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クレジットカードに必ず付いている国際ブランド。
「VISA」や「MasterCard」をはじめ、現在では様々なブランドがありますが、これらの違いをご存知でしょうか。
クレジットカードを選ぶ際、よく「還元率」が重視されますが、この数字はクレジットカードの種類によって決まります。
よって、この国際ブランドは大して重要視されておらず、カードの契約の際にあまり詳細には説明されません。
しかし、国際ブランドはユーザーの利便性や受け取れるポイントにも影響してくるものなのです。
そこで、今回は2大ブランドである「VISA」と「MasterCard」に着目し、両者の違いについて徹底解説していきます。
1 クレジットカードの国際ブランドとは
よく耳にする「VISA」や「MasterCard」という単語は、「国際ブランド」の種類の名称です。これら国際ブランドは、どのクレジットカードにも必ず付いています。
現在、使われている国際ブランドは以下の7つ。
- Visa
- Mastercard
- JCB
- アメリカン・エキスプレス
- ダイナースクラブ
- 銀聯(ぎんれん)
- ディスカバー
現在はクレジットカードに限らず、プリペイドカードやデビットカードにも、この国際ブランドが使われています。
1-1 国際ブランドによって何が変わるのか
国際ブランドは、クレジットカードのポイント還元率には影響しません。dカード GOLDのようなゴールドカードのメリットでもある、特典や各種サービスとも無関係です。
国際ブランドが影響力を持つのは、主に以下2つの要素となります。
- 使える店舗
- Apple Payで利用できる決済
2 国際ブランドによって使える店舗が変わってくる
画像引用元:dカード | dポイントをためる/つかう
クレジットカードを店舗で利用するためには、店舗側が国際ブランドに加盟している必要があります。これは、クレジットカードの種類とは無関係です。
例えば、同じⅾカード GOLDでも、VISA加盟店ではVISAブランドのカードで決済できますが、MasterCardブランドのカードでは決済できません。
もちろん、店舗側がVISA・MasterCard両方に加盟していれば、どちらの国際ブランドも利用できます。
クレジットカードに慣れてしまうと、カードが使えないというだけでストレスを感じてしまいがち。利便性を考えると、使える店舗は多いに越したことはありません。
また「使える店舗の多さ」は、間接的に「ユーザーのお得度」にも関わってきます。なぜなら、使える店舗が多ければ多いほど、ポイント還元のチャンスがより増えるからです。
dカード GOLDのポイント還元率は?年間8万円お得にする裏ワザも2-1 国際ブランドのシェア率は
2015年に発表されたニルソンレポートによれば、全世界の国際ブランドのシェア率は以下のようになっています。
- VISA:56%
- MasterCard:26%
- その他:18%
国際ブランドには多数の種類がありますが、上記のVISAとMasterCardを合わせると、シェア率は80%にも及びます。
この圧倒的なシェア率が、VISAとMasterCardが国際ブランドの二大巨頭と言われるゆえんです。
特にVISAはMasterCardの2倍以上のシェア率を持っており、使える店舗数では国際ブランドの中でNo. 1。
しかし、日本国内ではこのシェア率の差は実感しにくいところだと思います。なぜなら、クレジットカードが使える店舗では、大抵VISAとMasterCardの両方に対応しているからです。
しかし、海外では事情が全く異なります。
VISAの海外事情
VISAが最も強い地域はアメリカです。加盟店が非常に多く、今や「使えない店は無い」といっても過言ではありません。
また、ヨーロッパを除くほとんどの地域では、MasterCardよりもVISAの方がより多くの加盟店を抱えています。
特に、アジア地域の発展途上国などでは、VISAの強さを如実に実感することができるでしょう。発展途上国が増えているアフリカ地域でも、同様の傾向があります。
よって、ヨーロッパ以外の旅行では、VISAブランドのクレジットカードが最も良い選択肢であると言えますね。
MasterCardの海外事情について
上のシェア率が示すとおり、MasterCardの加盟店はVISAよりは少なめです。しかし、そんなMasterCardが圧倒的に強い地域が存在します。
それがヨーロッパです。
ヨーロッパ地域ではMasterCard限定の店舗が多く、VISAが使えない店舗が目立ちます。
他の地域であればVISAのクレジットカードだけで事足りますが、ヨーロッパでは通じないと思った方がいいでしょう。
MasterCardがヨーロッパで極端に強いのは、MasterCardがヨーロッパ圏で強かった「ユーロカード」と提携していたためです。
MasterCardが設立されたのは1968年のことですが、このわずか2年後にユーロカードと提携。2002年には統合に至りましたが、これがきっかけとなって、MasterCardはヨーロッパに定着したのです。
ヨーロッパへの旅行や出張が多い方は、MasterCardが最も良い選択であると言えるでしょう。
