一人暮らしのネット回線とポケットWi-Fiどっちがお得?選ぶポイントを解説

  • 2020年3月11日
  • by.nuko

ネット回線 ポケットWiFi

今回は一人暮らしのネット回線の選び方、ネット回線とポケットWi-Fiのメリット・デメリットについてを紹介します。

一人暮らしをする上では固定費となる通信費をどれだけ抑えられるかが非常に重要なポイントです。

ネット回線とポケットWi-Fiはどちらがお得に使えるでしょうか。

今回の記事では工事なしで即日使えるポケットWi-Fiも紹介しているので、ネット回線で悩んでいる人は是非参考にしてください。

ネット回線とポケットWi-Fiについて
  • ネット回線とは自宅を工事してネット設備を作りネット環境を整えるサービス
  • ネット回線は月額4,000円から5,000円ほどで工事が必要
  • ポケットWi-Fiは持ち運びのできるWi-Fiルーターのこと
  • ポケットWi-Fiは毎月2,000円台から3,000円台程度で利用することができ工事は一切不要

トップ画像引用元:Wi-Fi STATION SH-05L docomoの特長|AQUOS:シャープ

ポケットWi-Fiのメリット

ドコモ モバイルWi-Fi

画像引用元:モバイルWi-Fiルーター|タブレットライフ|NTTドコモ

まず、ポケットWi-Fiのメリットについて解説していきます。

ポケットWi-Fiのメリットは下記の通りです。

ポケットWi-Fi5つのメリット
  • 工事なしで利用できる
  • 最短即日で利用可能
  • 月額料金が安い
  • Wi-Fiのつなぎ方が簡単
  • 持ち運びができる

ポケットWi-Fiの最大のメリットは、なんと言っても「気軽さ」でしょう。

契約した当日からすぐ利用できるので、わざわざ自宅に業者を読んで工事する必要もありません。

また、ネット固定回線に比べて料金がリーズナブルです。

自宅で使えるだけでなく、外出先や学校、職場に持ち込んで使えるという点も便利です。

メリット1:工事なしで最短即日利用できる

工事作業員

ポケットWi-Fiは工事なしで利用できるので、もちろん工事費もかかりません。

必要なのは、契約事務手数料である3,000円だけです。

機種代金やSIM発行料金が発生することもありますが、割引やキャンペーンで機種代金が0円になるケースがばかりです。

そのため、かなり高いコスパで契約できますし、最短で契約した当日に使うことも可能です。

即日利用に間に合わなくても、大抵は契約翌日に端末を発送してくれるので、1〜2日で手元に届きます。

「引越し先ですぐネット環境が必要」という方も安心ですね!

メリット2:月額料金が安い

月額料金はポケットWi-Fiの会社によって異なりますが、安くて2,000円台〜3,000円台で利用できます。

固定回線のネットは戸建で5,000円前後、マンションで4,000円前後なのに比べると非常にリーズナブルですね。

また、7GBプランや使い放題プランがあり、普段使うデータ量に合わせてプランを選べるのも嬉しいですね。

メリット3:Wi-Fiへのつなぎ方が簡単

HUAWEI au W06

画像引用元:Speed Wi-Fi NEXT W06_au | モバイルブロードバンド | HUAWEI Japan

ポケットWi-Fiは、端末が届いた時点ですぐ利用できる状態になっています。

端末にSIMカードや電池を入れて、電源を付ければ後はスマホと接続するだけです。

固定回線のようにルーターに面倒な設定をする必要もないので、パソコンやスマホが苦手な方でもつなぎ方はとても簡単です!

メリット4:持ち運びができる

ポケットWi-Fiは自宅に固定されているわけではないので、持ち運びも非常に便利です。

名前の通りルーター本体が手のひらにスポッと入る程度の大きさのポケットWi-Fiが多く、鞄などに入れておいても邪魔になりません。

そのため、外出時や職場・学校での利用、または移動中にも重宝します。

ポケットWi-Fiのデメリット

次に、ポケットWI-Fiのデメリットについて解説します。

ポケットWi-FIのデメリットは下記の通りです。

ポケットWi-Fi3つのデメリット
  • データ通信量に制限がかかるものがある
  • 通信速度が遅い or 安定しないことがある
  • 2年・3年の契約期間がある

