Bluetoothがスマホにつながらない!よくある原因9つと対処法8つ

  • 2020年6月18日
  • by.bitWave編集部

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いまやスマホなど様々な通信機器に標準装備された「Bluetooth」は普段の生活から切っても切り離せない機能となりました。

しかし、そんな中で「スマホに繋がらない」「接続が切れる」といったトラブルが起こっているのも事実です。

今回は、そんなトラブル時によくある原因と対処方法について紹介していきます。

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Bluetoothが繋がらない時の原因
  • Bluetooth機能はオンになっているか
  • スマホと接続機器の電源は入っているか
  • スマホ設定内のペアリングが正常にできているか
  • PINコードに間違いがないか
  • OSやファームウェアは古くないか
  • 電波干渉が起きていないか
  • スマホが省電力モードになっていないか
  • バージョンやプロファイルは対応しているか

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Bluetoothが不調な「原因9つ」と「対処法8つ」

スマホとイヤホンをBluetoothで接続

最近では、スマホやパソコン、ゲーム機器、家電製品などと様々な機器でBluetooth機能を使ってスマホと接続することができるようになりました。

普段何気なく使っていますがが、1タップするだけで、離れた場所からの機器操作や音楽を聴いたりすることができるというのは本当に便利です。

しかし、そんな便利なBluetoothにも弱点があります。

中でも、機器同士の接続についてはトラブルを耳にすることも多いです。

実際に使用する際の機器の設定や使用環境によって「接続がうまくいかない」「接続が切れる」といったトラブルが起きることがあります。

また、スマホや接続機器の性能自体が年々進化しており、通信規格や仕様も新しいものへと変わっていきます。

そのため、機器の世代交代による互換性の不一致によるトラブルが起こることもあります。

Bluetoothがスマホに繋がらなくなったら?

では、そういったトラブルの原因というのは、一体どのようなものがあるのでしょうか。

また、実際に直面した時には、一体どのようにな対処法をとればよいのでしょうか。

一口にトラブルの原因や対処法といっても、実際には様々なものがあります。

また、接続トラブルの対処法は1つではありません。

その状況によっても大きく変わってくる場合があります。

今回は、よくある「原因9つ」と「対処法8つ」をできるだけ分かりやすくまとめました。

スマホや接続機器が故障している場合もありますが、そう判断する前にできることがあります。

もし、何らかのトラブルで「接続がうまくいかない」といった事態に直面したときは、これから紹介する項目ををまずは試してみてください。

それでは早速、Bluetoothが繋がらない原因と対処法を1つずつ見ていきましょう。

繋がらない時のよくある原因9つ

体重計とスマホ

スマホと接続機器が「繋がらない」「すぐに切れる」というトラブルが発生した際、考えられる原因は大きく分けて9つあります。

スマホと接続機器がうまく繋がらない場合、このうちのどれかが原因となっている可能性があります。

Bluetoothが繋がらない時の原因
  • Bluetooth機能がオフ
  • 接続機器を認識できていない
  • ペアリングできていない
  • PINコードを間違えている
  • OSやファームウェアが古い
  • 環境によって接続に電波干渉が起きている
  • 省電力モードがオンになっている
  • 接続機器の電源が入っていない
  • バージョンやプロファイルが対応していない

まずはどういった原因の可能性があるのかという点を1つ1つ見ていきましょう。

①Bluetooth機能がオフのまま

これは意外とよくあることです。

スマホのBluetooth機能がオフのままになっていることに気が付かずに、接続を試みてエラーとなるというのはよくあります。

スマホでは、1タップでオン/オフを切り替えることができます。

そのため、オフにしていたことをつい忘れてしまい、接続を試みて「繋がらない」となる状況です。

スマホや接続機器に異常がなくても、この機能がオフのままになっていては繋がりません。

②接続機器を認識できていない

スマホが接続機器のことを認識できていない場合があります。

スマホのBluetooth設定から確認することができる「使用可能なデバイス※」の画面に接続機器名が表示されていない場合は、正常に認識できていないということになります。