次の章では、Apple Payにおける国際ブランドの影響について解説していきます。
3 クレジットカードの国際ブランドとApple Pay
画像引用元:Apple Pay – Apple(日本)
次に、国際ブランドで差が出てくるのが、iPhone 7から使えるiOS専用の決済アプリ「Apple Pay」です。
このアプリでは、複数のクレジットカードや電子マネーを一元管理することができます。
3-1 Apple PayにおけるVISAとMasterCardの違い
結論から言うと、MasterCardではApple Payのすべての機能を利用できますが、VISAではそれが叶いません。
VISAはApple Payのネットでの決済機能に対応していません。ただし、店舗での決済に限れば、VISAとMasterCardの間に違いはありません。
よって、Apple Payを店舗でしか利用しないのであれば、VISAでも問題なく利用できるということになります。
dカード GOLDではApple Payのキャンペーンを定期的に開催
ⅾカード GOLDをApple Payで利用しても、基本還元率に変化はありません。
しかし、ⅾカード GOLDではApple Pay利用によるⅾポイント還元キャンペーンを定期的に開催しています。
しかも、キャンペーン時の還元率は通常の5倍。
通常時の還元率が1.0%ですから、キャンペーン中は100円につき5ポイントのⅾポイントが還元されるということです。
過去のキャンペーンでは、以下3つが適用条件となっていました。
- キャンペーンにエントリーすること
- ⅾカード GOLDから送られてくるお得メール情報の受信設定をすること
- Apple Payでⅾカード GOLDを利用すること
今後、開催されるⅾポイント5倍キャンペーンでも、同じ条件である可能性は高いです。非常に緩い条件なので、簡単に高ポイントをゲットできそうですよね!
ところが、Apple Payでネットやアプリ決済が利用できないVISAでは、このお得なチャンスを活かすことができません。
使う機会が減ってしまえば、当然ながらもらえるトータルのⅾポイントも少なくなってしまいます。よって、このキャンペーンに限定して言えば、MasterCardの方がお得でしょう。
VISAではSuicaのチャージができない
iPhoneでSuicaを使っている多くの方は、Apple Payと併用しているかと思います。
しかし、Apple Pay内でのアプリ決済ができないVISAでは、Suicaのチャージもできません。
ただし、これには解決策があります。「Suicaアプリ」を利用すれば、VISAでもSuicaのチャージは可能です。
とはいえ「支出の一元管理をするためにApple Payを利用している」という方も多いはずですから、あまり得策とは言えないでしょう。
よって、既にApple PayでSuicaを利用している方は、国際ブランドにMasterCardを選んだ方が便利です。
dカード GOLDはVISAとMasterCardのどちらを選ぶべきか
」
dカード GOLDはVISAとMasterCardのどちらを選ぶべきかについて、よくある質問に回答しました。
VISAとMasterCardの違いは何か
日本ではあまり実感しませんが、アメリカではヨーロッパではVISAとMasterCardのどちらかしか使えないことがあります。
つまりVISAとMasterCardのどちらを選ぶかによって、使える店舗が異なります。
VISAとMasterCardのキャンペーンの違い
dカード GOLDではApple Payのキャンペーンを定期的に行っています。
還元率は5倍とかなりお得です。
Apple PayはMasterCardにしか対応していないため、キャンペーンに参加したい方やApple Payを使いたい方はMasterCardをおすすめします。
MasterCard(マスターカード)を選ぶべき人はどんな人か
Apple PayはMasterCardしか対応していないため、Apple Payを使う方やApple PayでSuicaチャージをする方におすすめです。
またヨーロッパはMasterCardが強くVISAはあまり強くありません。
VISA(ビザ)を選ぶべき人はどんな人か
Apple Payを使うことがなく、アメリカやアジア地域への旅行が多い方におすすめします。
4 国際ブランドの最適解はユーザーの環境で決まる!
今回はdカード GOLDで利用する国際ブランドについて解説してきました。
これまで見てきた通り、国際ブランドは一概にどちらがいいとは言えず、ユーザーの環境によって変わってきます。
- Apple Payを利用することが少なく、利用したとしても店舗限定
- Apple PayでSuicaを利用しない
- アメリカや、アジア地域への旅行や出張が多い
- Apple Payを利用することが多く、SuicaもApple Payで利用している
- ヨーロッパ地域への旅行や出張が多い
つまり、国際ブランドを分けるカギは、「海外旅行・出張」と「Apple Pay」にあると言えます。
dカード GOLDに加入する際は、ご自分の環境に合ったものを選んでくださいね。