
今月おすすめのポケット型WiFiはこちら!
クラウドWiFiは契約期間の縛りなしで利用できるポケットWi-Fiです。
2021年10月にサービス内容のリニューアルが行われ、料金プランや通信量に変更がありました。リニューアル後のクラウドWiFiがどのようなサービスなのか、メリット・デメリットどちらも含めて紹介していきます。
速度や評判、料金プランまで徹底解説するので、クラウドWiFiについて知らなった人もそうでない人も、ぜひ参考にしてください!
本記事では大容量の2022年おすすめポケット型WiFiを中心に、月額料金や特徴などを比較・紹介します。 現在、容量無制限で使えるポケット型WiFiは少なくなり、100GB〜300GBの大容量ポケット型WiFiが中心となりました。 […]
- クラウドSIMを採用
- 電波状況に応じて、3キャリアの回線から最適なものに自動で接続
- 契約期間の縛りなし・解約違約金もなし
- 20GB・50GB・100GBから最適な容量が選べるシンプルな料金体系
- 短期間に大量通信しても速度制限されない
- 海外でも手続きなしでそのまま使える
トップ画像引用元:クラウドWi-Fi公式HP
クラウドWiFiの特徴
画像引用元:クラウドWiFi公式HP
クラウドWiFiの回線速度や対応キャリア、通信制限の有無は下の表の通りです。
サービス名 | クラウドWiFi |
---|---|
運営企業 | 株式会社ニッチカンパニー |
回線提供キャリア | ソフトバンク(主回線)/ドコモ/au |
最大通信速度 | ダウンリンク: 最大150Mbps アップリンク: 最大50Mbps |
最低利用期間 | 1か月 |
解約金 | なし |
月間通信容量制限 | 20GB、50GB、100GB |
短期間通信容量制限 | なし |
国外ローミング | 利用可世界(134カ国対応) |
公式サイト | クラウドWiFi 公式サイトへ |
特に重要なポイントをピックアップしてチェックしてみましょう。
- 3キャリア対応で安定している
- 定期契約や最低利用期間がない
- 通信速度はやや遅め
ドコモ・au・ソフトバンクの3キャリアすべてに対応
クラウドWiFiはクラウドSIMの技術により、国内大手3キャリアすべての回線に対応しています。主回線はソフトバンク回線です。ドコモ・au回線がそれをフォローする体制になっています。
各キャリアの4Gエリアに対応しているため、国内で利用する場合は、山間部などの人が居住していない地域を除けば、ほとんどのエリアで通信できるでしょう。
詳しいエリアが知りたい方は、各キャリアの4Gエリアをチェックしてくださいね。
定期契約や最低利用期間が1ヶ月なので使いやすい
クラウドWiFiの最低契約期間は1ヶ月です。
解約金はありません。月額料金が日割りではないため、1ヶ月分の料金は必ず支払う必要があるものの、それ以降はやめたい時にいつでもやめられます。
ちょっと試しに使ってみて、使い勝手が悪ければすぐに解約する、ということも可能です。
解約時にかかるのは、レンタル端末を返却するためにかかる送料だけ。
もし今、クラウドWiFiを契約するかどうか迷っている場合は、とりあえず一度使ってみてはいかがでしょうか。
当月解約の締め切りは15日まで
当月中に解約したい場合は、15日までに解約手続きをする必要があります。
そのため、「試しに1ヶ月間だけ使ってみたい」という場合は、契約した月の15日以前に解約手続きをしなければいけません。
ただし、契約後8日間は「初期契約解除期間」であるため、初期費用以外の料金を支払うことなく契約を解除できます。
通信速度はやや遅め
クラウドWiFiの最大通信速度はダウンリンクが150Mbpsでアップリンクが50Mbpsです。
キャリアが提供している4G回線やWiMAX、固定回線などと比較すると遅めといえるでしょう。
ブラウジングやゲームなどの一般的な用途では問題なく利用できます。
しかし屋外で動画配信などをする場合は、アップリンクの遅さがボトルネックになる可能性があります。
日本国外でも利用可能
クラウドWiFiは、日本国外ではMVNOとして回線を提供しています。
国外で電源をONにすれば、すぐに現地ネットワークに接続可能です。事前の利用申請をする必要はありません。
海外での利用料金は、1日につき700円~1,400円程度(国によって異なります)。使わなかった日の分は請求されません。
