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Appleが2020年10月発表したHomePod miniは、Apple製スマートスピーカーということで注目を集めています。
スマートスピーカーは日本でも購入する家庭が増えており、AmazonやLINE等名だたる企業が続々参入しているジャンルです。
今回の記事ではAppleが満を持して投入したHomePod miniでできることや価格・発売日、レビュー評価をまとめています。
これからスマートスピーカーの導入を考えている方、HomePod miniとは何かが気になっている方は確認下さい。
- 高音質な音楽再生
- 複数台設置でステレオ再生
- 別のHomePod miniに音声を伝える
- 再生中の音楽をiPhoneで引き継ぐ
- 着信したiPhoneの電話に出られる
- Siriを使ったスマートホーム
- メッセージの送受信
- 他社製品と比較してセキュリティが強固
トップ画像引用元:HomePod mini – Apple(日本)
- 1 HomePod miniの価格・発売日
- 2 HomePod miniでできる11のこと
- 2.1 iPhone・Macと連携が可能
- 2.2 Macで再生している音楽を聴く
- 2.3 iPhoneにかかってきた電話に出る・電話をかける
- 2.4 メッセージの送受信もSiriで可能
- 2.5 HomePod miniで流していた音楽を引き継げる
- 2.6 2台のHomePod miniでステレオ再生が可能
- 2.7 インターコムで自分の声を家中に届けられる
- 2.8 家電や照明等のスマートホームをコントロール
- 2.9 ラジオ・Podcastへの接続視聴も出来る
- 2.10 Siriの音声検索も勿論可能
- 2.11 iPhoneを無くした時も音を鳴らして発見可能
- 2.12 Hey Siriと呼びかけない限り外部に漏れる心配無し!
- 3 HomePod miniの評判・機能をレビュー
- 4 HomePod miniと他のスマートスピーカーと比較
- 5 HomePod miniは複数台運用やセキュリティの強さが売り
HomePod miniの価格・発売日
画像引用元:HomePod mini – Apple(日本)
Apple公式サイトの情報によると、HomePod miniの価格と発売日は下記の通りとなっています。
HomePod mini | |
---|---|
予約開始 | 2020年11月6日(金) |
発売日 | 2020年11月16日(月) |
価格 | 11,880円 |
価格が11,880円と数千円台の安価なスマートスピーカーと比較すると、若干高めの値段となっています。
一方で4~5万円のスマートスピーカーと比較すると、安価で入手できるApple純正のスマートスピーカーになります。
主な入手先はApple Store
HomePod miniの主な入手先は公式サイトかApple Store、その他の店舗やApple製品取扱いの一部家電量販店になると予測されます。
Apple Storeでの発売日は11月16日から、価格は11,880円となっていますが、それ以外の入手可能な店舗では発売日や価格は多少変動するかもしれません。
購入する際はApple経由か、その他の店舗が良いのか、しっかり比較するのがおすすめです。
HomePod miniでできる11のこと
画像引用元:HomePod mini – Apple(日本)
HomePod miniは、様々な便利機能を搭載するAppleが作っただけあって、ただのスピーカーではなく、次のことが利用可能です。
- iPhone・Macと連携する
- Macで再生している音楽を再生する
- iPhoneにかかった着信に出る
- メッセージの送受信をする
- HomePod miniの音楽をiPhoneに引き継ぐ
- 2台置いてステレオサウンドにする
- 複数のHomePod miniと連携する
- スマートフォームをコントロールする
- ラジオ・Podcastへ接続する
- iPhone紛失時に遠隔で音を鳴らす
- Siriを使って音声検索をする
HomePod miniは深い低音域部分と高周波数のクリアな部分を再生できるので、音質は非常に良いのと事前評価されています。
本体であるスピーカーはノイズキャンセリング機能が搭載されており、更にメッシュで覆われておりデザイン面もスタイリッシュな仕上がりです。
