
格安SIMなら月々のスマホ代が圧倒的にお得
非常に多くのプランを提供しているDMMモバイル。
しかし、回線混雑時には速度が遅くなる傾向があるため、ネット利用に不便を感じている方もいるのではないでしょうか。
そこで、本記事では通信品質に定評のある、ドコモの格安SIM「ahamo」へ乗り換える方法を詳しく解説していきます。
ahamoの20GBプランは、DMMモバイルよりもはるかに安いため、かかる費用を改善したい方にもおすすめの乗り換え先です。
- DMMモバイルには1年の最低利用期間がある
- 最低利用期間内の解約は9,900円の解約金が発生するので注意
- ahamoにはDMMモバイルのような小容量プランや、留守電等のサービスがない
- ahamoの20GBプランはDMMモバイルよりも月額1,000円以上安い
- ahamoは5分以内の国内通話が無料
- ahamo海外82の国・地域に対応
トップ画像引用元:ahamo大盛り 100GB4,950円
DMMモバイルからahamoに乗り換えるタイミングと注意点
画像引用元:DMM mobile
DMMモバイルの最低利用期間は、利用開始日を含む月の翌月から12ヶ月後の月末日です。
つまり最低利用期間は約1年間であり、この期間内に解約すると、解約手数料として9,900円が発生します。
多くの格安SIMが解約金を廃止していますが、DMMモバイルではまだ健在ですので、解約タイミングには注意したいですね。
解約手数料を払う事なく乗り換えしたい場合は、契約から13ヶ月目以降に手続きするようにしましょう。
また、乗り換えの際は下記の点にも注意してください。
- 解約金以外にも費用が発生する場合がある
- 解約月の請求は全額請求
解約金以外にも費用が発生する場合がある
DMMモバイルの解約で発生するのは、解約金だけではありません。
分割払いで購入した端末の残債が残っている場合は、残りの代金を全額請求されます。
これまでどおり毎月支払うというわけではないので、解約金以上の出費になることも。
端末を分割払いで購入している場合は、解約時に残債をしっかりチェックしておきましょう。
解約月の請求は全額請求
DMMモバイルを解約した月の請求は、いつ解約しようとも全額請求です。
たとえ月の上旬に解約しようとも、料金はしっかり一ヶ月分請求されます。
最も損しないのは月末に近い時期で解約することですが、あまり月末に近すぎると乗り換え手続きで月を跨いでしまうことも。
余裕を持って、20日あたりの解約がベストな時期といえるでしょう。
なお、乗り換え先のahamoの請求は日割りとなるため、こちらは気にする必要はありません。
DMMモバイルからahamoに乗り換える方法
画像引用元:ahamo
ここからは、DMMモバイルからahamoへ乗り換えるための具体的な手順を解説していきます。
まずは、乗り換えに必要なものを確認していきましょう。
必要なもの
DMMモバイルからahamoへの乗り換えで必要なものは下記のとおりです。
- MNP予約番号
- 本人確認書類
- 支払いに使用するクレジットカードや金融機関口座
- dアカウント
- メールアドレス
①MNP予約番号
DMMモバイルで使っていた電話番号をahamoでも継続する場合は、乗り換え手続きを行う必要があります。
この手続で必須となるのが「MNP予約番号」です。
この番号は乗り換え元ので取得する事になるため、今回の場合はDMMモバイルで手続きすることになります。
詳しい取得方法は後述しますので、そちらもぜひ確認してみてください。
なお、ahamo契約時に新しい電話番号を取得したい場合は、MNP予約番号は必要ありません。
②本人確認書類
ahamoへの乗り換え手続きでは本人確認書類が求められます。
では、本人確認書類として使える書類を確認していきましょう。
- 運転免許証(都道府県公安委員会発行のもの。国際運転免許証除く)
- マイナンバーカード(個人番号カード)
- 身体障がい者手帳
- 精神障がい者保健福祉手帳(障がい者手帳)
- 療育手帳
- 運転経歴証明書
- 健康保険証+補助書類
- 在留カード
条件が変更される場合があるため、契約前にahamoの公式サイトで詳細を確認してください。
③支払いに使用するクレジットカードや金融機関口座
ahamoで選べる支払い方法は、クレジットカード払いと口座振替です。
どちらの支払い方法も契約者本人の名義が必要となります。
なお、口座振替は一部利用できない金融機関・金融機関店舗もありますので、ahamoの公式サイトで確認しておきましょう。
④dアカウント
ahamoの契約手続きではdアカウントが必要となります。
持っていない場合は手続きの途中で作成することになるため、あらかじめ作っておいた方が手続きも簡単になりますよ。
⑤メールアドレス
ahamoとの契約では、連絡に使うメールアドレスを登録することになります。
ahamoはドコモと違い、キャリアメールは提供されないため、手続き前にGmailなどのメールアドレスを用意しておきましょう。
乗り換える手順
DMMモバイルからahamoに乗り換えるためには、下記の3ステップが必要です。
