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「ドコモからMNPしようとしたら主回線(代表回線)だからできないと言われた・・・主回線の解約ってどうやるの?」といったトラブルは少なくないようです。
ファミリー割引には、代表となる主回線とそれ以外の子回線がありますが、これらの解約自体は簡単です。
しかし、ファミリー割引を解約したい方の立場によっては、手続きが難しくなってしまい、大きな落とし穴も待ち受けています。
本記事では、ファミリー割引を解約する際の手順を、さまざまなケースに分けて解説。手続きの際に注意すべきこともまとめました。
これから機種変更を検討している人はぜひ参考にしてください。
トップ画像引用元:ファミリー割引 | 料金・割引 | NTTドコモ
ドコモからアハモに変えるのウェブで簡単☆とか言っときながらファミリー割引をウェブで解約できなくて結局変更できなかった罠。
— おみかん🍊備後国 (@4_y0u161) April 30, 2022
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解約する前に知っておきたい2つのグループ
画像引用元:ファミリー割引 | 料金・割引 | NTTドコモ
ファミリー割引の解約自体はとても簡単です。主回線と子回線で方法が若干異なるだけで、基本的には担当の方に伝えるだけで手続きは終了します。
しかし、これはあくまでファミリー割引単体の話。
ドコモの解約(MNPなど)が絡んでくると、手続きは途端に複雑化するのです。
そんな複雑な解約手続きを理解するためには、まずファミリー割引でよく使われる、2つのグループについて理解する必要があります。
ファミリー割引とよく併用される2つのグループ
ファミリー割引でよく使われるグループは、以下の2つです。
- 一括請求グループ
- ポイント共有グループ
この2つは、ファミリー割引を利用する上で必須のものではないのですが、ファミリー割引と共によく利用されているグループです。
これらのグループには以下の役割があります。
- メンバーの利用料金を、1つの請求書にまとめることができる
- グループは代表者が1人必要。メンバー分の利用料金を合算した請求書が代表者の元に送られる
- 世帯単位で利用するケースが多く、一ヶ所にまとめられるので管理しやすい
- メンバーのⅾポイントを1つのアカウントにまとめることができる
- グループは代表者が1人必要。メンバー分のⅾポイントが代表者のアカウントに集約される
- 世帯毎に利用するケースが多く、管理しやすい
一括請求グループは月額料金を管理するグループ、ポイント共有グループはdポイントを管理するグループであるということですね。
そして、ファミリー割引の主回線者と同様、一括請求グループとポイント共有グループにも代表者がいます。
ここで気を付けたいのは、ドコモを解約したい契約者がこれらの代表者になっている場合、ファミリー割引の解約とともにこれらの代表者も変更する必要があるという点です。
代表者の変更は実質必須!
実は、一括請求グループとポイント共有グループの代表者であっても、何もかも無視してそのままドコモを解約することは可能です。
この場合、一括請求グループは自動的に解散となり、残されたグループ員には個別で請求が行くようになります。
一括請求グループを維持したいのであれば、やはり代表者の変更を行わなければなりません。
また、ポイント共有グループも、代表者の解約により、これまでグループで貯めてきたdポイントが全て失くなります。
グループ代表者の変更手続きを忘れたまま、代表者が解約の申請を行っても、エラー扱いにはなりません。したがって、ドコモショップ側も気が付いてくれない可能性があります。
グループ代表者の変更は必須事項ではありませんが、基本的には必ず行うようにしましょう。
- 一括請求グループ:代表者の変更は必須でないが、変更しないまま解約すると、グループ員の請求が自動的に個別請求に変更される。それでは不都合な場合、代表者は変更した方が良い。
- ポイント共有グループ:代表者の変更は必須ではないが、変更しないまま解約すると、dポイントをすべて失う恐れがある。必ず変更すること。
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主回線と子回線の解約方法(ドコモを解約する場合)
ここからはグループ代表者の変更を含めた、主回線と子回線の変更方法について見ていきましょう。
まず、ファミリー割引は主回線(代表回線)と子回線の2つに分けられます。
ドコモ解約時の対応は以下のとおりです。
- 主回線者:子回線のメンバーの中から新たに主回線者を選び、変更する必要がある。
- 子回線者:作業不要。そのまま解約手続きをする。
主回線者は新たに主回線者となるメンバーを選び、自分を子回線者にする必要があります。
このときに確認しておきたいのが、ファミリー割引を解約したいユーザーが一括請求グループの代表者であるかどうかです。
一括請求グループの代表者を兼ねている場合、手続きが複雑になります。事前に準備しておかなければいけないものもあるため、忘れずに確認するようにしましょう。
一方、解約ユーザーがポイント共有グループの代表者である場合は、少しだけ注意すべき点はあるものの、手続き自体は簡単です。
おおまかな流れは次のとおりです。
- 一括請求グループ代表者を変更する / ポイント共有グループの代表者を変更する
- 主回線から子回線への変更を行う
- ファミリー割引の解約する
- ドコモの解約(MNPなど)
一括請求グループ代表者の変更方法
代表者の変更には、次の書類が必要となります。
- 運転免許証などの身分証明書
- 現回線の電話番号
- ネットワーク暗証番号
- 現回線の電話番号
- ネットワーク暗証番号
- 新代表者名義のキャッシュカード(引き落とし用の口座を変更する場合)
これらを用意して、現代表者と新代表者の2人がドコモショップの窓口にて申し込めば、一括請求グループ代表者の変更手続きを最後まで進めることができます。
ポイント共有グループ代表者の変更方法
一括請求の代表者とは違い、特に用意するものはありません。ドコモショップの窓口で変更したい旨を告げるだけです。
主回線を変更・解約するには
代表者を変更したら、今度はファミリー割引の主回線を子回線に変更します。
このとき、新たに主回線者となる方を子回線の中から指名する必要がありますので、予め決めておきましょう。
書類などは不要です。担当者に主回線者の変更を伝えるだけで、手続きが進みます。
子回線者となれば、あとはファミリー割引の解約を申し出れば解約手続き完了です。このままドコモの解約に進むこともできます。
準備さえしっかりしていれば大丈夫!