※iPhoneの場合は「デバイス」と表記

③ペアリングできていない

スマホと接続機器をBluetoothで接続することをペアリングといいます。

Bluetooth設定から確認することができる「ペアリングされたデバイス※」の画面に、接続機器名が表示されていない場合は、正常なペアリングができていません。

また、「ペアリングされたデバイス※」の画面上では接続機器が表示され、正常にペアリングできているように見えたとしても、接続がうまくいっていない場合があります。

内部で接続不具合が起こっていたり、接続が不安定になっている状態です。

※iPhoneの場合は「自分のデバイス」もしくは「その他デバイス」と表記

④PINコードを間違えている

PINコードというのは、個人識別番号のことです。

その他に「PINナンバー」「ペアリングコード」「パスコード」といった呼び方がされることもあります。

役割としては、接続機器サービスの盗難や紛失による第三者の不正利用を防ぐことにあります。

接続機器によっては、接続の際にこのPINコードが必要とされており、スマホ側で入力したPINコードが間違っていた場合、Bluetoothは繋がりません。

⑤OSやファームウェアが古い

スマホのOS(オペレーティング・システム)やファームウェアのバージョンが古く、接続機器に対応できていない場合があります。

これらが最新でない場合や逆にバージョンが新しすぎて、接続機器側が対応できていない場合はBluetoothが繋がらないことがあります。

⑥環境によって接続に電波干渉が起きている

Bluetoothは「2.4GHz」の周波数帯域を使って接続されます。

この2.4GHzの周波数帯は家電製品や医療機器などの多くの機器で利用されています。

そのため、これらの危機がスマホの近くで稼働している場合、電波同士がぶつかってしまい、接続が不安定になったり通信速度が低下したりします。

これを「電波干渉」といいます。

いつも特定の場所でBluetoothが繋がらなかったり、よく切れるといった場合は、この電波干渉が起こっています。

⑦省電力モードがオンになっている

スマホの「省電力モード」になるとBluetooth機能もオフになる場合がほとんどです。

そのため、意図的に省電力モードをオンにしている場合はまだいいのですが、バッテリー低下によって自動的に「省電力モード」がオンなる場合があります。

このときにはBluetooth機能もオフになってしまいますので気をつける必要があります。

⑧接続機器の電源が入っていない

気づかないうちに接続機器のバッテリーが切れて電源がオフになっていると、スマホは接続機器を認識することができません。

接続機器の充電ができていないとそのうち電源がオフになって、ペアリングが切れてしまうことがあります。

⑨バージョンやプロファイルが対応していない

Bluetoothには「バージョン」と「プロファイル」というものがあり、これらは機器同士を接続するにあたって非常に重要なものとなっています。

バージョンというのは、ver.4.1やver.5.1といったもので「通信規格」を指します。

これは「クラシック(ver.3.0以前)」と「Low Energy(ver.4.0以降)」の2種類に大きく分けることができます。

また、プロファイルというのは、HFPやA2DPといったもので「標準仕様」のことを指します。

これによって、接続時にできる操作が変わってきます。

そして、ここが重要な部分になるのですが、機器同士の「バージョン」「プロファイル」が一致していない場合や互換性がない場合、Bluetooth接続ができません。

繋がらない時の対処法8つ

スマートスピーカー

ここでは上記の繋がらない原因に対する、対処法8つを紹介します。

Bluetoothが急に繋がらなくなってしまい、どうすれば良いのか分からなくなった場合、下記の対処法を試してみてください。

また、この対処法についてですが、実際に起こっているトラブルの原因によって行うべき対処法は違ってきます。

繋がらないときの対処法
  • Bluetoothの機能をオンにする
  • 接続機器の電源をオンにする
  • ペアリングをリセットする
  • PINコードを確認する
  • OSやファームウェアをアップデートする
  • 環境を改善・他の場所で使用する
  • 省電力モードをオフにする
  • 再起動する

どの対処法を行えばトラブルが解決できるかが不明の場合は、1つずつ実行していきましょう。

①Bluetoothの機能をオンにする

Bluetooth機能がオフになっている可能性があります。

まずはオンになっていることを確認しましょう。

この設定は必ずオンになっている必要があります。

※スマホが省電力モードになっている場合には、自動的にオフに

②接続機器の電源をオンにする

接続機器の電源がオフになっている可能性があります。

この場合、スマホは接続機器を認識することができず、Bluetooth接続することができません。

接続機器の電源がオフになっている場合は、オンにします。

また、念のためスマホの設定の中にある「使用可能なデバイス※」の画面に接続機器名が表示されているかを確認しましょう。

※iPhoneの場合は「デバイス」と表記

③ペアリングをリセットする

接続不具合が起きている可能性があります。

スマホの表示上はペアリングできているにも関わらず、Bluetoothが繋がらなかったり、接続が不安定な場合、内部で接続不具合が起きている場合があります。

その場合、一旦ペアリングをリセットすると改善することがあります。

ペアリングをリセットする【Android】
  1. 設定の中にあるBluetooth設定で「ペアリングされたデバイス」にある「歯車マーク」を選択
  2. 「切断」を選択してペアリングを一旦解除
  3. 再接続
ペアリングをリセットする【iPhone】
  1. 設定の中にあるBluetooth設定で「自分のデバイス」もしくは「その他デバイス」の横の「iマーク」を選択
  2. 「このデバイスの登録を解除」を選択してペアリングを一旦解除
  3. 再接続

