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本記事では、スマホの子機として使えるBluetooth子機を5つ紹介します。
スマホのBluetooth子機は、次のような人におすすめです。
- ガラケーからスマホに乗り換えたばかりの人
- 通話中でもスマホを操作したい人
- 仕事や勉強中でも電話だけは受けたい人
こうした人は、ぜひ本記事を参考にBluetooth子機を使ってみてくださいね!
TOP画像引用元:Amazon | ワイヤレスコール スマートミニ
スマホの子機とは
画像引用元:機能1 | LIBERIO® 401KC | 製品情報 | スマートフォン・携帯電話 | 京セラ
スマホの子機とは、電話回線を契約しているスマートフォンとワイヤレスで接続することにより、通話が可能になる電話機です。
親機への着信を子機で受けたり、親機の電話番号で子機から電話をかけられたりします。
スマホの子機には、大きく次の4タイプがあります。
- PHS(終売)
- ワンナンバーフォン(終売)
- スマートウォッチ
- Bluetooth子機
PHS
PHSとは簡易型携帯電話のことで、ガラケーのような形をしています。
多くのPHSは子機として利用できる機能をもっています。
Bluetoothに対応しているPHSであれば、スマートフォンと通信できるので、スマートフォンの子機として使えるでしょう。
ただPHSサービスはすでに終了しており、端末を販売している会社も現在はありません。
昔使用していたPHSが家に眠っていれば、子機として使えるか試してみることをおすすめします。
ワンナンバーフォン
NTTドコモのワンナンバーフォンは、スマートフォンの子機として使える電話機として2018年10月に発売された、カード型の端末です(現在は終売)。
「ワンナンバーサービス」という料金プランを契約することで、スマートフォンと携帯電話番号を共有できるようになるというもの。
PHSやBluetooth電話とは異なり、スマートフォンが近くになくても電話を利用できるのがメリットです。
ワンナンバーフォンの後継機種が発売された場合は、ぜひチェックしてみてください。
スマートウォッチ
電話機ではありませんが、スマートウォッチはスマホの子機として利用できます。
スマホとの接続方法は2種類があります。
- キャリアの携帯番号共有サービスを利用する(セルラータイプ)
- Bluetoothで接続する
1つ目は、スマホと携帯電話番号を共有するサービスを利用し、キャリア電波を通じて子機に直接着信するタイプ。
スマートフォンを持ち歩かなくても通話が可能です。
ただしこれはセルラータイプのスマートウォッチ限定です。
2つ目は、Bluetooth接続で親機のスマホと接続するタイプです。
スマートフォンがウォッチの近くにある必要がありますが、キャリアとの契約が不要なのでランニングコストがかかりません。
電話機の形状にこだわらないのであれば、スマートウォッチも選択肢に入れるとよいでしょう。
Bluetooth子機
最後は、Bluetoth子機です。
スマートフォンとBluetooth接続することで、子機として通話が可能になるものです。
単にBluetoothに対応している電話というだけでなく、子機として利用するための機能が備わっている必要があります。
現在は日本のメーカーではBluetooth子機を生産していないため、入手するとすれば海外メーカーのものとなるでしょう。
説明書や端末は多くが日本語に対応しておらず、設定のハードルはやや高いといえます。
スマホの子機として使える端末5選
ここでは、スマホの子機として使える端末を5つご紹介します。
千円台から購入できるものもあるので、試しに使ってみるとよいでしょう。
- ワイヤレスコール スマートミニ
- mini R Phone2
- ミニ携帯電話 VBESTLIFE
- Fosa ミニ携帯電話ブルートゥースダイヤラーイヤホンサポート
- スマートウォッチ 2022
ワイヤレスコール スマートミニ
画像引用元:Amazon | ワイヤレスコール スマートミニ
ワイヤレスコール スマートミニのスペック
項目 | スペック |
---|---|
重量 | 81g |
Bluetooth | 対応 |
価格 | 4,180円 |
購入 | Amazon |
NOKIAのワイヤレスコール スマートミニは、携帯電話のようなフォルムです。
特徴は、日本語表示に対応している点。
筆者が調べた限りでは、日本語表示に対応しているBluetooth子機は、ワイヤレスコール スマートミニだけでした。
日本語に対応しているので、設定につまづくことはなさそうですね。
親機の電話帳もある程度は同期できるようなので、利用しやすい1台といえます。
mini R Phone2
画像引用元:miniRphone2
mini R Phone2のスペック
項目 | スペック |
---|---|
本体サイズ | 幅:47 mm 高さ:112 mm 厚さ:12 mm |
Bluetooth | Ver 3.1 |
ディスプレイ | 1.8インチ |
カメラ | 8MP |
待ち受け時間 | 約72時間 |
価格 | 1,460円 |
購入 | 楽天市場 |
mini R Phone2はカラフルな色が特徴のBluetooth子機です。
本体サイズがスマホよりずっと小さいので、電話中心の使い方なら取り回しのいい1台になるでしょう。
レッド・ライトブルー・ピンク・イエローのカラーバリエーションから選べるので、スマホのデザインに合わせやすいですね。
ただしmini R Phone 2は、英語と中国語表示のみで日本語表示には対応していません。