デメリット1:データ通信量に制限がかかるものがある

ポケットWi-Fiはデータ通信量が使い放題というプランが多くなっています。

しかし、実際には3日間に10GB使うと制限がかかるといった帯域制限が設けられていることがあるので注意が必要です。

これは単純に「ユーザー同士譲り合って使ってね」ということなのですが、固定回線のように完全にデータ通信量を気にせず使いたい方には不向きです。

そういった方は完全無制限Wi-Fiを検討しましょう。

デメリット2:通信速度が遅い or 安定しないことがある

ポケットWi-Fiは基本的に快適な通信速度が出ますが、回線が混雑している時に若干安定しないこともあります。

また、普通にネットを使う分には快適に感じますが、負荷の高いデータの処理をしたり動画のアップロードなどヘビーな使い方だと、少しストレスを感じてしまうかもしれません。

デメリット3:2年・3年の契約期間がある

ポケットWi-Fiの大半は、2年契約または3年契約です。

スマホのように自動更新されるものが多いので、途中解約の違約金には十分注意しましょう。

また、初めの更新月までに解約すると、端末代金の請求が入るところもあります。

契約するポケットWi-Fiの候補を決める時には、違約金や解約時の端末の扱いは十分注意しましょう。

ポケットWi-Fiのメリット・デメリットまとめ
  • 工事費がかからず最短即日利用できる
  • 月額料金が安い
  • 細かな設定不要で簡単にWi-Fiにつなげる
  • 持ち運びができる
  • データ通信量に制限があるプランもある
  • 固定回線に比べて通信速度が遅い・安定しないことも
  • 2年or3年は縛られるものが多い

一人暮らしの方のポケットWi-Fiおすすめ5選

続いて一人暮らしの方におすすめのポケットWi-Fiを5社紹介します。

おすすめポケットWi-Fi5社
  • どんなときもWiFi
  • 限界突破WiFi
  • Mugen WiFi
  • Broad WiMAX
  • 最安値保証WiFi

どんなときもWiFi

モバイルWiFi

どんなときもWiFiは、2019年3月に開始した「完全無制限」なポケットWi-Fiです。

テレビや動画でCMが放送されるので、認知度がどんどん上がっているのが通称「どんふぁい」です。

最大速度がWiMAX 2+より遅いデメリットがありますが、月間のデータ通信量も3日間10GB制限も無いメリットが超強力ですね!

どんなときもWiFiの特徴

どんなときもWiFiは、ドコモ・au・ソフトバンク3社の回線を切り替えて使える「クラウドSIM」を採用したポケットWi-Fiです。

利用する場所によって最適な回線に切り替えてくれるので、どこでも1番速い回線が利用できます。

また、データ量も完全無制限で使い放題なので、毎日動画を視聴する方も安心ですね。

その反面、通信速度は最大150Mbpsと決して早くありません。

とはいえ、実効速度は10〜30Mbpsは出してくれます。

スマホで動画を観たりアプリをダウンロードしたりと、普通に使う分には全く困ることは無いでしょう。

どんなときもWiFiの月額料金

プラン名支払い
方法
月額料金
(1~24
ヶ月目)
月額料金
(25ヶ月目
以降)
ベーシック
データ放題プラン
クレジット
カード払い
3,480円3,980円
口座振替
払い
3,980円4,410円
詳細どんなときもWiFi公式サイト

