
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
この記事では、ワイモバイルが開通しないときの原因と対処法について解説しています。
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルは、安定した通信が特徴です。
高品質な通信が格安SIM並みの格安料金で利用できるため、乗り換える人が増えています。
しかし、ワイモバイルを契約したのにうまく開通できないといったトラブルも多々聞かれます。
ワイモバイルでうまく開通できずに困っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- SIMカードが正しくセットされているか確認
- eSIMの開通手続きは正しい手順で完了させよう
- 他社スマホを利用する場合はSIMロック解除手続きが必要
- ワイモバイル対応の端末を用意
- MNPの切替手続きは受付時間内に
- MNPの切替手続きは時間がかかる場合も
- iPhoneは通信設定を
- AndroidスマホはAPN設定が必要
- 本体の設定をチェック
- スマホの再起動をするのも有効
トップ画像引用元:【公式】ワイモバイル(Y!mobile)
ワイモバイルで開通しないときの原因9つ
画像引用元:スマホそのままSIM替えトク!?|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
ワイモバイルが開通しないのには、さまざまな原因が考えられます。
モバイルで開通しないときによくある原因についてまとめました。
- SIMカードの入れ方が間違っている
- eSIMの開通手続きが間違っている
- 利用するスマホのSIMロック解除手続きを行っていない
- 端末がワイモバイルに対応していない
- MNPの切替手続きを受付時間外に行っている
- MNPの切替手続きに時間がかかっている
- iPhoneの通信設定が完了していない
- AndroidスマホのAPN設定が完了していない
- 本体の設定が間違っている
SIMカードの入れ方が間違っている
SIMカードとは、契約者情報を記録した小型のチップのことです。
SIMカードをスマホに挿入すると、電話やデータ通信が行える仕組みとなっています。
そのため、SIMカードがスマホに正しくセットされていないと、通信ができません。
SIMカードは挿入する向きが端末によって決まっているので、入れる向きが間違っていないかチェックするようにしましょう。
eSIMの開通手続きが間違っている
近年、端末にSIMが組み込まれている「eSIM」対応の端末が増えてきています。
eSIMはSIMカードのようにチップの入れ替えをする必要がなく、簡単に機種変更できるのが利点です。
ただし、eSIMで申し込みをした場合、端末でeSIM設定を行う必要があります。
eSIM設定を正常に完了させないと、うまく接続できません。
eSIMで申し込みを行った際は、手順通りに設定を行いましょう。
eSIMの設定手順は後ほど解説していますので、参考にしてみてください。
利用するスマホのSIMロック解除手続きを行っていない
ワイモバイルでは、他社スマホの利用が可能です。
ただし、他社スマホには、ほかのキャリアで利用できないよう「SIMロック」がかかっています。
ワイモバイルで利用するには、事前にSIMロック解除の手続きが必要です。
端末がワイモバイルに対応していない
他社スマホはワイモバイルで利用できますが、すべての端末が対応しているわけではありません。
利用する予定だった端末がワイモバイルに対応していなければ、正常に動作できない可能性があります。
MNPの切替手続きを受付時間外に行っている
他社からワイモバイルに乗り換える(MNP)場合、回線切替手続きが必要です。
ワイモバイルの回線切替手続きは、オンラインまたは電話で受け付けています。
- オンラインの受付時間:9時~20時30分(年中無休)
- 電話での受付:10時~19時(年中無休)
回線切替手続きは、受付時間が設けられています。
受付時間内に申し込みしないと開通が翌日になってしまうので注意してください。
MNPの切替手続きに時間がかかっている
MNPの回線切替は、受付後数分で完了します。
ただし、混雑状況によってはもっと時間がかかることもあります。
公式サイトでは、オンライン受付の場合は最大15分、電話の場合は最大1~2時間かかる場合があるとしています。
iPhoneの通信設定が完了していない
