
ソフトバンク・au・ドコモの方は、公式のオンラインショップを利用すれば事務手数料が不要で通常のショップよりお得に購入できます。
今使っているスマホを機種変更しようと思うタイミングは人それぞれだと思いますが、手続きのタイミングによっては機種代金が二重で発生するなど損をしてしまうこともあります。
どうせなら、なるべくお得に最適なタイミングで機種変更したいですよね。
では、ドコモで機種変更するには一体、いつがおすすめなのでしょうか。
今回は、ドコモで機種変更するタイミングについて詳しく解説していきます。
2年縛りやスマホおかえしプログラムのような注意点についても解説しますので、これから機種変更を検討している人はぜひ参考にしてください。
- 機種代金の支払いを完済した時
- スマホに不具合が発生するなど寿命を感じた時
- スマホおかえしプログラムを適用してから24ヶ月目以降
- 契約期間や解除料は気にする必要ない
トップ画像引用元:だから、ドコモ。 | NTTドコモ
ドコモで機種変更するおすすめのタイミングは?
スマホの機種代金の支払いが終わった時や、スマホに不具合が出た時など機種変更が頭をよぎることがあると思います。
中には、「今使っているスマホに飽きてきた」という理由で機種変更を考える人もいるでしょう。
そこでこの章では、ドコモで機種変更をするなら、一体いつのタイミングがおすすめなのか解説していきます。
機種代金の分割払いを完済した時
多くの人が2年以上機種代金を分割で支払うことになります。
機種代金を支払っている最中に機種変更をしてしまうと、新しいスマホの代金の分割も重なってしまうので毎月の負担が大きくなってしまいます。
機種代金の二重払いを防ぐためにも、今使っているスマホの支払いが完済した後に機種変更を検討するのがおすすめです。
使っているスマホに不具合が出てきた時や故障した時
スマホの寿命は使い方によって異なりますが、大体平均して2年から3年だといわれています。
もちろん、そこまでスマホを使う頻度が多くない人は本体の負担も少なくなるため、より長く使うことができるでしょう。
しかし、「形あるものはいつか壊れるという」言葉の通り、長く使っていくうちに不具合が頻発したり故障してしまうこともあります。
修理に出すのも良いですが、中には修理の保証オプションに加入しておらず高い修理費がかかるという人もいます。
だからといってそのまま使い続けては、突然全く使えなくなってしまい困ってしまうこともあるでしょう。
使っているスマホの寿命を感じた時も、機種変更するには良いタイミングです。
機種変更では契約期間は気にする必要ない
筆者もショップスタッフとして働いていたことがありますが、機種変更の時に「違約金とかかかりませんか?」と聞く人がかなり多かったです。
スマホを変えるということで違約金や更新月を気にする人もいると思いますが、機種変更においてはそれらを気にする必要は一切ありません。
なぜなら、機種変更は回線の解約ではなくあくまで契約の変更だからです。
更新月以外で違約金が発生するのは、解約を伴う手続きのみです。
つまり、回線そのものを消してしまう解約と他社への乗り換えの手続きのみということになります。
機種変更をするなら違約金や更新月を心配する必要はありません。
短期解除料に注意
違約金や更新月を気にする必要はないと前述しましたが、契約内容によっては「短期解除料」と呼ばれる違約金が発生する場合もあります。
スマホの機種代金を大幅に割引するなど、特別なキャンペーンを使って契約した時に設けられていることが多いです。
期間は大体1年以内に設定されており、1年以内にお得に購入したスマホを手放すようなことをすると違約金が発生します。
つまり、解約や乗り換えだけでなく機種変更も対象ということになります。
短期解除料が発生するかどうか、事前に情報照会で確認しておきましょう。
スマホおかえしプログラムを使うと機種変更がお得に
画像引用元:スマホおかえしプログラム | キャンペーン・特典 | NTTドコモ
スマホおかえしプログラムは、ドコモで機種変更する時に利用できるお得なサービスです。
この章では、プログラムの特長や条件について詳しく解説していきます。
スマホおかえしプログラムとは?
