DNSアプリ「1.1.1.1」がリリース!安全高速なDNSをスマホで実現

  • 2018年12月24日
  • by.nuko

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アメリカの大手CDN「Cloudflare」から、無料のDNSサービス「1.1.1.1」がリリースされました。

DNSサーバーは自動取得で利用している場合が多く、通信速度を気にする方がGoogleのDNSサーバーを利用するくらいでした。

そのGoogleのDNSサーバーよりも、1.1.1.1のDNSサーバーの方が早いという測定結果が出ています。

そこで今回は新DNSサービス1.1.1.1のサービス内容やメリット、設定方法を詳しく解説します。

ネットの通信速度やプライバシー保護を気にしている方はぜひ参考に設定してくださいね!

今回の流れ
  • そもそもDNSとは?ネット接続とDNSの関係を簡単にチェック!
  • 1.1.1のメリット|プライバシーを保護して高速通信
  • 1.1.1の設定方法

トップ画像引用元:1.1.1.1 — インターネットで最速のプライバシー優先のDNSリゾルバー

1 そもそもDNSとは?ネット接続とDNSの関係を簡単にチェック!

まずDNSがどういったものか簡単に確認しましょう。ここでは専門的な内容をわかりやすくするため、大まかな解説を行います。

1-1 DNSはネットに繋ぐために必要

DNSとは「Domain Name System」の略で、インターネットでWebサイトを閲覧したりアプリのダウンロードをするときに使われる技術です。

インターネットに接続する機器には全て「IPアドレス」が割り振られ、Webサイトなどネット上の全ての情報はアクセスするためにはこのIPアドレスが必要になります。

もちろんあなたのパソコンやスマホもIPアドレスを持っていて、ネットに接続するときはIPアドレスで通信しています。

ただ、IPアドレスでWebサイトにアクセスする場合、訪問先のIPアドレスに変更があるとアクセスできなくなるデメリットがあります。

DNSでは、WebサイトのURLとIPアドレスを紐づける事で、都度IPアドレスを覚えなくてもWebサイトやアプリで通信できるようにする仕組みという事ですね。

例えば2018年12月時点で、GoogleのIPアドレスは「216.58.197.3」が利用されます。

https://google.co.jp」でアクセスしても「216.58.197.3」でアクセスしても、同じGoogleの検索サイトに繋がるので確認してください。

ここまでのまとめ
  • インターネットにはIPアドレスが必須
  • 自分もWebサイトもIPアドレスを持っている
  • DNSはURLとアクセス先のIPアドレスを紐づけている

1-2 URLからIPアドレスの変換は通常プロバイダが行う

さて、DNSはURLとIPアドレスを変換する仕組みとわかりました。

実はこのURLからIPアドレスの変換は、通常プロバイダのサーバーが行います。

プロバイダが行なっている事

  • アクセス先のURLからIPアドレスを教えてくれる
  • アクセス元であるあなたのIPアドレスを発行

つまり、プロバイダがあなた専用のIPアドレスを発行・保有し、相手のIPアドレスも教えてくれるから普通にネットが使えるという事ですね。

Webサイトを閲覧する大まかな流れ

  1. プロバイダがあなたのIPアドレスを発行・保持
  2. ブラウザでURLを指定してアクセスをリクエスト
  3. プロバイダが相手のURLをIPアドレスに変えてWebサイトをリクエスト
  4. 相手からあなたのIPアドレスに情報を送信する事でWebサイトが表示される

ただ、プロバイダには様々なデメリットがあります。

プロバイダでネットに接続するデメリット
  • プロバイダの応答速度が遅い(平均68ms)
  • 契約者情報とIPアドレスが紐づいている(プライバシー面の不安)

通常プロバイダは、多くの契約者のネット接続を管理しています。

そのため、1つ1つの処理に時間がかかり、応答速度が遅くなりがちです。

これは家の固定回線でもスマホのキャリアでも変わりませんね。

また、固定回線もスマホも契約者情報とIPアドレスが完全に紐づくので、通信事業者からすれば誰がどのIPアドレスにアクセスしたかが筒抜けです。

普通調べられる事はありませんが、プライバシーを気にすると少し不安が残りますよね。
この2つのデメリットを解消するサービスとして、いま1.1.1.1が注目されているのです。

次の章で1.1.1.1のメリットを確認しましょう。

2 1.1.1.1のメリット|プライバシーを保護して高速通信

ここからは1.1.1.1のメリットを解説します。

1.1.1.1は通信速度とプライバシー保護に力を入れていることで、プロバイダよりも優れいていると言えるでしょう。

2-1 1.1.1.1はプライバシー保護が優秀

いくつかのDNSを行うプロバイダ事業者は、どのIPアドレス同士が通信を行ったかのログを取っています。

要はプロバイダからすると、「いつ、誰が、どのサイトを見た」というのがわかってしまうということです。

この通信ログはビッグデータとして販売されたり営業活動に利用されたりと、様々な用途で利用される可能性があるのです。

一方、1.1.1.1では、公式サイトでもIPアドレスの記録を取らないことを明言しています。

さらに世界的な監査・税務の大手KPMGによる外部監査を徹底することで、IPアドレスのログ保有をしていないことを証明しています。

そのため、あなたが行う全ての通信に対するプライバシー保護が徹底されているということですね!

