
オンラインショップなら機種変更がお得
この記事では、子供名義のスマホを親が使う際のメリット・デメリットと、学割が適用されるかについて解説します。
子供がまだスマホを持たない年齢の親御さんの中には、学割目当てに子供名義、または子供を利用者として登録して使おうと考える方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、子供名義のスマホを使うデメリットは「LINEの年齢認証が子供の年齢になる」、「ショップでの手続きが必要な時に子供本人の付き添いが必要になる」など沢山あります。
子供名義のスマホを契約・ドコモで機種変更しようと考えている方は、実際に契約する前に、この記事でメリット・デメリットをぜひ確認してください。
- 学割や年齢が条件の料金プランで月額料金が安くなる
- 一定年齢以下の方向けの機種代金割引が受けられる
- LINEの年齢認証が子供の年齢になる
- 原則フィルタリングサービスに加入する必要がある
- ショップでの手続きが必要な時に面倒
- 子供がある程度自由に契約を変えられる
トップ画像引用元:ドコモ青春割 | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
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子供名義のスマホを親が使うメリットは?
子供名義のスマホを親が使うメリットは、月額料金や機種代金を安くできることです。
- 学割や年齢が条件の料金プランで月額料金が安くなる
- 一定年齢以下の方向けの機種代金割引が受けられる
年齢が条件の割引・料金プランで月額料金が安くなる
画像引用元:ワイモバ親子割|キャンペーン・おすすめ情報|Y!mobile – 格安SIM・スマホはワイモバイルで
子供名義や子供が利用者登録されたスマホを親が利用する最大のメリットは、学割相当の割引が利用可能で通常より月額料金が安くなることでしょう。
各キャリアやサブブランドは学割に相当する割引を開始し、通常より大きな割引を適用させています。
※学生でなくとも「22歳以下」など年齢が条件のため、「学割」という表記は避けられています。
各キャリア・サブブランドの学割相当の割引
学割相当の割引概要 | ドコモ | au | ソフトバンク | UQモバイル | ワイモバイル |
---|---|---|---|---|---|
学割施策 | ドコモ青春割 U22 | スマホスタート応援割 | 20GBデビュー割 | UQ親子応援割 | ワイモバ親子割 |
対象プラン | 5Gギガホ プレミア ギガホ プレミア ギガホ プレミア:2年定期 | スマホスタートプラン5G/4G | スマホデビュープラン+ | くりこしプランM +5G くりこしプランL +5G | シンプルM/L |
割引額 | 最大3,839円割引 | 1,650円割引 | 1,650円割引 | M:最大1,738円割引 L:最大1,958円割引 | 1,100円割引 |
割引期間 | 最大3ヶ月間 | 最大1年間 | 最大1年間 | 最大1年間 | 最大1年間 |
割引後の最安料金 | 1,089円 | 1,078円 | 1,078円 | M:990円 L:1,870円 | M:990円 L:1,870円 |
期間限定とはいえ激安料金になるため、学割目当てに子供名義で契約する方もかなり多く見受けられます。
この後解説するデメリットには注意が必要ですが、安さを重視するなら子供名義のスマホや子供を利用者登録して利用するのは有効な手段となるでしょう。
一定の年齢以下が条件の機種代金割引が利用できる
画像引用元:【オンライン限定】U22 | スマートフォン・携帯電話 | ソフトバンク
各キャリアでは、多種多様な機種代金の割引施策を実施しています。
その中には「22歳以下」など年齢が条件になっているキャンペーン・割引もあります。
- ドコモ:5G WELCOME割
30歳以下なら対象iPhoneにMNPで20,000pt還元 - au:au Online Shop U22新規ご契約特典
22歳以下なら対象機種購入でau PAY残高10,000円相当還元 - ソフトバンク:U22 Web割
22歳以下なら対象機種から最大21,600円割引
子供名義の名義での契約、または子供を利用者登録しての契約をすることで、こうしたキャンペーン・割引でお得に新しい機種が購入できます。
子供の学割スマホを親が使うデメリットは?