どんなときもWiFiは支払い方法によって月額料金が異なります。

口座振替が選べる数少ないポケットWi-Fiではありますが、出来るだけクレジットカード払いにした方がお得ですね。

また、2年目以降は割引が終了し月額料金が上がることに注意しましょう。

限界突破WiFi

限界突破WiFi

画像引用元:【公式】エックスモバイル – X-mobile_限界突破WiFi

限界突破WiFiもクラウドSIMを採用し、完全無制限で使えるポケットWi-Fiです。

有名歌手を起用したCMもインパクトがあって話題になり、どんなときもWiFiの次に選ばれている感じですね。

サービス内容はどんなときもWiFiと同等で、最大150Mbpsで月間データ通信量も3日間の制限もありません。

限界突破WiFiの特徴

限界突破WiFiは、どんなときもWiFiと同等の月額料金でスマホタイプのWi-Fiルーターが利用できます。

スペックはそこまでありませんが、Google Mapや翻訳アプリが入っていて便利に使えます。

限界突破WiFiは海外利用もできるので、海外旅行・出張が多い方に特におすすめです。

限界突破WiFiの月額料金

項目料金(税込)
本体代金0円
月額料金3,850円
詳細限界突破WiFi公式サイト

限界突破WiFiの月額料金は、ずっと変わらず3,500円です。

3年目から月額が上がることが無いので、2年以上継続利用する方におすすめです。

また、Mugen WiFiなどのクラウドSIMでもスマホタイプの端末を扱っていますが、月額料金は限界突破WiFiの方が安いですね。

安くて便利なスマホタイプのポケットWi-Fiを利用するなら、限界突破WiFiが1番良い選択肢になるでしょう。

→限界突破WiFiを申し込む

Mugen WiFi

Mugen Wi-Fi

画像引用元:【公式】MUGEN WiFi – 30日間全額返金

Mugen WiFiは、2019年10月に登場したばかりのポケットWi-Fiです。

完全無制限のポケットWi-Fiの中でも、特に月額料金が安いためコスパ重視の方におすすめです。

Mugen WiFiの特徴

Mugen WiFiは、安さ重視の「格安プラン」とスマホ端末の「アドバンスプラン」の2つが用意されています。

格安プランはどんなときもWiFiと同様のシンプルなモバイルWi-Fiルーターが提供されるので、「無制限にWi-Fiが安く使えればOK」という方にぴったりです。

一方、アドバンスプランは限界突破WiFiと同じようなスマホタイプのモバイルWi-Fiルーターが提供されます。

ただ、利用料金を考えると、同じスマホタイプを提供する限界突破WiFiの方がお得ですね。

Mugen WiFiの月額料金

データ量月額(税込)
100GB3,718円
詳細Mugen WiFi公式サイト

格安プランもアドバンスプランも、ずっと月額料金は変わらずに利用できます。

格安プランなら他の完全無制限のポケットWi-Fiより安いのが魅力ですね。

→Mugen WiFiを申し込む

Broad WiMAX

Broad WiMAX

画像引用元:WiMAX(ワイマックス)料金プラン | 【公式】Broad WiMAX

Broad WiMAXは、月額料金割引でランニングコストを抑えたWiMAXプロバイダです。

WiMAX 2+は完全無制限ではありませんが、実効速度でも50〜100Mbpsが狙える速いポケットWi-Fiです。

Broad WiMAXはキャッシュバックではなく月額料金の割引で還元してくれるので、安くて速いポケットWi-Fiが欲しい方にぴったりでしょう。

Broad WiMAXの特徴

Broad WiMAXでは、利用する端末によって最大速度が異なります。

WiMAX端末と通信速度

端末下り速度上り速度
W06最大1.2Gbps最大75Mbps
WX05最大440Mbps最大75Mbps
L02最大1.0Gbps最大75Mbps
WiMAX HOME01最大440Mbps最大75Mbps

どの端末を選んでも完全無制限のポケットWi-Fiよりは高速ですが、速度を重視するならW06を狙った方がいいでしょう。

Broad WiMAXの月額料金

プラン名月額料金
(1〜2
ヶ月目)
月額料金
(3~24
ヶ月目)
月額料金
(25ヶ月目
以降)
ギガ放題プラン2,726円3,411円4,011円
ライトプラン
(7GB)
2,726円2,726円3,326円
詳細Broad WiMAX公式サイト

Broad WiMAXでは、月間のデータ通信量が使い放題のギガ放題プランと、毎月7GBまでのライトプランがあります。

どちらのプランも、キャッシュバックが無い代わりに大幅な割引きがされていて、初めの2年間は他のWiMAXプロバイダより安いですね。

→Broad WiMAXを申し込む

最安値保証WiFi

最安値保証WiFi

画像引用元:[公式]最安値保証WiFi | 月額3,280円で契約期間縛りなし | SpaceAgent

最安値保証WiFiは、2020年1月末にサービスを開始したばかりのポケットWi-Fiです。

月間データ利用量の制限も3日間制限もなく、さらに契約期間の縛りもないため気軽に契約できるでしょう。

まだ始まったばかりで知名度の低いサービスですが、今後の成長に期待したいポケットWi-Fiですね!

