
ahamoは月額2,970円で20GBの格安プラン!
6月スタートの大盛りオプションなら月額4,950円で100GBとお得に使えちゃいます!
本記事ではahamo・povo・LINEMOを徹底比較しています。
2021年3月末、ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」が登場しました。
そしてそれに対抗すべく、auとソフトバンクも新プラン「povo(ポヴォ)」「LINEMO」を展開しています。
各社から安いプランが登場したのはユーザーとして嬉しいものの、結局どのプランが優れているのか、逆に迷ってしまいますよね。
そこで、それぞれの違いやプランの特徴をまとめてみました。
各社の新プランが気になっている方はぜひチェックしてみてください!

- 国内通話5分までかけ放題つき!
- オンラインで24時間手続き可能!
- dカード GOLDなら25GBに増量!
トップ画像引用元:KDDI株式会社
※ 記事内の価格は税込です。
ahamo・povo・LINEMOの比較表
画像引用元:ahamo | アハモ
2020年12月に、「20GBで2,970円」という衝撃の新プラン「ahamo」を発表し、世間を驚かせたドコモ。
その後、auとソフトバンクも次々と対抗プランを打ち出しました。
さらにリリース直前に各社料金を値下げし、税込価格でも月額3,000円を切ります。
ざっと比較してみると、このようになります。
項目 | ahamo (ドコモ) | povo2.0 (au) | LINEMO スマホプラン (ソフトバンク) |
---|---|---|---|
月額料金 | 2,970円 | 2,700円 | 2,728円 |
データ容量 | 20GB | 20GB | 20GB |
5G | ○ | ○ | ○ |
1回5分以内の 無料通話 | 無料 | +550円 | +550円 |
完全かけ放題 | +1,100円 | +1,650円 | +1,650円 |
通信制限時の速度 | 最大1Mbps | 最大128kbps | 最大1Mbps |
キャリアメール | ○※ | ○※ | ○※ |
国際ローミング | ○ | 対応予定 (開始時期未定) | ○ |
eSIM | ○ | ○ | ○ |
申し込み方法 | 専用サイト | 専用サイト | 専用サイト |
※各キャリアのメール持ち運びサービス利用時のみ
こうみると、意外と違いがあるようにも見えます。
では、それぞれのプランの違いについてより詳しく見ていきましょう。
ahamo・povo・LINEMOの違い
画像引用元:ahamo
ahamo・povo・LINEMOを、下記の視点から比較してみます。
これだけは外せない、というポイントがあれば、是非チェックしてみてください。
3ブランドの違い①料金・プラン
まずは料金について。
ahamoは、プランがシンプルなのが特徴です。
一方でpovo・LINEMOは、データ量ごとにプランが選べます。
ブランド | データ量 | 料金 |
---|---|---|
ahamo | 20GB | 2,970円 |
povo2.0 | 24時間使い放題 | 330円 |
1GB(7日間) | 390円 | |
3GB(30日間) | 990円 | |
20GB(30日間) | 2,700円 | |
60GB(90日間) | 6,490円 | |
150GB(180日間) | 12,980円 | |
LINEMO | 3GB | 990円 |
20GB | 2,728円 |
3GB以下の人は、povo・LINEMOなら1,000円以下に。
細かい選択肢の多さならpovoがいいといえます。
3ブランドの違い②通信速度・回線
続いては、通信速度・回線についてです。
キャリアの格安プランは、それぞれキャリア回線を利用できます。
ブランド | 回線 |
---|---|
ahamo | ドコモ回線 |
povo2.0 | au回線 |
LINEMO | ソフトバンク回線 |
また、ICT総研が調査した通信速度は、下記の通りです。
画像引用元:2022年2月 全国60地点スマートフォン通信速度実測調査|ICT総研
時間帯に左右されることも少ないため、格安SIMに比べて快適です。
通信速度の面では、どのブランドもあまり変わらないでしょう。
3ブランドの違い③通話
通話は、かけ放題かその場限りかによって料金が異なります。
ブランド | 時間 | 料金 |
---|---|---|
ahamo | 5分以内 | 無料 |
5分以上 | +22円/30秒 | |
かけ放題 | +1,100円/月 | |
povo2.0 | --- | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | +550円/月 | |
