
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
2019年11月1日、ドコモが「はじめてスマホ購入サポート」の提供を開始しました。
はじめてスマホ購入サポートは、ケータイからスマホに乗り換えする方を対象に、新しい端末の機種代金を割引するサービスです。
他の割引サービスとの併用も可能なので、組み合わせによっては機種代金を半額以下にすることもできます。
ドコモの機種変更を3万円お得にする方法とクーポン・キャンペーン情報今回は、はじめてスマホ購入サポートの詳細と、他の割引サービスと併用した場合の月額料金について見ていきましょう。
トップ画像引用元:はじめてスマホ購入サポート | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
ドコモの新サービス「はじめてスマホ購入サポート」とは
画像引用元:NTTドコモ ホーム
今回取り上げる「はじめてスマホ購入サポート」は、以前からあるドコモの「はじめてスマホ割」とはまったく別物の割引サービスとなります。
名前が非常に似ているので、ちょっとややこしいですよね。
はじめてスマホ購入サポートの期間と内容
- 2019年11月1日から
本割引サービスはすでに始まっています。今のところ、終了時期についてのアナウンスはありません。
- 対象機種を購入する際、機種代金の一部をドコモが負担してくれる。
- 割引額は機種によって異なる。最大で22,000円。
人気機種の割引額
機種 | 割引額 |
---|---|
iPhone 11 iPhone 11 Pro iPhone 11 Pro Max iPhone XS iPhone XS Max iPhone XR | 22,000円 |
iPhone 8 iPhone 7 | 11,000円 |
Xperia 5 Xperia 1 Galaxy Note10+ Galaxy S10 Galaxy S10+ AQUOS R3 HUAWEI P30 Google Pixel 3 Google Pixel 3 XL など | 22,000円 |
AQUOS sense3 Galaxy A20 Xperia Ace arrows Be3 など | 11,000円 |
これらは対象機種の一部です。全対象機種はこちら。
還元方法は購入したお店の種類によって異なる!
スマホをどこで購入したかによって、還元方法が異なります。
- ドコモショップで購入した場合:端末の機種代金をそのまま値引き
- ドコモオンラインショップで購入した場合:購入の翌々月に割引金額相当のdポイント(期間・用途限定)が付与される
実店舗では機種代金が直接値引きされ、ドコモオンラインショップではⅾポイントで還元されます。
なお、ⅾポイントによる還元を受けるためには、ⅾポイントクラブ会員になる必要があります。
オンラインショップで手続きする際は注意してくださいね。
はじめてスマホ購入サポートの対象となる手続き
本割引は、以下の契約形態が対象となります。
- FOMAからXiへの機種変更(ただし、FOMAでもキッズケータイプランとデータプランは対象外)
- 他社の3G回線からXiへの乗り換え
基本的に、ケータイ(FOMA)からスマホ(Xi)への契約変更が対象です。
また、ドコモユーザーに限らず、他社のケータイ(3G回線)からドコモのスマホへ乗り換えた場合も対象となります。
対象となるプランは?
本割引が対象を制限しているのは契約形態だけです。
プランには特別な制限がありません。
ドコモ音声通話付きプランの「ギガライト」「ギガホ」の2種類から、どちらかを選択します。
はじめてスマホ購入サポートの注意点
ここからは、はじめてスマホ購入サポートで注意すべきことを見ていきましょう。
はじめてスマホ購入サポートの対象外となるもの
以下の回線は本割引サービスの対象外となります。
- 過去6ヶ月以内に機種購入手続きをしている回線
- 過去6ヶ月以内にXiからFOMAへの契約変更をしている回線
- 過去6ヶ月以内に持ち込みした機種で、ドコモと新規契約している回線
いずれも6ヶ月以内に何かしらの契約をしているものばかりです。
つまり、前回の契約から6ヶ月が経過していれば、まったく気にする必要はないとも言えます。
期間・用途限定のdポイントは月々の支払いに使えない?
