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今回の記事では、Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較してみました。
2021年6月18日に、いよいよXperiaファン待望の新機種「Xperia 10 III」が発売されます。4月前半にはYouTubeでティザー動画も公開され、話題を集めています。
多くの人が気になっているのが、前機種 Xperia 10 IIとの違いではないでしょうか。
そこで、両機種のスペック・機能・特徴などを比べてみました。
Xperia 10 IIIが気になっている人や機種変更を検討している人は、この記事を参考にしてどちらもの機種が自分に合っているのか検討してみてください!
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
- 1 Xperia 10 IIIがおすすめな人
- 2 Xperia 10 IIがおすすめな人
- 3 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|価格編
- 4 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|カメラ編
- 5 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|サイズ編
- 6 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|ディスプレイ編
- 7 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|認証編
- 8 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|カラー編
- 9 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|バッテリー編
- 10 Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|処理性能編
- 11 Xperia 10 IIIの特徴まとめ
- 12 Xperia 10 IIの特徴まとめ
- 13 まとめ:5G対応エリアならXperia 10 IIIがおすすめ
Xperia 10 IIIがおすすめな人
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
Xperia 10シリーズは、Xperiaの中でもコスパを追求したミドルレンジモデルという位置づけです。
2020年6月中旬頃にドコモとauから販売されます。
最新機種のXperia 10 IIIでは新たに5Gへ対応したため、自宅や職場などの生活圏内が5G対応エリアに該当する人におすすめです。
現在どのキャリアも積極的に5Gエリアを拡大しているため、拡充予定エリアに入っている人も将来的に5Gが利用できることを想定して導入するのもよいでしょう。
拡充予定エリアは、契約キャリアの公式サイトで確認できます。
また、バッテリー容量や処理性能も向上しているため、長時間外出先に持ち歩きする人や、動画・ゲームなど大容量コンテンツを快適に楽しみたい人にもぴったりです。
- 生活圏内が5G対応エリア
- 長時間外出先にスマホを持ち歩く機会が多い
- 大容量コンテンツを快適に楽しみたい
Xperia 10 IIがおすすめな人
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
Xperia 10 IIは、2020年6月4日に発売されました。
現在は、ドコモやauなどのキャリア、IIJmioをはじめとした格安SIMの合計7つの通信事業者で販売されています。
Xperia 10 IIIとの大きな違いは5G対応の有無です。
Xperia 10 IIは5Gに非対応なため、自宅や職場などの生活圏内が5Gに対応していない人におすすめです。
どのキャリアも5G向けの専用プランは4GLTE向けのプランと比較するとやや割高なので、毎月の通信料を節約したい人にもぴったりです。
また、一部を除けば最新機種のXperia 10 IIIとスペックも遜色ないため、コスパの良いXperiaがほしい人も選択肢の1つに加えて損はありません。
- 生活圏内が5Gに対応していない
- 毎月の通信料を節約したい
- コスパの良いXperiaがほしい
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|価格編
画像引用元:Xperia 10 II SO-41A
Xperia 10 IIIは、既にドコモとauで予約が開始されています。
それぞれ5万円台となっており、auの場合はかえトクプログラム適用で3万円台で購入可能です。
一方、前機種のXperia 10 IIは、各キャリア・格安SIMにて34,210~46,800円の価格で販売されています。
Xperia 10 IIIは5G対応機種なので、Xperia 10 IIより販売価格が高くなることはほぼ確実でしょう。
もっとも、Xperia 10シリーズのコンセプトがミドルレンジという位置づけなので大幅に高値になることはないかと思われます。
今後正式な販売価格が発表されるでしょうから、続報を待ちましょう。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIの価格を比較
項目 | 内容 |
---|---|
Xperia 10 III | 36,225円〜53,985円 (※販売キャリアによって異なる) |
Xperia 10 II | 34,210~46,800円 (※販売キャリアによって異なる) |
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Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|カメラ編
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIのどちらもの機種もメインカメラにトリプルレンズを採用している点は共通していますが、Xperia 10 IIIでは大きな変更点が2つあります。
1つ目は焦点距離26mmの標準レンズから焦点距離27mmの広角レンズへの変更です。