かけ放題 | +1,650円/月 | |
LINEMO | --- | 22円/30秒 |
5分かけ放題 | +550円/月 ※1 | |
かけ放題 | +1,650円/月 ※2 |
※1 LINEMO契約から1年間無料
※2 LINEMO契約から1年間1,100円
ahamoは1回5分以内の通話なら追加料金はありません。
逆にpovo・LINEMOは通話が有料となるので、電話を使いたい人は注意してください。
また、ahamo・povo・LINEMOでは、留守番電話が使えません。
3ブランドの違い④国際ローミング
渡航する機会が多いなら、海外での対応状況も気になりますよね。
通常、海外での通信料金は非常に割高です。
ですが、国際ローミングに対応していればプランのデータ容量を利用できるので、追加料金がかかりません。
ブランド | 対象 | 料金 |
---|---|---|
ahamo | 200以上の国・地域 | 無料 |
povo2.0 | --- | --- |
LINEMO | 235の国・地域 | ~25MB:1,980円/日 25MB~:2,980円/日 |
現状で国際ローミングに未対応なのは、povoのみです。
また、LINEMOは対応しているものの、別途データ通信料が発生します。
3ブランドの違い⑤サポート
今回解説しているプランは、いずれもオンラインでの申し込みが中心です。
LINEMOはLINEアプリでも申し込めますが、オンラインであることに変わりありません。
契約してからのサポートも原則オンラインとなり、故障対応ですら店舗でのサポートは受けられなくなります。
ブランド | 対応 | 店頭 |
---|---|---|
ahamo | Webサイト・ahamoアプリ | 3,300円/回 |
povo2.0 | オンライン | --- |
LINEMO | Webサイト・LINE | --- |
ahamoは店頭のサポートがあるものの、店員に教えてもらいながら自分で手続きをする形となります。
どのブランドも、ある程度ネットに慣れていないと難しいかもしれません。
デジタルに特化した分便利な側面も
ただし、毎月の使用履歴や明細などは、Webやアプリで簡単に確認が可能です。
万が一分からないことがあっても、チャットですぐに質問できます。
そのため、デジタル世代にとっては便利な側面が増えた、といえるでしょう。
3ブランドの違い⑥端末の販売
契約の変更にあたり、端末ごと買い替えたい人も多いんじゃないでしょうか。
申し込みと同時に端末を購入できるブランドは限られています。
ブランド | 販売 |
---|---|
ahamo | 〇 |
povo2.0 | --- |
LINEMO | --- |
このように、ahamoで購入できるのは3機種のみです。
ただしどのブランドでも、キャリアのオンラインショップを使えば問題ありません。
欲しいスマホがオンラインショップにある場合は、24時間いつでも注文が可能です。
キャリアの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
ahamo・povo・LINEMOの共通点
画像引用元:ahamo
ここまで各プランの違いについて解説してきましたが、ここからは共通点について詳しく見ていきます。
同時期に発表されたこともあり、共通点がかなり多いです。
- 従来プランより圧倒的に安く回線も安定
- 月のデータ容量は20GB
- テザリングが無料
- eSIMに対応
- キャリアメールは引き継ぎのみ
- 家族割や光回線セット割はなし
従来プランより圧倒的に安く回線も安定している
ahamo・povo・LINEMO共通の強みは、従来の料金プランより圧倒的に安いことです。
キャリアの高品質な通信を3,000円未満で利用できるメリットはかなり強力です。
最近は格安SIMも対抗プランを出して安さ最重視の方の選択肢は増えましたが、総合的なコスパは3ブランドの方がいいでしょう。
月のデータ容量は20GB使える
ahamo・LINEMOのデータ容量はいずれも20GBで、月額料金は3,000円弱。
povoでも月20GB程度の利用なら、やり方次第でひと月当たり約2163円(60GB/90日または150GB/180日トッピング利用時)で済みます。
使えるデータ通信の質と容量から考えると破格と言える料金プラン。格安SIMでもここまで安くはありません。
テザリングが無料で使える
いずれのプランの場合も、テザリングが無料で使えます。
使用にあたって特別な手続きはいらず、追加料金もかかりません。
ただし、LINEMOでは対応機種が限られています。
また、どのプランにおいてもデータ容量を超過しないよう注意してください。
povoならトッピングで24時間無制限に!
