dカードの解約方法|貯まったポイントのゆくえと手続きの注意点

  • 2020年12月7日
  • by.annacom14

dカードゴールド

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

今回は、dカード・dカード GOLDの解約方法や注意点について解説します。

dカードで買い物をすると通常よりもdポイントの還元率が高くなるため、ドコモユーザーにとって非常にお得なクレジットカードです。

しかし、スマホのキャリアをドコモから他社に変更するなどして、

  • dカードが不要になった
  • 別のクレジットカードが利用したい

など、様々な都合でdカード・dカード GOLDの解約を検討している方もいるのではないでしょうか。

dカード・dカード GOLDの解約方法が知りたい方や、貯めていたdポイントがどうなるかが気になっている方もいることでしょう。

dカード解約のポイント
  • 解約手続きは電話で行える
  • dカード GOLDの解約は年会費のタイミングが重要
  • 貯まっていたdポイントはdポイントクラブに移行される
  • 未払金は契約している金融機関から引き落とし
  • dカードを支払い設定にしていたものは解約前に変更が必要
  • 解約すると利用できないサービス・特典がある

トップ画像引用元:dカード | ドコモのクレジットカード

dカードを解約する方法について解説

スマホを操作する女性
dカード・dカード GOLDの解約方法について紹介・解説していきます。

dカードの解約方法は非常に簡単ですが、解約するにあたって重要になるポイントがいくつか存在します。

まずは、解約方法のポイントをしっかり押さえておきましょう。

dカードの解約についてのポイント
  • 電話1本ですぐに解約手続きができる
  • dカードを解約するならタイミングは重要
  • dカード・dカード GOLDは違約金が発生しない

電話1本ですぐに解約手続きができる

dカード・dカード GOLDの解約手続きは、電話のみの受付です。

専用ダイヤルに電話をかければ、即日解約手続きは完了します。

解約時は、以下の情報が必要になります。

解約時に必要な情報
  • 契約者を証明できる本人確認情報(生年月日など)
  • 16桁のクレジットカード番号

解約手続きの電話をするときは、クレジットカードを手元に用意した上で電話をかけるようにしてください。

解約手続きは、契約者本人からの連絡が必要です。

代理人では解約手続きは行えませんので、注意してください。

もし、本人以外が解約の手続きを行う場合は、書類での解約手続きとなります。

解約書類は後日指定の住所に届くので、必要事項を記入し返送してください。

ただし、電話での解約と違って、書類での解約手続きは即日で解約はできません。

解約までに3週間ほどかかってしまうので注意してくださいね。

dカード・dカード GOLD専用ダイヤル

dカード専用ダイヤル
  • ドコモの携帯から:*8010
  • 一般電話などから:0120-300-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)
dカード GOLD専用ダイヤル
  • ドコモの携帯電話から:*9010
  • 一般電話などから:0120-700-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

dカードの解約タイミング・違約金の有無について

次に、dカードを解約するタイミングについて解説します。

dカード GOLDの解約をするなら、年会費引き落とし月の前々月または前月の15日までが最適なタイミングです。

dカード GOLDの年会費(11,000円)は、1年ごとに自動で引き落としとなります。

解約するなら年会費を払ってから1年経過する間近に手続きすれば、余計な年会費の支払いが抑えられますよ。

dカード GOLDの年会費の引き落とし日は、dカード GOLDにいつ加入したかによって支払い月が異なるので注意です。

dカードの解約タイミング
  • dカードは年会費無料なので、基本いつでも大丈夫
  • dカード GOLDの解約は年会費の引き落とし月の前々月または前月の15日までがベスト
  • 年会費の引き落とし日は加入月によって異なる

dカードの締め日は毎月15日。支払日は毎月10日です。

したがって、1日~15日の間に加入した場合は、翌月10日が年会費の引き落とし日となります。

16日~末日までの間に加入した人は、翌々月の10日が年会費の引き落とし日です。

例えば、加入したのが11月1日~15日の間なら、年会費は12月10日に引き落とし。

11月16日~30日の間なら、年会費は1月10日に引き落とされます。

加入した時期によってで年会費の支払いタイミングが異なるので、年会費がいつ引き落としになるのかあらかじめ確認しておきましょう。

年会費は一度払ってしまったら、例えカードを使用していなくても返金されません。

利用規約にもしっかり明記されているので、解約するときはタイミングを誤らないように注意してくださいね。


dカードの年会費はいくらかかる?

