データ無制限を売りにしている『どんなときもWiFi』ですが、一般的なWiFi業者と同様に契約期間、いわゆる縛り期間がある事は意外にも知られていません。
契約期間中に解約するとスマホ等と同じく、契約解除料と呼ばれる違約金を払って解約しなくてはいけません。
今回はどんなときもWiFiの契約解除料や契約更新月、違約金のかからないタイミングやテクニックについて紹介します。
- どんなときもWiFiの契約期間は料金プラン問わず2年で統一
- どんなときもWiFiの契約解除料は19,000円~9,500円
- 契約更新月まで待って解約が契約解除料のかからないオーソドックスな手段
- いつでも解約サポートを利用して乗り換えも違約金がかからない
- 初期不良の場合は初期契約解除で違約金無しで解約可能
どんなときもWiFiには契約期間がある
どんなときもWiFiの契約期間も契約解除料をまずは確認していきましょう。
どんなときもWiFiの契約期間は一律で2年
どんなときもWiFiの料金プランは決済方法により分けられるので2種類存在しますが、支払い方法問わず契約期間は一律で2年に設定されています。
料金プラン名 | 支払い方法 | 契約期間 |
---|---|---|
データ放題プラン | クレジットカード | 2年 |
ベーシックデータ放題プラン | 口座振替 | 2年 |
2年目以降は毎月支払う料金も変動するので、2年後の契約更新月はこのままどんなときもWiFiを継続するか否かの大きなターニングポイントです。
契約解除料は契約してから何ヶ月目で変動
契約期間中に発生する契約解除料は、契約した月から解約を申し込んだ月までの期間で変動します。
最大19,000円の契約解除料がかかります。
契約月 | 契約解除料 |
---|---|
0~12ヶ月目 | 19,000円 |
13~24ヶ月目 | 14,000円 |
25ヶ月目(更新月) | 0円 |
26ヶ月目以降 | 9,500円 |
どんなときもWiFiの契約期間は料金プラン問わず2年、契約解除料は19,000円~9,500円と覚えておきましょう。
また、解約時には期限までに機器一式を返却する必要があり、期限に遅れると18,000円の機器損害金が上乗せされます。
解約のタイミングを見計らったり、期限以内に機器の返却を行えば0円で解約も可能ですが、高額な金額を請求される事もあるので注意が必要です。
契約解除料や違約金をかけずに解約する方法もある
どんなときもWiFiで契約解除料や違約金をかけずに解約する方法は主に3つあり、現在どんなときもWiFiを契約してからどれだけの月日が経過しているかで変わります。
0円で解約する為には契約してから今がどのタイミングなのかを把握しているのが大事なので、契約からどのくらいの月日が経過したのかを確認しておきましょう。
なお前述の通り、解約時には機器の返却が遅れると解約金とは別に料金を請求されるので、解約金を0にする事に集中する余り機器の返却を忘れるような事態は避けましょう。
どんなときもWiFiとネット固定回線を徹底比較|契約するならどっち?契約更新月まで待つ
最もオーソドックスな契約解除料・違約金をかけずに解約する方法は、2年後の契約更新月を待つという方法です。
サービスを利用しながら契約更新月を待つ方法は、スマホでもあるのでユーザーにとっては馴染みが深く分かりやすい方法です。
契約更新月を待つ方法の特徴や注意点は以下のようになります。
契約更新月は契約月の2年後の翌月と覚えておこう
どんなときもWiFiの契約更新月は25ヶ月目と設定されているので、契約月の2年後の翌月が契約更新月になります。
例えば、2019年6月契約なら2021年7月が契約更新月となります。
契約更新月を逃すとまた2年間の契約期間が更新されてしまうので、2年後に解約を予定しているならスマホのカレンダーアプリ等に前もって予定を記入しておきましょう。
お得に利用するなら更新月に解約して再契約
「2年後の解約は予定しておらず、どんなときもWiFiの長期利用を考えている」という方でも契約更新月で一度解約した方が月額料金の面でお得です。
どんなときもWiFiの月額料金は、25ヶ月目以降は割引等が無くなり月額料金が高くなるので一旦解約して再度新規で契約した方が月額料金は安くなります。
解約して再度新規契約する手間はかかりますが、その後の2年間の料金を考えれば手間をかける価値はあるのでおすすめです。
契約更新月は1ヶ月しかないので注意
どんなときもWiFiの契約更新月ですがドコモ、au、ソフトバンクのようなキャリアの更新月と異なり、1ヶ月しか設定されておりません。
この1ヶ月の間に解約をしないと再度2年契約がスタートしてしまうので、先ほど申し上げたようにスマホのカレンダーに予定を前もって入れておく等の対策をしておきましょう。
後述していますが解約の申し込みを行っても、月末まではWiFiルーターは使用できるので解約を失念しない内に申込んでおいた方が確実です。
契約更新月を逃すと9,500円の契約解除料となる
契約更新月を逃してしまうと再度2年契約となり、2年間の間に解約しようとすると9,500円の契約解除料が発生します。
もし解約を忘れてしまった場合、以下2つの選択肢がありますがトータルで見ると支払い総額はあまり変わりません。
- 9,500円の契約解除料を払って解約してどんなときもWiFiを新規契約しなおす
- 更新された2年契約を継続して2回目の契約更新月で解約しなおす
この2つの料金に大きな差は無いので、お得に解約するなら1回目の契約更新月を忘れるのだけは絶対に避けたいものです。
次のページでも引き続き、契約解除料・違約金をかけずに解約する方法について解説します。