この変更によってより広範囲を写せるようになり、風景写真や集合写真などを撮影しやすくなっています。
2つ目の変更点が、広角レンズの絞り値がF2.0からF1.8へと変更されたことです。
絞り値が小さくなったことで、難しい設定をしなくても手軽に一眼レフのような背景へのボケ効果を加えられます。
より簡単にSNS映えする写真を簡単に撮影できるようになった点は嬉しいですね。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIのカメラ性能
項目 | 内容 |
---|---|
Xperia 10 III | 超広角レンズ(約800万画素/F値2.2) 広角レンズ(約1,200万画素/F値1.8) 望遠レンズ(約800万画素/F値2.4) インカメラ(約800万画素/F値2.0) |
Xperia 10 II | 超広角レンズ(約800万画素/F値2.2) 標準レンズ(約1,200万画素/F値2.0) 望遠レンズ(約800万画素/F値2.4) インカメラ(約800万画素/F値2.0) |
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|サイズ編
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIの本体サイズと重量は下記となります。
どちらの機種も本体サイズはほぼ同じくらいで、Xperia 10 IIIではベゼル幅がやや狭くなった点を除いて大きな差異はありません。
最も大きく変わった点といえば重量です。Xperia 10 IIIでは重量が18g増量しています。
サイズ感はそのままですが、軽量スマホの分岐点である150gを超えているため、やや手の負担がかかるようになった点は少々残念です。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIのサイズ
項目 | サイズ | 重量 |
---|---|---|
Xperia 10 III | 約68×154×8.3mm | 約169g |
Xperia 10 II | 約69×157×8.2mm | 約151g |
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|ディスプレイ編
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
Xperia 10 IIIのディスプレイとXperia 10 IIのディスプレイは、どちらもも21:9の6インチ有機ELディスプレイを採用している点が共通しています。
Xperia 10 IIから大きく変わった点は2つあります。
1つ目は、HDR対応になったことにより、テレビ並の高精細な映像を楽しめるようになった点です。
2つ目は、画面を2分割して2つのアプリを同時に操作・閲覧できるマルチウィンドウの上にさらにもう1つのアプリを重ねて表示できるポップアップウィンドウに対応した点です。
動画視聴・ゲーム・SNSのチェックなどを同時に行えるので、作業効率がさらに良くなりました。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIのディスプレイ
項目 | 内容 |
---|---|
Xperia 10 III | HDR対応6インチ有機ELディスプレイ トリプルウィンドウ対応 |
Xperia 10 II | 6インチ有機ELディスプレイ、マルチウィンドウ対応 |
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|認証編
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
近年発売されたXperiaは安全上の問題から顔認証を採用していません。
そのため、Xperia 10 III及びXperia 10 IIのどちらもも、引き続き指紋認証が採用されています。
本体側面の電源ボタンに指を触れることで指紋が認識され、ロック解除や決済などの手順を簡略化できます。
指紋は最大5つまで登録可能です。
この点は、Xperia 10 IIIになっても大きくは変更されていません。
最近では新型コロナウイルスの影響で、マスクを付けたままでもスムーズにロック解除や決済ができる指紋認証の方が需要が高いため、その方が重宝する人も多いのではないでしょうか。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIの認証システムを比較
項目 | 内容 |
---|---|
Xperia 10 III | 指紋認証 |
Xperia 10 II |
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|カラー編
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
Xperia 10 IIIのカラーバリエーションは、ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク・イエロー(※ドコモ限定)の5色が用意されています。
一方、Xperia 10 IIのカラーバリエーションは、ブラック・ホワイト・ミント・ブルーの4色です。
前機種では寒色系のカラーが中心でしたが、Xperia 10 IIIからは新たにビタミンカラーが加わって選択肢が増えています。
特に、ドコモ限定カラーのイエローは、これまでのXperiaの中でも採用例が少ないカラーということもあって人気になりそうです。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIのカラー
項目 | 内容 |
---|---|
Xperia 10 III | ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク・イエロー(※ドコモ限定) |
Xperia 10 II | ブラック・ホワイト・ミント・ブルー |
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|バッテリー編
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
バッテリー性能は、今回大幅に変更された点の1つです。
Xperia 10 IIでは3,600mAhのバッテリー容量でしたが、Xperia 10 IIIからは新たに4,500mAhもの大容量バッテリーを搭載しています。