dカード GOLDは年会費がありますが、dカードは年会費無料です。

したがって、解約するときも年会費のタイミングを気にする必要はありません。

dカードはdポイントが貯まるので、d払いを利用する方にはとても相性がいいカードです。

年会費無料で加入できるので、持っていてもデメリットはありません。

むしろ、使い方によってはポイントが貯まりやすくなるため、積極的に使ってほしいカードと言えます。

dカード GOLDは年会費10,000円

一方でdカード GOLDは、初年度から年会費が11,000円かかります。

dカードよりも特典が多いのが特徴です。

ドコモのスマホを使用している場合は、1,000円(税抜)につき10%がdポイントで還元されます。

また、年間利用額に応じた特典もあるので、カードをよく利用する人なら年会費も簡単に相殺できます。

なので、月額使用料が多い人ほどdカード GOLDがお得ですよ。

dカード・dカード GOLDは違約金が発生しない

dカード・dカード GOLDは、どちらも違約金が発生しません。なので、安心して行うことができます。

上記で解説しましたが、年会費が引き落とされないように解約のタイミングを見誤らないことが重要です。

ちなみに、年会費が高いからdカード GOLDをdカードへ切り替えたいという場合は、解約手続きは必要ありません。

dカード GOLDからdカードへ、dカードからdカード GOLDへ切り替える手順は以下の通りです。

dカード GOLDをdカードへ切り替える場合

「切り替え申込書」の書面のみで申請可能です。

dカードへの切り替え申込書に必要事項を記入して送付してください。

その後、改めてdカードの審査が行われ、通過すればdカードが送られてきます。

dカードからdカード GOLDへ切り替える場合

ドコモショップ・dカードの公式サイトから手続きが可能です。

dカード GOLDへのアップグレードとなるため、解約扱いにはなりません。

dカード GOLDをdカードへ切り替えた場合
  • 手数料と口座変更は不要
  • クレジットカード番号は変更になる
  • 改めて審査が必要

dカードのあとからリボ・こえたらリボを解約する方法

dカードゴールド

dカードの支払い方法は、あとからリボ・こえたらリボなどのリボ払いが選択できます。

使いすぎた時も支払い額を一定にできる便利なサービスですが、実質年率15%の高い年率がかかってしまいます。

気を付けて使用しないと延々と手数料を支払うことになるため、注意が必要なサービスでもあります。

あとからリボ・こえたらリボを利用していたけど、やっぱりリボ払いを解約したいという場合もあると思います。

あとからリボ・こえたらリボはいつでも解約が可能です。

あとからリボの解約手続き

あとからリボは、1回払い・2回払い・ボーナス一括払いで購入した商品を、あとから自分でリボ払いに変更するサービスです。

自分でその都度設定が必要なリボ払いなので、解約手続きは必要ありません。


こえたらリボの解約手続き

こえたらリボは、あらかじめ毎月の支払額を設定しておき、その設定額より超えた分だけがリボ払いになるサービスです。

設定額を3万円で、利用額が4万円だった場合、3万円を超えた1万円ぶんだけがリボ払いになります。

こえたらリボは、dカード・dカード GOLDの専用ダイヤルに電話すればすぐに解約できます。

dカード・dカード GOLD専用ダイヤル

dカード専用ダイヤル
  • ドコモの携帯から:*8010
  • 一般電話などから:0120-300-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)
dカード GOLD専用ダイヤル
  • ドコモの携帯電話から:*9010
  • 一般電話などから:0120-700-360
  • 受付時間:午前10時~午後8時(年中無休)

