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ドコモの5G・4Gのデータプラスは、タブレットなどをサブ機として使いたい場合にぴったりのプランです。
ただし、ペアとなる回線の契約がデータ無制限であっても、データプラス回線が無制限で利用できる訳ではありません。
この記事では、データプラスの注意事項、料金や申し込み方法などを紹介します。
ドコモユーザー、そしてこれから機種変更を検討している人もぜひ参考にしてください。
- 「データプラス」単独での契約はできない
- 同一契約名義に「ドコモのギガプラン」の契約回線があることが申し込み条件
- 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」契約の場合はデータプラス回線の利用可能データ量は30GBまで
※本記事中の価格は総額表示です。
トップ画像引用元:NTTドコモ 5G
ドコモのデータプラスの特徴
画像引用元:5Gデータプラス | 料金・割引 | NTTドコモ
まず初めに、データプラスの内容を紹介します。
データプラスはドコモでスマホとタブレットを使う人にはおすすめのプランなので、ぜひチェックしてみてください。
- 主回線のデータ量を2台目の機種とシェアできるプラン
- データ通信専用で通話は不可
- 2019年9月30日以前の申し込みだとデータプラス、以降の申し込みだとデータプラス2になる
- 無制限プランに加入していても無制限にシェアできるわけではない
- スマホ+タブレットの使い方がベター
データプラスのサービス内容
ドコモの「データプラス」は、すでにドコモのギガプランの契約がある方が、2台目機種に適用できる料金プランです。
ペアに設定した主回線のデータ量をシェアして利用するデータ通信専用のプランとなっています。
そのため、音声通話は利用できません。
au・楽天モバイルの「データシェア」、ソフトバンクの「データシェアプラス」と似ていますが、主回線のデータ量をシェアできる点は同じもののこちらはペア指定となっており、2台以上の端末間でのシェアはできなくなっています。
データプラス2とは
また「データプラス」は2019年9月30日以前での申し込みと、2019年10月1日提供開始の2つがあり、後者はMy docomoや請求書などで「データプラス2」と表記されています。
データプラスを適用した回線のデータ量は、ペアとなる主回線の「ドコモのギガプラン」の利用可能データです。
しかし、ペアとなる回線の契約がデータ無制限、あるいは大容量で利用できる場合は「30GB」の上限が設けられています。
次のギガプランを利用中の方はその点に注意してください。
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガホ
- ギガホ プレミア
データプラスの使い方・活用方法
データプラス回線にしたタブレットやルーターは、ペアとなる「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「5Gギガライト」「ギガホ プレミア」「ギガホ」「ギガライト」の利用可能データ量をシェアできます。
普段使いのスマホのサブとしてタブレットを利用する場合は、データプラスを選択される方が多いようです。
例えば、タブレットにデータプラスを適用すれば、スマホより大きな画面で高画質の動画を視聴したいときに便利です。
Wi-Fi環境のない外出先でも活躍するでしょう。
また、モバイルWi-Fiルーターをデータプラス回線にすれば、スマホなどをデータ通信することが可能となります。
スマホ(ギガホなど)+ルーター(データプラス)で契約し、もう1台スマホやタブレットなどを回線契約せずルーターを介してインターネットを利用するといった具合です。
同時接続台数についてはルーターの機能によって異なるため確認が必要です。
データプラスとペアにできるプラン
データプラスを利用するためには、同一名義の「ドコモのギガプラン」の契約が必要です。
「ドコモのギガプラン」とは、以下の総称です。
- 5Gギガホ プレミア
- 5Gギガホ
- 5Gギガライト
- ギガホ プレミア
- ギガホ
- ギガライト
「ギガホ」と「ギガライト」は新規申し込みを終了しているプランですが、2019年9月30日以前の申し込み、2019年10月1日以降の申し込み共に対象となっています。