続いて、子供名義の契約・子供を利用者登録して親が使うデメリットを見ていきましょう。
先の解説の通り、子供名義・子供を利用者にした契約は、料金面で一時的にお得になります。
しかし、使い方によっては大きなデメリットもあるので、子供名義の契約をする前に、問題ないかしっかりチェックしてください。
- LINEの年齢認証が子供の年齢になる
- 原則フィルタリングサービスに加入する必要がある
- ショップでの手続きが必要な時に面倒
- 子供がある程度自由に契約を変えられる
LINEの年齢認証が子供の年齢になる
画像引用元:LINE|いつもあなたのそばに。
子供が12歳未満の場合は「親名義+子供を利用者」で登録することになります。
このパターンでは、LINEを利用する際の年齢認証が子供の年齢となってしまう関係で、ID検索・IDでの友だち追加機能が利用できません。
面識のある人とだけLINEをするなら問題ないでしょうが、連絡がSNS中心の場合や仕事の連絡にLINEを利用している場合、ID検索・IDでの友だち追加ができないと致命的です。
LINEの用途によっては損害につながる可能性もあるため、仕事等にLINEを利用するなら、子供を利用者に登録したスマホは使わないようにしましょう。
原則フィルタリングサービスに加入する必要がある
画像引用元:子どもとネットのトリセツ
スマホを販売する各キャリアや格安SIM事業者は、登録上の利用者が未成年の場合、原則としてフィルタリングサービスを提供する義務が課せられています。
参考:「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(平成20年法律第79号)」
実際は大人が利用するとしても、子供名義・子供が利用者の契約の場合、フィルタリングサービスに加入しなければいけません。
特に、キャリアショップや家電量販店で手続きをする場合、子供の年齢に応じたフィルタリングサービスを設定した上での受け渡しとなります。
このことを知らずに契約すると、実際に大人が利用する際に「Amazonにアクセスできない」「ネットバンクが開けない」など、使いたいWebサイトが利用できないトラブルの原因になります。
各キャリアが用意している書式を提出することでフィルタリングの解除は可能ですが、大人名義で契約するより少し手間がかかってしまいます。
- ドコモ:フィルタリングサービス不要申出書
- au:フィルタリングサービスを利用しない旨の申出書
- ソフトバンク:法定代理人同意書
- 楽天モバイル:フィルタリング・サービス不要申出書
ショップでの手続きが必要な時に面倒
子供の名義でスマホ契約でショップに行く必要がある場合、基本的に子供と一緒にショップに行くことになります。
これは、子供の名義とはいえ契約なので、ショップで手続きする際は「契約者の本人確認」が必要になるためです。
その反面、未成年者の手続きの多くは「親権者の同意」が必要になるため、いずれにせよ親子揃ってショップに行く必要があるということです。
大人だけで手続きできないので、ショップでの手続きする必要がある場合は、少々面倒なことになるでしょう。
子供がある程度自由に契約を変えられる
また、子供を名義人にする際は、「子供がある程度自由に契約を変更できる」ということもデメリットになるでしょう。
スマホ自体は大人が利用していても、親権者の同意が不要な手続きなら、子供がショップに行けば問題なく受付できる状態です。
「親と喧嘩したから、親が使っている自分名義のスマホ料金を1番高くしたい。」
実際、上記のような突拍子もない理由で来店した方もいました。
契約者を子供にすると、こうしたリスクも少なからず生じることを忘れないようにしましょう。
子供名義のスマホを親が使うメリットは料金・機種代金の安さ
今回は、子供名義のスマホを親が使うメリット・デメリットと、学割が適用されるかについて解説しました。
- 年齢が条件の割引・料金プランで月額料金が安くなる
- 一定の年齢以下が条件の機種代金割引が利用できる
- 機種代金がお得になるのは新規契約・乗り換え
- LINEのID検索など成人年齢が条件の使い方ができない
→用途によっては致命的なデメリットです - 原則フィルタリングサービスに加入する必要がある
- ショップでの手続きが必要な時に面倒
- 子供がある程度自由に契約を変えられる
子供名義で契約すると、各キャリア・サブブランドの学割相当の割引が利用できます。
期間限定ですが、親名義で普通に契約するより、大幅にお得になることが最大のメリットとなるでしょう。
また、機種代金も30歳以下・22歳以下のキャペーン・割引が適用されることで、1〜2万円ほどお得です。
料金・機種代金をお得にするなら、子供名義のスマホを親が使うのは有効な手段ですね。
その反面、LINEのID検索が使えなかったり、ショップでの手続きは子供と一緒に行く必要があったりと、普通に契約するより不便になることもあります。
子供名義のスマホを利用することを考えている方は、今回の解説を参考に、デメリットに問題ないか慎重に確認してください。