そのため、海外旅行をするときは、念のためクラウドWiFiを携帯しておくと便利ですよ。
1日の規定容量は1GBです。しかし、この容量に達してしまっても384Kbpsで通信することができます。マップやメール閲覧程度であれば、それなりに利用できるでしょう。
2021年時点で、クラウドWiFiは134ヶ国で利用可能です。海外旅行や出張が多い方には最適なポケットWi-Fiといえるでしょう。
なお、使える国のリストは公式サイトで公開されています。海外へ持って行く予定の方は、事前に確認してくださいね。
クラウドWiFiの料金
クラウドWiFiでかかる料金は以下の通りです。
プラン | 100GB | 50GB | 20GB |
---|---|---|---|
利用端末 | U3 | U2s | U2s |
月額料金 | 3,718円 | 2,980円 | 2,580円 |
初期費用 | 3,300円 | 3,300円 | 3,300円 |
- 利用プラン:100GB/50GB/20GBの3種類
- 月額:2,580円~
- 初期費用:3,300円
- 端末の故障や紛失盗難時の負担額:27,500円(安心補償加入時:無料もしくは16,500円)
- 安心補償:月額440円/275円の2プラン
初期費用は全プラン3,300円
クラウドWiFiを契約するときに1回だけ支払う「初期費用」は、ほかの通信事業者における「契約事務手数料」に相当します。
これは全プラン共通で3,300円です。初月の料金に合算して請求されます。
なお、別のプランへ変更するときには、手数料として2,200円がかかるので注意してください。
安心補償は契約時のみ加入できる
クラウドWiFiでは、レンタルしているルーターの故障時や、紛失・盗難に遭ったときのための補償プログラムとして、2種類の「安心補償プラン」を提供しています。
項目/プラン名 | 安心補償フル | 安心補償ライト |
---|---|---|
月額 | 550円 | 275円 |
補償内容 | すべてのトラブルに対して全額補償 | 破損/故障/水漏れは全額補償(紛失・盗難・バッテリーの劣化は16,500円負担) |
補償回数 | 1年に1回まで |
安心保障プランに加入していない場合、端末損害金は27,500円です。
もっとも、故障することなく無事に端末を返却することができれば、費用はかかりません。
しかし、ポケットWi-Fiは頻繁に持ち歩くものですから、落下や紛失のリスクが常につきまといます。
こういったトラブルが心配な方は、安心補償に加入しておきましょう。
加入できるタイミングは契約時のみです。後から加入することはできないので注意してください。
クラウドWiFiで使える端末は2種類
画像引用元:クラウドWi-Fi|U3
クラウドWiFiで使えるWi-Fiルーターは2種類です。
端末名 | U3 | U2s |
---|---|---|
対応プラン(月額) | 100GB(3,718円) | 50GB(2,980円)/20GB(2,580円) |
重量 | 125g | 149g |
サイズ | 126mm × 66mm × 10mm | 127mm × 66mm × 14mm |
連続使用可能時間 | 約12時間 | 約12時間 |
最大通信速度 | 下り速度 最大150Mbps、上り速度 最大50Mbps | 下り速度 最大150Mbps、上り速度 最大50Mbps |
最大接続台数 | 10台 | 5台 |
充電ポート | USB Type-C | Micro USB |
バッテリー容量 | 3,000mAh | 3,500mAh |
CPU | QUALCOMM QM215 | Spreadtrum SC9850K |
付属品 | 取扱説明書・USBケーブル | 取扱説明書・USBケーブル |
月間100GBのプランには「U3」、50GB・20GBのプランは「U2s」が対応しています。どちらも液晶画面がないシンプルな端末です。
プランごとに対応端末が決まっているため、端末を自分で選ぶことはできません。
利用する端末が自身の用途に合っているかどうか、契約する前によく確認してくださいね。
クラウドWiFiを利用するメリット
次に、クラウドWiFiを利用するメリットに注目してみましょう。
主なメリットを一覧で紹介すると次の通りです。
- 解約金なし・縛りなし
- 大容量でも低価格
- 3キャリア対応でカバーエリアが広い
- 一定期間の使用量による速度制限がない
