用元: ZenFone 5 (ZE620KL) | スマートフォン
ZenFone 5を購入した理由
画像引用元: ZenFone 5 (ZE620KL) | スマートフォン
スマホ購入前は、
- auの3G携帯(いわゆるガラケー)
- ZenPad 8.0(DMMモバイルのデータ通信専用SIM)
で2台持ちしている状態でした。
2台持ちと言っても外出時はほとんどSNSもアプリも使わないので、タブレットはほぼWiFi環境のある自宅専用機です。
とはいえ、テザリング機能も含め外で使うこともあるので、低容量プランが豊富で安いDMMモバイルと契約はしていました。
長い間そんな状態でも困らなかったのですが、とうとう仕事でZenPad 8.0では対応できないことが多くなり、それを機にタブレットからスマホに買い替えることにしました。
スマホ選びの条件
仕事に必要な条件を大雑把に書くと「そこそこ重いアプリでも快適に動くスマホ」が必要でした。
かなりアバウトな書き方ですが、具体的に書けないのは大人の事情ということで。
その他には、個人的な希望として、
- 予算:6万円以内
- 最低1年はメーカー保証が受けられる
- auのVoLTE対応
- ガラケーと2台持ちでデータ通信専用SIMを使う=通話SIMに加入しない
というものがありました。
2018年6月当時、スペックを含めて全ての条件に当てはまっていたことから、ZenFone 5に決めました。
参考までに、ZenFone 5のスペックを記載しておきます。
項目 | 内容 |
---|---|
OS | Android 8.0 (更新後Android 9.0) |
SoC | Snapdragon 636 |
RAM | 6GB |
ストレージ | 64GB |
サイズ | 約153mm x 75.6mm x 7.7mm |
重さ | 約165g |
ディスプレイ | 6.2インチ Super IPS+液晶 2,246×1,080ドット (フルHD+) |
バッテリー | 3,300mAh |
外部ストレージ | microSD(最大2TB) |
価格 | 52,800円 |
あと、ZenPad 8.0が2年以上前の格安タブレットにもかかわらず、ずっと好調のまま動いてくれていたのも、同じASUS製のスマホを選んだ理由の1つです。
スマホでガラケーと2台持ち?
せっかくスマホに買い替えるのに『2台持ち』をする理由は、
- ガラケーの2年継続契約の更新をしたばかり
- auから格安SIMに乗り換えようか迷っていた
- 格安SIMに乗り換えてキャリアメールが使えなくなると、一部のネットバンキング利用時に困る
など、迷っていたのでガラケーからの乗り換えは見送ることにしました。
キャリアメールの問題については、「1年以上経てば銀行側か格安SIM側に動きがあるかな?」と期待したところもあります。
auの3G携帯電話向けサービス終了のこともあるので、流石に次回のガラケー更新月が来たらスマホの通話プランに加入する予定です。
ZenFone 5を約1年使った感想
ZenFone 5を購入して1年使って感じたことを、良い点・ちょっと物足りない点を含めて書きました。
ほとんどのアプリの動作は快適
まず、スマホを購入する理由になったアプリは全く問題なく動いてくれました、一安心です。
その他、ほとんどのアプリやゲームも、快適に利用できます。
ZenPad 8.0ではカクついていたアプリでも、滑らかに動くのには感動しました。
複数のアプリを同時に使っていてもサクサクです。
重いアプリ・ゲームを使用する際は、パフォーマンスを最大15%上げる「AIブースト」機能や指定したアプリやゲームに優先的にメモリを割り当てて高速化してくれる「OptiFlex」機能を使ってみました。
これで、一時的に処理性能を上げることもできます。
3Dを多用するゲーム、それも他ユーザーと対戦するものをがっつりプレイするなら上位機種の『ZenFone 5Z』の方が良いと思いますが、一般的なSNS・アプリ・ゲームしか使わない身としては十分過ぎる性能です。