性能面もさることながらインテリアグッズとしても悪くないのは、さすがのAppleと言った所でしょうか。
価格も1万円台とリーズナブルな価格がレビューサイト等で好評です。
iPhone・Macと連携が可能
iPhoneやMac等のApple製品は、同じApple IDで連携したりiTunesでデータ共有をしたりと、デバイス間での親和性が高いのが特徴です。
HomePod miniも例に漏れず、同じHomePod miniと連携したりiPhoneやMacと連携が取れるスマートスピーカーとなっています。
日本のスマホ・タブレット市場はiPhone・iPodが非常に高いシェアを持っているので、恩恵を受けられる人も多いでしょう。
Macで再生している音楽を聴く
HomePod miniの公式サイトによると、同じApple製PCのMacで再生している音楽を聴くことが可能となっています。
詳しい手順はまだ公開されていませんが、前のモデルであるHomePodでは、同じWi-Fiに接続してAirPlay経由で再生可能でした。
恐らくHomePod miniも同様の手順、あるいは似たような手順でMacの音楽を再生できるでしょう。
iPhoneにかかってきた電話に出る・電話をかける
Apple WatchとiPhoneの連携で可能だった「iPhoneの着信を別のApple製品で出る」ことが、Home Pad miniでも可能となっています。
手が離せない状況で通話が出来るので便利ですし、HomePod miniをスピーカーフォンとしても使う事が可能です。
使い方も着信時は「Hey Siri、電話に出て」でOKです。
また、かける時は「Hey Siri、○○に電話をかけて」(連絡帳に登録されてない時は直接電話番号を話す)だけで通話できます。
メッセージの送受信もSiriで可能
画像引用元:Siri – Apple(日本)
メッセージアプリの送受信も可能で、受信したメッセージはそのままテキストで読み上げてくれます。
送信もHey Siriと呼びかけてSiriに送りたいメッセージを伝えるだけでOKなので、手が離せない状況では重宝するでしょう。
わざわざ文字を入力して返事するより、音声入力の方が早く送信できるという意見もあるので、人によってはHomePod miniの方が楽になるかもしれません。
HomePod miniで流していた音楽を引き継げる
「自宅でゆったり音楽を楽しんでいたが、急用で外出せざるをえなくなった…」こんな気分が落ち込む場面でも、HomePod miniにiPhoneを近づけると音楽を引き継ぐ事が可能です。
わざわざiPhoneで同じ楽曲をミュージックアプリから検索したり、再生の必要が無く、ネットからSiriが探してきた音楽も改めて検索する手間もかかりません。
楽しんでいた音楽を外出先でも引き続き楽しめれば、急な外出でもブルーな気分にならず楽しめるのではないでしょうか。
2台のHomePod miniでステレオ再生が可能
HomePod miniを2台用意して連携させれば、音楽をステレオサウンドで再生できるのも魅力の1つです。
HomePod miniに限った話ではありませんが、スマートスピーカー1台では、どう頑張ってもモノラルサウントです。
2台接続というある意味原始的な解決方法ですが、HomePod miniならモノラルに不満を感じていた人も2台用意すればステレオで楽しめるでしょう。
インターコムで自分の声を家中に届けられる
HomePod miniを自宅で複数台設置すると、1つのHomePod miniから全ての部屋のHomePod miniに呼びかけたり、特定のHomePod miniに声を発信する事が可能です。
ダイニングにいる母親が子供に食事を知らせたり、わざわざ部屋を出ずに会話したりと、様々な使い道に対応できます。
ガレージや地下室、あるいは距離が離れている場所に設置するのも有効です。
家電や照明等のスマートホームをコントロール
HomePod miniはスマートホームのTelekitと連携可能なので、対応の家電や照明、施錠をコントロールできます。
設定も「Hey Siri」の後に呼びかけるだけなので、エアコンの温度を調節する為にリモコンを取ったり、玄関のカギを確認する為に部屋を出る必要がありません。
ちなみにTelekitはiPhoneにも連携できるので、外出先でiPhoneを経由して家電や照明をコントロールすることも可能です。
ラジオ・Podcastへの接続視聴も出来る
画像引用元:Mac用Podcastユーザガイド – Apple サポート