SIMフリーや他社で購入したiPhoneを利用する場合、ワイモバイル回線に接続できるよう通信設定が必要な場合があります。
通信設定については後述しているので確認してみてください。
AndroidスマホのAPN設定が完了していない
他社のAndroidスマホやSIMフリーのAndroidスマホを利用する場合、APN設定が必要です。
APN設定が完了しないと、通信が行えません。
APN設定については後ほど解説しています。
本体の設定が間違っている
本体の設定が間違っている可能性も考えられます。
本体の設定で「機内モードがオン」になっていると、以下の通信が遮断されてしまいます。
- モバイルデータ通信
- Wi-Fi接続
- Bluetooth
- GPS
また、本体の設定で「モバイルデータ通信をオフ」にしていも通信できません。
本体の設定もしっかりチェックしておきましょう。
ワイモバイルが開通しないときの対処法10つ
画像引用元:スマホプランS/M/R診断|料金|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
上記で紹介したとおり、ワイモバイルが開通しない原因はさまざまです。
トラブルを解決するには、その原因に沿った対処法を試す必要があります。
ワイモバイルが開通しないときの対処法について解説していきます。
- SIMカードを正しい向きでセットする
- eSIMの開通手続きは正しい手順で完了させる
- 利用するスマホのSIMロック解除手続きを行う
- MNPの切替手続きは受付時間内に行う
- MNPの切替手続き完了後はしばらく時間を置く
- iPhoneの通信設定を行う
- AndroidスマホのAPN設定を行う
- 本体の設定が間違っていないか確認する
- スマホの再起動を行う
- 何をやっても解決しないときはチャットで相談する
SIMカードを正しい向きでセットする
スマホにSIMカードが正しい向きでセットされているか確認してみましょう。
また、正しい向きで挿入されていても、接触不良などで正常に認識できていない可能性も考えられます。
一旦SIMカードを抜き取り、改めてセットし直してみましょう。
eSIMの開通手続きは正しい手順で完了させる
ワイモバイルでeSIMでの利用を選択した人は、eSIM設定を正しい手順で完了させてください。
eSIM設定手順は以下のとおりです。
- ワイモバイルから通知されたメールに記載されたURLに別の端末からアクセス
- ワンタイムパスワードの受け取り方法を指定する
- QRコードを表示させる
- ワイモバイルで利用する端末でQRコードを読み取る
Androidスマホの場合
- 「設定」をタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」を選択
- 「代わりにSIMをダウンロードしますか?」をタップ
- QRコードを読み込む
- 「SoftBankの有効化」を選択しプロファイルのダウンロードを行う
iPhoneの場合- カメラを起動してQRコードを読み込む
- プロファイルのダウンロードを行う
- 「モバイル通信プランを追加」をタップ
- モバイル通信プランにワイモバイルが追加されたことを確認
- 再起動を行う
なお、モバイル通信プランの削除を行ってしまうと、ワイモバイルのeSIMが利用できなくなってしまいます。
誤って削除しないよう注意してください。
利用するスマホのSIMロック解除手続きを行う
他社スマホのSIMロック解除手続きは、各キャリアで行えます。
ドコモ
ドコモオンライン手続き:無料
電話・ドコモショップ:3,300円
au
My au:無料
auショップ:3,300円
ドコモやauの場合、オンラインや各ショップで手続きが可能です。
ただし、ショップや電話でSIMロック解除手続きを申し込むと3,300円の手数料がかかっていまいます。
SIMロック解除の手続きは機種のIMEI番号を入力するだけで簡単にできるので、オンラインでの申し込みがおすすめです。
端末がワイモバイルに対応しているか確認する
他社スマホを利用する場合は、利用する端末がワイモバイルに対応しているのか確認しておきましょう。
対応状況は、公式サイトの「動作確認済機種一覧」で確認可能です。
動作確認が取れていない機種だった場合は、動作確認が取れている機種を用意してください。
MNPの切替手続きは受付時間内に行う
MNPの切替手続きは受付時間内に行わないと、翌日の開通になってしまいます。