スマホおかえしプログラムとは、機種変更の時に今まで使っていたスマホの機種代金を最大12回分無料にできるプログラムです。
このプログラムを適用するには、下記の2つの条件を満たす必要があります。
- 対象のスマホを36回分割支払いにする
- スマホを返却して査定にクリアする
36回分割支払いで契約後、次の機種変更の時に今まで使っていたスマホをドコモに返却しなければいけません。
最大12回分の機種代金が無料になるので、実質機種の支払い期間は24ヶ月ということになります。
24ヶ月目に機種変更するのがベストなタイミングといえるでしょう。
ただし、返却する時にもいくつか条件があるので注意が必要です。
- 正規店で購入したものであり、購入における不備や不正がない
- 返却時に分割機種代金や回線契約における料金の支払いを怠る恐れがないこと
- 対象のスマホのメモリやデータを消去できること
- 改造していないこと
- スマホおかえしプログラム対象者が対象スマホの所有権を持っていること
- 査定条件を満たすこと
返却条件の中で特に注意するべきは、「料金の支払いを怠る恐れがないこと」という点です。
ドコモ利用料金と分割機種代金を滞納している場合、返却することができません。
また、返却時に査定が行われます。
この査定にクリアしないとスマホおかえしプログラムが適用できなくなるので、事前にどのような内容なのか知っておきましょう。
- 対象のスマホに故障、水濡れ、著しい外観破損または画面割れがないこと
- 上記以外にドコモ指定の査定基準を満たしていること
つまり、査定にクリアするには、機種変更するまでの間スマホを傷つけることなく、大事に使うことが必須ということになります。
査定条件を満たさない状態でスマホおかえしプログラムを適用したい場合は、20,000円の故障時利用料を支払わなければいけない可能性もあります。
2年のスパンで新しいスマホを使いたい人にぴったり!
スマホおかえしプログラムを適用する場合、ユーザー側がスマホを買い取るのではなく、所有権がドコモにある状態で2年ほど使うことになります。
完全に自分のものにならないですし、機種変更の時点でドコモ側に返却する必要があるので、いわばレンタルと同じような扱いといえます。
できるだけ同じ機種を長い間使いたいという人には向いていませんが、2年のスパンで常に新しいスマホを使いたい人にはかなりお得なプログラムです。
ただし前述の通り、傷や水濡れ、故障など査定は厳しいので、2年間なるべく綺麗な状態で大切に使うようにしましょう。
- 機種代金の分割払いが完済した時
- 使っているスマホが故障、または不具合が発生した時
- 機種変更の場合は解除料など一切発生しないので、契約期間は気にする必要はない
- スマホおかえしプログラムを使えば、次回の機種変更で機種代金が最大12回分お得になる
ドコモの2年縛りは今もあるの?
ドコモをはじめとする大手キャリアでは、これまでずっと「2年縛り」と呼ばれる厳しい契約の縛りがありました。
国からも問題視されていた2年縛りですが、2019年10月からすべてのキャリアで大幅に改定された新プランが発表され、ニュースになったのを覚えている人も多いでしょう。
そこで、この章ではドコモのこれまでの2年縛りと変更点について解説していきます。
以前のドコモの2年縛り
これまでのドコモの2年縛りでは、契約期間中の解約や他社への乗り換えで契約解除料が9,500円も発生していました。
契約期間は2年間で更新月が3ヶ月あり、違約金なしで解約や他社への乗り換えができるのはこの3ヶ月間だけでした。
変更された新プランが登場したのは2019年10月なので、現在も上記の内容で契約している人が大半だと思われます。
変更された点は、まず契約解除料の金額です。
これまで9,500円でしたが、1,000円にまで値下げされました。
解約や他社へ乗り換えするだけで10,000円近くかかるということでネックに感じていた人も多いと思いますが、1,000円であれば今までよりも気軽に解約や乗り換えができます。
定期契約ありプランとなしプランの差額が170円に
これまでも、2年契約の自動更新がついている定期契約ありのプランとなしのプランの2種類がありました。
定期契約ありのプランとなしのプランの差額が1,000円以上することから、毎月の料金を抑えるために必然的に定期契約ありのプランに契約せざるを得ませんでした。
しかし、その差額も現在の新プランではたった170円しかありません。
また、ドコモでは、dカードを支払先に設定することで定期契約なしのプランから170円割引されるので、定期契約ありのプランと同等の金額で利用することができます。
プラン変更する場合の注意点
2019年9月30日以前に契約をしていた人で、契約の縛りが緩和された新プランに変更したい人も多いでしょう。
ドコモでは、以前から利用している人もすぐに新プランに変更することが可能です。
しかし、旧プランにおける更新月を迎えるまでは今までの9,500円の契約解除料が請求されることになります。
つまり、次の更新月を過ぎないと新プランのサービスが利用できないということになります。
新プランに変更してすぐに解約・他社への乗り換えを検討していた人は注意してください。
- 以前は自動更新つきの2年契約で契約解除料が9,500円だった
- 2019年10月より解除料1,000円に変更となる
- さらに定期契約の有無によるプラン料金の差額が170円になった
- プラン変更しても次の更新月を迎えるまでは旧プランの条件が継続となるので注意
機種変更するなら月初と月末どちらが良い?