やるべきことが多いように見えますが、自前で準備しなければいけないのは、一括請求グループ代表者の変更に必要なものだけです。
あとは一括請求グループの現代表者と新代表者の2人でドコモショップに行けば、手続きを最後まで進めることができます。
グループの代表者を兼ねている子回線の変更方法
おおまかな流れは以下のとおりとなります。
- 一括請求グループ代表者を変更する / ポイント共有グループの代表者を変更する
- ファミリー割引を解約する
- ドコモの解約(MNPなど)
代表者の変更は必要ですが、ファミリー割引の子回線者は特別な手続きを行う必要はなく、そのまま解約可能です。
では、具体的な手順を見ていきましょう。
一括請求グループ・ポイント共有グループの代表者の変更方法
両グループ共に、代表者変更方法は主回線のときと同様です。
子回線者がファミリー割引を解約するには
子回線は主回線とは違い、解約に制限はありません。
窓口の担当者に子回線を解約したい旨を告げれば、手続きを最後まで進めることができます。
グループの代表者を兼ねていない主・子回線の変更方法
グループの代表を兼ねていない場合は、ファミリー割引の手続きのみとなります。
主回線者は子回線者から新たに主回線者を選びましょう。子回線者はそのまま解約でOKです。
この場合は、ドコモショップかドコモインフォメーションセンターで手続きを行えます。
主回線の変更方法
主回線の変更手続きは、主回線契約者が行うことができます。なお、主回線を変更する際は、新たな主回線者を子回線から選ぶ必要があるため、予め決めておきましょう。
ドコモショップでの手続き
ドコモショップの窓口で、主回線の変更をしたい旨を告げるだけです。そのうえで、ファミリー割引の解約を申し出れば、解約手続きを最後まで行うことができます。
ドコモインフォメーションセンターでの手続き
基本的にドコモショップの場合と変わりません。担当者に主回線の変更を申し出て、その手続きが終わったらファミリー割引を解約したい旨を伝えます。
子回線の変更方法
子回線の解約は、ドコモショップもしくはドコモインフォメーションセンターで「ファミリー割引を解約したい」と伝えるだけです。
ファミリー割引に加入する際は主回線者の同意が必要でしたが、解約時は必要ありません。
主回線と子回線の解約方法を端的にまとめてみた
非常にややこしいので一度、頭の中を整理しましょう。
大事なのはグループの代表者か否か、代表者であれば主回線か子回線か、です。
グループの代表者=主回線だった場合の変更方法
- 一括請求グループ代表者の変更
必要書類などを用意して、現代表者と新代表者の2人がドコモショップの窓口にて申し込む。 - ポイント共有グループ代表者の変更
ドコモショップの窓口で変更したい旨を告げるだけ。 - 主回線を変更する → 子回線となる
書類などは不要。担当者に主回線者の変更を伝えるだけ。 - ファミリー割引の解約
ドコモの解約(MNPなど)
グループの代表者=子回線だった場合の変更方法
- 一括請求グループ・ポイント共有グループの代表者の変更
両グループ共に、主回線の変更方法と同じ。 - ファミリー割引を解約する
窓口の担当者に子回線を解約したい旨を伝えるだけ。 - ドコモの解約(MNPなど)
グループの代表者を兼ねていない主・子回線の変更方法
ドコモショップかドコモインフォメーションセンターで、ファミリー割引の手続きをするだけでOK!