- オンラインの受付時間:9時~20時30分(年中無休)
- 電話での受付:10時~19時(年中無休)
オンラインと電話では受付時間が異なるので注意してください。
オンラインでの切替方法は以下のとおりです。
- オンライン回線切替受付サイトにアクセス
- WEB受注番号・携帯電話番号・暗証番号を入力
受付後、数分~15分程度で回線切替は完了します。
電話での切替方法はこちらです。
- ワイモバイルカスタマーセンター切替窓口(0800-100-1847)に電話
- ガイダンスに従い、携帯電話番号と暗証番号を入力
受付後、数分~最大2時間ほどで回線切替は完了です。
MNPの切替手続き完了後はしばらく時間を置く
上記で解説したとおり、MNPの回線切替は開通まで時間がかかる場合があります。
とくに、電話の場合は最大2時間ほどかかるとのこと。
回線切替後は焦らずに開通を待ちましょう。
iPhoneの通信設定を行う
iPhoneの場合、通常なら何も操作しなくてもSIMカードをセットするだけでワイモバイルに接続できます。
しかし、ソフトウェアが最新のものでなかったり、キャリア設定のアップデートが行われなかったりすると正常に接続できません。
その場合は、手動で設定を行う必要があります。
まずは、iPhoneのiOSを最新バージョンに更新しましょう。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ
- 画面の案内に従って更新を行う
次に、キャリア設定のアップデートも行います。
- 「設定」をタップ
- 「一般」をタップ
- 「情報」を選択
- キャリア設定アップデートを実施
AndroidスマホのAPN設定を行う
他社のAndroidスマホやSIMフリーのAndroidスマホを利用する場合、APN設定が必要です。
- 「設定」をタップ
- 「無線とネットワーク」をタップ
- 「モバイルネットワーク」を選択
- アクセスポイント名(APN)をタップ
- Y!mobile APNを選択APN設定にY!mobile APNがなかった場合は、新たに作成する必要があります。APNの各項目に、以下の内容を入力してください。
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | Y!mobile APN |
APN | plus.acs.jp |
ユーザー名 | ym |
パスワード | ym |
MCC | 440 |
MNC | 20 |
認証タイプ | CHAP |
MMSC | http://mms-s |
MMSプロキシ | andmms.plusacs.ne.jp |
MMSポート | 8080 |
APNタイプ | default,mms,supl,hipri |
本体の設定が間違っていないか確認する
開通手続きが完了し、APN設定を正しく設定しても開通しない場合、本体の設定が間違っている可能性があります。
本体の設定で「機内モード」がオンになっていないか、モバイルデータ通信がオフになっていないか確認してみましょう。
スマホの再起動を行う
電源を入れ直すだけで正常に動作するケースはかなり多いです。
上記の対処法をすべて試しても開通しなければ、一旦スマホの電源を切って再起動してください。
何をやっても解決しないときはチャットで相談しよう
上記の解決方法を試しても開通しない場合は、チャットで問い合わせしてみましょう。
- 受付時間:9時~18時
チャットなら電話よりも気軽に相談できますし、待ち時間もほとんどありません。
開通しないときは対処法を試してみよう
今回は、ワイモバイルが開通しないときの原因と対処法について解説してきました。
ワイモバイルが開通しない原因には、SIMカードの入れ間違いや設定方法が誤っていることなどが考えられます。
とくに、他社スマホを利用する場合は、回線切替手続きやAPN設定などの作業もあるため初心者は注意が必要です。
ワイモバイルの開通がうまくできなくてお困りの人は、今回紹介した対処法を試してみてください。
- SIMカードが正しくセットされているか確認
- eSIMの開通手続きは正しい手順で完了させよう
- 他社スマホを利用する場合はSIMロック解除手続きが必要
- ワイモバイル対応の端末を用意
- MNPの切替手続きは受付時間内に
- MNPの切替手続きは時間がかかる場合も
- iPhoneは通信設定を
- AndroidスマホはAPN設定が必要
- 本体の設定をチェック
- スマホの再起動をするのも有効