M1チップ搭載の新型MacBook Air/Proを比較|どちらを買うべきかを考察

  • 2020年11月27日
  • by.ssisdk

MacBookとiPad

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

2020年11月に発売された新型MacBook Air/Proは、Appleが自社開発したM1チップが搭載されており、多くの話題を呼んでいます。

AppleはiPhone・iPad用のSoC(Aシリーズ)は開発していましたが、従来のMacはIntel Coreシリーズを搭載しており、Mac向けのSoCは初めてです。

今回はM1チップの解説と過去シリーズとの比較、M1チップを搭載したMacBook Air/Proは誰が買うべきかを解説します。

新型MacBook Air/Proまとめ
  • M1チップとはAppleが開発したMac用SoC
  • 新型MacBook Air/13インチProに搭載
  • 高い処理・描画能力と省電力が特徴
  • M1搭載で最安値がMacBook Air
  • Airより機能が充実した13インチPro

トップ画像引用元:macOS – 連係 – Apple(日本)

M1チップとはApple独自のSoC

M1チップ

画像引用元:13インチMacBook Pro – Apple(日本)

まず、M1チップについて説明します。

M1チップはAppleが独自開発したSoC(System on a Chip)です。

M1チップとは
  • Appleが開発したMac用SoC
  • 高機能コア4+高効率コア4の8コア構成
  • Neural Engineの機械学習搭載
  • 高い性能と省電力を両立

今までのMacに搭載されていたSoCは多くのパソコンに搭載されているIntel製のCore iシリーズで、その中でも高いスペックを持つSoCを厳選して使うのが主流でした。

「いずれAppleは独自のSoCを完成させて、Macに搭載するだろう」と以前から噂されていましたが、M1チップで遂に独自SoCを搭載しました。

iPhoneやiPadのAシリーズと同じ機能を持っている点やアプリも使えることから、新型MacBook Air/Proは従来のMacと比較してiPhoneやiPadとの連携が強いノートブックと言えるでしょう。

シングルコアのベンチマークは従来のMacBookを圧倒

海外サイトの「Geekbench Browser」が公表したベンチマークスコアによると、M1チップのシングルコアベンチマークは従来のMacBookを圧倒しています。

M1チップ以前のベンチマークが1,250(Intel Core i9-10910)に対し、M1チップ搭載のMacBook Air/Proが1,688~1,690と大幅に上昇しているのは圧巻です。

マルチコアのベンチマークで比較するとさすがに上位陣には一歩劣るものの、それでも2019年発売のMacBook Proよりも性能が高いのは評価できます。

Aシリーズお馴染みのNeural Engineも搭載

M1チップには機械学習のNeural Engineを搭載しており、毎秒11兆回の演算処理が可能と極めて高い演算能力を持っています。

iPhoneのNeural Engineは高いカメラ性能を支える位置づけでしたが、M1チップはFinal Cut Proのようなビデオ編集ソフトやPixelmatorのようなペイントソフトがより高速で操作できるようです。

また、M1チップ搭載のMacBook Air/Proは、カメラとマイクを標準装備しているので、ビデオ通話時の画質向上や音声認識が以前と比較して、より高性能になったのではと予測されています。

iPhone・iPadアプリもMacで使える

M1チップを搭載したMacBook Air/Proは、Apple独自のM1チップを搭載した為、iPhone・iPadアプリを起動できる初のMacとなりました。

全てのiPhone・iPad用アプリが使用できるかは不明ですが、今までのMacと比較すると、よりiPhone・iPadと連携がしやすいと言えます。

Macでも使用できるiPhone・iPadアプリは購入履歴からダウンロード可能な他、Mac App Storeからも入手可能です。

M1の魅力は高い処理能力とグラフィックス性能、更に省電力!