povoでは、データ使い放題のトッピングで、テザリングも使い放題に。
24時間で330円と、価格もお手頃です。
テザリングを集中的に使う日があるなら、トッピングがおすすめです。
eSIMに対応している
ahamo・povo・LINEMOはいずれもeSIMに対応しています。
eSIMを利用すれば、契約後すぐに回線が使えるようになりますし、SIMカードの入れ替えも不要です。
何かと便利なeSIMがどのキャリアでも利用できるのは非常に嬉しいですね。
キャリアメールは引き継ぎのみ
キャリアから移行するにあたり、面倒なのがメールアドレスの移行。
キャリアメールをそのまま使いたいという人も多いですよね。
基本的に格安プランでは、専用のメールアドレスは付与されません。
ドコモ・au・ソフトバンクから乗り換える場合は、メール持ち運びサービスが利用できます。
月額はかかってしまいますが、登録の変更が面倒ならうってつけです。
家族割や光回線セット割はない
昔からドコモ・au・ソフトバンクには家族割や光回線セット割といった割引サービスがありました。
しかし、ahamo・povo・LINEMOには、これらの割引を適用できません。
それどころか、これら3つのプランは基本的にあらゆる割引の対象外です。
この点はちょっと残念ですが、そもそも月額料金が破格の安さですし、割引がない分、非常にシンプルでわかりやすいプラン構成になっています。
割引を適用できないのはむしろメリットと言えるでしょう。
ahamoの特徴・おすすめの人
画像引用元:ahamo
ここまでahamo・povo・LINEMOの概要を比較してきました。
ここからはそれぞれのプランについて、おすすめな人の特徴を紹介していきます。
まずは、20GBプランの競争の火種となったahamoです。
- データ容量20GBで月額2,970円
- 利用回線はドコモ回線で5Gにも対応
- 5分以内の国内通話が無料
- 国際ローミングにも対応
- 申し込みはahamo専用サイトのみ
ahamoを真っ先におすすめできるのは、ネットをある程度使えるドコモユーザーです。
特に、現在ギガライト系プランを利用している方には強くおすすめしたいですね。
ギガライトは1GB未満のプランですら、月額3,278円でahamoより高くなります。
そんなahamoで使えるデータ容量は、なんと20GB。ギガライトとは比べ物になりません。
ドコモからahamoに切り替えてからもうすぐ1年。
どこ行っても電波良いし、20GBの制限も自分には丁度いいし
今のとこデメリット無し‼️
今までドコモに毎月1万近く払ってたのは一体なんだったんだ。。— なおゆき🎨 (@JustGreen666) February 28, 2022
コスパならahamoの圧勝でしょう。
ネットに弱いなら不安かも
ただし、ahamoでは申し込みからサポートまで、全ての手続きがオンラインで行われます。
ネットでの申し込みが不安な方、手厚いサポートが欲しい方は、ドコモの方がいいでしょう。
また、データ通信量が20GBどころか3GB未満の方にも不向きかもしれません。
その場合は、990円(税込)で済むpovoもしくはLINEMO(ミニプラン)がおすすめです。
※ahamoはオンライン限定サービス(有償の店頭サポートあり)です。
※ahamo申し込み時の注意点についてはこちら
povoの特徴・おすすめの人
画像引用元:君にピッタリの自由へ、一緒に。新料金プラン「povo」誕生|au
povoでは新料金プランpovo2.0を展開。(旧プランのpovo1.0は新規受付終了しています。)
povoは評判もよく、毎月20GB程度のデータ通信をする方に特におすすめです。
- データ容量20GB程度で最安月額約2,163円
- 利用回線はau回線で、5Gにも対応
- 「トッピング」で、通話無料などの追加サービスを受けられる
- 申し込みはpovo専用サイトのみ
auの5G回線が使えるので、高速で安くデータ通信をしたい方に向いています。
ちなみに、本家auの「ピタットプラン5G」では、7GBまでしか使えない上に、povoより遥かに高額です。
自分にあったトッピングでさらにお得に
povoでは、基本料金0円の「ベースプラン」に通話やデータ通信のオプションを「トッピング」する形式です。
通話トッピングは「5分以内通話かけ放題」と「かけ放題」の2種類。
通話トッピングなしだと、国内通話は30秒当たり22円の従量課金制です。
povoいいじゃん…60GB(90日間有効・6490円)を買った場合、約1ヶ月20GB👉2163円で利用可能じゃん…安いじゃん…!!