- 契約から利用開始までが早い
- 海外でも簡単に使える
それぞれのポイントについて詳しく紹介します。
解約金・縛りなし
クラウドWiFiの最低利用期間は1ヶ月です。解約金もかかりません。
そのため、1ヶ月が経過すれば、いつでも解約することができます。
解約時に高額な解約金を請求されないのは安心ですよね。
大容量でも低価格
クラウドWiFiは、大容量の最大100GBを月額4,000円以下で使える、魅力的な価格設定のポケットWi-Fiです。
用途に合わせてデータ通信量を選ぶことができるため、幅広い層のニーズに答えてくれるサービスといえます。
3キャリア対応でカバーエリアが広い
これまでSIMカードの中に保存されていた回線契約情報を、サーバ上に保管しているクラウドSIM。
クラウドWiFiはこのクラウドSIMという技術を採用しています。
デバイスが必要に応じて回線情報をダウンロードして利用するため、ルーターにSIMカードを挿入する必要がありません。
国内でクラウドWiFiを使用した場合、3キャリアのなかからその時々で最適な接続先を自動で探し出し、回線を切り替えてくれます。回線の混雑を回避しやすくなるため、通信スピードの向上が期待できますよ。
3キャリア対応でカバーエリアが広く、回線切り替えの手間もかからない点は、クラウドWiFiの大きなメリットの1つといえるでしょう。
海外でも簡単に使える
クラウドWiFiは、国内だけでなく国外でも、SIMカード不要で利用可能です。自動で現地のキャリア回線に接続してくれます。
オプションを申し込む必要もありません。また、1日あたりの利用料金も、他の海外旅行向けポケットWi-Fiとほぼ同じです。
海外旅行や出張へ行く度にWi-Fiを申し込むのは手間がかかるもの。しかし、クラウドWiFiなら、普段使っているポケットWi-Fiをそのまま持って行くことができます。
一定期間の使用量による速度制限がない
例えばUQ WiMAXの場合、3日間のデータ量が15GBを超えた場合、通信速度が制限されてしまいます。
一方、クラウドWiFiではそんなことはありません。
イベントなどで、短期間のうちに大量のデータ通信をしなければいけないときに申し込むなど、様々な使い方ができそうですね。
契約から利用開始までが早い
クラウドWiFiは、契約が成立してからルーターが発送されるまでの期間が非常に短いです。そのため、すぐに利用できます。
平日14時までに契約が成立すれば、最短即日発送に。それ以降は翌営業日発送になります。
また、東京近郊に住んでいるのであれば、東京の本社に直接受け取りに行くことも可能です。
クラウドWiFiにはデメリットはある?
多くのメリットがあるクラウドWiFiですが、利用時にはいくつか注意しておきたいポイントもあります。
契約してから後悔しないためにも、あらかじめデメリットもチェックしておきましょう。
- 通信速度がやや遅め
- ルーターがレンタルのみ
- ルーターの種類が自分で選べない
通信速度がやや遅め
クラウドWiFiの最大通信速度は150Mbps(ダウンリンク)。ほかのポケットWi-Fiサービスや固定回線に比べると遅いです。
参考までに、ほかのサービスの最大通信速度を見てみましょう。
- WiMAX 2+:440Mbps
- ドコモ 4G:1.7Gbps
- au 4G:1,237Mbps
- ソフトバンク 4G:838Mbps
こうして比較してみると、やはりクラウドWiFiの通信速度は遅いですよね。
とはいえ、ここで示した数字はあくまで最大通信速度です。実際に使用したときの通信速度(実行速度)とは異なります。
たとえばドコモ 4Gの実行速度は、154Mbps~298Mbps、au 4Gは93Mbps~161Mbps程度であると言われています。
通信速度は環境によって常に変化するものです。状況によっては、ほかの回線よりもクラウドWiFiの方が速いということもあるかもしれません。
ルーターがレンタルのみ
クラウドWiFiで使用できるルーターはレンタルのみです。自前のルーターを利用することはできません。
レンタルしたルーターを紛失したり壊してしまったりすると、交換費用を徴収される可能性も。機器の取り扱いには十分に注意してくださいね。
ルーターが自分では選べない
クラウドWiFiには2種類のルーターがありますが、どのルーターになるのかは契約したプランによって自動的に決まります。
「低容量プランでも新しいモデルのルーターが使いたい」という要望には応えてもらえません。