パソコンに搭載されているSoCは処理能力やグラフィックス性能が上がれば上がる程、電力を大消費してしまうのが一般的です。

しかし、M1チップは従来の定説を覆し、最新のWindowsパソコンと比較するとピークパフォーマンスを出せる電力の約25%の消費電力で処理が実行可能となりました。

その為、M1チップを搭載したMacBook Air/Proは最大17~18時間稼働可能で、高い処理能力・グラフィックス性能と省電力を両立したノートブックとなっています。

新型チップ「M1」の特徴
  • AppleがMac専用に設計したSoC
  • シングルコアのベンチマークは過去のMacより上
  • iPhoneで好評のNeural Engineも搭載
  • 省電力ながら高い処理能力・描画性能を持つ

新型MacBook Airとは

MacBook Air

画像引用元:MacBook Air – Apple(日本)

2020年11月に発売された新型MacBook Airは、前述したApple独自SoCのM1チップを搭載しているのが従来のMacシリーズとの大きな違いです。

iPhone・iPadと同じアプリを使用出来るので、使い勝手の良さは今までのMacシリーズと比較すると大きく上がったと言えるでしょう。

Proと同じく処理能力の高さもさることながら、新型MacBook Airの下記4点の特徴が大きな魅力です。

新型MacBook Airの特徴
  • 最大18時間駆動のバッテリー
  • 価格は115,280円~
  • M1チップ搭載の中では最安値モデル
  • 1.29kgと取り回しが良い
  • ファン・ノイズの無い本体

最大18時間のバッテリー駆動時間

新型MacBook Airのバッテリー駆動時間は最大18時間と、全てのノートブックと比較しても非常に長いのが特徴です。

これだけ長いバッテリー駆動時間を確保できたのは、バッテリー性能の改善もさることながら、M1チップの省電力性能が極めて高いのが大きな理由です。

同じM1チップを搭載したProも非常に長いバッテリー駆動時間なので、外出先でバッテリー切れに悩まされる事は少なくなるでしょう。

M1チップ搭載モデルでは最安値

新型MacBook Airの価格は115,280円~と、新型SoCを搭載したノートブックの中では最安値となっています。

同じくM1チップを搭載したProと比較するとProが148,280円~なので、入手のしやすさではMacBook Airの方に軍配が上がるでしょう。

ファン・ノイズ無しの本体

新型MacBook Airの本体はファンが付いていないので、ノートブックにありがちなファンが発するノイズが出ないのも特徴です。

ファンが急速回転するノイズは、気になる人はとことん気になりますし、あまりに大きな音がすると故障ではないかと疑う方も少なくありません。

新型MacBook AirはM1チップにより負荷を抑えつつ、アルミニウム製の放熱版が熱を拡散してくれるので、ファンが無くても放熱できるようになりました。

1.29kgと軽く持ち運びに便利

Appleは軽くて性能の高い製品にAirの名を冠していますが、新型MacBook Airも例に漏れず重量1.29kgと非常に軽いのが特徴です。

重量の軽さは持ち運びしやすさ、取り回しの良さに直結するので、様々な場所に持ち運んで仕事するならおすすめの1台と言えるでしょう。

更にSlide CarアプリでiPadをデュアルディスプレイに使う事も可能、外出先で複数画面の作業環境を整えることもMacBook Airなら可能です。

同じMacBook AirだがM1チップ非搭載モデルもある

新型MacBook Air購入の際に気を付けたいのが、同じMacBook Airの名前ながらM1チップを搭載していないモデル(Retina、2020)があるという点です。

M1チップを搭載している型番は(M1,2020)と付いていますが、M1チップを搭載していないモデルの型番は(Retina,2020)で、Intel Coreを搭載しています。

見た目では本体サイズも同じな点から区別しにくいので、購入前に型番や搭載しているSoCをしっかりチェックしておきましょう。

MacBook Proとは

MacBook ProのRetina Display

画像引用元:13インチMacBook Pro – Apple(日本)

新型MacBook Airと同時期に発売された13インチモデルのMacBook Proは、Airと同じくM1チップを搭載、更に機能が追加されたモデルです。

価格は148,280円~とMacBook Airと比較して高くなったものの、更に長持ちするバッテリーを搭載・オーディオ機能の強化やTouch Barの追加といったプロ仕様となっています。

MacBook Airより更に高性能なノートブックが欲しい人、バッテリーがタフなノートブックが欲しい人にMacBook Proがおすすめになるでしょう。

MacBook Proの特徴
  • 13インチ・16インチの2種類有
  • M1チップは13インチ(M1,2020)のみ
  • 13インチはAirより更にバッテリー大容量
  • 16インチは据え置き向き

