ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルを比較|どれを契約するべきなの?

  • 2021年3月31日
  • by.nuko

povo 報道発表資料

ドコモ・au・ソフトバンクは公式オンラインショップを利用すれば事務手数料不要でショップ(店舗)よりお得に購入できます。

ドコモの新料金プラン「ahamo(アハモ)」が登場しました。

そしてそれに対抗すべく、auとソフトバンクも新プラン「povo(ポヴォ)」「LINEMO」も開始しています。

楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT VIとあわせて、4キャリアがお得な月額2,000円台のプランを打ち出した形になります。

各社から安いプランが登場したのはユーザーとして嬉しいものの、結局どのプランが優れているのか、逆に迷ってしまいますよね。

そこで、本記事ではahamo・povo・LINEMO・Rakuten UN-LIMIT VIを徹底比較しました。

それぞれのプランに向いている人の特徴もまとめているので、各社の新プランが気になっている方はぜひチェックしてみてください。

トップ画像引用元:20GBが月額2,480円、auのオンライン専用の新料金「povo (ポヴォ)」を提供 | 2021年 | KDDI株式会社

※記事内の価格は税込です。

ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの比較表

ラインモ

画像引用元:オンライン専用ブランド“LINEMO” | ソフトバンク

2020年12月に、「20GBで2,980円(税別)」という衝撃の新プラン「ahamo」を発表し、世間を驚かせたドコモ。その後、auとソフトバンクも次々と対抗プランを打ち出しました。

さらにリリース直前に各社料金を値下げし、税込価格でも月額3,000円を切ります。

まずは、そんな3キャリアの新プランと、第4のキャリアである楽天モバイルのプランを比較してみましょう。

※横にスクロールできます
項目ahamo
(ドコモ)
povo
(au)
LINEMO
(ソフトバンク)
Rakuten
UN-LIMIT VI
(楽天モバイル)
価格2,970円2,728円2,728円0円〜
3,278円
データ容量20GB20GB20GB無制限
5G
(2021年夏対応予定)
1回5分以内の
無料通話
無料+550円+550円無料
完全かけ放題+1,000円+1,650円+1,650円
通信制限時の速度最大1Mbps最大1Mbps最大1Mbps最大1Mbps
キャリアメール××××
国際ローミング対応予定
(開始時期未定)

(通信費は別途発生)
eSIM対応予定
(正式発表はまだ)
申し込み方法専用サイト専用サイト専用サイト
LINEアプリ
(今後対応予定)
公式サイト
店舗

こうみると、意外と違いがあるようにも見えます。

では、それぞれのプランの違いについてより詳しく見ていきましょう。

ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの違い

4社の違いは、主に下記5つです。

違い1:キャリア回線が違う

ドコモのahamo、auのpovo、ソフトバンクのLINEMO、楽天モバイルのRakuten UN-LIMIT Vは、それぞれ自社の回線でサービスを提供しています。