それぞれのステップを詳しく見ていきましょう。
- DMMモバイルでMNP予約番号を発行する
- ahamo公式サイトで乗り換えの手続きを行う
- 届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
ステップ1:DMMモバイルでMNP予約番号を発行する
DMMモバイルからahamoへ乗り換え手続きでは、MNP予約番号が必要です。
では、DMMモバイルでのMNP予約番号取得方法を見ていきましょう。
なお、MNP予約番号の有効期限は発行日から15日間です。
- DMMモバイルのマイページにログインする
- 「MNP転出」を選択し、画面の案内に従って手続きを行う
- 3~4日程で、登録メールアドレスにMNP予約番号が届く
以上でMNP予約番号の取得は終了です。
手続きをしても即日で番号は発行されないため、余裕を持って手続きを進める必要があります。
また、MNP予約番号にも15日間の期限があるため、ahamoへの乗り換え手続きはできる限り同じ日に行いましょう。
ステップ2:ahamoで乗り換えの手続きを行う
次に、ahamo公式サイトで乗り換え手続きを行います。
ステップ1で取得したMNP予約番号も使用しますので、必要なものとあわせて準備しておきましょう。
具体的な手続きの手順は以下のとおりです。
-
STEP.ahamo公式サイトにアクセスまずは、ahamo公式サイトにアクセスしましょう。
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STEP.上部にある「今すぐ申し込み」をタップ
-
STEP.契約形態を選択して「次へ」をタップ
今回は「SIMのみ購入」を例にして解説しています。
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STEP.かけ放題オプションを選択
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STEP.月額料金を確認して「次へ」をタップ
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STEP.確認事項をチェックし、「このまま手続きへ」をタップ
-
STEP.準備するものを確認して「準備OK」をタップ
-
STEP.dアカウントの有無を選択
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STEP.「注意事項に同意して次へ」をタップ
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STEP.dアカウントでログイン
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STEP.MNP予約番号関連項目を入力して「次へ」をタップ
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STEP.本人確認書類を選択
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STEP.住所について確認して選択
-
STEP.本人確認書類をアップロードして「次へ」をタップ
-
STEP.契約者情報などを入力
-
STEP.「次へ」をタップ
-
STEP.支払い方法を設定
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STEP.注意事項などを確認
-
STEP.同意して「次へ」をタップ
-
STEP.申し込み内容を確認
-
STEP.「注文を確定する」をタップ
-
終了
以上でahamoの乗り換え手続きは終了です。
手続きから数日すれば、自宅にSIMカードが届きますよ。
ステップ3:届いたSIMをスマホに入れて初期設定する
ahamoのSIMカードが自宅に届いたら、同梱されているマニュアルを参照しながら設定を進めていくことになります。
具体的なSIM入れ替え手順を紹介すると以下の通りです。
-
STEP.SIM交換に必要なものを準備する
-
STEP.SIMカードを台紙から取り外す
-
STEP.SIMカードトレイを開ける
-
STEP.SIMカードを入れてトレイを閉める
-
終了
上述のSIMカード挿入後に、マニュアルを参照しながらahamo回線開通手続きを行えば、DMMモバイルは自動で解約になります。
あとは、マニュアルを参照しながらAPN設定等を完了することで、ahamoの電波でネットを利用できますよ。
なお、eSIMを選んだ場合はSIMカードは使わないため、手続きしたその日に回線を開通させることも可能です。
SIMカードスロットなどの障害も起きず、別の障害発生時の再発行もスムーズなので、対応スマホを利用するならeSIMがおすすめです。
DMMモバイルからahamoに乗り換えるデメリット
画像引用元:ahamo
DMMモバイルからahamoへの乗り換えには、メリットだけではなくデメリットもあります。
ahamoを快適に使いたい場合は、下記のデメリットが許容できるかが鍵です。