申し込みは「ドコモのギガプラン」1回線につき「データプラス」1回線で、「データプラス」単独での契約はできません。
また、ペアとなる回線を指定するためのペア設定が必要です。
5Gギガホ プレミア
データ通信料も月額料金に含まれた5G専用の料金プランの1つです。
毎月の利用可能データ量が無制限かつ、「テザリング」も申し込み不要で使い放題の最高ランクのプランです。
- 5Gギガホ プレミアの月額料金:7,315円
- 5Gギガホ プレミアのデータ容量:無制限
- 5Gデータプラスの月額料金:1,100円
- シェアして使えるデータ容量:30GB
- 速度制限時の速度:送受信最大1Mbps
4Gエリアでもデータ量無制限で利用できます。
速度制限時の速度が1Mbpsと使える範囲ではあるのですが、5Gギガホ時には3Mbpsの制限となっているので、こちらの切り替え時には注意しましょう。
5Gギガホ
データ通信料も月額料金に含まれた5G専用の料金プランですが、2021年3月31日に新規受付は終了しています。
毎月の利用可能データ量が100GBの大容量、超過後も送受信最大3Mbpsの速度で利用できます。
「データ量無制限キャンペーン」中なら毎月の利用可能データ量が無制限となるお得なプランで、「テザリング」も申し込み不要で使い放題となっています。
- 5Gギガホの月額料金:8,415円
- 5Gギガホのデータ容量:100GB(キャンペーンで無制限)
- 5Gデータプラスの月額料金:1,100円
- シェアして使えるデータ容量:30GB
- 速度制限時の速度:送受信最大3Mbps
5Gギガホ プレミアと違い、速度制限時でも3Mbps出るのは結構なメリットです。
5Gギガライト
データ通信料も月額料金に含まれた5G専用の料金プランで、毎月1~7GBまでの間で使った分に応じて料金を支払うシステムです。
無料の「ギガプラン上限設定オプション」を利用すれば、利用可能データ量の上限を設定することも可能です。
- 5Gギガライトの月額料金:3,465円~6,765円
- 5Gギガライトのデータ容量:1~7GB
- 5Gデータプラスの月額料金:1,100円
- シェアして使えるデータ容量:1~7GB
- 速度制限時の速度:送受信最大128kbps
利用料金をなるべく節約したい方や、お子さん向けのスマホに最適です。
ギガホ プレミア
データ通信料も月額料金に含まれた料金プランです。
毎月の利用可能データ量も「テザリング」も60GBまで利用可能で、4Gプランの中では最高ランクです。
- ギガホ プレミアの月額料金:7,205円
- ギガホ プレミアのデータ容量:60GB
- データプラスの月額料金:1,100円
- シェアして使えるデータ容量:30GB
- 速度制限時の速度:送受信最大1Mbps
容量超過後の通信速度は送受信最大1Mbpsとなります。
また、3GB以下の月は1,650円安くなりお財布に嬉しいのも魅力です。
ギガホ
データ通信料も月額料金に含まれた料金プランで、2021年3月31日に新規受付は終了しています。
- ギガホの月額料金:7,678円
- ギガホのデータ容量:30GB(キャンペーンで60GB)
- データプラスの月額料金:1,100円
- シェアして使えるデータ容量:30GB(キャンペーン中は60GB)
- 速度制限時の速度:送受信最大1Mbps
毎月最大30GBまで通信速度制限なし、容量超過後は送受信最大1Mbpsの速度で利用できます。
ギガライト
データ通信料も基本料金に含まれた料金プランで、毎月1~7GBまでの間で、使った分に応じて料金を支払うシステムです。
無料の「ギガプラン上限設定オプション」を利用すれば、利用可能データ量の上限を設定することも可能です。
- ギガライトの月額料金:3,278円~6,765円
- ギガライトのデータ容量:1~7GB
- データプラスの月額料金:1,100円
- シェアして使えるデータ容量:1~7GB
- 速度制限時の速度:送受信最大128kbps
利用料金をなるべく節約したい方や、お子さん向けのスマホに最適です。
ドコモ データプラスの料金・データ量
「データプラス」の料金は申し込み時期によって2通りに分かれていて、提供条件、解約金などが異なります。
近年、モバイル業界では解約金や期間の縛りの見直しが進んでおり、より直近の申し込みの方が気軽にお得な料金で利用できるようになっています。
ドコモ データプラス2の料金・解約金(2019年10月1日以降に申し込んだ場合)
項目 | 詳細 |