HomePod miniに搭載されているSiriは音楽を検索・再生するだけでなく、ラジオやPodcast等にも接続・視聴が可能です。
音楽再生だけでなくバラエティからお堅いニュースなど、様々な番組を楽しめるので、作業用のBGMにも使えます。
「音楽を流すのも飽きたな…」と、感じたらHomePodminiに呼びかけてリアルタイムで流れる番組を楽しむと良いでしょう。
Siriの音声検索も勿論可能
Siriと言えば話した言葉をネット検索してくれる音声検索、これもHomePod miniに例外なく搭載されています。
テレビやネットで気になった単語を「Hey Siri、○○について教えて」と喋るだけでSiriが回答してくれる機能です。
わざわざ手元のスマホやパソコンで調べなくても教えてくれるので、検索する機会が多い人には嬉しい機能でしょう。
iPhoneを無くした時も音を鳴らして発見可能
「外出前になってiPhoneが手元に無い事に気づいた!」というありがちな経験も、HomePod miniなら対処可能です。
「Hey Siri、私のiPhoneを探して」と喋ると、連携しているiPhoneの音が鳴り続けるので、万が一の時も探しやすくなります。
iPhoneを探して自宅をひっくり返す必要も無くなりますし、出発前に慌てるような精神的にキツイ場面も避けられるのでおすすめです。
Hey Siriと呼びかけない限り外部に漏れる心配無し!
HomePod miniは「Hey Siri」と始まる単語のみ聞き取るので、日常会話や独り言を聞かれても外部に伝わる事はありません。
仮にSiriに呼びかけたとしても、自身のApple IDではなく識別不能のランダム識別子として関連付けられるので、ユーザー本人が誰かは分からなくなっています。
また、音声検索やスマートホームへのリクエストも、HomePod miniで行うのでAppleに情報が知られることもありません。
HomePod miniの評判・機能をレビュー
画像引用元:HomePod mini – Apple(日本)
HomePod miniは既に公式サイトで画像や価格と発売日を公表しており、既にSNSやレビューサイト等で評判です。
https://twitter.com/ForWorries/status/1317064670537117701?s=20
今まで多くの企業がスマートスピーカーを出してきたものの、日本でシェア率の高いiPhoneと連動できるスマートスピーカーはありませんでした。
しかし、Appleが純正でスマートスピーカーを出してきたので、導入を検討しているという方も少なくないようです。
そこで筆者も公開されている情報を基に、HomePod miniをレビューしてみたいと思います。
ARでHomePod miniを置いてみた!
HomePod mini公式サイトをiPhone等のAR対応デバイスで開くと、ARで自室にHomePod miniを置いた状態を再現可能です。
そこで筆者の机の上にARでHomePod miniを置いてみた所、予想以上にコンパクトなスマートスピーカーと判明しました。
メッシュ生地で覆われているのでデザインも良く、インテリアとしても活用出来そうです。
プライバシー保護機能は強固
HomePod mini等スマートスピーカーは、喋った内容をネットワークで送信するのでプライバシーの面で問題になる事があります。
他社製スマートスピーカーの中には、サーバーに喋った内容を送信される仕組みになっており、大きな論議を呼んだことがありました。
その点HomePod miniは、基本的にデバイス上で処理され、喋った内容はApple IDではなくランダムな識別子に紐づけられるので喋った内容を誰が発したかは不明です。
プライバシー保護機能に関しては、HomePod miniの方が強固と言えるでしょう。
スマートホームとして活用するには現状厳しい…
HomePod miniはHomekit対応の照明や家電、玄関の施錠操作が出来るので1万円台という価格を考えれば優秀です。
ただ、日本のスマートホームはHomekitに対応している家庭や家電、照明の数が少なく普及速度は他社に後れを取っているのも事実。
その為、スマートホームとしてHomePod miniを使うのはやや厳しいかもしれません。
- 大きさは机上にのる程度
- Siriの検索が出来るのは評価
- プライバシー保護は強固
- スマートホームとして使うのはやや厳しい
HomePod miniと他のスマートスピーカーと比較