最安値保証WiFiの特徴

最安値保証WiFiは、そのサービス名の通り同一条件で1番安く利用できることを保証してくれています。

最安値保証の条件
  • 2020年2月1日時点
  • GoogleとYahoo!で「モバイル wifi」検索結果上位10件と比較
  • 事務手数料なし、契約期間・解約金なしのサービスで最安値

この条件で1番安く利用できるので、とにかく安く使って不要になったら解約したいという使い方でもOKですね。

また、提供される端末はWiMAXでもお馴染みの高速端末です。

最安値保証WiFIの提供端末

端末下り速度上り速度
W04758Mbps37.5Mbps
W05758Mbps112.5Mbps
W061.2Gbps75Mbps

端末は選べませんが、どの端末でもどんなときもWiFi系統の完全無制限Wi-Fiより高速ですね。

最安値保証WiFiの月額料金

項目月額料金
月額料金3,280円
端末保証500円
事務手数料0円
端末代金0円
詳細最安値保証WiFi公式サイト

最安値保証の月額料金は、月々3,280円と名前の通り最安値です。

なお、縛りはありませんが端末はレンタル扱いになることに注意しましょう。

端末保証未加入で故障した場合や解約後に端末を返却しなかった場合、端末弁償金として40,000円が発生してしまいます。

→最安値保証WiFiを申し込む

次の章からは、ネット固定回線のメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。

ネット固定回線メリット

パソコンを操作する女性

ネット固定回線は、ポケットWi-Fiにはない次のメリットがあります。

固定回線3つのメリット
  • 通信速度が速い
  • 通信速度の制限がない
  • 通信速度が安定している

ネット固定回線の最大のメリットは、安定して通信速度が速いことでしょう。

自宅に直接光ファイバーを引込むことで、ポケットWi-Fiより通信速度が早く安定した通信品質を保っています。

特に、ポケットWi-Fiが遅くなりがちな夜間や休日などの混雑する時間も、固定回線なら安心です。

そのため、通信速度の制限なく快適にネットを使いたい方にぴったりなサービスです。

メリット1:通信速度が速い

通信速度が速い

ネット固定回線はポケットWi-Fiに比べて普通に通信速度が速いです。

最大1Gbpsのサービスが主流ですが、実効速度は100〜300Mbpsになることが多いですね。

ポケットWi-Fiの中でも速いWiMAXでも、100Mbps出ることは稀です。

通信速度を重視して利用するなら、ネットは固定回線を選んだ方がいいでしょう。

メリット2:通信速度の制限がない

ネットの固定回線には、通信速度の制限が一切ありません。

そのため、データ通信量に関係なく使い続けることができます。

YouTubeやニコニコ動画に動画をアップロードするのはもちろん、オンラインゲームもたっぷりプレイできます。

また、最近はゲームソフトはダウンロード販売が多くなりました。

数十GB単位の通信も固定回線なら気兼ねなくできるので、大量の通信をする予定のある方は固定回線の方がいいですね。

メリット3:通信速度が安定している

ポケットWi-Fiでは、昼休みや夕方以降、休日など混雑する時間帯は極端に遅くなることがあります。

どんなときもWiFiなどのクラウドSIMなら、混雑する中でもより速度が確保できる回線を選んでくれます。

それでも数Mbpsしか速度がでなくなるということも起こり得ますね。

一方、光回線では混雑する時間帯でも通信速度は安定しています。

よく利用する時間が混み合うゴールデンタイムになるという方は、固定回線を利用した方がストレスなく使えるでしょう。

ネット固定回線デメリット

続いてネット固定回線のデメリットも解説します。

固定回線3つのデメリット
  • マンションは使いたいネット回線が使えない可能性がある
  • 工事が必要で工事費用がかかる
  • 月額料金がポケットWi-Fiより高い

固定回線は家に直接ケーブルを引込むため、物件の状態や周囲の状況によっては開通できない可能性があります。

また、新規契約では必ず工事が必要になり、契約してから利用開始まで1〜2ヶ月待つことが多いですね。

料金もポケットWi-Fiより高い傾向にあるので、コスパ重視の方には不向きでしょう。

デメリット1:マンションは使いたいネット回線が可能性がある

マンションは使いたいネット回線が可能性がある

戸建にお住いの方は、各ネット回線が提供エリア内なら好きなところを契約できます。

一方、マンションでは物件毎に契約できるネット回線がある程度決まっています。

これは、物件内を通せる配線の量が有限なためですね。

また、マンションによってはオーナーがまとめて契約をしていて、他の回線を選べないということもあります。

これから一人暮らしでマンションを探している方は、対応しているネット回線も調べてから引越し先を決めた方がいいかもしれませんね。

デメリット2:工事が必要で工事費用がかかる

戸建・マンションに関わらず、新規でネット固定回線を契約すると工事が必要になります。

工事日は契約をした後に決めることになり、工事をするまで利用できません。

また、開通工事には所定の工事費用がかかります。

開通時期目安と工事費

ネット回線物件タイプ開通目安工事費
フレッツ光
光コラボ
戸建約2週間18,000円
マンション15,000円
auひかり戸建約1ヶ月37,500円
マンション約2週間30,000円
NURO光戸建約2ヶ月40,000円
マンション