シャッターを押すだけで綺麗に映るカメラ
画像引用元: ZenFone 5 (ZE620KL) | スマートフォン
ZenFone 5のカメラの解像度は、
- アウトカメラが 1,200万画素と800万画素
- インカメラが800万画素
です。
オートモードを使うと、AIが撮影シーンに合わせて自動で最適な設定にしてくれるので、カメラに慣れていない人でもシャッターボタンを押すだけでそこそこ綺麗な写真が撮れます。
コンデジより持ち歩きやすいので、何かにつけ写真を撮る機会が増えました。
料理も花も色鮮やかに撮影できる反面、雲が多くてやや灰色気味な空をオートモードで撮影すると、写真ではほのかに青空になっていたりすることも。
広角2倍カメラもあるので集合写真や風景が撮りたい時、「ちょっと端っこ見切れてるよー」という時に便利です。
便利な顔認証
購入前はそんなに重要視していなかったのに、使ってみたら非常に便利だったのが、顔認証機能です。
「端末を持ち上げてスリープ解除」設定も使えば、置いてあるZenFone 5を持ち上げて見つめるだけでロック解除してくれます。
指認証とは違い、冬の間、手荒れ対策している時でも使える点も助かりました。
【2021年最新】高性能スマホおすすめランキング|最強スペックのスマホはこれ次の章でも引き続き、ZenFone 5を約1年使った感想を紹介します。
1年以上経ってもバッテリー持ちは良好
ZenFone 5のバッテリー容量は3,300mAh。
AIにより、充電速度を自動的に調整してバッテリーが消耗しないようにしてくれるおかげか、購入から1年以上経った現在でも、メール・インターネット・SNSを中心に使うなら1日半ぐらい充電なしでも持ちます。
アプリやゲームに2~3時間程度使う場合でも、朝から夜まで充電なしで問題ありません。
スマホはバッテリーの劣化も早いと聞いていたので色々不安でしたが、今のところは心配していたほど劣化しているようには感じません。
ドコモ・au・ソフトバンク対応のDSDV
ZenFone 5の特徴の1つであるドコモ・au・ソフトバンクのVoLTEに対応したDSDV機能については、ガラケーと2台持ちしているため、1年経っても活用できていません。
現在は、2つ目のSIMスロットにストレージ増量用のmicroSDカードを差しています。
女性の片手操作は厳しい
ここからは、人によっては物足りないかな、と感じるであろう点について紹介します。
ZenFone 5の本体サイズは約153mm x 75.6mm x 7.7mm。
女性が片手で操作するにはやや大きいサイズです。
スマホとしては当たり前のサイズかもしれませんが、ガラケーの片手操作ができるサイズに慣れていたので最初は戸惑いました。
でも、6.2インチのディスプレイは、見やすくてお気に入りです。
おサイフケータイの機能はなし
Zenfone 5には、FeliCa(おサイフケータイ)機能はありません。
NFCは付いているのですが、日本のFeliCa(おサイフケータイ)とは規格が違います。
私自身は使わないので気になりませんが、FeliCaを使いたい方は別の格安スマホの方が良いでしょう。
防水機能もなし
Zenfone 5には、FeliCa機能と並んで需要が多そうな防水機能もありません。
やったことはないですが、お風呂で使用するのは危険です。
ただし、水に濡れた手で触るぐらいなら特に問題は起きないようです。
ZenFone 5を1年ちょっと使った感想
画像引用元: ZenFone 5 (ZE620KL) | スマートフォン
ZenFone 5を1年使った総評は「満足」に尽きます。
物足りない点も挙げましたが、ほぼ購入前から分かっていたことなので予想よりガッカリすることはありませんでした。
アプリの処理性能やカメラ機能、バッテリーの持ちなども予想よりずっと良好で、1年経っても快適に使えています。
おかげで、次のガラケーからの乗り換え時には安心して2台持ちから卒業できそうです。
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