※楽天モバイルは提供エリアがまだ全国に行き渡っていないため、自社回線がない地域ではauの回線を利用。

そのため、「ahamoを使ってみたけど、どうも自分には合わない。povoに変更したい」というときには、キャリアの乗り換え手続きが必要になります。

違い2:povo・LINEMOは無料通話が別料金

ahamoは5分以内の国内通話が何度でも無料になりますが、povoとLINEMOの基本料金には通話サービスは含まれていません。

その分povoとLINEMOの月額料金は安くなっています。

もちろん、「5分以内の国内通話無料」が絶対にできないわけではありません。

必要に応じて月額550円の通話オプションに加入することで、5分以内のかけ放題が可能になります。

ただし、通話オプションに加入した場合はpovoやLINEMOよりahamoの方が安くなります。

※LINEMOのみプラン加入1年目までは通話定額550円割引キャンペーンを実施中

違い3:LINEMOはLINEが使い放題

LINEMOでは、LINEアプリのデータ使用量がノーカウントになります。

無料対象になるのは、LINEアプリのトーク(画像・動画含む)や音声通話・ビデオ通話です。

ただし、スタンプショップや着せ替えショップなど、一部の機能はデータカウントされてしまうので注意しましょう。

LINEトーク・通話だけならデータ量を気にせず利用できるので、LINE中心に使うならLINEMOはかなり使いやすいプランといえます。

違い4:楽天モバイルはデータ使い放題・通話かけ放題

楽天モバイルのプランであるRakuten UN-LIMIT Vの最も魅力的な点は、データ容量が無制限であることです。

そのため、データ容量に関しては、20GBの上限が設定されているドコモ・au・ソフトバンクより一歩リードしていますね。

また、専用アプリを利用すれば、国内通話も使い放題になります(楽天モバイル回線/au回線共通)。

利用データ容量が少なければ1番安い

Rakuten UN-LIMIT VIは、20GBに到達するまでは段階制定額になっています。

そのため、毎月20GBに到達しない使い方なら、ドコモ・au・ソフトバンクよりお得に利用できます。

Rakuten UN-LIMIT VIのデータ量別料金

データ量月額料金
1GB未満0円※
1〜3GB1,078円
3〜20GB2,178円
20GB超え3,278円
※2回線目は1,078円

他キャリアはデータ量に関わらず定額なので、データ使用量が少ない方にとっては楽天モバイルが最もコスパがよくなります。

データ容量無制限の注意点

データ容量が無制限になるのは楽天モバイル回線エリアのみです。

楽天モバイル回線エリアは地方の都市部にも広がりつつありますが、ドコモ・au・ソフトバンクに比べればまだまだ狭いと言わざるを得ません。

楽天モバイル回線エリア外では、auの回線を利用することになります。この場合、月に使えるデータ容量は5GBまでです。他社の20GBよりかなり少なくなります。

ユーザーの環境によっては相性が悪い場合も

これはあまり知られてないことですが、一部の端末で楽天モバイル回線とau回線の自動切り替えが上手くいっていないようです。

圏外になってしまったときは、手動で回線を切り替えなければなりません。住んでいる地域や使っている端末によっては、使い勝手がかなり落ちてしまうので気を付けてください。

次の関連記事で楽天モバイルの対応機種と自動切り替え可否をまとめているので参考にしてください。

楽天「Rakuten UN-LIMIT(アンリミット)」対応機種|iPhone・Android

このように、楽天モバイルはデータ無制限であるものの、ahamo・povo・LINEMOより優れているかと言われれば、必ずしもそうではありません。環境次第では他社の方が優れていると言えます。