工事費はどのネット回線も実質無料になるキャンペーンを開催しています。

とはいえ、開通までの待ち時間はどうしてもかかるので、すぐ利用したい方にはネックですね。

デメリット3:月額料金がポケットWi-Fiより高い

ネット固定回線の月額料金は、基本的にポケットWi-Fiより高くなります。

主要なネット回線の月額料金

ネット回線戸建マンション
ドコモ光5,200円4,000円
auひかり5,100円4,050円
(マンションギガの場合)
NURO光4,743円4,743円
ポケットWi-Fiは3,500円前後が主流なので、ネット固定回線は割高ですね。

通信品質が固定回線の方が良いとはいえ、家でしか利用できないことも考えると少し厳しいと感じる金額かもしれません。

固定回線のメリット・デメリットまとめ
  • 通信速度が速い
  • 速度制限がなく速度が安定している
  • マンションは使える回線が決まっている
  • 開通までの待ち時間と工事費が必要
  • ポケットWi-Fiに比べて月額料金が高い

一人暮らしの方のネット回線おすすめ3選

ここで、一人暮らしの方が選ぶのにおすすめの固定回線を3つ紹介します。

基本的には、利用しているスマホのセット割引がある回線を選べば、毎月のランニングコストが抑えられておすすめです。

おすすめ固定回線は
  • ソフトバンク → NURO光
  • ドコモ → ドコモ光
  • au → auひかり

NURO光

NURO光

画像引用元:NURO 光 世界最速 光回線インターネット

NURO光は、最大2Gbpsと他の光回線より速さを売りにしているネット回線です。

戸建でもマンションでも同じ速度で提供しているので、特にマンションで速度を重視する方におすすめです。

スマホとのセット割引はソフトバンクの「おうち割」に対応。

一人暮らしに限らず家族で利用する方から、オンラインゲームをプレイする方まで幅広く満足できるネット回線です。

NURO光の月額料金・キャンペーン

項目戸建マンション
月額料金4,743円
工事費40,000円
(分割のみ:1,333円×30回)
キャンペーン45,000円キャッシュバック
工事費実質無料
申込みNURO光 公式サイト
NURO光は、基本的に戸建・マンション関わらず同じ料金体系です。

工事費が40,000円と他のネット回線より高額ですが、工事費と同額の割引が毎月もらえます。

しっかり30ヶ月継続すれば工事費は実質無料なので、NURO光を契約するなら短期解約は避けた方がいいですね。

また、公式サイトのキャンペーンで45,000円キャッシュバックがもらえます。

NURO光は代理店が多いネット回線ですが、下手な代理店より公式サイトの方がお得になっています。

NURO光を申し込むなら、迷わず公式キャッシュバック特典を利用しましょう!