- 小容量プランがない
- 留守電・転送電話サービスを提供していない
- 未成年者は契約できない
では、上記項目についてチェックしていきましょう。
小容量プランがない
DMMモバイルでは1~10GBのプランが7つもあります。
逆に、2022年11月時点でahamoが提供している通信容量は20GBもしくは100GBのみ。
DMMモバイルの小容量プランを使っていたユーザーは、ahamoでの選択肢は実質20GBのみです。
いかにahamoが安いといえど、データ量が多くなれば月額料金も高くなるため、低容量で安くスマホを利用したい人にとってはデメリットです。
留守電・転送電話サービスを提供していない
DMMモバイルでは留守電や転送電話サービスを有料オプションで提供しています。
しかし、ahamoではこれらのサービスを有料オプションでも提供していません。
ahamoを利用する場合は留守電などを諦める必要があるため、普段から通話が多い方は特に注意してください。
未成年者は契約できない
ahamoは未成年者による契約は出来ません。
契約できるのは契約日時点で18歳以上に達している方のみとなります。
未成年者が利用したい場合は、親権者名義で契約し、自分は使用者として登録する必要があるため、契約の際は注意したいですね。
DMMモバイルからahamoに乗り換えるメリット
ここからは、DMMモバイルからahamoに乗り換える事のメリットを確認していきましょう。
- 月額料金が安くなる
- 通信速度や対応エリアはドコモと同じ
- ahamoには100GBの大容量プランもある
- 標準アプリでの5分以内の国内通話が無料
- 海外82の国・地域に対応
月額料金が安くなる
DMMモバイルでは20GBプランを提供していますが、月額料金は5,148円と少々高め。
逆にahamoの20GBプランは月額2,728円と非常に安く、5分以内の国内通話無料のかけ放題も付いてきます。
DMMモバイルで20GBプランを使っている方は、月額料金が2,000円以上安くなるため非常にお得。
また、ahamoでは月額4,950円で100GBプランを提供しているため、ほぼそのままの料金で大幅にデータ容量を増やすことも出来ますよ。
通信速度や対応エリアはドコモと同じ
DMMモバイルはドコモの電波を利用できますが、これはDMMモバイルがドコモからレンタルしているものです。
提供エリアはドコモと同じものの、通信速度はレンタルしている量に左右されます。
よって、回線混雑時のDMMモバイルはどうしても通信速度が遅くなりがち。
しかし、ahamoはレンタルではなくドコモと同じ電波を利用しているため、回線混雑時でも通信速度は安定しています。
通常時の速度もドコモと同じですので、快適にネットを利用できますよ。
ahamoには100GBの大容量プランもある
DMMモバイルのプランは20GBまでですが、ahamoには100GBを使えるプランがあります。
月額料金は4,950円であり、DMMモバイルの20GBプランとそれほど変わりません。
DMMモバイルで容量不足に悩んでいる方にとっては、非常に嬉しいプランであるといえますね。
標準アプリでの5分以内の国内通話が無料
DMMモバイルでは、「DMMトーク」アプリを利用することで通話料が半額になります。
ただし、この通話アプリは標準アプリに比べて音質がいまいち。
電話での声が聞きにくい人にとっては、少々使いづらいアプリです。
逆にahamoは、音質に優れた標準アプリの5分以内国内通話が無料です。
普段から通話が多い方や、通話品質が気になる方も安心して使えますよ。
海外82の国・地域に対応
ahamoはローミングにも対応しており、2022年11月時点で82の国・地域で利用できます。
本機能は申し込みも不要であり、月に20GBまでは追加料金なしで利用可能。
ローミングできる国や地域等はこちらの公式サイトで確認できますので、利用前にチェックしておきたいですね。
ただし、100GBプランを契約しているユーザーは、ローミングでは20GBまでしか使えない点には注意してください。
DMMモバイルからahamoへの乗り換えはメリットが多い!
本記事では、DMMモバイルからahamoへの乗り換えについて解説しました。
- DMMモバイルには1年の最低利用期間がある
- 最低利用期間内の解約は9,900円の解約金が発生するので注意
- ahamoにはDMMモバイルのような小容量プランや、留守電等のサービスがない
- ahamoの20GBプランはDMMモバイルよりも月額1,000円以上安い
- ahamoは5分以内の国内通話が無料
- ahamo海外82の国・地域に対応
同じ20GBプランなら、ahamoは月額料金が2,000円以上安くなります。
専用アプリなしで1回5分以内の国内通話が無料になるなど、DMMモバイルに比べてお得が多いahamo。
7GB以上のプランを契約している場合は、ahamoの方が安くなります。
また、20GBプランを使っている場合は、ほぼそのままの料金でahamoの100GBプランを使えます。
容量不足に悩んでいる方にも、ahamoはおすすめの選択肢ですよ。