プラン変更や解約の手続きで1番気になるのが、お得なタイミングです。
適用されるタイミングや日割り計算の有無によって、手続きに最適なタイミングがあります。
そこで、次に機種変更は月末と月初どちらにするべきか検討してみました。
機種変更当月の料金はこれまでのプランと同じ
機種変更の場合、手続き当月の利用料金はこれまでと一切変わりません。
機種変更後の料金が適用されるのは翌月となります。
新しいスマホの機種代金が加算されるのも翌月です。
月途中でプランや料金が変わることもないので、月初も月末も気にする必要はありません。
日割り計算なども一切ないので機種変更では気にする必要はない
前述の通り、すべて翌月適用となるのでプラン料金などの日割り計算もありません。
日割り計算の有無によって月末か月初か判断する人も多いと思いますが、それがない以上気にする必要は一切ないといえます。
ドコモに乗り換える時のおすすめのタイミング
次にドコモに乗り換えるタイミングについて解説していきます。
ドコモに乗り換える時に考えなければいけないのは、現在使っているキャリアの利用料金や契約期間です。
機種変更よりも違約金がかかる可能性が高く、タイミングを誤ると非常に損してしまうので、乗り換えに適切な時期を是非把握しておきましょう。
契約解除料がかからない更新月
ドコモに乗り換える場合、移転元キャリアでは契約解除料が発生します。
2年縛りが緩和された新プランは10月から取り扱いがスタートしているので、既に新しい2年縛りで利用できている人はかなり少ないでしょう。
そのため、以前の9,500円という非常に高額な違約金が発生する可能性が高いです。
違約金がかからない期間は更新月しかないので、余計な費用を抑えたい場合は次の更新月まで待つのがおすすめです。
事前にショップやアプリなどで更新月がいつになるのかチェックしておくことをおすすめします。
移転元キャリアの料金は日割り計算されないので月末がおすすめ
利用料金についてですが、解約の場合どのキャリアも日割り計算されません。
つまり、いつ乗り換えしても利用料金が満額発生することになります。
1日も30日もどちらも料金が変わらないなら、月末に乗り換えをする方がおすすめです。
また、ドコモで契約をする場合、契約月の利用料金は日割り計算となります。
移転元キャリアとドコモの利用料金が重なる契約月のコストを最小限にするためにも、月末がベストだといえます。
ただし、月末はどのドコモショップも混雑する傾向にあるので、事前に予定を作って予約しておくことをおすすめします。
ショップに行く必要のないオンラインショップで手続きをするのもアリです。
今後の機種変更を考えてスマホおかえしプログラムは利用するべき
前頁で解説したスマホおかえしプログラムは、機種代金が最大12回分無料になる非常にお得なプログラムです。
スマホの返却や査定など厳しい条件つきではありますが、今後の機種変更を考えて利用することをおすすめします。
適用するには36回の分割払いで契約するだけなので、プログラムを利用する気がなくてもとりあえず分割で契約しておくと良いでしょう。
分割で契約した後も希望であれば一括清算も可能なので、プログラムを使う予定がない場合一気に機種代金を支払うこともできます。
機種変更は完済後やスマホの調子が悪くなった時がおすすめ
最後に、ドコモに乗り換える時のおすすめのタイミングについてまとめます。
機種変更するのであれば、契約期間や違約金を心配する必要はほとんどありません。
機種代金を完済した時やスマホの寿命を感じた時など、スマホの支払い状況や使い心地で機種変更のタイミングを判断すると良いでしょう。
新プランなら2年縛りも緩和されているので、機種変更時にプランの変更をしておくこともおすすめします。
ただし、次の更新月を迎えるまでは旧プランの条件が継続されるので注意してください。
一方で、ドコモに乗り換える場合は、移転元キャリアで契約解除料が発生しないタイミングがベストです。
また、解約時に利用料金の日割り計算は行われないので、なるべく月末に手続きすることをおすすめします。
最大12回分の機種代金が無料になるスマホおかえしプログラムは、今後機種変更する上で非常にお得になります。
機種変更や乗り換えの時に36回分割で契約し、いつでもプログラムを使える状態にしておくと良いでしょう。
- 機種代金の支払いを完済した時
- スマホに不具合が発生するなど寿命を感じた時
- スマホおかえしプログラムを適用してから24ヶ月目以降
- 契約期間や解除料は気にする必要ない