違い5:ahamoと楽天モバイルは国際ローミング対応

ahamoと楽天モバイルは国際ローミングに対応しているため、利用している端末を外国でそのまま利用できます。

海外での通信料金は非常に割高ですが、国際ローミングに対応していればプランのデータ容量を利用できるので、追加料金がかかりません。

なお、LINEMOは国際ローミングには無料で対応していますが、海外で利用するデータ通信料は別途2円/1kbpsで発生します。

海外パケットし放題を適用させないと5万円以上になる恐れがあるので、LINEMOで海外に渡航する際は注意しましょう。

>海外パケットし放題の詳細はこちら

ちなみにauは国際ローミング提供予定ですが、開始時期など詳細は決まり次第告知されるとのことです。

以上のことから、海外利用が多い方はahamoか楽天モバイルを選ぶようにしましょう。

ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイルの共通点

アハモ

画像引用元:ahamo

ここまで各プランの違いについて解説してきましたが、ここからは共通点について詳しく見ていきます。

特にahamo・povo・LINEMOは同時期に発表されたこともあり、共通点がかなり多いです。

キャリア品質で従来プランより圧倒的に安い

ahamo・povo・LINEMO・楽天モバイル共通の強みは、従来の料金プランより圧倒的に安いことです。

キャリアの高品質な通信を3,000円未満で利用できるメリットはかなり強力です。

最近は格安SIMも対抗プランを出して安さ最重視の方の選択肢は増えましたが、総合的なコスパは4キャリアの新プランの方がいいでしょう。

月のデータ容量は20GB

ahamo・povo・LINEMOのデータ容量はいずれも20GBです。

月額3,000円弱の容量としては破格と言えます。格安SIMでもここまで安くはありません。

なお、Rakuten UN-LIMIT VIは、楽天モバイル回線エリアではデータ容量無制限ですが、パートナー回線エリアでは5GBまでの上限が付きます。

キャリアメールには非対応

ahamo・povo・LINEMO・Rakuten UN-LIMIT Vは、ともにキャリアメールに非対応です。

元々これらのプランは、ネットにある程度詳しい世代をターゲットとしています。

そのようなユーザーが主に使っているのは「Gmail」のようなフリーメール。そのため、これら4プランはキャリアメールに対応していないのです。

もちろんターゲット層に該当する方の中にも、キャリアメールを重宝している方は少なくないと思います。

しかし、フリーメールアドレスは簡単に取得できるので、これを機に乗り換えてみるのもアリかもしれません。

申込はオンラインが中心

今回解説している4プランは、いずれもオンラインでの申し込みが中心です。

LINEMOはLINEアプリでも申し込みできますが、これも窓口が違うだけでオンラインであることに変わりありません。

また、契約してからのサポートも原則オンライン上で行われ、故障対応ですら店舗でのサポートは受けられなくなります。

つまり、ahamo・povo・LINEMOは、ある程度ネットに詳しい人でないと利用が難しいということです。

なお、Rakuten UN-LIMIT VIだけは例外で、公式サイトのほか、店舗でも申し込めます。

eSIMに対応している

povo・LINEMO・Rakuten UN-LIMIT VIはいずれもeSIMに対応しています。

ahamoは現時点でeSIMは非対応ですが、ドコモの井伊社長がeSIM対応に対して前向きなコメントをしています。

eSIMを利用すれば、契約後すぐに回線が使えるようになりますし、SIMカードの入れ替えも不要です。

何かと便利なので、ahamoでもぜひ早めに対応してほしいですね。

家族割や光回線セット割はない

昔からドコモ・au・ソフトバンクには家族割や光回線セット割といった割引サービスがありましたが、ahamo・povo・LINEMOには、これらの割引を適用できません。

それどころか、これら3つのプランは基本的にあらゆる割引の対象外です。

この点はちょっと残念ですが、そもそも月額料金が破格の安さですし、割引がない分、非常にシンプルでわかりやすいプラン構成になっています。

割引を適用できないのは、むしろメリットと言えるでしょう。

ahamoの特徴・おすすめの人

ahamoのロゴ

画像引用元:ahamo

ここまでahamo・povo・LINEMO・Rakuten UN-LIMIT Vの特徴を比較してきました。

ここからはそれぞれのプランについて、おすすめな人の特徴を紹介していきます。

まずは20GBプランの競争の火種となったahamoです。

ahamoの特徴
  • データ容量20GBで月額2,970円
  • 利用回線はドコモ回線で5Gにも対応
  • 5分以内の国内通話が無料
  • 国際ローミングにも対応
  • 申し込みはahamo専用サイトのみ

ahamoを真っ先におすすめできるのは、ネットをある程度使えるドコモユーザーです。

特に、現在ギガライト系プランを利用している方には強くおすすめしたいですね。

ギガライトの1GB未満の料金は月額3,278円でahamoより高くなります。

そんなahamoでは使えるデータ容量は、なんと20GB。ギガライトとは比べ物になりません。コスパならahamoの圧勝でしょう。

ただし、ahamoでは申し込みからサポートまで、全ての手続きがオンライン上で行われます。いくら安くても、ネット上での手続きが不得手な方は、契約を控えた方が無難でしょう。

ahamo(アハモ)でiPhone12をお得に使おう!割引・キャンペーンや購入方法

povoの特徴・おすすめの人

povo

画像引用元:君にピッタリの自由へ、一緒に。新料金プラン「povo」誕生|au

povoの特徴
  • データ容量20GBで月額2,728円
  • 利用回線はau回線で、5Gには2021年夏以降に対応
  • 「トッピング」で、通話無料などの追加サービスを受けられる
  • 申し込みはpovo専用サイトのみ

povoはピタットプラン系を利用しているauユーザーにおすすめです。

ただし、2021年の夏までは5G回線が使えないので、povoの提供が始まる3月時点では、ピタットプラン4G LTEを利用している方におすすめのプランとなります。

ピタットプラン4G LTEは、1GB未満で3,278円。20GBのpovoより高額です。

しかも、2GBを超えたら月額4,480円。povoよりも遥かに高いですよね。

povoは5分以内の国内通話無料を付けても月額3,278円です。価格と内容から見れば、povoの方が圧倒的におすすめできます。

なお、povoもahamoと同じように、契約・サポートともにオンライン手続きが中心です。

ネットにあまり詳しくない方には向かないプランと言えるでしょう。

au povo(ポヴォ)の評判はどう?デメリット6つ・メリット6つを完全解説

LINEMOの特徴・おすすめの人

LINEMOのロゴ

画像引用元:【公式】LINEMO|ソフトバンクのオンライン専用ブランド

LINEMOの特徴
  • データ容量20GBで月額3,278円
  • 利用回線はソフトバンク回線で5Gにも対応
  • 5分以内の国内通話が無料
  • 国際ローミングの通信料は別途発生
  • LINEのトークと通話はデータノーカウントの対象
  • 申し込みはLINEMO専用サイトとLINEアプリ
    ※LINEアプリ申込みは今後対応予定