---|---|
月額 | 1,100円 |
解約金 | 不要 |
ドコモ データプラスの料金(2019年9月30日以前に申し込んだ場合)
項目 | 詳細 |
---|---|
月額(定期更新あり) | 1,100円 |
月額(定期更新なし) | 2,750円 |
解約金 | 更新期間以外の解約時は10,450円 |
繰り返しとはなりますが、無制限・大容量のギガプランの場合は、30GBの上限が設けられる点に注意してください。
利用可能データ量
項目 | 利用可能データ量 | 「スピードモード」 「1GB追加オプション」による速度低下の回避 |
---|---|---|
5Gギガホ プレミア | 最大30GB | × |
5Gギガホ | 最大30GB | ○ |
5Gギガライト | 最大7GB | ○ |
ギガホ プレミア | 最大30GB | × |
ギガホ | 最大30GB | ○ |
ギガライト | 最大7GB | ○ |
ドコモのデータプラスを料金シミュレーション
データプラスを利用した際のモデルケースについて紹介します。
下記は、ペアとなる料金プランが「ギガホ プレミア」の場合です。
「データプラス」に2019年10月1日以降申し込みをした場合は、データプラス自体の定期契約なしの料金プランが無くなり、月額1,100円の一択になります。
ドコモのギガプランに+1,100円かかるという認識でOKです。
下記の定期契約なし・ありはデータプラスではなく、主回線であるギガホ プレミアのものです。
「ギガホ プレミア」定期契約なしで3GB以上利用した場合
項目 | ギガホ プレミア | データプラス |
---|---|---|
月額 | 7,205円 | 1,100円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,100円 | - |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | - |
dカードお支払割 | -187円 | - |
合計 | 5,918円 |
「ギガホ プレミア」定期契約ありで3GB未満の場合
項目 | ギガホ プレミア | データプラス |
---|---|---|
月額 | 5,368円 | 1,100円 |
みんなドコモ割(3回線以上) | -1,100円 | - |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | - |
dカードお支払割 | -187円 | - |
合計 | 4,081円 |
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ドコモ データプラスの申し込み方法
「データプラス」は、Web・電話・店舗の3パターンで申し込めます。
- Web
- 電話
- 店舗
Web
PC、スマホ、ドコモ ケータイ(spモード)ならWebからの申し込みが便利です。24時間いつでも利用できます。
ドコモオンライン手続きの手順(PCやWi-Fiの場合)
- My docomoにアクセスし「ログインして表示」を押す
- dアカウントにてログインする
- 画面上部の「契約内容・手続き」を押し検索バーに「データプラス2」と入力する
- 検索結果が表示されたら「お手続きする」を押し手続きを開始する
ドコモオンライン手続きの手順(spモードの場合)
- dメニューからMy docomoにアクセスし「ログインして表示」を押す
- ネットワーク暗証番号を入力し暗証番号確認ボタンをタップする
- 画面上部の「契約内容・手続き」を押し検索バーに「データプラス2」と入力する
- 検索結果が表示されたら「お手続きする」を押し手続きを開始する
電話
ドコモの携帯電話からは局番なしの「151」発信から無料で申し込むことができます。
受付時間は9:00~20:00までです。
終日カスタマーセンターは混み合う傾向にあるので、時間に余裕のあるときに利用するとよいでしょう。
店舗
ドコモの店舗でも申し込み可能です。
営業時間は店舗により異なりますが、10:00~19:00である場合が多いようです。
原則、来店予約をする必要があります。
ドコモ データプラスの注意点
2019年10月1日以降の「データプラス」の注意事項を紹介します。
- 利用可能データ量超過後の速度はそれぞれ異なる