主回線の変更方法
主回線契約者が行う。
担当者に主回線の変更を申し出て、その手続きが終わったら、ファミリー割引を解約したい旨を伝える。
子回線の変更方法
「ファミリー割引を解約したい」と伝えるだけ。
ドコモを解約しない場合のファミリー割引の解約方法
「グループの代表者を兼ねていない場合の変更方法」と同じやり方で、ファミリー割引を解約できます。
これはグループの代表を兼ねている場合でも同じです。
一括請求グループとポイント共有グループは、ファミリー割引に関わりの深いサービスではあるものの、ファミリー割引の解約が影響を及ぼすことはありません。
よって、ファミリー割引を解約しても、両グループのメンバーであることに変わりはないですし、代表者であった場合もそのままです。
ドコモで親回線が抜けてahamoに行く場合の影響
画像引用元:報道発表資料 : 新プラン「ahamo(アハモ)」を発表 | お知らせ | NTTドコモ
2021年3月から始まったドコモの新プラン「ahamo」。
20GB使えて月額料金2,970円は非常に魅力的なのですが、このプランには注意したいこともあります。
残念ながら、ahamoには「ファミリー割引」を適用できません。
ahamoへ乗り換える際は、必ずファミリー割引を抜ける必要があります。
そのため、親回線の方がahamoに乗り換える場合は、下記3つの手続きが必須です。
- ファミリー割引の主回線者を変更し、自分を子回線者にする
- 一括請求グループの代表者変更(代表者の場合)
- ポイント共有グループの代表者変更(代表者の場合)
ahamoはドコモのプランではあります。
しかし、ドコモユーザー(ファミリー割引代表者)がahamoに変更するときに必要となる手続きは、ドコモから他社へ乗り換えたり、ドコモを解約したりするときのものと同じです。
みんなドコモ割の人数にはカウントされる
ahamoユーザーにはファミリー割引が適用されません。そのため、家族間の国内通話でも通常の通話料(22円/30秒)が発生します。
また、ファミリー割引への加入を条件としている「みんなドコモ割」も適用対象外です。
それどころか、ahamoにはあらゆる割引が適用できません。つまり、月額料金が2,970円から安くなることはないのです。
ただし、ahamoユーザーも、みんなドコモ割の人数にはカウントされます。
家族3人でドコモを利用した場合、みんなドコモ割の割引額は1,100円です。
このうちの1人がahamoに乗り換えたとしても、ドコモユーザーである他の2人には、これまでどおり1,100円の割引が適用されます。
家族の誰かがahamoに乗り換えたことで、他の家族の料金が上がってしまうことはありません。
ドコモで子回線が抜けてahamoに行く場合の影響
子回線のユーザーがahamoに変更した場合の影響は、上述した「ドコモで親回線が抜けてahamoに行く場合の影響」と基本的には同じです。
ahamoユーザーはファミリー割引の対象外ですから、家族間での通話時に通話料が発生します。
また、ahamoユーザーはみんなドコモ割の割引対象外です。しかし、人数としてはカウントされるため、他の家族の割引額はこれまでどおり変わりません。
なお、子回線ユーザーがファミリー割引を抜ける場合、面倒な手続きは特に必要ありません。
ドコモのファミリー割引の主・子回線解約時の注意事項
ファミリー割引の解約で注意すべき項目をまとめました。
特に、ポイント共有グループについては多くの方が該当しますので、よく覚えておいてください。
- ポイント共有グループは自動的に加入している可能性もある
- 2人中1人の解約時はファミリー割引も解約になる
ポイント共有グループは自動的に加入している可能性も!
「記事中にポイント共有グループってよく出てきたけど、こんなグループ名は聞いたことがない」という方も多いのではないでしょうか。
このグループは2018年5月1日から新設された比較的新しいサービスです。
それまでは、ポイントの共有は一括請求グループで行っていたため、「ⅾポイントの管理=一括請求グループ」という認識の方も多いでしょう。
しかし現在、ⅾポイントは一括請求グループから切り離されています。
実は、もともと一括請求グループのメンバーだった方は、ポイント共有グループができたとき、自動的にポイント共有グループに加入させられているのです。
よって、もしあなたがポイント共有グループという言葉に聞き覚えがなかったとしても、あなたは既にそのグループに加入しています。決して無関係な話ではありません。
また、一括請求グループの代表者はそのままポイント共有グループの代表者となるので、該当する方はドコモの解約時に気をつける必要があります。
ファミリー割引から一人抜けた場合の影響や解約金は?
ファミリー割引のグループから解約するメンバーが出ても、割引額などへの影響はありません。
ただし、ファミリー割引を2人で組んでいた場合は、1人が解約するとそのままファミリー割引自体も解約となり、割引サービスを受けられなくなるので気を付けてください。
また、ファミリー割引を解約しても解約金は発生しませんが、同時にドコモの解約も行った場合は注意が必要です。
ギガライト・ギガホなどのプランや、ファミ割MAX50のような割引サービスによる解約金は、通常通り発生します。
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ファミリー割引の変更はしっかりと知識を身につけてから!
ファミリー割引の主回線・子回線を解約する方法について説明してきました。
ファミリー割引の変更は、ドコモの解約が絡むと非常に複雑になってしまい、注意すべきことも多く出てきます。
特に、ポイント共有グループ代表者の変更については、ユーザー側もしっかり把握していないとトラブルになりかねません。
実際にインターネットの掲示板などでも、ファミリー割引の解約に関する相談をちらほら見かけます。
なお、ドコモユーザーがahamoに変更した場合、「みんなドコモ割」の割引対象からは外れますが、これまでどおり人数にはカウントされるため、他の家族の割引額は変わりません。
ahamoを検討している方は覚えておきたいですね。
トラブルを避けるためにも、本記事で解説した方法と注意点をしっかり確認してから変更手続きを行いましょう。