モデルごとに仕様が異なるため、場合によっては使い方にマッチしない可能性も。
クラウドWiFiの評判は?「縛りなし」が好評
「容量無制限」のサービスからリニューアルしてまだ日が浅いクラウドWiFi。
実際のところ、利用者はこのサービスをどう思っているのでしょうか。
SNSなどから、実際のユーザーの口コミを集めてみました。
- シンプルな料金プラン、月額利用料も安い
- 契約期間縛りなしだから気楽に使える
評判1: シンプルな料金プラン、月額利用料も安い
他のポケットWiFiサービスと比べて、クラウドWiFiは必ずしも安いとは言えません。
しかし、どのプランも比較的低価格で、解約金も絶対にかからないという点が好評を博しているようです。
「サービスを気軽に利用しやすい」と感じている人が多いようですね。
リニューアルにより、クラウドWiFiのプラン数は1種類から3種類へと増えました。
端末はレンタルのみで、割賦支払いはありません。細かいオプション選択などもない、明快な料金体系となっています。
評判2:契約期間縛りなしだから気楽に使える
多くのポケットWiFiサービスは、2~3年の「最低契約期間」を設けています。
ところがクラウドWiFiには、契約期間の縛りがありません。
ルーターの割賦金支払いなどもないため、いつでも気軽に解約できます。
通信サービスの契約には付きものである「縛り」がないことに、大きなメリットを感じているユーザーが多いようです。
クラウドWiFiの申込方法と利用開始までの手順
クラウドWiFiの申し込み方法と、利用開始までのステップを解説します。
- 公式サイトから申し込む
- ルーターを受け取る
- 初期設定を行う
- 利用開始
それぞれの手順について具体的に見ていきましょう。
クラウドWiFi公式サイトから申し込む
- クラウドWiFi公式サイト
にアクセス
- 上部メニューにある「端末詳細・料金プラン」をクリック
- プラン・補償の有無とオプション(有料電源アダプターの有無)を選択して次に進む
- アカウントを登録してログイン
- 必要事項を入力して契約手続きを進める
- 支払情報を入力
- 入力内容を確認して手続きを完了する
支払い方法はクレジットカードのみです。
ルーターを受け取る
申し込みが完了し、契約が成立するとルーターが発送されます。
発送されるタイミングは、契約成立が平日の14時までであれば即日、それ以降であれば翌営業日です。
初期設定を行う
ルーターを利用するためには、初期設定が必要です。
マニュアルが同梱されているので、それを参考に設定しましょう。
初期設定が完了すれば、Wi-Fiを使えるようになります。
この段階で、ルーターの故障や不具合が見つかった場合は、速やかにサポートセンターへ連絡してください。
受領日の当日中のみ、端末の交換を受付けています。
申し込みは月初めがお得
クラウドWiFiの利用料金は月額計算です。日割り計算はされません。
そのため、月初めに発送してもらうのが最もお得です。
申し込み時に、「最短発送」と「翌月の1日発送」のどちらかを選べます。急ぎでない場合は後者を選択すると良いでしょう。
ポケットWi-Fiを探している人はクラウドWiFiを検討しよう
外出先で自由にインターネットをするため、ポケットWi-Fiサービスの利用を検討している方には、クラウドWiFiをおすすめします。
クラウドWiFiのメリット・デメリットを振り返ってみましょう。
- 解約金なし・縛りなし
- 大容量でも低価格
- 3キャリア対応でカバーエリアが広い
- 短期間使用量での速度制限なし
- 契約から利用開始までが早い
- 海外でも簡単に使える
- 通信速度が比較的遅い
- ルーターはレンタルのみ。持ち込みは不可
- ルーターの種類が自分で選べない
クラウドWiFiを上手く活用すれば、屋内外問わず快適にインターネットを楽しめます。
また、クラウドWiFiはリニューアルにより、3種類のプランの中から自分に合うものを選択できるように進化しました。
自分の利用スタイルに合った使い方を模索してみてくださいね。
- クラウドSIMを採用
- 電波状況に応じて、3キャリアの回線から最適なものに自動で接続
- 契約期間の縛りなし・解約違約金もなし
- 20GB・50GB・100GBから最適な容量が選べるシンプルな料金体系
- 短期間に大量通信しても速度制限されない
- 海外でも手続きなしでそのまま使える