→NURO光の申し込みはこちら

マンションの一部はNURO光 for マンションで格安

NURO光では、基本的にマンションでも戸建と同じプランを採用しています。

ただ、ごく一部の物件は「NURO光 for マンション」に対応し、通常のNURO光より安く利用できます。

NURO光 for マンションの月額料金

利用人数月額料金
6人以下2,500円
7人2,400円
8人2,300円
9人2,200円
10人以上1,900円

利用人数で料金が変わることで分かる通り、NURO光 for マンションでは1つの光ファイバーをマンション内で共有します。

そのため、利用人数があまりにも多いと、夜間や休日の速度低下の可能性があります。

対応物件はかなり少ないのですが、お住いがNURO光 for マンションに対応なら速度は少し落ちるかもと思った方がいいでしょう。

ドコモ光

ドコモ光ロゴ

画像引用元:速いドコモ光なら GMOとくとくBB | クチコミで人気 ! お得で安いプロバイダー

ドコモ光は、数ある光コラボの中でも特に人気の高いネット回線です。

ドコモスマホとのセット割引はもちろん、dカード GOLDホルダーならドコモ光の利用料金もdポイント10%還元の対象です。

また、GMOとくとくBBなど速度重視のプロバイダも選択肢にあるため、光コラボとしては速度面でも優秀です。

参考:GMOとくとくBBの実効速度

GMOとくとくBB通信速度

画像引用元:ドコモ光×GMOとくとくBBの速度の秘密公開 | 速いドコモ光なら GMOとくとくBB

工事日は最短申し込み16日後に予約できます。

ポケットWi-Fiのように即日開通とはいきませんが、NURO光やauひかりより圧倒的に速く使えますね。

ドコモ光の月額料金

タイプ戸建マンション
タイプA5,720円4,400円
タイプB5,940円4,620円
ドコモ光の月額料金は選ぶプロバイダによってタイプA・Bに分かれています。

それぞれ月額料金が違いますが、タイプBを選んでも速度が速くなるということはありません。

速度が速い・キャンペーンがあると人気のあるプロバイダの多くはタイプAですね。

先ほど画像を紹介したGMOとくとくBBは、安定した速度で人気です。

GMOとくとくBBが人気の理由は
  • v6プラス対応+高性能ルーター無料レンタルで実効速度が速い
  • 最大20,000円のキャッシュバックがもらえる

プロバイダにこだわりがなければ、ドコモ光はGMOとくとくBBを利用するのがいいでしょう。

→ドコモ光の申し込みはこちら

auひかり

auひかり

画像引用元:インターネット回線 | au

auひかりはNURO光と同様に、速度に定評のある固定回線です。

従来の最大1Gbpsのプランでは、実効速度が200〜300Mbps出ることが多いですね。

スマホとのセット割引はもちろん「auスマートバリュー」に対応。

auユーザーで固定回線を選ぶなら、auひかりを真っ先に検討していいでしょう。

また、auひかりは高額キャッシュバックを行う代理店が多数あります。

人気の高い代理店はネット+電話で50,000円以上もらえるので、キャッシュバック重視の方におすすめです。

auひかりのおすすめ窓口

窓口キャッシュバック申込み
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ネット+電話:61,000円
ネットのみ:51,000円
申込みは
こちら

auひかり

auひかりの月額料金

auひかりの月額料金は、戸建とマンションで全く異なります。

特にマンションは物件の配線状況によって料金・最大速度が異なるので申し込み前によく確認した方がいいですね。

戸建の月額料金

利用年数ずっとギガ得
(3年契約)
ギガ得
(2年契約)
1年目5,100円5,200円
2年目5,000円
3年目4,900円

マンションの月額料金

プラン16契約以上8契約以上通信速度
タイプV3,800円4,100円最大100Mbps
都市機構DX3,800円最大100Mbps
タイプG3,800円4,100円最大664Mbps
都市機構G3,800円最大664Mbps
ギガ4,050円最大1Gbps
ミニギガ5,000円

特にタイプVと都市機構DXは最大100Mbpsと、完全無制限のポケットWi-Fiより最大速度は遅くなります。

どちらも今後タイプGと都市機構Gに切り替わる可能性がありますが、現時点ではポケットWi-Fiを選んだ方がいいでしょう。

なお、お住いのマンションのプランはauひかり公式サイトでエリア検索をすればわかります。

>マンションの対応確認はこちら

提供エリアを確認して問題なければ、先の代理店のサイト経由でキャッシュバック付きで申し込みましょう!

→auひかりの申し込みはこちら

一人暮らしにWi-Fiはいらない?自分に合うネットを選ぼう

一人暮らしにWiFiはいらない?自分に合うネットを選ぼう

画像引用元:auひかり

ここまでポケットWi-Fiとネット固定回線のメリット・デメリットを見てきました。

どちらも料金のかかるものなので、「スマホだけで大丈夫。Wi-Fiは要らない!」と考える方もいるかもしれません。

しかし、Wi-Fi環境が全くない状態では、結局損をする可能性が高いと言えるでしょう。

特に今まで実家暮らしでWi-Fi環境があった方は、Wi-Fi経由で結構なデータ量を利用していたはずです。

はじめてWi-Fiが全くない状況になって困ったという方は非常に多いので、相当なライトユーザーでない限りWi-Fi必須と思っておいた方がいいでしょう。

一人暮らしでもWi-Fiありの方が安心して使える

例えばドコモで「ギガホ(30GB)でスマホのみ利用する場合」と「ギガライト(0〜1GB)とどんなときもWiFiセットで利用する場合」を比べると次の通りです。

スマホのみ vs スマホ+Wi-Fi

項目ドコモのみドコモ+
どんなときもWiFi
ドコモ6,980円2,980円
どんなときもWiFi-3,480円
データ量30GB無制限
合計6,980円6,460円
スマホのみで利用すると毎月のデータ量に限りがあり、データ量を超過してしまうと損をする可能性がありますね。