— めるすけ🔥/村咲(むらさき) (@murasaki_017) February 28, 2022
データトッピングは、30日間有効の3GBトッピングが990円・30日間有効の20GBトッピングが2,700円です。
他にも、90日間有効の60GBトッピング6,490円や、180日間有効の150GBトッピング12,980円などがあります。
この150GBトッピングを180日間かけて利用すれば、毎月平均して25GBの高速通信が使えて、ひと月当たり2,163円で済みます。
あまりデータ通信をしない方は、30日間有効の3GBトッピング990円がおすすめです。
24時間だけ使い放題のプランもあるため、データ通信を使う量に応じてトッピングを変え、よりお得に使用することもできます。
なお、povoもahamoと同じように、契約・サポートともにオンライン手続きが中心です。
ネットにあまり詳しくない方には向かないプランと言えるでしょう。
LINEMOの特徴・おすすめの人
画像引用元:【公式】LINEMO|ソフトバンクのオンライン専用ブランド
LINEMOはミニフィットプランを利用している人・LINEを多用している人に特におすすめできます。
- スマホプランはデータ容量20GBで月額2,728円
- ミニプランは3GBのデータ容量で月額990円
- 利用回線はソフトバンク回線で5Gにも対応
- オプションで5分以内の国内通話が無料
- 国際ローミングの通信料は別途発生
- LINEのトークと通話はデータノーカウントの対象
- 申し込みはLINEMO専用サイトとLINEアプリ
※ LINEアプリ申込みは今後対応予定
そもそもソフトバンクは、低容量プランに弱く大容量プランに強いキャリアです。
ミニフィットプラン+は2GB未満で月額4,378円。他キャリアより高いですし、20GBで3,278円のLINEMOと比べてもかなり高いですよね。
しかも、2GBを超えると月額が8,228円に大幅アップします。
したがって、ミニフィットプラン+ユーザーにはLINEMOへの乗り換えを強くおすすめします。
LINEMOきたー。2480円+税のプランでPayPay12000円分もらえる予定。近々プラン変更して900円の方にするよ。毎月3GB使わないし十分そう。 pic.twitter.com/qZsYS0deZt
— めろぺんぎん🍳 (@mwwko) September 5, 2021
また、LINEMOにはLINEアプリのデータノーカウントが付いてくるので、LINEのビデオ通話もメッセージでのデータ送信もし放題。
メインの連絡手段としてLINEを使っている方にぴったりです。
これ目当てでLINEMOに乗り換えるのも全然アリでしょう。
LINEアプリから簡単に申し込みできる点も、地味に嬉しいメリットです。
コミュニケーションの中心にLINEアプリがある若い世代にとっては、かなり魅力的なプランと言えます。
また、LINE以外にあまりネットを使わない方には月額990円(税込)のミニプランがおすすめです。
メリット・デメリットを把握した上で契約しよう!
今回は、ahamo・povo・LINEMOの違いや特徴について解説しました。
- 利用できるキャリア回線が違う
- 端末を販売しているのはahamoのみ
- povo・LINEMOは無料通話が別料金
- LINEMOはLINEが使い放題
- ahamoは国際ローミングに対応
また、それぞれのプランをおすすめできる人の特徴は下記のとおりです。
- ahamo:ギガライト系プランを利用している人
- povo:ピタットプランを利用している人
- LINEMO:ミニフィットプラン+を利用している人やLINEを多用している人
いずれも容量20GBで、月額3,000円未満で利用できるなど共通点が多く見られます。
しかし、細かいサービス内容は各社でかなり違うので、自分のスマホ環境に合ったプランを選ぶことが大切です。
また、契約前に回線のエリアなどもしっかり確認しておきましょう。
本記事の内容を参考に、自分にピッタリなプランでお得で快適なスマホライフを手に入れてくださいね。