価格は1番手頃なので、まずmini R Phone2から試してみてもいいでしょう。
ミニ携帯電話 VBESTLIFE
画像引用元:ミニ携帯電話 VBESTLIFE
ミニ携帯電話 VBESTLIFEのスペック
項目 | スペック |
---|---|
本体サイズ | 幅:24 mm 高さ:62 mm 厚さ:11.7 mm |
Bluetooth | Ver 2.0 |
価格 | 3,654円 |
購入 | Amazon |
ミニ携帯電話 VBESTLIFEは、ごく小さいサイズのBluetooth子機です。
一般的な片耳用のハンズフリーイヤホンにダイヤルが付いているもの。
運転中や移動中など、スマホが取り出せない状態でもイヤホンだけで電話の発着信ができるでしょう。
特に車の運転中に電話をすることが多いなら、ミニ携帯電話 VBESTLIFEはかなり便利に使えると思われます。
なおミニ携帯電話 VBESTLIFEはSIMスロットがありますが、対応する周波数がGMSバンドのみです。
そのため、国内のSIMカードを入れても通話ができません。
あくまでBluetooth子機としての利用のみなので、注意しましょう。
Fosa ミニ携帯電話ブルートゥースダイヤラーイヤホンサポート
画像引用元:Amazon.co.jp: Fosa ミニ携帯電話
Fosa ミニ携帯電話のスペック
項目 | スペック |
---|---|
本体サイズ | 幅:23 mm 高さ:60 mm 厚さ:10 mm |
Bluetooth | 対応 |
価格 | 3,507円 |
購入 | Amazon |
Fosa ミニ携帯電話は、ごく小さなBluetooth子機です。
イヤーフックが付属しているので、耳にかけてイヤホンマイクとして使用できますよ。
サイトの商品説明には「SIMカードを入れて独立した携帯電話として使える」とありますが、口コミを見るとSIMを入れても電波は拾わないようです。
「Bluetoothでスマートフォンと接続して、スマホのイヤホンマイクとして使える」という口コミはあるので、スマホの子機としては問題なく使えるでしょう。
スマートウォッチ 2022
画像引用元:Amazon.co.jp: スマートウォッチ 2022
スマートウォッチ 2022のスペック
項目 | スペック |
---|---|
特徴 | 活動量, カロリートラッカー, GPS |
Bluetooth | 5.2対応 |
価格 | 12,980円 |
購入 | Amazon |
「スマートウォッチ2022」は、携帯電話番号を共有するのではなく、スマホとBluetoothで接続して着信するタイプのスマートウォッチです。
スマートフォンが近くにあれば、スマートウォッチ 2022で着信・発信が可能。
スマートウォッチならではの活動量の計測機能も備わっています。
電話だけでなく、Line、SMS、Twitter、Facebook、Instagramの通知もウォッチで受信できるので、便利ですよ。
スマホの子機を使う際の注意点
画像引用元:Amazon | ワイヤレスコール スマートミニ
これからスマホ子機を購入するとすれば、Bluetooth子機かスマートウォッチのどちらかとなります。
上記のうち、Bluetooth子機を選択しようとしている方は、次の3点に注意してください。
- 日本語に対応していないから設定がやや難しい
- スマホまでの音質は期待できない
- LINE電話など電話番号を使わない通話には対応しない
日本語に対応していないから設定がやや難しい
多くのBluetooth子機は、画面表示や説明書が日本語に対応していません。
そのため設定は面倒で、時間がかかるでしょう。
ただし紹介した製品のうち「ワイヤレスコール スマートミニ」だけは日本語表示に対応しているので、おすすめです。
スマホまでの音質は期待できない
Bluetooh子機は、スマホほどの品質の音声は出ません。
価格も1,000円~5,000円程度なので、品質の面は妥協が必要です。
高品質な音声を求めるのであれば、値段は高くなりますがスマートウォッチをおすすめします。
LINE電話などネットを使った通話には対応しない
Bluetooth子機は、LINE電話などのネットを使った通話には基本的に対応しません。
ネットを使った電話と、電話番号を使った電話は通信のしくみが異なるからです。
あくまで携帯電話番号を使った通話にのみ対応することに注意してください。
Bluetooth子機は品質に期待せずに使おう
画像引用元:ワンナンバーフォン ON 01 サポート情報 | お客様サポート | NTTドコモ
スマホの子機についてまとめると、次のとおりです。
- PHS・ワンナンバーフォン・スマートウォッチ・Bluetooth子機の4タイプがある
- PHSとワンナンバーフォンは終売しているので入手困難
- Bluetooth子機で日本語対応しているのは「ワイヤレスコール スマートミニ」のみ
- Bluetooth子機の品質は妥協が必要
いくつかのBluetooth子機を紹介しましたが、価格は1,000円台~5,000円未満とかなり安いので、品質にはあまり期待しないようにしましょう。
また、紹介した中で日本語に対応しているものは「ワイヤレススマートコール ミニ」だけです。
もし試すのであれば上記の商品をおすすめします。
Bluetooth子機を利用すると、電話をしながらスマホを操作したい場面でもより便利になります。
- ガラケーからスマホに乗り換えたばかり
- 通話中でもスマホを操作したい
- 仕事や勉強中でも電話だけは受けたい
こうした人は、今回紹介したBluetooth子機を活用してくださいね!