ドコモのLTE-Mとは?IoTサービス向け通信方式で省電力を実現

  • 2019年2月7日
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ドコモのLTE-Mとは?IoTサービス向け通信方式で省電力を実現

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NTTドコモが2018年10月1日、あらたなサービスとして「LTE-M」をスタートさせました。

LTE-Mは、従来と比較して省電力でより広域をカバーすることのできる通信方式です。

ただスマホへ向けてのサービスではなく、IoTサービス向け通信方式となっています。

「IoT」は近年になってよく聞かれるようになってきた言葉です。しかし、今後はさらなる需要の拡大が見込まれている分野でもあります。

この記事ではLTE-Mのサービスについて、またLTE-Mをよりよく知るために必要なIoTについても掘り下げてご説明します。

トップ画像引用元:ドコモのIoT利用シーン

1 NTTドコモのLTE-MサービスとIoTプラン

画像引用元:NTTドコモ

ドコモによるLTE-Mサービスの提供開始は、大きな注目を集めました。ただこれが日本初というわけではなく、各社において同様の動きは見られてきています。

大手では、2018年1月にKDDIが最初にLTE-M回線でLPWAの提供をスタートさせました。

続いて2018年4月、ソフトバンクがLTE-MとNB-IoTの提供を開始。NB-IoTに関しては、ソフトバンクが最初に商用サービスをスタートさせました。

さらに2018年9月には、KDDIの関連子会社であるソラコムが、LTE-Mを利用するプランの提供をアナウンスしています。

MVNOのソラコムは、もともとドコモの回線を使っていました。そのため、同社ではKDDIとドコモ回線の両方を利用していたのですが、新プランではKDDIのLTE-M回線が提供されています。

1-1 ドコモのLTE-Mサービスは提供範囲を拡大中!

NTTドコモでは、東京都と大阪府、千葉県の一部を対象としてLTE-Mサービスの提供を開始しました。

もちろんエリアは拡大されつつあり、2019年3月にはLTEの通信網と変わりないものになる見込みです。

LTE-Mサービスはこんな人に向いている!

LTE-Mサービスの提供は、広域にわたって通信する必要があるユーザーにとって、大きなメリットとなることでしょう。

一例として、遠隔地から諸々の機器で定期的にデータの測定をしなければならない、離れて生活する家族の位置情報を確認する必要があるといった具合です。

また、普段からあまり通信を利用していない(=通信量が少ない)ユーザーにとっても、料金面でのメリットが望めます。

1-2 ドコモのLTE-M 料金プランは2種類

アップルウォッチ

画像引用元:iPhone | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ

当然ながら、ドコモのLTE-Mは無料では利用できません。毎月、利用料金が発生します。しかし、IoTの実現には、スマホとは比べ物にならないほど大容量の通信が必要です。

そのためNTTドコモでは、通信量が抑えられた「IoTプラン」と、高速通信が必要なユーザーへ向けた「IoTプランHS」という2のプランを用意しています。

ドコモの「IoTプラン」

画像引用元:IoTプラン・IoTプランHSR | 料金・割引 | 法人のお客さま | NTTドコモ

「IoTプラン」はごく一般的な利用に適しているプランです。送受信のスピードは、最大で128kbpsとなっています。

項目仕様
月額基本使用料2年定期契約あり:400円/2年定期契約なし:800円
無料通信分922円(30MB)
通信料金0.03円/KB
上限額2年定期契約あり:1,200円/2年定期契約なし:1,600円
通信速度送受信最大128kbps

2年契約で、利用料金は通信量が150MBに達するまでは毎月400円。

超過分については1KBにつき0.03円ずつの加算です。

加算の上限は56MBで1,200円。それ以上の超過によるプラスはありません。

2年契約でない場合は、基本料金も上限の料金も400円ずつ上積みされます。

ドコモの「IoTプランHS」

画像引用元:IoTプラン・IoTプランHSR | 料金・割引 | 法人のお客さま | NTTドコモ

「IoTプランHS」は、LTEで高速通信をしたいユーザーに適しているプランです。大容量のデータ通信を行うことが想定されています。

項目仕様
月額基本使用料2年定期契約あり:600円/2年定期契約なし:1,000円
無料通信分4,608円(150MB)
通信料金0.03円/KB
上限額2年定期契約あり:2,900円/2年定期契約なし:3,300円
通信速度LTE高速通信(3GB超で送受信最大128kbps)

2年契約で、通信量が150MBに達するまでは毎月600円。

超過分については、1KBにつき0.03円ずつの加算です。

加算の上限は225MBで2,900円。それ以上の超過によるプラスはありません。

ただし、通信量が3GBを超過すると、通信速度が128kbpsにまで低速化されます。2年契約でなければ、基本料金も上限の料金も400円ずつ上積みされます。

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次のページでは、IoTサービス向け通信方式「LTE-M」の特徴について解説します。

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この記事を書いた人
ysn
ysn
北海道出身。就職活動が厳しい中、幸いにして希望していた会計事務所勤務を実現。しかしコミュ力不足が露呈し即挫折。諸々のアルバイト経験などを経て約15年前、ウェブライターの仕事に出会う。私生活はアナログながら、デジタル分野の知識を情報収集力でカバー。

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