④PINコードを確認する

PINコードを間違えている可能性があります。

接続機器によってはPINコードが設定されているものがあり、その場合はペアリング設定の際にPINコードの入力が求められます。

このPINコードが入力できていない場合や間違っている場合はBluetoothが繋がりません。

間違いがないか、接続機器に付属されている説明書や操作マニュアルで確認しましょう。

⑤OSやファームウェアをアップデートする

OSやファームウェアが対応していない可能性があります。

接続機器にスマホのOSやファームウェアが対応していない場合、Bluetooth接続できません。

スマホの設定内にある、「システム更新」や「ソフトウェア・アップデート」から「最新のものにアップデート」することで、接続できるようになる場合があります。

⑥環境を改善・他の場所で使用する

電波干渉が起こっている可能性があります。

周波数帯域が2.4GHzの家電製品や医療機器がスマホや接続機器の近くで稼働している場合、電波干渉が起こることがあります。

特定の場所のみ接続が不安定になる場合は、環境の改善や他の場所でBluetooth接続を行うなどを試してみましょう。

⑦省電力モードをオフにする

スマホが省電力モードになっている可能性があります。

省電力モードがオンになっている場合、それに連動してBluetooth機能がオフになってしまうことがあります。

スマホが省電力モードになっていないかを確認し、もしオンになっていれば「省電力モードをオフ」にしましょう。

また、もしスマホの充電ができておらず、バッテリー残量が低下している場合は先にスマホの充電を行いましょう。

⑧再起動する

その他の不具合が起こっている可能性があります。

スマホも接続機器も精密機械ですので、何かしらの原因で接続不具合が起こることもあります。

そういった場合、スマホや接続機器のを再起動することで接続が正常に戻ることがありますので、Bluetooth接続ができない原因が不明の場合は一旦、再起動してみましょう。

スマホ側でほとんどのトラブルは解決が可能

iPhoneSE(第2世代)でBluetooth設定

Bluetooth接続がうまくいかず、スマホと繋がらない時というのは、接続機器の故障を疑ってしまいがちです。

しかし、実際に壊れていたというのは、そんなに多いことではありません。

また、接続がうまくいかない場合というのは、比較的にスマホ側に原因があることが多く、スマホの設定確認や設定変更で改善することも珍しくありません。

前項までで説明したことを確認し、対処していきましょう。

接続環境を変えてみたり、使用する場所を変えることで改善することもあります。

8つの対処法でもダメだった場合

紹介した対処法を試してみても繋がらない場合やすぐに接続が切れたりなどは、スマホや接続機器自体が故障している可能性もあります。

そういった場合は、店舗やメーカーに確認してみましょう。

また、バージョンやプロファイルの互換性の不一致が原因と思われる場合についても、説明書やマニュアルを確認した上で、店舗やメーカーに確認してみましょう。

便利で楽しいBluetoothライフを

スマホ

ここまで「スマホにうまく繋がらない」「接続がすぐに切れる」といったトラブルによくある原因と対処方法について紹介してきました。

それでは、最後に確認すべきポイントを振り返ってをみます。

繋がらない時に確認すべきこと
  • Bluetooth機能はオンになっているか
  • スマホと接続機器の電源は入っているか
  • スマホ設定内のペアリングが正常にできているか
  • PINコードに間違いがないか
  • OSやファームウェアは古くないか
  • 電波干渉が起きていないか
  • スマホが省電力モードになっていないか
  • バージョンやプロファイルは対応しているか

bluetoohは本当に便利な機能です。

この機能のおかげで生活が変わったという方も多いのではないでしょうか。

スマホをはじめとする、様々な接続機器にこの機能が搭載されたことよって、有線接続が主流だった時代とは比較にならないほど、便利な世の中になりました。

そして、その機能や品質は年々向上し、それに伴ってバージョンやプロファイルも進化し続けています。

とはいえ、どんなに素晴らしいスマホや接続機器であっても精密機械である以上、故障や接続不具合というトラブルとは切っても切り離せない関係にあります。

よくある原因と対処法を一通り押さえておけば、トラブルにいつ直面したとしても焦らずに落ち着いて解決することができます。

Bluetoothがスマホに繋がらない時には是非、今回紹介した内容を試してみてください。

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この記事を書いた人
スマホ(iPhone・Android)やドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルなど通信キャリア情報を扱うメディア「bitWave」の編集部。携帯キャリアの料金プランや割引キャンペーン情報をはじめ、最新スマホの評価レビューから使い方までスマホ・通信にまつわる記事を幅広く制作。
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