M1チップ搭載のMacBook Proは13インチ(M1,2020)のみ

新型MacBook ProはM1チップを搭載した13インチモデル1種類と、従来のIntel Coreシリーズを搭載した13インチモデル2種類、更に16インチモデルの合計4種類あります。

16インチは本体サイズが違うので区別しやすい方ですが、13インチだと本体サイズが同じなので誤ってIntel Coreを搭載した方を購入してしまう可能性もゼロではありません。

M1チップを搭載したMacBook Proは(M1、2020)の型番が付いているので、事前にチェックしておきましょう。

13インチは最大20時間の超長持ちバッテリー

M1チップを搭載した13インチ新型MacBook Proの最大の特徴は、最大20時間駆動できる超長持ちバッテリーです。

MacBook Airの時点で最大18時間駆動と全ノートブックと比較してもずば抜けていましたが、MacBook Proでは更に駆動時間が延びました。

重量は1.4kgとMacBook Airから0.11g増加しましたが、外出先で長時間仕事するなら電池持ちの良いMacBook Proの方がおすすめになるでしょう。

Airとの違いはバッテリー・オーディオ・Touch Barの有無

同時期に発売されたMacBook AirとMacBook Pro、同じM1チップを搭載した新型モデルですが、MacBook Proには以下4つの違いがあります。

MacBook ProとAirの違い
  • バッテリー駆動時間が2時間上昇
  • ハイダイナミックレンジステレオスピーカー搭載
  • Touch Barの追加
  • USB-C電源ポートの追加

MacBook Airと比較した時の最大の違いは、MacBook Proの方がバッテリー駆動時間が2時間増えた(最大20時間駆動)という点でしょう。

意図的に充電をしない、または被災など特殊な状況を除けば、MacBook Proでバッテリー切れの心配がほぼありません。

また、ハイダイナミックレンジスピーカーで音質強化、Touch Barで操作性向上、USB-C電源ポートの追加といった機能面も充実しています。

16インチは最大64GBメモリ・8TBのストレージが特徴

M1チップこそ非搭載ですが16インチモデルのMacBook Proはディスプレイが大きいだけでなく、単純なスペックでは新型MacBook Air/Proを凌駕しています。

連続使用時間こそ11時間と短めですが、最大64GBメモリに8TBストレージ搭載と、非常に処理能力が高く内部ストレージ容量も多めです。

16インチのMacBook Proはサイズが大きいので色々な場所に持ち運んで使うより、腰を据えて使いたい人向けといえるでしょう。

新型MacBook Airを買うべき人は誰?

MacBook Air

画像引用元:MacBook Air – Apple(日本)

M1チップを搭載した新型MacBook Airの特徴と言えば

  • MacBook Proと比較すると価格が安い
  • 18時間の長持ちバッテリー
  • 1.29kgと非常に軽い

というものでした。

それらの特徴を踏まえて新型MacBook Airを買うべき人について解説していきます。

新型MacBook Airを買うべき人
  • 価格の安いノートブックが欲しい人
  • 持ち運びに便利なノートブックが欲しい人
  • iPadをデュアルディスプレイにしたい人

価格の安いノートブックが欲しい人

新型MacBook Airの価格は115,280円~と、MacBook Pro含む新型ノートブックと比較すると安い価格が最大の魅力です。

その為、価格の安いノートブックが欲しい人にとっては、おすすめ候補に挙がってくるでしょう。

M1チップにより同価格帯Windowsパソコンより、同じ処理でも省電力で利用できるので負荷もかかりにくく長持ちしやすいのも特徴です。

持ち運びしやすいノートブックが欲しい人

新型MacBook Airの重量は1.29kg、これもMacBook Pro含むノートブックと比較すると軽い重量なので持ち運びしやすいのが特徴です。

自宅や出先に持ち運んで仕事する機会が多い人には、重量が軽いMacBook Airの方が取り回しに優れるのでおすすめになります。

バッテリー駆動時間もMacBook Proに一歩劣るとはいえ最大18時間も持つので、今までのノートブックとは違い予備のバッテリーやアダブタを一緒に持ち運ぶ事も少なくなるでしょう。