- 「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」の速度制限はオプションでも解除できない
- 「データプラス」回線からはオプションの追加ができない
利用可能データ量超過後の速度はそれぞれ異なる
利用可能データ量を超えた場合、当月末までの「データプラス」の通信速度は、ペアとなる料金プランに依存します。
利用可能データ量超過後の速度
項目 | 送受信最大速度 |
---|---|
5Gギガホ プレミア | 1Mbps |
5Gギガホ | 3Mbps |
5Gギガライト | 128kbps |
ギガホ プレミア | 1Mbps |
ギガホ | 1Mbps |
ギガライト | 128kbps |
「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」の速度制限はオプションでも解除できない
「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」の場合、データプラスの利用可能データ量の上限が30GBになり、それ以上の利用時は速度制限がかかります。
その際「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」は、速度制限中でも送受信時最大3Mbps、最大1Mbpsとなり比較的快適に利用できるようになっています。
ただし、「スピードモード」または「1GB追加オプション」での速度制限解除はできない点に注意してください。
- スピードモード(1GBあたり1,100円):利用可能データ量超過後も事前に申し込み・指定したデータ量まで通常速度で利用できる
- 1GB追加オプション(1GBあたり1,100円):欲しいときいつでも1GBずつデータ量を追加できる
「データプラス」回線からはオプションの追加ができない
「スピードモード」および「1GB追加オプション」は、「データプラス」回線からの追加はできません。
適用させるためには、主回線であるドコモのギガプランの契約から行う必要があります。
3台目は別で契約する必要あり
データプラスを契約できるのは、メインの回線1つにつき1つのみです。
3台目(3回線以上)を使いたい場合はデータプラスでは契約することはできません。
新たに別の料金プランを追加する必要がある点には注意が必要です。
ドコモ データプラスの解約方法
データプラス回線の解約方法は2パターンあります。
- 店舗へ来店
- My docomoよりデータプラスの回線でログインし解約
店舗へ来店
1つ目はドコモの店舗で行う方法です。
店舗は初めてスマホを購入される方や慎重に対面で料金プランを決めたい方なども利用するため、1人1人にスタッフが対応する時間も多くなっています。
そのため、お昼休みや仕事帰りにパッと済ませたくて来店したものの、予定が狂ってしまったというケースも見られます。
ブラウザの使い方に慣れている方は、ぜひWebでの手続きも検討してみてください。
My docomoよりデータプラスの回線でログインし解約
申し込み時と同様にMy docomoから解約を行います。
注意点としてデータプラス回線を解約するときは、主回線ではなく、データプラスのdアカウントでログインする必要があります。
My docomoで解約する方法
- My docomoへアクセスする
- データプラスのdアカウントでログインする
- 「お手続き」へ進む
- 「解約・その他」から解約する
データプラス回線の利用可能データ量は最大30GBまで
画像引用元:iPad Pro – iPad Proを選ぶ理由 – Apple(日本)
この記事では、ドコモのデータプラスは無制限で使えないという注意事項を元に紹介しました。
「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」契約の場合は、データプラス回線の利用可能データ量は30GBまでとなる点に注意してください。
最新のデータプラスは月額1,100円、解約金なしで手軽に始められます。
タブレットをサブ機として使いたい方は検討してみてはいかがでしょうか。
- 「データプラス」単独での契約はできない
- 同一契約名義に「ドコモのギガプラン」の契約回線があることが申し込み条件
- 「5Gギガホ プレミア」「5Gギガホ」「ギガホ プレミア」契約の場合はデータプラス回線の利用可能データ量は30GBまで
- 「5Gギガホ プレミア」「ギガホ プレミア」の速度制限はオプションでも解除できない