2-2 1.1.1.1は通信速度が速い

画像引用元:1.1.1.1 — インターネットで最速のプライバシー優先のDNSリゾルバー

1.1.1.1を介して行う通信は、プロバイダのみで行う通信よりも高速になる可能性が高いと言えます。

一般的なプロバイダのDNS応答速度が68.23msなのに対し、1.1.1.1で行うDNS応答速度は10.95msと7倍の速さです。

有名なGoogleのDNSよりも約3倍早いので、1.1.1.1がどれほど優秀か見て取れますね!

  • Webサイトやブログの閲覧
  • TwitterやFacebookなどSNS
  • スマホゲームプレイ中の各種通信

上記のような1回のデータ量は少ない細かな通信は、1.1.1.1を利用した方がはるかに快適に利用できます。

3 1.1.1.1の設定方法

最後に1.1.1.1の設定方法を解説します。
スマホには専用アプリがあるので設定は簡単です。

しかし、パソコンではネットワークの環境設定が必要になるので、間違えないようにしっかりチェックしてくださいね!

iPhone/Androidでの1.1.1.1初期設定手順

  1. App Store/Google Playから1.1.1の専用アプリをダウンロード
  2. アプリを起動してチュートリアルを「スキップ」 or 「次へ→完了」
  3. 「未設定」の上にあるボタンをタップ
  4. 「Continue」→「Allow」とタップ
  5. 「接続中」となれば完了

iPhoneやAndroidで1.1.1.1をDNSサーバーとして設定するためには、VPNの設定が必要になります

このVPNの手動設定を行うのは非常に面倒なので、専用アプリを利用して設定するのが一般的です。

OSにもよりますが、設定が完了すると画面上部のステータスバーに「VPN」と表示されます。

なお、アプリやスマホの節電モードによってはVPN接続が利用できないこともあります。

その場合は都度1.1.1.1設定アプリを開いて、接続ON/OFFを切り替えましょう。

Windows 10での1.1.1.1初期設定手順

Windows 10ではネットワークの設定からDNSサーバーが切り替えできます。

  1. コントロールパネルを開き「ネットワークとインターネット」に進む
  2. アダプター設定の変更に進む
  3. 設定するネットワークを右クリックして「プロパティ」に進む
  4. インターネットプロトコルバージョン4を選択して「プロパティ」に進む
  5. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」をクリック
  6. 上段に「1.1.1」、下段に「1.0.0.1」を入力してOK
  7. インターネットプロトコルバージョン6を選択して「プロパティ」に進む
  8. 「次のDNSサーバーのアドレスを使う」をクリック
  9. 上段に「2606:4700:4700:1111」、下段に「2606:4700:4700:1001」を入力してOK→閉じる

これで1.1.1.1のDNSサーバーを利用する設定は完了です。

Mac OSでの1.1.1.1初期設定手順

Mac OSではシステムの環境設定からDNSサーバーを指定できます。

  1. システム環境設定を開く
  2. 「ネットワーク」に進み「Wi-Fi」または「Ethernet」の「詳細」に進む
  3. 「DNS」タブを開く
  4. 「+」を押して「1.1.1」を入力
  5. 同様に「+」を押して「0.0.1」「2606:4700:4700:1111」「2606:4700:4700:1001」を入力
  6. 「OK」→「適用」と進む

これで1.1.1.1のDNSサーバーを利用する設定は完了です。

4 DNSアプリ1.1.1.1の解説と設定まとめ

今回は安全・高速なDNS「1.1.1.1」のメリットや設定方法について解説しました。

DNSはネットを利用する上で必須の技術ですが、利用しているプロバイダによっては応答速度やプライバシー面に心配があります。

DNSまとめ
  • DNSがあるからURLでWebサイトなどにアクセスできる
  • プロバイダのDNSは平均68msと応答速度が遅め
  • プロバイダはIPアドレスを記録している可能性がありプライバシー面で不安が残る

1.1.1.1を利用すると、こうしたデメリットが解消できるので、安心・快適にインターネットが楽しめるということですね。

1.1.1.1のメリットまとめ
  • 1.1.1は平均10.95msと通常の約7倍早い
  • 1.1.1はIPアドレスの記録を残さないからプライバシー面が強い

1.1.1.1はiPhoneやAndroidのみならず、パソコンでも設定一つですぐ利用できます。

「通信速度が遅く感じる」
「安心してネットに繋ぎたい」

こうした方は、ぜひ一度1.1.1.1を試してみてくださいね!

ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。

この記事を書いた人
nuko
nuko
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います! ちなみに写真は庭先でまったりしている野良猫です(笑)

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