スマホを子供に持たせるメリット|より安全に使う為のルールや制限

  • 2021年8月10日
  • by.morino

スマホを持つ子供

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

近年は、子供にスマホを持たせる親が増加しています。

スマホは、子供との連絡手段を確保できるなど多くのメリットがあります。

その反面、ネットへの誘惑や危険もあることからスマホを持たせるのを迷っている親も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、スマホを持つメリットとデメリット、より安全に使うためのルールや制限について詳しく解説していきます。

子供にスマホを持たせることを検討している親は、ぜひご一読ください。

スマホをより安全に使うために大切なこと
  • 親子で話し合ってルールを決める
  • 子供の動向を定期的にチェックする
  • 子供のスマホに制限を設定しておく

スマホを子供に持たせるメリット

子供とスマホ

スマホを子供に持たせるメリットは、主に4つの理由が挙げられます。

スマホを子供に持たせるメリット
  • 子供の現在地がわかる
  • 連絡手段になる
  • 家族や友達とのコミュニケーションが捗る
  • 早いうちからインターネットに慣れることができる

それぞれのメリットを詳しく見ていきましょう。

子供の現在地がわかる

スマホにはGPS(全地球測位システム)が搭載されています。

このGPSを見守りサービスと連動させることで、子供の現在地を確認できます。

塾や部活などで帰宅が遅くなりがちな子供はもちろん、災害時の安否確認にも役立ちます。

また、万が一スマホを紛失したときにも追跡できるなど大変便利です。

連絡手段になる

スマホには電話・メールなどの連絡手段が用意されています。

親の目の届かない場所にいても、子供とすぐに連絡を取ることできるので、親も安心できるのではないでしょうか。

あくまで電話やメールなどの連絡手段として持たせるなら、スマホではなくキッズケータイという選択肢もあります。

家族や友達とのコミュニケーションが捗る

スマホは、さまざまなアプリをインストールして便利に使うことができます。

LINEなど複数人でやりとりできるメッセージアプリを入れておくことで、喋るだけでは伝わりにくい気持ちや悩みをスムーズに伝えるなど家族や友人同士でのコミュニケーションも捗ります。

早いうちからインターネットに慣れることができる

今やインターネットでの情報収集は欠かせません。

子供の頃からインターネットに慣れておくことで、情報収集のやり方やインターネットリテラシーなどが身につきます

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スマホを子供に持たせるデメリット

スマホを触る子供

スマホを子供に持たせるデメリットは、主に4つの理由が挙げられます。

スマホを子供に持たせるデメリット
  • スマホの利用時間が増えがち
  • ネット上のトラブルに巻き込まれる危険がある
  • 有害なサイトやアプリにアクセスする可能性がある
  • アプリ課金をしすぎる可能性がある

スマホの利用時間が増えがち

インターネットは子供にとっても大変魅力的です。

そのため、夢中になるあまりつい時間を忘れてのめり込んでしまうことも少なくありません。

長時間スマホを利用することで、視力低下や睡眠不足など体への悪影響が出る可能性があります。

また、勉強時間が減って学力が低下する恐れもあります。

ネット上のトラブルに巻き込まれる危険がある

LINE・Twitter・Instagram・TikTokなど、SMSは子供にとっても大変人気の交流ツールとなっています。

しかし、近年はこうしたSMSなどネット上でのトラブルに巻き込まれる子供達が急増しています。

個人情報の流出や誹謗中傷、性犯罪など、トラブルの事例は枚挙に暇がありません。

有害なサイトやアプリにアクセスする可能性がある

インターネットはさまざまな情報を入手できます。

しかし、その中には悪意のある有害なウェブサイトやアプリも多く存在するのが現状です。

何も知らない子供が間違ってこれらのウェブサイトにアクセスしたり、アプリをインストールしてしまうと、思わぬトラブルを招く可能性があります。

アプリへ課金しすぎる可能性がある

近年は、スマホでプレイできる魅力的なゲームがたくさん配信されています。

その多くは「基本無料」を謳っていますが、ゲームを有利に進めるために課金が必要なシステムとなっています。

こうしたシステムは、大人のみならず子供にとっても大変魅力的です。

スマホアカウントのパスワードさえわかれば簡単に課金できてしまう仕組みなので、親の知らない間に勝手に課金してしまうトラブルが多発しています。

10万円以上の請求書が来て始めて気付いたという親も少なくありません。

スマホを安全に使うためのルール

子供とスマホ課金
子供がスマホを安全に使うには、親子で話し合ってルールを設けておくことが大切です。

特に、以下のポイントに気を付けてルール作りを行ってみましょう。

可能であれば、紙に書いて確認できるような場所に貼り付けておくと効果的です。

スマホを安全に使うためのルール
  • 使用する時間を決める
  • スマホを使用してはいけない場面を確認しておく
  • アプリのインストール&課金は親に相談
  • 悩みは親に相談する
  • 名前・住所・写真など個人情報をネットにアップしない
  • LINEに友達への悪口は書かない
  • 知らない人と連絡先を交換しない