SidecarでiPadをデュアルディスプレイにしたい人

新型MacBook Airに限った話ではありませんが、ノートブックは1つの画面しかないので複数の画面を使って作業するデュアルディスプレイは当然出来ません。

しかし、MacBookはiPadをSidecarアプリでミラーリング出来るので、簡単に自宅・出先問わず使えるデュアルディスプレイ環境を構築する事が出来ます。

12.9インチのiPadを用意すれば画面サイズもほぼ同じなので違和感無し、更に新型MacBook Airなら価格も安いので構築もしやすいとメリットもたくさんです。

ノートブックでデュアルディスプレイ環境を構築したいなら、新型MacBook Airの方がおすすめです。

M1チップ搭載のMacBook Proを買うべき人は誰?

MacBook Pro

画像引用元:13インチMacBook Pro – Apple(日本)

M1チップ搭載の新型MacBook Proは、Airと比較すると

  • バッテリーが最大20時間持つ
  • Airより機能が充実
  • M1チップ非搭載だが高スペックな16インチモデルがある

という特徴を持っています。

Airがライトユーザー向きなら、MacBook Proはノートブックに慣れた人やこだわり派向きと言えるでしょう。

MacBook Proを買うべき人
  • 出先でも長時間使えるノートブックを求める人
  • Airより高性能を求める人
  • デスクトップ級のスペックを求めるなら16インチ

Airより高性能を求めるならMacBook Pro

新型MacBook ProはMacBook Airと比較すると価格が数万円上がっているものの、バッテリー性能の底上げや各種機能が追加実装されています。

特にバッテリー駆動時間が2時間増加しているので、重量が約100g程上がっても構わないならバッテリー性能の高いMacBook Proの方がおすすめになるでしょう。

また、Touch Padの搭載やスピーカーの強化もされているので、予算に余裕がある人ならMacBook Proを選ぶのもおすすめです。

とことん性能を求めるならM1チップ非搭載の16インチもアリ

「とことんスペックの高いノートブックが欲しい」という人は、M1チップ非搭載でありながらずば抜けた性能を持つ16インチMacBook Proを選ぶと良いでしょう。

SoCはIntel Coreシリーズなので、iPhone・iPadアプリが使えず最大稼働時間も11時間と短めですが、それを差し引いても高いスペックを持っています。

価格は273,680円~と新型MacBook Airを2台購入してもまだ余裕があるので、どこまでも性能の高さにこだわる本当のプロにおすすめの1台です。

M1チップのお陰でより外出向きとなったMacBook

シームレス可能なAppleデバイス

画像引用元:macOS – 連係 – Apple(日本)

MacBookシリーズは元々スタイリッシュなデザインと機能性の高さから、学生からビジネスマン、またはデザイナーまで幅広く利用されていました。

2020年の新型MacBook Air/Proは、M1チップのお陰で従来モデルと比較すると省電力性能が強化されたので、使い勝手が良くなり出先でのお供としてより活躍してくれそうです。

iPhone・iPadアプリも使えるので「Macでスマホと同じアプリが使えれば」と思っていた人も、導入を考えてみてはいかがでしょうか。

新型MacBook Air/Proまとめ
  • M1チップとはAppleが開発したMac用SoC
  • 新型MacBook Air/13インチProに搭載
  • 高い処理・描画能力と省電力が特徴
  • M1搭載で最安値がMacBook Air
  • Airより機能が充実した13インチPro
【2021年】iPad比較|価格/スペック/サイズから見たオススメは?

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
ssisdk
ssisdk
東京都出身の某携帯電話事業者のコールセンターで働く合間にWebライターとしても執筆活動中のライター。卒業後延々と携帯電話業界に浸かった結果、ディープな面や表には出ない裏話にも見てしまった男。AndroidとiPhoneの2台持ち推し派。

【週刊bitWave】(メルマガ)始めました!

登録はこちらからメールアドレスを入力してお申込みください。

ご登録いただいたメールアドレスは 【週刊bitWave】の更新情報の配信にのみ使用します。

個人情報の取扱いに関しては、「プライバシーポリシー」をご確認ください。解除はいつでもこちらから行うことが可能です。

あなたにおすすめ