携帯代10,000円て高くない!?格安SIMで今の月額を半分以下に抑えませんか?
近年、月々の携帯料金を抑えたいという人たちの要望に応えるように、低価格のモバイルデータ通信を提供する「格安SIM」が増えています。
その中でも、今回注目したいのは「カウントフリーアプリ」を設定している格安SIMです。
カウントフリーとは、特定のアプリを使った分に関しては、通信量がカウントされない仕組みのこと。つまり、カウントフリーアプリを上手に使えば、通信料を大幅に節約できるようになるのです。
そんなカウントフリーアプリの種類や注意したいポイント、カウントフリーになる格安SIMの会社などをまとめました。
また、カウントフリーを提供している8つの格安SIMの中から、対象アプリの種類別におすすめの会社も紹介します。
1 格安SIMで使い放題に!カウントフリーアプリ
格安SIMで使い放題のカウントフリーアプリにはどのようなものがあるのでしょうか?
1-1 格安SIMでサービス使い放題!カウントフリーアプリまとめ
ではさっそく、どの格安SIMがどのアプリをカウントフリーにしているのか、そして料金はどの程度になるのか、一覧表で確認してみましょう。
SNSカウントフリー
会社名 | LINEモバイル | DMMモバイル | DTI SIM | LinksMate |
---|---|---|---|---|
対象アプリ | Line、Twitter、Facebook、Instagram | Line、Twitter、Facebook、Instagram | Twitter、Facebook、InstagramL | |
基本月額料金(データ通信のみ) | 500円(LINEのみフリー・1GB)、1,110円(4種フリー・3GB) | 850円(3GB)~ | 2,430円(7GB) | 500円(1GB)~ |
基本月額料金(音声通話可) | 1,200円(LINEのみフリー・1GB)、1,690円(4種フリー・3GB) | 1500円(3GB)~ | なし | 1,100円(1GB)~ |
オプション料金 | なし | 250円/月 | なし | 500円/月 |
最安月額料金 | LINEのみフリー:500円 4種フリー:1,100円 | 1,100円 | 2,430円 | 1,000円 |
動画カウントフリー
会社名 | BIGLOBEモバイル | J:COM MOBILE | DTI SIM |
---|---|---|---|
対象アプリ | YouTube、AbemaTV、U-NEXT | J:COMオンデマンド | YouTube |
基本月額料金(データ通信のみ) | 900円~ | 980円~ | 2,430円 |
基本月額料金(音声通話可) | 1,400円~ | 1,980円~ | なし |
オプション料金 | データSIM:980円/月、音声通話SIM:480円/月 | なし | なし |
最安月額料金 | 1,880円 | 980円 | 2,430円 |
音楽や通話などをカウントフリーにしている格安SIMもありますが、今回は特に通信量がかさみやすいSNS(LINE、Instagramなど)や動画視聴(Youtubeなど)に着目してみました。
1-2 カウントフリーとは
そもそも「カウントフリー」とは、指定されたサービスを利用する上で発生した通信量が、月々のデータ使用量としてカウントされないシステムのことです。
スマホが携帯電話機の主流となった今、1人あたりが利用する毎月のデータ通信量は、10年前とは比較にならないくらい増えています。
それに伴い、通信会社が提供する料金プランも次々と変化してきました。
会社にもよりますが、現在最もポピュラーなプラン形態は、「データ通信量が一定量以上になったら通信制限(速度低下)をかける」というものでしょう。
ついうっかりデータ通信を使い過ぎてしまい、通信制限に引っかかってしまった経験のある人も少なくないはずです。
しかし「カウントフリー」アプリを利用すれば、そんな通信制限を気にすることなく、思う存分にネットサービスを楽しむことができます。
カウントフリーアプリの利用中は、そのサービスをどれだけ使っても月々の通信量としてカウントされません。つまり、使い放題の状態になるのです。
カウントフリーアプリでスマホ代が節約できる
アプリには様々なものがありますが、よく使うアプリは人によって大体決まっているはず。
特に、「基本的に、スマホではSNSしかしない」という人にとって、カウントフリーはかなり魅力的なサービスとなるでしょう。
また、月々の通信量の大半をカウントフリーでまかなえるのであれば、1ヶ月あたりの通信量の上限を下げる(=安いプランに変更する)ことも検討してみてはいかがでしょうか。
毎月のスマホ代を大きく節約することができますよ。
- 通信量の消費が抑えられる
- 通信制限を回避しやすくなる
- 通信量の上限が低いプランに変更できる(=スマホの通信費が節約できる)
1-3 人気アプリのデータ消費量
画像引用元:料金プラン|スマートフォン・料金|LINEモバイル
カウントフリーの格安SIMを検討するのであれば、まずは自分がよく使っているアプリについて知らなければ、きちんと使いこなすことはできません。
下の表は、1GBのデータ量でできることを、アプリごとにまとめたものです。
1GBあたり | |
---|---|
LINE(テキストトーク) | 50万回 |
LINE(無料通話) | 55時間30分 |
Imstagram(写真投稿閲覧) | 約1時間10分 |
Imstagram(ライブ配信閲覧) | 約3時間 |
Facebook閲覧 | 1万5,000フィード |
Youtube | 144p(超低画質):約714分、720p(高画質) :約74分 |
音楽(ストリーミング再生) | 約16時間 |
意外にも、音楽配信アプリのデータ通信量はそれほど多くありません。また、音楽をダウンロードしてオフラインで繰り返し試聴できるサービスを利用すれば、さらに効率よく楽しめるでしょう。
このように、アプリによって発生する通信量にはかなりの差があります。長時間使っているからといって、必ずしも通信量が多くなるわけではないので、注意してくださいね。
特に通信量がかかるアプリ3つ
- LINE
- Youtube(その他動画サイト)
通信量の節約を考えたとき、カギとなるのはこの3サービスです。
長時間利用する上に、写真・動画のやり取りも多いLINE・Instasgram、そして動画サイトYoutube。
特にInstagramは、綺麗な写真をメインにしたSNSということで、どの画像も画質が高く、意外にも動画閲覧以上にデータ通信量がかかるという調査結果も出ています。
「通信量が気になるから、動画は見ないでInstagramで我慢しよう」というのは、あまり意味のない節約方法かもしれません。
1-4 アプリごとのデータ通信量の確認方法
- 自分がどのアプリをどれくらい使っているのか
- よく使うアプリが、毎月どれくらいのデータ通信量を消費しているのか
というのは、なかなか把握しづらいものです。
たとえアプリの利用時間が長くても、やり取りするデータの内容が動画かテキストかによっても、通信量は変わってきます。
まずは、自分がどのアプリをどれだけ使っているか、数値で確認してみましょう。
iPhoneでの確認方法
- 「設定(ホーム画面)」から「モバイル通信」を選択
- ページ下部にアプリ毎のモバイルデータ通信量が記載されています。
ただし、この数字は毎月の通信量ではなく、カウントをリセットしてからの累計となります(リセット日時は一番下に書かれています)。
あくまでも割合の目安として確認してください。一旦リセットして、数日間の利用量を確認してみるのもおすすめです。
Androidでの確認方法
- 「設定(通知バー)」から「データ使用量」を選択
- 「モバイルデータ使用量」をタップ
- 折れ線グラフと各アプリのデータ使用量が、多い順に表示されます。
表示する期間の設定が可能です。1ヶ月単位での確認もできます。
月額2,000円台でスマホ運用できるおすすめ格安SIM比較【2019】次のページでは、人気アプリと格安SIMのカウントフリー設定について、おすすめの組み合わせを紹介します。上の手順で特定のアプリをかなり使っていた人は必見ですよ!