一方、ポケットWi-Fiや固定回線があれば、スマホだけの場合と同じくらいの月額でデータ量を気にせず使えます。

Wi-Fiありで使うなら
  • スマホの大容量プランと同じくらいの月額で使える
  • データ量超過による速度制限・追加料金の必要がない

つまり、一人暮らしはWi-Fiありの方が安心して使えるということですね。

ポケットWi-Fiとネット固定回線どっちを選ぶべき?

次に、一人暮らしで選ぶなら、ポケットWi-Fiとネット固定回線のどちらがお得か観ていきましょう。

結論からお伝えすると、Wi-Fiにどのような点を求めるかによって決まりますね。

ポケットWi-Fiと固定回線を選ぶポイント
  • コストや手間がかからない方がいいならポケットWi-Fi
  • 通信品質・速度を重視するならネット固定回線

ネットを選ぶ上での大きなポイントは、「コスト」か「品質」のどちらをとるかです。

「安くて無制限なら、少しくらい速度が遅くてもいい」と思うのか、「通信速度が早くて快適なら多少高くてもいい」と思うかの違いですね。

コストや手間がかからない方がいいならポケットWi-Fi

ポケットWi-Fiは工事費もかからず、毎月3,000円台で使えてコスパ抜群です。

おすすめポケットWi-Fiの月額料金

ポケットWi-Fi月額料金
どんなときもWiFi3,480円
限界突破WiFi3,500円
Mugen WiFi3,280円
Broad WiMAX3,411円
最安値保証WiFi3,280円

また、店頭契約や即日発送で受け取れば、契約したその日から使い始められます。

このコスパの良さとすぐ使える利便性に魅力を感じる方はポケットWi-Fiを選びましょう。

通信品質・速度を重視するならネット固定回線

通信の品質や速度を重視するなら、ポケットWi-Fiより固定回線の方が断然おすすめです。

ネット固定回線は家まで有線で接続され、さらに通信速度が速くて混雑する時間帯も快適に使えます。

その分、月額料金はポケットWi-Fiより高くなっています。

また、工事が必要になるために契約から開通まで時間がかかるのがネックですね。

多少料金が高くて開通まで時間がかかっても、快適なネット環境の方がいいなら固定回線を選びましょう。

一人暮らしのネット回線を選ぶポイントまとめ

一人暮らしのネットを選ぶポイントまとめ

今回は一人暮らしにはポケットWi-Fiとネット固定回線のどちらを選ぶかについて解説しました。

ポケットWi-Fiも固定回線も、それぞれにメリット・デメリットがありましたね。

ポケットWi-Fiのメリット・デメリットをまとめると次の通りです。

ポケットWi-Fiのメリット・デメリットまとめ
  • 工事費がかからず最短即日利用できる
  • 月額料金が安い
  • 細かな設定不要で簡単にWi-Fiにつなげる
  • 持ち運びができる
  • データ通信量に制限があるプランもある
  • 固定回線に比べて通信速度が遅い・安定しないことも
  • 2年or3年は縛られるものが多い

ポケットWi-Fiは安くてすぐ利用できる反面、混雑等で通信速度が遅くなる可能性があるのでした。

コスパ重視で外でも使うという方は、ポケットWi-Fiを選びましょう。

おすすめポケットWi-Fiは次の5社です。

一方、固定回線のメリット・デメリットは次のようになります。

固定回線のメリット・デメリットまとめ
  • 通信速度が速い
  • 速度制限がなく速度が安定している
  • マンションは使える回線が決まっている
  • 開通までの待ち時間と工事費が必要
  • ポケットWi-Fiに比べて月額料金が高い

月額料金はポケットWi-Fiより高くなりますが、安定した速さが最大の魅力ですね。

特に家でゲームをプレイするなら、固定回線は必須でしょう。

おすすめのネット固定回線は次の3社です。

おすすめネット固定回線3社

これから一人暮らしをする方は、今回の解説を参考にぜひ使い方にあったネット回線を契約してくださいね!

この記事を書いた人
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います!