では、なぜそのルールが必要なのか理由を見ていきましょう。

使用する時間を決める

「令和2年度青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、子供が1日にインターネットを利用する平均時間は約3時間42分という調査結果が発表されています。

そのため、スマホを利用できる時間をきちんと設定しておくことがスマホ依存防止へのポイントとなってきます。

例えば、「ゲームは1日1時間まで」「夜9時以降は使わない」など、具体的な時間と理由を挙げると子供も納得しやすいでしょう。

後述で手順を解説しますが、ペアレンタルコントロールを使えばスマホの制限時間を設定することが可能です。

スマホを使用してはいけない場面を確認しておく

スマホは軽量で持ち運びできるため、どこででも利用できます。

しかし、それを許してしまうと生活のメリハリがなくなってしまうことに繋がりかねません。

例えば、「電車の中など公共交通機関での移動中は通話を使用しない」「食事中には使用しない」「外で歩きながらスマホをしない」など、使用してはいけない場面をきちんと説明しておきましょう。

なぜそこで利用してはいけないのか、併せて理由も説明しておくと説得力が増します。

アプリのインストール&課金は親に相談

スマホアプリの多くは基本無料ではあるものの、ゲームを有利に進めるために課金が必要なことがほとんどです。

パスワードさえわかれば簡単に課金できるため、親の知らない間に過剰に課金してしまったというケースも多々あります。

このような事態を防止するため、新しいアプリをインストール・課金をしたい場合、事前に親に相談することをルールに加えておくことをおすすめします。

悩みは親に相談する

いくら注意していても、子供がインターネットを巡るトラブルに巻き込まれることは少なくありません。

子供の様子をしっかり観察し、何か悩みがあれば相談に乗る習慣を付けておくことも、スマホを安全に使うためには大切なことです。

しかし、何かトラブルを抱えていても、多感な時期の子供は親には相談しにくいという傾向が見られます。

親もインターネットのトラブルに関する知識はある程度知っておいた方がよいです。

ですが、わからないならより詳しい専門家や第三者機関に任せる選択肢もあることを覚えておきましょう。

名前・住所・写真など個人情報をネットにアップしない

ネットリテラシーが身についていない子供が名前や住所など個人を特定できる情報を公開してしまい、トラブルになった事例も多発しています。

また、投稿した写真や写真に付与された位置情報から自宅を特定され、ネットいじめやストーカー被害にまで発展してしまう危険もあります。

ネットに挙げた情報を削除することはほぼ不可能と言っても過言ではありません。

名前・住所などの個人情報や写真などをネット上にアップするのは危険であることを言い聞かせておきましょう。

LINEに友達への悪口は書かない

子供が最も利用するアプリの1つが「LINE」です。

学校の友達同士でグループを作成し、リアルタイムでコミュニケーションできる場所として大変人気を集めています。

しかし、普段は言えないような過激な言動を言ってしまうこともあるようです。

LINEはほかのSNSとは異なり、誰でも見られるわけではありません。

しかし、さまざまな交友関係で、本人に伝わる可能性も大いにあり得るのです。

本人は何気ない悪口であっても、いじめに発展することもあります。

実際、過去にはLINEを巡ってのトラブルで事件になった事例も存在します。

誰が見ても問題ないよう、悪口を書き込まないように普段から注意する必要があるでしょう。

知らない人と連絡先を交換しない

子供にも人気のSNSでは、年齢・性別・顔・名前を知らないユーザーとも交流できてしまいます。

さまざまな人との交流はとても楽しいものです。

しかし、その中には若年層を狙った悪意あるユーザーも少なからず存在します。

気軽に連絡先を交換してしまう子供も多いので、知らない人との連絡先は交換しないよう言い聞かせておきましょう。

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スマホを安全に使うためにするべき制限

子供とスマホ

子供がスマホを安全に使うには、いかにデメリットやリスクの対策していくかが重要となってきます。

おすすめの制限内容は以下の通りです。

子供のスマホに設定しておきたい制限設定
  • スマホの利用時間を制限する
  • アプリのダウンロードを制限する
  • アプリへの課金を制限する
  • ウェブサイトへのアクセスを制限する

それぞれの設定方法を見ていきましょう。

スマホの利用時間を制限する

利用時間を設定する方法は、スマホの種類によって異なります。

iPhoneの場合は、「設定」アプリの「スクリーンタイム」から設定できます。手順は以下の通りです。

  1. 子供側のスマホで「設定」アプリを起動
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「App使用時間の制限」をタップ
  4. 「制限を追加」をタップ
  5. 制限したいアプリのカテゴリをタップ。例えば、ゲームアプリを制限したいなら「ゲーム」をタップ
  6. 「次へ」をタップ
  7. 制限時間を設定する。「曜日別に設定」をタップすれば、曜日ごとの使用時間を設定することも可能
  8. 「追加」をタップ