本サービスのdポイント還元で付与されるポイントは、期間・用途限定のものです。
ところが、公式サイト上には、「期間・用途限定ポイントは、ケータイ料金の支払いには使えない」という記載があります。
これを見て、「せっかくdポイントをもらっても、あまりお得じゃない……」とがっかりされた方も多いのではないでしょうか。
しかし、そんなことはありません。
確かに「期間・用途限定ポイントは、ケータイ料金の支払いには使えない」のですが、この「ケータイ料金」とは、「通信料金(プラン料金など)」のことを指しているのです。
機種代金の支払いは「通信料金」には含まれません。
つまり、機種代金に対しては期間・用途限定ポイントを使うことができるのです。
「ドコモオンラインショップではじめてスマホ購入サポートを利用しても、ⅾポイントがもらえるだけで、機種代金は割引できない」と勘違いしやすいところですが、そんなことはありません。
安心して利用してくださいね。
FOMAのサービス終了
これは本割引とは直接関係のない話ですが、ドコモのFOMAと携帯電話のiモードサービスは、2026年3月末で終了します。
つまり、あと数年でFOMA回線を利用するケータイなどが利用できなくなるということです。
はじめてスマホ購入サポートは非常にお得な割引サービスですから、これを機に早めにスマホへ移行しておきましょう。
次の章では、はじめてスマホ購入サポートと併用できる割引サービスについて解説します。
スマホおかえしプログラムでさらに割引!
画像引用元:スマホおかえしプログラム | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
はじめてスマホ購入サポートは、割引効果が非常に高い「スマホおかえしプログラム」との併用が可能です。
まずは、スマホおかえしプログラムの内容を確認してみましょう。
スマホおかえしプログラムの割引内容
スマホおかえしプログラムは、端末を36回払いで購入し、24ヶ月目以降に端末をドコモに返却することで、その後の支払いが免除になるサービスです。
画像引用元:スマホおかえしプログラム | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
上の画像のように、24ヶ月目に端末を返却すれば、その後の25回目以降の支払いが免除されます。
108,000円のうち、36,000円分の支払いがなくなるということは、機種代金が実質2/3の金額になるということです。
スマホおかえしプログラムの条件
どのキャリアにも言えることですが、効果が高い割引サービスは、その分だけ条件も厳しくなる傾向にあります。
しかし、スマホおかえしプログラムの条件は、それほど厳しいものではありません。
- 対象のスマホを36回払いで購入する
- スマホを返却する
このように、スマホおかえしプログラムの条件は比較的ゆるく、むしろ無条件に近い内容となっています。
ただし、端末を返却する際は、次の条件を満たしている必要があるので注意してください。
- 対象機種が正規店で購入されたものであり、購入における不備・不正がないこと。
- 返却時における対象機種分割支払金や回線料金の支払いに怠りがないこと。
- 対象機種に記録されているデータが消去できること。
- 対象機種を改造していないこと。
- 加入者が対象機種の所有権を有していること。
- 対象機種に故障、水濡れ、破損および画面割れがないこと。また、ドコモ指定の査定基準を満たし、査定が完了すること。
どの条件も難しいものではありません。
普通にスマホを利用していれば満たせてしまうものばかりです。
ただ、スマホの水濡れや故障には注意してください。
端末の状態が規定の査定基準を満たしていない場合、20,000円(税抜)の故障時利用料が発生してしまいます。
スマホの取扱には十分気を付けてくださいね。
はじめてスマホ割も割引額は高い!