画像引用元:HomePod mini – Apple(日本)
これからスマートスピーカーの導入を考えている方は、HomePod miniを導入するべきか他社のスマートスピーカーか比較検討中の方もいるでしょう。
そこで今回はHomePod miniを
- Amazon Echo Show5
- Google Nest Audio
- LINE CLOVA Desk
と価格や性能面で比較レビューしてみたいと思います。
- 価格は大きな違いは無し
- 複数台運用・セキュリティ面で一歩リード
- 家電操作は一歩劣る
HomePod miniの価格は他社と大きな差は無い
HomePod miniと他のスマートスピーカーの価格を比較したのが下記表です。
型番名 | 価格 |
---|---|
HomePod mini | 11,880円 |
Amazon Echo Show5 | 9,980円 |
Google Nest Audio | 11,550円 |
LINE CLOVA Desk | 28,050円 |
LINE CLOVA Deskが頭1つ飛びぬけていますが、それ以外と比較すると価格は他社と比較しても差はありません。
HomePod miniはスマートスピーカー界では発売日が後発なので、値段も上がってしまうと訴求力が落ちてしまうのを避けてしまう為でしょうか。
結果的に価格で他社に大きくリードしたり、逆に見劣りするということはなさそうです。
セキュリティではHomePod miniが優秀
セキュリティの高さやプライバシー保護という点で比較すると、デバイス上で処理してランダム識別子でユーザーと紐づけないHomePod miniが優秀です。
「悪用はもちろん、販売はしない」と明言している物も少なくありませんが、必要であれば情報収集する物もあります。
特にスマートスピーカー経由で情報収集させたくないなら、HomePod miniの方が良いでしょう。
HomePod miniはスクリーンが付いていない?
まだ確定ではありませんが、公式サイトの画像を見るに、Amazon Echo Sho5やLINE CLOVA Deskのようなスクリーンが付いていないように見えます。
天頂部に「+・-」の印字された箇所がありますが、技術仕様を見るとここはタップする個所のようで、これがスクリーンの役割を果たすのかは謎です。
仮にスクリーンが付いていない場合、画面表示が無いと操作がしにくくなるので、その点では他社製品に一歩劣るでしょう。
家電操作のお手軽さでは一歩劣る
スマートスピーカーで家電操作の面を比較すると、HomePod miniは対応するHomeKitの種類の少なさで不利と言わざるをえません。
普及率の高いAlexaが使えるAmazon Echo Show5や赤外線で操作できるLINE CLOVA Deskという強力なライバルが立ち塞がっています。
もちろん、自宅にHomeKitが揃っているならHomePod miniがおすすめですが、普及率の少なさからスマートホームは他社製品と比較すると厳しいでしょう。
複数台運用・セキュリティの高さが他社との差別点
価格や機能面を比較するとHomePod miniのポイントは「複数台運用した時の利便性」や「セキュリティの高さ」という点になりそうです。
複数台運用してステレオ再生や同一世帯で声の届きにくい場所に、HomePod miniを利用して声を届けられるメリットがあります。
また、最近ではスマートホームの普及につれて、自宅のセキュリティや情報を抜かれる危険性も高まっているので、その点では特にリードしていると言えるでしょう。
HomePod miniは複数台運用やセキュリティの強さが売り
画像引用元:HomePod mini – Apple(日本)
Appleから満を持して発売されるHomePod mini、後発だけあってスマート家電の操作はやや遅れを取っています。
しかし、複数台運用のメリットやセキュリティの強さは他社に負けておらず、価格も1万円台とお手軽な点は多くのレビューサイトでも好評です。
公式サイトをAR対応スマホでアクセスすると、ARで設置イメージも見られるので、興味が湧いたら是非アクセスしてみてください。
- 高音質な音楽再生
- 複数台設置でステレオ再生
- 別のHomePod miniに音声を伝える
- 再生中の音楽をiPhoneで引き継ぐ
- 着信したiPhoneの電話に出られる
- Siriを使ったスマートホーム
- メッセージの送受信
- 他社製品と比較してセキュリティが強固