Androidの場合は、「Googleファミリーリンク」アプリで特定のアプリの利用時間を制限できます。

手順は以下の通りです。

  1. 保護者側のスマホに「保護者向けGoogleファミリーリンク」アプリ、子供側のスマホに「お子様向けGoogleファミリーリンク」をインストール
  2. 「保護者向けGoogleファミリーリンク」アプリを起動
  3. 「保護者」→「次へ」→「ファミリーグループを作成」をタップ
  4. 子供のGoogleアカウントがある場合は「はい」→「次へ」をタップ
  5. 「お子様向けGoogleファミリーリンク」アプリの画面で設定コードを入力
  6. 保護者側の画面にアカウント名が表示されたら「はい」をタップ
  7. 子供側の画面でGoogleアカウントのパスワードを入力し「参加」→「次へ」→「許可」→「許可」をタップ
  8. 子供側の画面でデバイスの名前を入力して「次へ」をタップ
  9. プリインストールされているアプリの一覧に不要なアプリがある場合はチェックを外し、「次へ」をタップ
  10. 「次へ」→「完了」をタップして子供側の設定を終了
  11. 保護者側の画面でコンテンツフィルタ設定を選択し、「次へ」をタップ
  12. 保護者側の画面で制限したい子供の名前をタップ
  13. 「アプリのアクティビティ」をタップ
  14. 「利用時間の上限」をタップ
  15. アプリの一覧から設定したいアプリ名の右側にある砂時計アイコン→「利用時間の上限を設定」をタップ
  16. 任意の時間を設定し、「設定」をタップ

アプリのダウンロードを制限する

アプリのダウンロードを制限する方法も、スマホの種類によって異なります。

iPhoneの場合は、「設定」アプリの「スクリーンタイム」から設定できます。

  1. 子供側のスマホで「設定」アプリを起動
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  5. 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ
  6. 「インストール」をタップ
  7. 「許可しない」をタップ

Androidの場合は、「Googleファミリーリンク」アプリで設定できます。

なお、事前にファミリーグループを設定しておく必要があります。

  1. 「保護者向けGoogleファミリーリンク」アプリを起動
  2. 保護者側の画面で制限したい子供の名前をタップ
  3. 「設定を管理」をタップ
  4. 「Google Playでの使用制限」をタップ
  5. 「アプリとゲーム」をタップ
  6. ダウンロード可能なアプリのレーティングをタップ

アプリへの課金を制限する

アプリへの課金を制限する方法は、スマホの種類によって異なります。

iPhoneの場合は、「設定」アプリの「スクリーンタイム」から設定できます。

  1. 子供側のスマホで「設定」アプリを起動
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  5. 「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップ
  6. 「App内課金」をタップ
  7. 「許可しない」をタップ

Androidの場合は、「Googleファミリーリンク」アプリで設定できます。

なお、事前にファミリーグループを設定しておく必要があります。

手順は以下の通りです。

  1. 「保護者向けGoogleファミリーリンク」アプリを起動
  2. 保護者側の画面で制限したい子供の名前をタップ
  3. 「設定を管理」をタップ
  4. 「Google Playでの使用制限」をタップ
  5. 「承認を必要とするアイテム」をタップ
  6. 「すべてのコンテンツ」をタップ

ウェブサイトへのアクセスを制限する

ウェブサイトのフィルタリング設定は、スマホの種類によって異なります。

iPhoneの場合は、「設定」アプリの「スクリーンタイム」から設定できます。

  1. 子供側のスマホで「設定」アプリを起動
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  4. 「コンテンツとプライバシーの制限」をタップ
  5. 「コンテンツ制限」をタップ
  6. 「Webコンテンツ」をタップ
  7. 「成人向けWebサイトを制限」または「許可されたWebサイトのみ」をタップ

Androidの場合は、「Chrome」アプリで設定できます。

  1. 子供側のスマホで「Chrome」アプリを起動
  2. 画面右上の「…」→「設定」をタップ
  3. 「プライバシーとセキュリティ」をタップ
  4. 「セーフブラウジング」をタップ
  5. 「保護機能強化」をタップ

なお、Android標準のウェブフィルタリング機能は「Chrome」アプリにしか搭載されていません。

それ以外のWebブラウザを使う場合は、専用のアプリを使う必要があります。

スマホを安全に使うために親子で話し合うことが大切

親子

子供は年齢を重ねていくごとに行動範囲が広がっていきます。

それに比例して親の目の届かないとことで行動する機会も増加していきます。

連絡手段として子供にスマホを持たせることはもはや当たり前となりつつあります。

しかし、自制心が弱く、ITリテラシーが身についていない子供にはスマホは危険な存在となりかねません。

制限を設けないと、スマホ依存やネット上でのトラブルなどを招いてしまいます。

より安全に使うためにも、親子で話し合ってスマホを使うためのルールを設けることが大切です。

スマホをより安全に使うために大切なこと
  • 親子で話し合ってルールを決める
  • 子供の動向を定期的にチェックする
  • 子供のスマホに制限を設定しておく
スマホや携帯は子供にいつから持たせる?後悔する前にデメリットも確認

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
morino
ライター歴10年目のフリーランスライター。パソコン・スマホ・格安SIM・サブカルなどの書籍・オウンドメディア・コラムを執筆。iPhone歴はiPhone 3Gから、Android歴はNexus 5からスタート。iPhoneやスマホアプリの可能性に惹かれてこの道に入ったと言っても過言でないほど、スマホ大好き人間。