画像引用元: はじめてスマホ割 | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
はじめてスマホ購入サポートは、「はじめてスマホ割」とも併用できます。
はじめてスマホ割の内容
はじめてスマホ割は、最大12ヶ月間、月額料金を1,000円割引するサービスです。
対象となるのは、ケータイからスマートフォンに契約変更する方。
これはドコモユーザーの方に限りません。
他社ケータイからドコモスマートフォンにMNPする方も対象に含まれます。
はじめてスマホ割の条件
本割引を利用するためには、以下の条件のうちいずれか1つを満たす必要があります。
- 契約変更(FOMA→Xi)であること
- MNPでの新規契約(他社ケータイからスマホ)であること
- ウェルカムスマホ割を利用中で、スマホ割対象プランへ変更する場合
なお、はじめてスマホ割が適用される料金プランは「ギガホ」と「ギガライト」です。
家族でさらに安い!みんなドコモ割
画像引用元: みんなドコモ割 | 料金・割引 | NTTドコモ
みんなドコモ割は、同じ「ファミリー割引」グループ内で、対象のプランを契約している人数に応じて、各回線ごとの月額料金を最大1,000円割引するサービスです。
回線数による割引額は下の表のとおりとなります。
ファミリー割引 グループの人数 | 割引額 |
---|---|
1回線 | 0円 |
2回線 | 500円 |
3回線以上 | 1,000円 |
「ファミリー割引」に加入できる家族
ファミリー割引に加入できるのは、以下の条件を満たしている家族です。
- 三親等以内の親族で、別居・同居をいとわない
かなり緩い内容なので、加入条件で困ることはほとんどないでしょう。
カウント対象プランと割引対象プラン
みんなドコモ割を利用する上で、最も気を付けたいのが対象プランです。
本割引には、「カウント対象となるプラン」と、「カウント対象かつ割引対象になるプラン」の2種類があります。
- カウント対象プラン:ドコモが提供している、音声通話が可能な全てのプラン。なお、2in1、キッズケータイプラス、キッズケータイプランは対象外
- カウント・割引対象プラン:ギガホ・ギガライト
みんなドコモ割の適用例
画像引用元:みんなドコモ割 | 料金・割引 | NTTドコモ
上の画像の家族は、全員「音声通信が可能なプラン」を契約しています。
ただし、「キッズケータイプラス」は割引の対象外です。
よって、合計回線数は「3回線」となります。
ファミリー割引 グループの人数 | 割引額 |
---|---|
1回線 | 0円 |
2回線 | 500円 |
3回線以上 | 1,000円 |
3回線ということは、各回線の割引額は1,000円です。
しかし、割引対象となるプランは「ギガホ」と「ギガライト」のみ。
つまり、1,000円の割引が適用されるのは母と娘だけで、父と息子には適用されません。
次の章では、各割引サービスを併用した場合の月額料金を計算します。
割引サービスを活用すると月額料金はいくらになる?
前のページまでに登場した4つの割引をフル活用した場合、月額料金はいくらになるのでしょうか。
実際に計算してみましょう。
シミュレーションの条件
- ケータイ(FOMA)からスマホ(Xi)に移行
- 適用する割引ははじめてスマホ購入サポート、スマホおかえしプログラム、はじめてスマホ割、みんなドコモ割(3人)
- 購入する機種はiPhone 11(64GB)
- 端末の支払いは24回払い(スマホおかえしプログラムでは24ヶ月目に端末を返却)
- はじめてスマホ購入サポートのⅾポイントは、24回に分けて月額料金の割引に利用する
これらの割引をフル活用した場合の月額料金は以下のとおりです。
なお、表中の価格は税込となっています。
項目 | 割引を適用した場合 | 割引を適用しない場合 |
---|---|---|
機種代金 | 87,120円 (2,420円×36回) | 87,120円 (3,630円×24回) |
スマホおかえし プログラム | -29,040円 (-2,420円×12回) | - |
はじめてスマホ 購入サポート | -22,000円 (-916円×24回) | - |
ギガライト (1GB未満) | 3,278円 | 3,278円 |
はじめてスマホ割 | -1,100円 | - |
みんなドコモ割 | -1,100円 | - |
月額合計 | 2,582円 | 6,908円 |
年額合計 | 30,984円 | 82,896円 |
※ 2年契約(自動更新・解約金あり)適用の場合
3つの割引をフル活用した結果、月額で約4,300円、年額では約50,000円もの差が出ました。
iPhone 11は高額な機種ですが、スマホおかえしプログラムとはじめてスマホ購入サポートを併用すれば、約51,000円も安くなるということです。
今がチャンス!ドコモでお得にスマホへ乗り換えよう
今回は、2019年11月1日にスタートした、「はじめてスマホ購入サポート」について解説してきました。
- はじめてスマホ購入サポートは、ケータイからスマホへ契約変更した方を対象に、新規購入する端末の価格を最大22,000円割引するサービス。
- 割引額は機種によって異なるが、高額なものほど割引額も高くなる。
- 対象はケータイからスマホへの契約変更のほか、他社のケータイからドコモのスマホに乗り換えるケースも含む。
- はじめてスマホ購入サポートは、スマホおかえしプログラムと併用が可能。iPhone 11であれば合計で50,000円以上の割引に。
はじめてスマホ購入サポートは、スマホおかえしプログラムをはじめとした様々な割引サービスと併用できるため、トータルの月額料金が非常にお得になります。
現在ケータイをお使いの方で、スマホへの乗り換えを予定している方は、ぜひこのチャンスを活かしてくださいね。
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