実は、ミドルレンジ帯であるにも関わらずXperia史上最大となるバッテリー容量なのです。
さらに、バッテリー負荷を軽減するいたわり充電機能と独自の充電最適化技術の両立によって、3年間もの長期に渡って劣化しにくいのも嬉しいですね。
外出先でのバッテリー切れの心配がなさそうなのもポイントが高いです。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIのバッテリー機能
項目 | 内容 | 機能 |
---|---|---|
Xperia 10 III | 4,500mAh | いたわり充電機能&充電最適化技術によって3年間劣化を軽減 |
Xperia 10 II | 3,600mAh | いたわり充電機能&STAMINAモードによって2年間劣化を軽減 |
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIを比較|処理性能編
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
処理性能は、今回大幅に変更された点の1つです。
Xperia 10 IIIのCPUには、Xperiaのミドルレンジモデル初となる5G対応のQualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platformが採用されています。
5Gの最大通信速度は下り最大2.5Gbps、上り最大660Mbpsで、LTEの最大通信速度は下り最大1.2Gbps、上り最大210Mbpsをサポートしています。
Xperia 10 IIのCPUは、2019年に発売されたQualcomm Snapdragon 665が搭載されています。
LTEの最大通信速度は下り最大600Mbps、上り最大150Mbpsをサポートしています。
一世代前のCPUということもあり、やはり全体的な性能はQualcomm Snapdragon690 5G Mobile Platformに劣ります。
また、ストレージ面ではRAMが4GBから6GBへ、ROMが64GBから128GBへと向上。
フラッグシップモデルのXperia 1 IIIほどではありませんが、Xperia 10 IIIでは処理性能が要求される4K動画やゲームもサクサクと描写してくれます。
Xperia 10 IIIとXperia 10 IIの処理性能
項目 | RAM/ROM | 内容 |
---|---|---|
Xperia 10 III | 6GB/128GB | Qualcomm Snapdragon 690 5G Mobile Platform |
Xperia 10 II | 4GB/64GB | Qualcomm Snapdragon 665 |
Xperia 10 IIIの特徴まとめ
画像引用元:Xperia 10 III SO-52B | スマートフォン(5G) | 製品 | NTTドコモ
これまでに紹介したXperia 10 IIIの特徴を簡単にまとめると、以下の通りです。
全体的に、求めやすい価格でエンタメをより深く楽しむための改善が図られている印象です。
- 5G対応
- 現時点では価格不明
- トリプルレンズ(超広角レンズ&広角レンズ&望遠レンズ)
- サイズ:約68mm×約154mm×約8.3mm 重量:約169g
- HDR対応6インチ有機ELディスプレイ
- 指紋認証
- カラー:ブラック・ホワイト・ブルー・ピンク・イエロー(※ドコモ限定)
- バッテリー容量:4500mAh
- CPU:Qualcomm Snapdragon690 5G Mobile Platform
- ストレージ:6GB/128GB
このほかにも、防水防塵、おサイフケータイ対応など国産スマホらしい特徴を持ち合わせています。
また、ストリーミングサービスやMP3などの音源をハイレゾ相当に自動変換してくれるDSEE Ultimate機能を搭載しています。
Xperia 10 IIの特徴まとめ
画像引用元:Xperia 10 II SO-41A | スマートフォン(4G) | 製品 | NTTドコモ
これまでに紹介したXperia 10 IIのスペックや特徴を簡単にまとめると、以下の通りです。
Xperia 10 IIのレビューでは実際の使い心地なども紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてみてください!
- 5G非対応
- 34,210~46,800円(※販売キャリアによっても異なる)
- トリプルレンズ(超広角レンズ&標準レンズ&望遠レンズ)
- サイズ:約69mm×約157mm×約8.2mm 重量:約151g
- 6インチ有機ELディスプレイ
- 指紋認証
- カラー:ブラック・ホワイト・ミント・ブルー
- バッテリー容量:3600mAh
- CPU:Qualcomm Snapdragon 665
- ストレージ:4GB/64GB
このほかにも、防水防塵、おサイフケータイ対応など国産スマホらしい特徴を持ち合わせているのはもちろん、軽量で持ち運びしやすいことはXperia 10 IIが持つ強味です。
5Gには対応していませんが、手頃な価格で優秀なスペックを備えているため、Xperia入門機としても最適です。
販売キャリア&格安SIMによっては割引も併用できるため、定価よりも安く購入できる場合もあります。
まとめ:5G対応エリアならXperia 10 IIIがおすすめ
トップ画像引用元:Xperia 10 III | Xperia公式サイト
今回は、約1年ぶりの発売となるXperia10シリーズの新機種Xperia 10 IIIについて解説しました。
- ドコモ&auで6月18日に発売
- 価格は5万円台
- 5G対応
- 処理性能&バッテリー性能が大幅に向上
ミドルレンジシリーズとして初の5G対応、処理性能とバッテリー性能が大幅に向上しているなど、前機種からの良い点を受け継ぎながらも改良が加えられているので大変魅力的です。
2021年度ミドルレンジ5G対応機種の決定版となることは確実でしょう。
生活圏内が5G対応エリアなら、Xperia 10 IIIは断然おすすめです。
5G非対応エリアなら、一部スペック以外はXperia 10 IIIと同等のコスパの良さが魅力のXperia 10 IIがおすすめです。
既にドコモとauではオンライン・店舗予約を受け付けているため、気になる人はお早めに予約することをおすすめします。