当たり前ですが、すでにリボ払いになっている支払い分は継続してリボ払いとなり、踏み倒しはできません

解約しても支払いは続きますので注意してください。

dカードを解約後の溜まったdポイントについて

dポイントクラブ

画像引用元:dポイントクラブ[dPOINT CLUB/dポイントカード]| NTTドコモ

次に、dカードで貯めたdポイントはどうなるのか、解説していきます。

結論からお伝えしますが、dポイントクラブに入会している方は、dカードを解約しても全く問題ありません。

dカードで貯めたポイントはdポイントクラブに移行され、解約や退会をしない限り有効期限までちゃんと利用できます。

dポイントクラブに未入会の場合は、入会すればdカードで貯めたdポイントは維持できます。

dポイントクラブは、ドコモ利用者以外でも無料で入会可能です。

dポイントクラブに入会したら、dポイントカードまたはdポイントアプリの利用登録もしておきましょう。

dポイントカードとdポイントアプリは、無料で発行できます。

dポイントが使える加盟店は非常に多いので、どこのお店でも使えて便利ですよ。

dカードを解約する前にdポイントクラブに入会しておきましょう。

dポイントクラブについて
  • ドコモユーザー以外も入会できる
  • 入会金・年会費なし
  • アプリ版ならインストールすればすぐに使える

dカード・dカード GOLDを解約してもdアカウントは残る

dカード・dカード GOLDを解約しても、dアカウントは解約されません。

ドコモのスマホやケータイを解約するときも同様です。

ただし、ドコモを解約するとドコモのメールアドレスは無効となります。

したがって、dアカウントIDにドコモのメールアドレスを設定している場合は、ドコモを解約する前に変更しておかなくてはなりません。

dアカウントのID変更手順

  1. スマホやパソコンでdアカウントのトップページを開く
  2. 「アカウント管理」をタップしてログイン
  3. メニューの「IDの変更」を選択
  4. 新しく利用したいメールアドレスを入力