LINEMOはミニフィットプランを利用している人と、LINEを多用している人に特におすすめできます。

そもそもソフトバンクは、低容量プランに弱く大容量プランに強いキャリアです。

ミニフィットプランは1GB未満で月額4,378円。他キャリアより高いですし、20GBで3,278円のLINEMOと比べてもかなり高いですよね。

しかも、1GBを超えると月額が6,578円に大幅アップします。

したがって、ミニフィットプランユーザーはLINEMOへの乗り換えを強くおすすめします。

また、LINEMOにはLINEアプリのデータノーカウントが付いてくるので、メインの連絡手段としてLINEを使っている方にもぴったりです。

これ目当てでLINEMOに乗り換えるのも全然アリでしょう。

LINEアプリから簡単に申し込みできる点も、地味に嬉しいメリットです。

コミュニケーションの中心にLINEアプリがある若い世代にとっては、かなり魅力的なプランと言えます。

楽天モバイルの特徴・おすすめの人

楽天モバイル

画像引用元:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT VIの特徴
  • データ容量無制限で月額3,278円
  • 1回線目なら1GB未満で月額無料
  • 国内通話は専用アプリ利用で無料
  • 利用回線は楽天モバイル回線とau回線で5Gにも対応
  • 楽天モバイルのエリア外はau回線で月5GBまで
  • 国際ローミングにも対応
  • 申し込みは楽天モバイル公式サイトと全国の店舗

上記の特徴を見る限り、Rakuten UN-LIMIT VIのサービス内容は4キャリアの中で最も優れています。

しかし、楽天モバイル回線に対応するエリアは、まだ限られているのが現状です。

パートナー回線であるau回線エリアでは、データ容量が5GBまでに制限されますし、人気のiPhoneはエリア自動切り替えができません。

したがって楽天モバイルは、自分の行動範囲の多くが楽天モバイル回線エリア内にある方にはぴったりといえます。

しかし、今のところおすすめできる人は限られています。

あと数ヶ月もすれば、楽天モバイル回線エリアもかなり広がっていることでしょう。

今はひとまずahamo・povo・LINEMOのいずれかに乗り換えて、様子見するのもアリですよ。

メリット・デメリットを把握した上で契約しよう!

今回は、ahamo・povo・LINEMO・Rakuten UN-LIMIT VIの違いや特徴について解説しました。

4キャリアプランの違いまとめ
  • 利用できるキャリア回線が違う
  • povo・LINEMOは無料通話が別料金
  • LINEMOはLINEが使い放題
  • 楽天モバイルはデータ使い放題・通話かけ放題
    ※自社回線エリア内限定
  • ahamoと楽天モバイルは国際ローミングに対応

また、それぞれのプランをおすすめできる人の特徴は下記のとおりです。

各プランのおすすめな人まとめ
  • ahamo:ギガライト系プランを利用している人
  • povo:ピタットプランを利用している人
  • LINEMO:ミニフィットプランを利用している人やLINEを多用している人
  • Rakuten UN-LIMIT VI:自分の行動範囲の大半が楽天モバイル回線エリア内にある人

年末年始にかけて発表されたドコモ・au・ソフトバンクの新プラン。いずれも容量20GBで、5分以内の無料通話込みで月額3,000円未満になるなど共通点が多く見られます。

しかし、細かいサービス内容は各社でかなり違うので、自分のスマホ環境に合ったプランを選ぶことが大切です。

また、サービス内容を見る限り楽天モバイルが最強ではありますが、致命的なデメリットもあるので、契約前に回線のエリアなどをしっかり確認しておきましょう。楽天モバイルは、意外と人を選ぶキャリアです。

本記事の内容を参考に、自分にピッタリなプランで快適なスマホライフを手に入れてくださいね。

ドコモ・au・ソフトバンクは公式オンラインショップを利用すれば事務手数料不要でショップ(店舗)よりお得に購入できます。

この記事を書いた人
nuko
ドコモ905iシリーズの頃から代理店でモバイルの販売中心の仕事をしてきました。 最終的には全キャリアを渡り歩いた経験を活かして、スマホ本体やプランなどわかりやすく解説したいと思います!