確認すれば設定完了です。

電子マネーIDは解約されてしまう

電子マネーIDは、dカードの解約と同時に解約されていまいます。

しかし、IDのカード情報は勝手に削除されることはありません。

解約した後もIDにカード情報が残っていると、IDが利用できてしまう場合があるそうです。

そのため、電子マネーにdカードを登録していた場合は、カード情報を削除しておいた方がよいでしょう。

カード情報の削除方法は以下の通りです。

カード情報の削除手順

  1. iDアプリを起動してdカードを選択
  2. メニューから「各種お問い合わせ」を選択
  3. 「dカードの削除」を選択

内容を確認し、「削除する」を選択すれば完了です。

IDの利用をやめるならアプリもアンインストールを

スマホの画面からアプリのアイコンを削除しても、アプリ自体は削除できていません。

不要なアプリはアンインストールしておきましょう。

アプリをアンインストールすることでスマホの容量が空きますし安全です。

dカード解約時に注意するポイント

続いて、dカード・dカード GOLDを解約するときに、最も注意してほしい項目を紹介・解説します。

dカード解約時の注意ポイント
  • dカードで引き落としをしているサービスの有無
  • 未払金の有無
  • 別に所持しているクレジットカードを持っているか

これらの項目をクリアしていないと、解約後に面倒なことになってしまいます。

1つでも当てはまる項目がある方は注意してください。

支払い方法にdカードを使用していたサービスは変更手続きが必要

公共料金やローンなどの引き落としをdカードで行なっていた場合、変更手続きをしないと未払いになってしまう恐れがあります。

dカードを解約しても、ドコモやカード会社から支払先に通知・連絡が行くことはありません。

支払いが遅れてしまうことで、延滞金の発生する可能性もあります。

そのようなことを避けるために、解約前に引き落とし先の変更手続きを行なっておきましょう。

また、格安SIMやインターネットの契約には、クレジットカードが必須となっている場合もあります。

その場合、他のクレジットカードが必要になってしまうので注意してくださいね。


dカードの未払金は口座から引き落とされる

dカードで未払金がある場合は、dカードの支払いに登録していた金融機関から直接引き落とされます。

リボやキャッシングなどの残額も直接引き落としになるので気を付けてください。

dカード以外のクレジットカードを持っていない人は要注意

dカードしかクレジットカードを持っていない場合は、他のクレジットカードを作ってからの解約をおすすめします。

上記でも解説しましたが、クレジットカードがないと、支払いが継続できない恐れがあります。

一般的に、クレジットカードの発行には審査が必要です。

万が一、dカードを解約したことで支払いなどが遅延した場合は、審査に悪影響となり、新たにクレジットカードが作成できないかもしれません。

dカードを解約する前に、まずは他のクレジットカードを発行。

支払い方法などを新しいクレジットカードに変更してから解約手続きを行いましょう。

dカードを解約するデメリット

dカードゴールドとdカード
最後に、dカードを解約するとどんなデメリットがあるかを解説していきます。

dカードを解約した場合、以下のデメリットがあります。

dカードを解約するデメリット
  • 特典が利用できない
  • 家族カードも解約
  • ETCカードも使えなくなる

dカード・dカード GOLDを解約すると、特典が利用できません。

dカード・dカード GOLDの特典は、dポイントの還元率のアップやスマホの補償などが充実しています。

したがって、dカードを解約してしまうとポイントの還元率が下がり、補償もなくなってしまいますよ。

また、家族カードを作っていた場合は、家族カードも解約となってしまいます。

家族カードを頻繁に使っていた場合、家族が支払いに困ってしまうかもしれません。

また、ETCカードはクレジットカードに付帯しているサービスです。

dカードを解約してしまうとETCも使えなくなるので注意してください。

解約すると利用できなくなる特典

dカードの利用できなくなるサービス
  • dカードの利用できなくなるサービス
  • 買い物での1%のポイント還元
  • dカード特約店での最大5%のポイント還元
  • 楽天・Amazon・Yahooショッピングで1.5%のポイント還元
  • ドコモケータイ補償 最大1万円
dカード GOLDの利用できなくなるサービス
  • ドコモのスマホと光利用での10%ポイント還元
  • ドコモケータイ補償 最大10万円
  • 家族カード1枚 年会費無料
  • 無料付帯の国内&海外旅行保険
  • お買い物あんしん保険

dカードの解約はタイミングと準備が大事

dカード

トップ画像引用元:年会費無料でゴールドカードは作れるの? | ドコモのクレジットカード

dカード・dカード GOLDの解約方法や、注意点について解説してきました。

dカード・dカード GOLDは、dポイントが貯まりやすくなるサービス・特典が受けられるお得なクレジットカードです。

そのため、解約してしまうとポイント還元率が下がり、特典も受けられなくなるなどの数々のデメリットが考えられます。

また、他のクレジットカードを用意していないと、今までdカードで払ってきた公共料金などの支払いが滞ってしまう恐れもありますよ。

dカード・dカード GOLDの解約は、今回解説してきた注意点やデメリットを理解した上で行ってください。

dカードの解約方法まとめ
  • 解約手続きは電話で行える
  • dカード GOLDの解約は年会費のタイミングが重要
  • 貯まっていたdポイントはdポイントクラブに移行される
  • 未払金は契約している金融機関から引き落とし
  • dカードを支払い設定にしていたものは解約前に変更が必要
  • 解約すると利用できないサービス・特典がある

キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
宮城県出身の元キャリアショップ店員。ドコモ・au・ソフトバンクでの勤務経験があり、その知識を活かしウェブライターに転身。 契約中のキャリアはドコモ。スマホはiPhone、タブレットはiPadを使用。 漫画やアニメを観るのが毎日の楽しみ。ダイエッターでもあり、3ヶ月で10kgの減量に成功。美ボディを目指して奮闘中!